引越し屋へのチップの金額・渡すタイミング|一人暮らし
更新日:2020年08月28日
引越し屋へのチップの金額
引越しの時にお世話になる引越し屋さんに、大変な作業をしてくれたお礼にチップや心付けを渡すべきなのか、迷ったことはありませんか。チップを渡す人はどのくらいいるのでしょう。料金を払っていれば必要ないのでしょうか。また、渡す際の金額の相場や渡し方のルールなど、みなさんが気になることをご紹介します。
状況別引越し屋への心付けの相場
基本的に、引越し屋さんにチップを渡さなければいけないという決まりはありません。しかし、中には荷物が多い人、長距離の引越しの人などは、大変な作業をしてもらい感謝の気持ちを示したいという気持ちを持つ事もあるでしょう。年代が上の人ほどチップや差し入れをする習慣や傾向があると言われます。
引越し屋に渡すチップの相場としては、作業員1人につき1,000円〜2000円くらいが多くなっています。1000円以下であると、小学生のお小遣いのようで失礼にあたる恐れがあり、逆に2000円を超えると渡す側にも負担が大きくなります。
一人暮らし
1人暮らしの引越しの場合はどうでしょうか。1人暮らしであれば、荷物も少なく規模の小さい引越しであることが多くなります。簡単で安い引越し屋の単身パックなどを使う人も多いでしょう。引越し代を安くおさえているのに、引越し屋に高額なチップを払うという人はそういません。
逆に、引越し代を安くおさえることができたので、その分引越し屋さんに感謝をこめてチップを渡そうと考える人はいるでしょう。
一人暮らしの引越し屋へのチップはどれくらいが妥当なのでしょうか。相場としては、やはり他の引っ越しと同じく1,000円〜2,000円くらいです。荷物が少ない分作業員の数も多くはないので、さほど金額は大きくなりません。小さい引越しであっても、感謝の気持ちを示したいのであれば、チップを渡すことは喜ばれるに違いありません。
遠方への引越し
例えば、九州から関東というように、一日で引越しを終わらせるのが困難な遠方への引越しの場合です。距離が長くなると、引越し作業は荷物を送る作業と下ろす作業の2日間が必要になります。当然、それぞれの作業日と場所によって、作業員のメンバーも変わってきます。
その場合は、それぞれの作業員に対してチップを払うことになります。荷積みの時と荷下ろしだと、荷積みの方が若干大変になるでしょう。かといって、作業員への相場が特に大きく変わるというものでもありません。やはり、最低1000円くらいは包んでおいた方がよいでしょう。もちろん、義務ではありませんので、なにも渡さないという選択肢もあります。
作業員の人数が2倍になれば、チップの代金も大きくなってきますので、現金は渡さずにお茶とおやつなどを渡すということも良いでしょう。その際は、ペットボトルのお茶やお水などに加えて食べやすいものを用意すると良いでしょう。
海外引越し
海外への引越しの場合はどうでしょうか。荷物を出すという作業は同じですが、海を渡るため梱包はより重厚になり、通関手続きの書類も必要になります。作業が多く大変な分、お礼を渡した方いいと感じる人も多いでしょう。
この場合も、チップは義務ではありませんので、個人の判断で決めることになります。必要な費用は払っているので、特に高額なチップを渡さないといけないと言う事はありません。
やはり1000円〜2000円くらいが相場です。気持ちを表すためのものなので、多くてももちろん構いません。サービスに満足していて気持ちを表したいのであれば、高額を包んでもいいでしょう。
大家族
家族の人数が多い引越しは、作業も細かくなり大変なことも多くなります。子どもがたくさんうろうろしている中での引越し作業であれば、引越し屋さんも気を使うでしょう。通常の引越しと比べて手間をかけてしまう分、感謝の気持ちを示すのは良いことです。チップに限らず、差し入れをしたり、丁寧にお礼を伝えたりすると引越し屋さんも気持ちよく作業ができます。
引越し屋へのお礼の仕方
引越し屋へのお礼の仕方について、ご紹介します。
お茶
引越し屋さんへのお礼の仕方は現金だけではありません。お茶を出して労をねぎらうことも喜ばれます。しかし、お茶を出すといっても、湯のみに入れて出してしまうと、飲むタイミングがなかったり、帰りに引き止めてしまうことになりかねません。ペットボトルなどの持ち帰ることができる物を手渡しするようにしましょう。
渡すタイミングとしては、作業が終わった後か、区切りのいい時にしましょう。例えば、引越し荷物を積み終わって新居に向かう前の、荷物の残りがないかなどの確認作業を行うときに渡すなどすればスムーズです。移動中に車の中で飲んだり、休憩しながら飲む事ができるので、喜ばれるタイミングです。
お昼代
初回公開日:2018年04月06日
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