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スナップボタンの簡単な付け方とは?
DIYやハンドメイドを楽しむ人が増え、ハンドメイド用の道具がたくさん売られています。その中で、目立たないけれど活躍するのがスナップボタンです。スナップボタンは、パチンと留めるタイプのボタンのことで、服、鞄、財布、コートなどに使われます。
自分で作る以外にも、ボタンが取れたので修理したい、簡単に留まるようにボタンを付けてリメイクしたいという人もいるでしょう。
今回は、スナップボタンの種類と付け方をご紹介します。付け方はどれも簡単ですから、付け方を覚えれば、ハンドメイドや修理がもっと楽しくなるでしょう。付けるもの別のボタンの付け方もご紹介しますので、ボタン選びに悩んでいる方もご覧ください。
自分で作る以外にも、ボタンが取れたので修理したい、簡単に留まるようにボタンを付けてリメイクしたいという人もいるでしょう。
今回は、スナップボタンの種類と付け方をご紹介します。付け方はどれも簡単ですから、付け方を覚えれば、ハンドメイドや修理がもっと楽しくなるでしょう。付けるもの別のボタンの付け方もご紹介しますので、ボタン選びに悩んでいる方もご覧ください。
打ち具を使うスナップボタン
スナップボタンには、専用の打ち具を使って付けるものが多くあります。打ち具を使って付けるボタンは、丈夫でデザインや色も豊富です。付けるだけで既製品のような仕上がりになります。
打ち具を使うボタンの中で手軽に使えるのは、「アメリカンホック」「リングスナップ」です。表側に見えるヘッドというボタンパーツは、アメリカンホックでは丸型、リングスナップはリング型になっています。裏側になるホソというパーツは、どちらもリング型です。ヘッドとホソには冠のような爪が付いています。
パチンとくっつける部分はゲンコ(凸)とバネ(凹)があり、ゲンコとヘッド、バネとホソをペアにして使います。聞き慣れない名前のパーツばかりですが、付け方はとても簡単です。強く打つ必要はないので、女性でも簡単に付けられます。
打ち具を使うボタンの中で手軽に使えるのは、「アメリカンホック」「リングスナップ」です。表側に見えるヘッドというボタンパーツは、アメリカンホックでは丸型、リングスナップはリング型になっています。裏側になるホソというパーツは、どちらもリング型です。ヘッドとホソには冠のような爪が付いています。
パチンとくっつける部分はゲンコ(凸)とバネ(凹)があり、ゲンコとヘッド、バネとホソをペアにして使います。聞き慣れない名前のパーツばかりですが、付け方はとても簡単です。強く打つ必要はないので、女性でも簡単に付けられます。
アメリカンホックの付け方は?
まず、目うちでホックをつける場所の印を付けます。頑丈な机などの上に、厚い雑誌、ヘッド(リング)、付けたい布、ゲンコ(バネ)の順に重ねます。この厚い雑誌は、ボタンと机に傷がつかないようにするためのもので、当て布でも構いません。
次に、ヘッド(リング)の中心に打ち具を当てて軽く打ち、爪が布から出るようにします。爪に合わせてゲンコ(バネ)をはめてから打ち具で覆い、上から垂直に打ち付けます。爪がゲンコ(バネ)に完全に入り込み、ホックが動いたり浮いたりしなければ完成です。
こちらの動画は、付け方を映像と横から見た図で説明しているのでわかりやすいです。何度か付けるだけですぐ慣れるので、短時間で簡単に付けられるようになります。
このようなスナップボタンは、打ち具がセットになっているものが多く売られています。打ち具があれば好きな色やデザインのボタンを買い足せるので、1つ持っていて損はありません。
次に、ヘッド(リング)の中心に打ち具を当てて軽く打ち、爪が布から出るようにします。爪に合わせてゲンコ(バネ)をはめてから打ち具で覆い、上から垂直に打ち付けます。爪がゲンコ(バネ)に完全に入り込み、ホックが動いたり浮いたりしなければ完成です。
こちらの動画は、付け方を映像と横から見た図で説明しているのでわかりやすいです。何度か付けるだけですぐ慣れるので、短時間で簡単に付けられるようになります。
このようなスナップボタンは、打ち具がセットになっているものが多く売られています。打ち具があれば好きな色やデザインのボタンを買い足せるので、1つ持っていて損はありません。
ホック釦
こちらは、アメリカンホック6組のセットです。初めての方は、このようなセットで売っているものを買いましょう。このセットと金づちがあれば、いつでも付けられます。このアンティークゴールドは、コートでも鞄でも革でも合う色です。
ジャケットのホックが壊れていたので自分で直せないかと思い購入しました。
サイズが若干小さかったんですが、ポケットの目立たない部分だったので気にしないで使ってみました。
説明通りやってみたら簡単に治せました。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R26FBOF61WS01R/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0073ZVRCK
実は簡単!手縫いでつけるスナップボタン
手縫いで付けるスナップボタンは、軽くて目立たず、針と糸以外の特別な道具が要りません。表からボタンが見えないようにしたい時、とりあえず1、2個だけ付けたい時は、手縫いで付けてみましょう。
手縫いのスナップボタンの付け方は?
まずスナップボタンを付けたい場所に布の表から下向きに針を刺し、玉結びの上にスナップボタンの中心が重なるように置きます。スナップボタンの穴の外側から上向きに針を出します。針を出した部分のすぐ隣に針を刺し、スナップボタンの穴の内側からすくうように針を出しましょう。
ゆっくり糸を引くとスナップボタンの外側に糸の輪ができるので、その輪の下から上に針を通して糸を引きます。そうすると輪が閉まり、T字の縫い目ができます。これで1目縫い終わりです。1つの穴に対して3、4回塗ったら、隣の穴を縫います。
最後は、スナップボタンの端ぎりぎりの位置を1針すくってから玉止めをします。スナップボタンと布の間に針を通し、玉結びをボタンの下に隠したら完成です。
言葉で説明されると難しいと感じますが、こちらの動画と一緒に縫うと簡単にできます。
ゆっくり糸を引くとスナップボタンの外側に糸の輪ができるので、その輪の下から上に針を通して糸を引きます。そうすると輪が閉まり、T字の縫い目ができます。これで1目縫い終わりです。1つの穴に対して3、4回塗ったら、隣の穴を縫います。
最後は、スナップボタンの端ぎりぎりの位置を1針すくってから玉止めをします。スナップボタンと布の間に針を通し、玉結びをボタンの下に隠したら完成です。
言葉で説明されると難しいと感じますが、こちらの動画と一緒に縫うと簡単にできます。
どんな糸を使うとよい?
スナップボタンを手縫いで縫いつける場合には、手縫い用の糸を使います。手縫い用の糸が無い時は、ミシン糸や刺しゅう糸2本で縫っても大丈夫です。
糸の色は、目立たない色を選びましょう。簡単なのは、どの裁縫セットにも入っている白色やグレーの糸です。白色やグレーはスナップボタンと色が似ているので意外と目立ちません。布の色と糸の色を合わせる時は、淡い色の布には布より薄い色の糸、濃い色の布には布より濃い色の糸を合わせます。
糸の色は、目立たない色を選びましょう。簡単なのは、どの裁縫セットにも入っている白色やグレーの糸です。白色やグレーはスナップボタンと色が似ているので意外と目立ちません。布の色と糸の色を合わせる時は、淡い色の布には布より薄い色の糸、濃い色の布には布より濃い色の糸を合わせます。
スナップボタンの向きは?
[no_toc]スナップボタンの付け方で、向きは決まっているのでしょうか。普通は、ボタンを留めた時に上になる方に凸型を、下になる方に凹型を付けます。後で詳しくご紹介しますが、コンチョなど、ボタンのデザインによっては、逆になることもあります。
スナップボタンの裏側はどうする?
打ち具を使って付けるスナップボタンの場合、裏側はリング型の部分が見えます。ボタンを付ける生地の色に合わせたボタンの色を選びましょう。
手縫いのスナップボタンの場合、ボタンを縫いつける方の布だけをすくって、ボタンの裏(表側の見える部分)には縫い目が出ないように縫います。どうしても縫い目が見えてしまうなら、普通のボタンを飾りとして縫いつけて、スナップボタンの縫い目を隠すという方法があります。飾りボタンを先に縫い付けてからスナップボタンを付けるとやりやすいです。
どちらのスナップボタンも、付けたい布が薄かったり破れそうになっていたりする時は、もう1枚布を重ねて付けるか、接着芯という補強用の布の上から付けることをおすすめします。
手縫いのスナップボタンの場合、ボタンを縫いつける方の布だけをすくって、ボタンの裏(表側の見える部分)には縫い目が出ないように縫います。どうしても縫い目が見えてしまうなら、普通のボタンを飾りとして縫いつけて、スナップボタンの縫い目を隠すという方法があります。飾りボタンを先に縫い付けてからスナップボタンを付けるとやりやすいです。
どちらのスナップボタンも、付けたい布が薄かったり破れそうになっていたりする時は、もう1枚布を重ねて付けるか、接着芯という補強用の布の上から付けることをおすすめします。
スナップボタンの付け方の種類は?
スナップボタンの付け方には、大きく3つ種類があります。1つ目は、手で付ける付け方です。手縫いか、手で組み合わせるスナップボタンです。一番手軽にできる付け方ですが、強度はそれほどありません。
2つ目の付け方は、金属製のスナップボタンで、多くは専用の打ち具が必要です。金属製なので、強度は一番です。3つ目の付け方は、プラスチック製のスナップボタンの付け方です。では、それぞれの詳しい付け方を見ていきましょう。
2つ目の付け方は、金属製のスナップボタンで、多くは専用の打ち具が必要です。金属製なので、強度は一番です。3つ目の付け方は、プラスチック製のスナップボタンの付け方です。では、それぞれの詳しい付け方を見ていきましょう。
金属製のスナップボタンの付け方
金属製のスナップボタンは、ボタンの大きさ、形、色、デザインが豊富で、薄い布から厚手の革まで、何にでも付けることができます。金属なので丈夫ですが、長く使うと錆びる可能性があります。
付け方は、専用の打ち具、土台となる受け皿、金づちを使って打ち付けます。金属を打って変形させて付けるので、カシメボタンともいいます。打ち具を使う方法にもいくつか種類がありますが、どれも付けた所に穴が開くので、慎重に付ける必要があります。
道具を一度そろえてしまうと何度でも使えますし、道具さえあれば手軽にできる付け方です。軽い力で、布でも革でもがっちりと付けることができるオールマイティな付け方です。
付け方は、専用の打ち具、土台となる受け皿、金づちを使って打ち付けます。金属を打って変形させて付けるので、カシメボタンともいいます。打ち具を使う方法にもいくつか種類がありますが、どれも付けた所に穴が開くので、慎重に付ける必要があります。
道具を一度そろえてしまうと何度でも使えますし、道具さえあれば手軽にできる付け方です。軽い力で、布でも革でもがっちりと付けることができるオールマイティな付け方です。
打ち具なしで付けられる金属ボタンの付け方とは?
金属製のスナップボタンの簡単な付け方をもう1つご紹介します。アメリカンホックは、専用のマルチプライヤーという道具を使えば、打ち具が無くても付けられます。金づちが無い人や、大きな音を立てたくない時に便利です。
付け方は、マルチプライヤーにボタンのパーツをセットして、強く挟むだけです。マルチプライヤーに合うスナップボタンと合わないものがあるので、注意しましょう。
付け方は、マルチプライヤーにボタンのパーツをセットして、強く挟むだけです。マルチプライヤーに合うスナップボタンと合わないものがあるので、注意しましょう。
プラスチックスナップの付け方
プラスチック製のスナップボタンは、軽くて錆びや金属が使えない人も使えるので、子ども服やペット服、肌着におすすめです。手縫いで付けるものと、布テープにボタンが付いていて、ミシンでテープごと縫い付けるもの、専用のハンディプレスという道具で付ける方法があります。
ここでは簡単なハンディプレスで付ける方法をご紹介します。ハンディプレスで付けるボタンも、表に見えるヘッドとゲンコ、裏側に見えるホソとバネをセットにして付けますが、ヘッドとホソは同じキノコ型の部品になっています。
付け方は、まず付ける位置に目打ちで穴を開けます。穴にキノコ型の足の部分を差し込み、ペアになるゲンコまたはバネを組み合わせます。ハンディプレスでぎゅっとはさみ、足の部分をきれいに潰します。ボタンがくるくる回らなければ完成です。
上の動画で詳しい手順がわかるので、ご覧ください。
ここでは簡単なハンディプレスで付ける方法をご紹介します。ハンディプレスで付けるボタンも、表に見えるヘッドとゲンコ、裏側に見えるホソとバネをセットにして付けますが、ヘッドとホソは同じキノコ型の部品になっています。
付け方は、まず付ける位置に目打ちで穴を開けます。穴にキノコ型の足の部分を差し込み、ペアになるゲンコまたはバネを組み合わせます。ハンディプレスでぎゅっとはさみ、足の部分をきれいに潰します。ボタンがくるくる回らなければ完成です。
上の動画で詳しい手順がわかるので、ご覧ください。
かわいいスナップボタンの付け方
かわいいスナップボタンは金属製とプラスチック製の両方があります。金属製のスナップボタンでは、キャラクター付きのもの、凹凸のあるバラ模様、ビーズ付き、アンティーク風などのデザインがあります。付け方は、打ち具でつけます。
プラスチック製のスナップボタンは、ミルキーな色からビビッドな色までそろっています。生地の色に合わせることはもちろん、スナップボタンの色をアクセントにもできるので、選ぶのが楽しくなります。形も星形やジュエリーのようなヘッドがあります。
プラスチック製のかわいいボタンの付け方は、ハンディプレスで付けます。形が丸型以外の場合は、ボタンのヘッドがハンディプレスの受け皿の大きさに合うか確かめてから使ってください。
プラスチック製のスナップボタンは、ミルキーな色からビビッドな色までそろっています。生地の色に合わせることはもちろん、スナップボタンの色をアクセントにもできるので、選ぶのが楽しくなります。形も星形やジュエリーのようなヘッドがあります。
プラスチック製のかわいいボタンの付け方は、ハンディプレスで付けます。形が丸型以外の場合は、ボタンのヘッドがハンディプレスの受け皿の大きさに合うか確かめてから使ってください。
かわいいボタンの専門店
こちらのサイトはボタンとパーツの専門店です。かわいいプラスチックスナップや、きらきらパーツ付きのアメリカンホックもあります。スナップボタン選びで個性的な仕上がりになります。
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付けるもの別のスナップボタンの付け方は?
ここまでスナップボタンの主な種類と付け方をご紹介しました。次は付けるもの別のスナップボタンの付け方をご紹介します。ボタンを選ぶ時の参考になさってください。
付けるもの別スナップボタンの基本とは
付けるもの別の付け方は、付けたい場所の素材と厚さで決まります。スナップボタンの多くは、ホックのツメやプラスチックスナップの足のように、生地に差し込む部分があり、その長さで付ける生地の厚さが決まっています。
簡単にいうと、スナップボタンの足の長さの3分の2くらいの厚さの生地が適しています。生地が薄すぎると、ボタンの足がうまくつぶれないためボタンが留まるのを邪魔してしまうでしょう。厚すぎるとボタンのパーツ同士がきちんと付かないので、すぐ取れてしまいます。
簡単にいうと、スナップボタンの足の長さの3分の2くらいの厚さの生地が適しています。生地が薄すぎると、ボタンの足がうまくつぶれないためボタンが留まるのを邪魔してしまうでしょう。厚すぎるとボタンのパーツ同士がきちんと付かないので、すぐ取れてしまいます。
ゼッケンに付けるなら手で付けるプラホック
ゼッケンに付けるなら、道具なしで付けられるプラスチック製のスナップボタン「プラホック」がおすすめです。ゼッケンと服で最低8個ボタンを付けなくてはいけないので、プラホックが1番早いです。
付け方は、まず服を平らに置きます。ゼッケンを付けたい位置に重ねて置いたら、四隅をゼッケンの中心へ向けて3ミリほどずらします。こうすると、ゼッケンが程良くたるみ余裕が生まれるので、動きを妨げません。
ゼッケンと服を一緒に目打ちで刺し、布の繊維のすきまを広げるようにして小さな穴をあけます。その穴にプラホックの足を差し込み、ゼッケンにゲンコ、服にバネをそれぞれ組み合わせます。間違いがないことを確認したら、パチッと音がするまで手で強く押せば完成です。
こちらの動画で、プラホックの付け方が詳しくわかります。ゼッケンの他にも、強度がいらない部分なら、手で簡単に付けられて便利です。
付け方は、まず服を平らに置きます。ゼッケンを付けたい位置に重ねて置いたら、四隅をゼッケンの中心へ向けて3ミリほどずらします。こうすると、ゼッケンが程良くたるみ余裕が生まれるので、動きを妨げません。
ゼッケンと服を一緒に目打ちで刺し、布の繊維のすきまを広げるようにして小さな穴をあけます。その穴にプラホックの足を差し込み、ゼッケンにゲンコ、服にバネをそれぞれ組み合わせます。間違いがないことを確認したら、パチッと音がするまで手で強く押せば完成です。
こちらの動画で、プラホックの付け方が詳しくわかります。ゼッケンの他にも、強度がいらない部分なら、手で簡単に付けられて便利です。
革に付けるならドットボタンかバネホック
革のような厚いものに付けるなら、「ドットボタン」「バネホック」と呼ばれる金属製のスナップボタンです。金属製のボタンはカシメといって、金属を打って変形させて付けるので、頑丈に付けることができます。何より金属の風合いが革にぴったりと合います。
付け方は簡単
付け方はとても簡単で、最初にご紹介したアメリカンホックと似た付け方です。まず、ボタンを付ける位置に印を付けたら、専用の道具で穴を開けます。穴の大きさはボタンに合わせて決めますが、初めての方はボタンと打ち具がセットのものを選びましょう。
穴を開けたら、穴にヘッド(ホソ)の足を通し、厚めの雑誌、受け台、ヘッド(ホソ)、革、ゲンコ(バネ)の順に重ねます。打ち具を当て、垂直に打ち込んだら完成です。ドットボタンの打ち具には向きがあり、ゲンコ用とバネ用の形が違うので気を付けましょう。ボタンが横から見て水平に付いていて、くるくる回らなければしっかり付いたことになります。
こちらの動画は、付け方と注意点を丁寧に説明しているのでわかりやすいです。参考にすれば簡単にできるので、チャレンジしてみましょう。
穴を開けたら、穴にヘッド(ホソ)の足を通し、厚めの雑誌、受け台、ヘッド(ホソ)、革、ゲンコ(バネ)の順に重ねます。打ち具を当て、垂直に打ち込んだら完成です。ドットボタンの打ち具には向きがあり、ゲンコ用とバネ用の形が違うので気を付けましょう。ボタンが横から見て水平に付いていて、くるくる回らなければしっかり付いたことになります。
こちらの動画は、付け方と注意点を丁寧に説明しているのでわかりやすいです。参考にすれば簡単にできるので、チャレンジしてみましょう。
財布に付けるなら素材に合わせて
財布にスナップボタンを付けるなら、まずは財布の素材に合わせて決めましょう。布製で薄めの素材なら、アメリカンホックやプラスチック製のスナップボタンです。財布の表側にボタンが見えないようにしたいなら、手縫いのスナップボタンがいいでしょう。
厚めの布や革の財布なら、ドットボタンやコンチョがおすすめです。コンチョとは、金属製の飾りボタンのことで、存在感があり主役になるようなボタンです。コンチョはボタンの凹型の部分になるので、ドットボタンの凸型(ゲンコ)の部分を組み合わせて使います。普通と違って、ボタンを閉じた時に上になる方にコンチョ、下になる方に凸型パーツを付けます。
厚めの布や革の財布なら、ドットボタンやコンチョがおすすめです。コンチョとは、金属製の飾りボタンのことで、存在感があり主役になるようなボタンです。コンチョはボタンの凹型の部分になるので、ドットボタンの凸型(ゲンコ)の部分を組み合わせて使います。普通と違って、ボタンを閉じた時に上になる方にコンチョ、下になる方に凸型パーツを付けます。
コンチョの付け方も簡単
コンチョの付け方も、アメリカンホックやドットボタンと似ています。
まず、付けたい位置に印をつけ、コンチョに合った大きさの穴を開けます。コンチョを通し、ネジで止めたらもう完成です。反対側には、ドットボタンのゲンコの部品をつけます。
こちらの動画の17分50秒からコンチョの付け方を説明しているのでご覧ください。
まず、付けたい位置に印をつけ、コンチョに合った大きさの穴を開けます。コンチョを通し、ネジで止めたらもう完成です。反対側には、ドットボタンのゲンコの部品をつけます。
こちらの動画の17分50秒からコンチョの付け方を説明しているのでご覧ください。
鞄に付けるなら金属製スナップかマグホック
鞄に付けるなら、何度も開け閉めをするので丈夫で長持ちする金属製のスナップボタンがよいでしょう。小さいスナップボタンは持ち運んでいる間にボタンが外れてしまう可能性があるので、直径15ミリ以上のアメリカンホックやドットボタンをおすすめします。どちらも穴を開ける付け方のボタンなので、付ける位置を慎重に決めましょう。
柔軟性のあるニット素材の鞄やベロ付きの薄手の鞄なら、プラスチック製でも大丈夫です。子ども用の鞄にも、プラスチックスナップならかわいらしい雰囲気が合いますし、子どもの力で開け閉めするのにちょうどよいでしょう。
また、鞄に付けるなら、ぱっと留められるボタンが便利です。「マグホック」は、磁石の力でボタンが留まるので便利です。ボタンが鞄の表面に見えないタイプで、既製品のような仕上がりになります。
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柔軟性のあるニット素材の鞄やベロ付きの薄手の鞄なら、プラスチック製でも大丈夫です。子ども用の鞄にも、プラスチックスナップならかわいらしい雰囲気が合いますし、子どもの力で開け閉めするのにちょうどよいでしょう。
また、鞄に付けるなら、ぱっと留められるボタンが便利です。「マグホック」は、磁石の力でボタンが留まるので便利です。ボタンが鞄の表面に見えないタイプで、既製品のような仕上がりになります。
マグホックの付け方
マグホックは、凸型と凹型の部品の裏にコンセントのような突起が2つ付いています。座金という円型の部品にはコンセントのような穴が開いています。
付け方は、まずマグホックを付けたい場所に座金を置き、コンセントのような穴に沿って印を付けます。印のとおりに、カッターで切り込みを入れます。凸型(凹型)、鞄の生地、座金の順に重ね、コンセントのような突起を、生地の切り込みを通して座金の穴に出します。最後に、2つの突起をペンチで折り曲げれば完成です。
突起は外、内どちらに折り曲げてもいいのですが、外側に曲げた方が厚みを抑えられます。そのままだと、生地の内側で折り曲げた突起と生地が擦れてしまうので、マグホックの座金の上からシートや接着芯を貼り、座金を覆うと仕上がりが良くなります。
付け方は、まずマグホックを付けたい場所に座金を置き、コンセントのような穴に沿って印を付けます。印のとおりに、カッターで切り込みを入れます。凸型(凹型)、鞄の生地、座金の順に重ね、コンセントのような突起を、生地の切り込みを通して座金の穴に出します。最後に、2つの突起をペンチで折り曲げれば完成です。
突起は外、内どちらに折り曲げてもいいのですが、外側に曲げた方が厚みを抑えられます。そのままだと、生地の内側で折り曲げた突起と生地が擦れてしまうので、マグホックの座金の上からシートや接着芯を貼り、座金を覆うと仕上がりが良くなります。
コートに付けるなら?
コートに付けるなら、できあがりのイメージに合ったスナップボタンを選びましょう。
大きくて丸っこい穴あきボタンを見せたいなら、穴あきボタンを飾りボタンとして付けてから、裏に手縫いのスナップボタンを付けます。ブルゾンやMA-1風のコートならドットボタンが良いでしょう。金属製スナップでも、ゴールド系、シルバー系の色で、コート全体のイメージがかなり変わります。
子ども用のコートなら、プラスチックスナップでもかわいらしい仕上がりになります。
大きくて丸っこい穴あきボタンを見せたいなら、穴あきボタンを飾りボタンとして付けてから、裏に手縫いのスナップボタンを付けます。ブルゾンやMA-1風のコートならドットボタンが良いでしょう。金属製スナップでも、ゴールド系、シルバー系の色で、コート全体のイメージがかなり変わります。
子ども用のコートなら、プラスチックスナップでもかわいらしい仕上がりになります。
どんなスナップボタンがあるの?
洋服、財布、鞄、革、何でもスナップボタンを簡単に付けられることがおわかりいただけたでしょう。では、どんなスナップボタンがあるのでしょうか。一例としてアクセントになる個性的なボタンをご紹介します。
バネホックボタン
こちらは、バネホックのヘッドのパーツです。個性的なアジアンデザインの金属製ボタンです。打ち具は別ですが、12ミリ用の打ち具があれば大丈夫です。ハンドメイドだけでなく、飽きた鞄やコートのリメイクにもおすすめです。
ばねホックボタンで可愛いものを探していたら、こちらの商品に出会いました。思っていた通りとてもきれいなボタンで、早速使ってみました。ボタンが傷みそうで少し心配しましたが、打台には当て布をして打ち込みましたらボタンを傷つけることなく取り付けることが出来ました。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1VUA7L77777CX/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0743P86QF
リバーシブルならスナップボタンをどう付ける?
スナップボタンは、リバーシブルの時にも活躍する便利なアイテムです。プラスチックスナップ、ドットボタン、バネホックなら、使うボタンのパーツを1つだけ変えるだけです。リバーシブルの服はどちらの面も表になるので、服の裏側に付けるホソをヘッドに変えます。つまり、ヘッドとゲンコ、ヘッドとバネとペアにして付けます。
付け方は、普通に付ける時と全く同じです。ボタンを付けたい場所に印をつけ、穴を開けて足を通し、打ち具やハンディプレスで付けるだけで完成です。
リバーシブルに付ける場合、穴あきボタンは、ボタンを両面に向けて付けるので2倍手間がかかりますが、スナップボタンなら付ける数はリバーシブルでない時と同じです。リングスナップは、ヘッドもホソも同じ色のリングなので、リバーシブルの服に最適です。スナップボタンの付け方を覚えたら、リバーシブルにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
付け方は、普通に付ける時と全く同じです。ボタンを付けたい場所に印をつけ、穴を開けて足を通し、打ち具やハンディプレスで付けるだけで完成です。
リバーシブルに付ける場合、穴あきボタンは、ボタンを両面に向けて付けるので2倍手間がかかりますが、スナップボタンなら付ける数はリバーシブルでない時と同じです。リングスナップは、ヘッドもホソも同じ色のリングなので、リバーシブルの服に最適です。スナップボタンの付け方を覚えたら、リバーシブルにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
付け方がわかれば上級の仕上がりに!
スナップボタンの簡単な付け方、付け方の種類、付けるもの別の付け方をご紹介しました。どれもやってみると簡単ですし、専用の道具はボタンと一緒に買えるので心配ありません。
既製品のスナップボタンをみると、今回ご紹介したものと同じ種類のスナップボタンだと気づいた方も多いでしょう。付け方がわかれば、だれでも好きなデザインのボタンを手軽に付けられます。全部手作りする方も、修理する方も、スナップボタンを付けて上級の仕上がりを目指してみませんか。
既製品のスナップボタンをみると、今回ご紹介したものと同じ種類のスナップボタンだと気づいた方も多いでしょう。付け方がわかれば、だれでも好きなデザインのボタンを手軽に付けられます。全部手作りする方も、修理する方も、スナップボタンを付けて上級の仕上がりを目指してみませんか。