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2018年04月10日

【年代別】反抗期のない子供の原因・理由・将来|危ない

なぜ反抗期はあるのでしょうか?子供が反抗期の時にどのような対応をすればいいのでしょうか?子供が反抗期になると困る親は多いですが、実は反抗期がない子供にはリスクがあります。こちらの記事では、反抗期の必要性と反抗期の子供の対処方法について詳しくご紹介します。

【年代別】反抗期のない子供の原因・理由・将来|危ない

反抗期には第一次反抗期と第二次反抗期がある

【年代別】反抗期のない子供の原因・理由・将来|危ない

第一次反抗期は、幼児期に強情を張るようになったり、親の言うことをきかなくなることで「イヤイヤ期」とも言われている2歳頃の時期です。活発に動き回れるようになり、自分でできることが増えるこの時期は、何でも自分の思うようにやりたがります。人生において本格的な自己主張の第一歩だといえます。第一次反抗期は3歳を過ぎると収束していきます。

思春期になると次のステップとなる「第二次反抗期」がやってきます。この第二次反抗期は青年期の前後にふさぎ込む、親に反抗する、人に逆らって乱暴をするなどをする時期のことです。この時期には個人差はありますが、小学校高学年~高校生が一般的です。

反抗期は、大人の保護の下で生活していた子供が自立するための大切なステップです。反抗期は成長過程でなぜ欠かすことができないのかをじっくりと考えてみましょう。

反抗期はナゼ起きるのか

反抗期は自立するための準備で、自我の目覚めや成長にとって必要不可欠な時期です。しかし、この反抗期は個人差が大きく、少し反抗的になる子供もいれば、心と身体のバランスがとれず乱暴になる子供もいます。

反抗期の度合いは個人差が非常に大きいので、その度合いを気にする必要はありません。かえって反抗期が無いことを気にした方が良いでしょう。

子供の成長に反抗期が必要な理由

【年代別】反抗期のない子供の原因・理由・将来|危ない

反抗期は自分の意見を言えるようになる時期でもあり、反抗期があるからこそ、自分の意見を真っ向から言えるようになります。そのため、反抗期の頃は自分の意見をなんでも通そうとしますが、それは自分の意思を伝えたいという思いがあるからこそです。

しかし、反抗期が無い子供がいた場合、それは自分の意思が非常に弱く、自己主張をできない大人になる可能性が極めて高いといえます。だからこそ子供が自立するためにも、自分の意見をきちんと言える人間になるためにも反抗期が必要です。

しかし、本当に反抗する必要がないことで、反抗期が無い子供もいます。その詳しい理由については、後述いたします。

子供が反抗期になった時の対処法は?

反抗期は、子供だけでなく親もイライラしやすいです。しかし、四六時中イライラしているわけではありません。お互いにイライラしている時に話しても解決しないので、ある程度イライラが落ち着いてから話すようにしましょう。

そして、じっくりとしっかりと話し合いましょう。反抗期の子供に対して一方的に意見や正論を言っても無駄になることがほとんどです。まずは子供の意見をじっくりと聞き、正論の場合はその意見を素直に受け止めましょう。

それが間違っている場合には、しっかりと意見を聞いた上で話し合います。大人の意見が全て正しいということはないので、子供の意見にしっかりと耳を傾けることが大切です。

反抗期は子供の成長のためには重要です。ご自分の子供が反抗期になった時には、話に耳を傾け、より良い成長になるよう手を差し伸べるような大きな心で、子供に接する事が大切です。

増加傾向にある反抗期のない子供

【年代別】反抗期のない子供の原因・理由・将来|危ない

反抗期を迎えたのは中学生や高校生の頃だったでしょうか。反抗期の時には、親のことを鬱陶しく感じたり、うるさいと思ったり、放っておいてほしいと思うなどの感覚を覚えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、最近では反抗期のない子供が急増傾向にあることをご存知でしょうか。親としては、反抗期がなければ過剰な負荷がかからずにラクだと感じる方もおられることでしょう。果たして反抗期という大切な経験しなくても、成長に影響はないのでしょうか。

反抗期がないこどもの割合は?

大学生300人を対象に行ったアンケートデータによると、54.7%の人が「自分に反抗期はなかった」という回答しています。

最近の思春期の子供たちは、親との関係も良好な様子を伺えます。困った事や悩み事があった時には「友達に相談する」子供が62%だった30年前に対し、現代の子供は20%も減少し42%となっています。しかし、逆に「お母さんに相談する」子供が30年前の20%から38%へと約2倍も増えているという背景が存在しています。

男女にみる反抗できなかった理由

【年代別】反抗期のない子供の原因・理由・将来|危ない

思春期の子供は、個人差こそあれ親に反抗するもの。男の子の場合はお母さんに向かって「クソババァ」と言ってみたり、女の子の場合は「お父さんの洗濯物と一緒に洗わないで」と言うなどは、ごく一般的な話です。

では反抗期がない子供たちは、なぜ親に反抗しないのでしょうか。または、反抗ができない特別な理由があるのでしょうか。

親にも原因がある

自分の意思が弱く自己主張ができない、つまり反抗期のない子供の多くは親に原因があると言われています。なぜなら、子供と最も関わる親が良かれと思い、子供自身が考えて決める前に将来のことや未来のことをほとんど決めつけていることが多いからだとされています。

多くの親は深い愛情や優しさ故に、子供の進む道を決めているものですが、整っている道しか歩まない子供は、何も考えることなくその道を走るだけになってしまい、自分で考えて決める事ができなくなってしまいます。つまり、そこには自分の意思が存在しないことになります。

反抗心を押さえ付けられている

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子供が家庭内で上手く自己主張ができないケースも考えられます。成長に伴い、子供の意思や思考も少しずつ育ち、一人前の人間になるために精神的な自立を段階的にしていきます。明確な意思があるからこそ、「こうしたい」という自分の意見を通すために親と意見が対立し、反抗するという行動に移ります。

しかし、自己主張ができない場合、親への反抗心を心の中で押さえ込むことになってしまいます。

意見を言っても意味がない。

子供が「こうしたい」と言っても、親が頭ごなしにその意思を否定したら、子供は落胆することでしょう。

「野球を習いたい→サッカーにしなさい」や「学級委員に立候補したい→勉強の妨げになるから止めなさい」など、一事が万事このやり取りを続けてしまうと、子供は自分の意見を言っても否定されたり言い返されたりするので「何を言ってもムダ」と諦めるようになってしまいます。

親を悲しませたくない。

親を悲しませたくない、ガッカリさせたくない、という気持ちに由来している場合があります。自分が親と反対意見や違う意見を持つことで、ガッカリされることを怖く思う子供もいます。

親に見放されたくない。

子供が親に反抗できるのは、親のことを心から信頼し、反抗したとしても「自分を愛してくれている」という絶対的自信があるからです。親からの愛情に自信を持てなければ、子供は親と違う意見を言うことで、愛想を尽かされ排除されてしまうという不安でいっぱいになり、自己主張することができなくなってしまいます。

年代別にみる反抗できなかった理由

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子供はみんな親のことが大好きで、ずっと甘えていたいと考えています。しかし、ずっと親と一緒にいられる訳ではありません。大切な子供が自立するために、ある時期になると子供は無意識に親のアラ探しを始め、嫌いになるような態度になります。

これにより親に強い不満を感じたり、距離をとったり、反抗的になったりします。これは、親から自立するための機能を備える期間とも言われています。

良い子を演じて反抗期を迎えられない中学生

心と身体が急速に成長することで、心身のバランスを崩しやすい時期なので、反抗期を迎える子供が多い一方、良い子を演じすぎて反抗期を迎えられないケースもあります。

自分の世界を見つけられない高校生

中学生の頃と比べると、心身バランスはある程度落ち着いてきますが、今までとは違い自分の世界も形成されていきます。自分の世界を上手く形成できず、引きこもりがちになると高校生でもなお反抗期を迎えられない場合もあります。

「反抗期のない子供は危ない」は本当か?

【年代別】反抗期のない子供の原因・理由・将来|危ない

子供が精神的自立する上で、本来必要であるはずの反抗期です。反抗期がないことを短絡的に良いということはできませんが、必ずしも「反抗期がない = 問題」という訳でもありません。ただし、「反抗しない」理由と原因を考える必要があります。

反抗期が「ないこと」が問題ではない場合

反抗期が訪れない理由が次に述べる理由に該当する場合には、親子関係が良好なので問題がないと言えます。お互いに向き合い、信頼関係が形成されているのであれば、反抗期が訪れないことを心配する必要はありません。親が少しずつ距離を置き上手に子離れができれば、子供はきちんと自立するでしょう。

親と子供で価値観が同じ

昔の親は怖い存在でしたが、近年は友達感覚の親子が増え、親子関係が変化しています。子供の成長に伴い親との価値観のズレから反抗するはずが、価値観も同じで親子の距離があまりにも近い場合には、子供に反抗する理由はありません。

昔の親と比べると、今の親は見た目年齢も精神年齢も若いので、成長した子供と一緒にスポーツをしたり、コンサートに行く人も多くなりました。このように、価値観が近い親子の場合は良好な関係を築くことができ、反抗期のない子供も多いです。

子供の主張がある程度認められている

子供がある時期から自己主張をするのは当然のことで、親に頼っていた子供が自分の考えで行動するのは、成長を実感できる嬉しい変化だと言えます。その時に親が子供の意見をきちんと聞き、子供の考えを尊重して見守ることができれば、子供は安心して成長していけるでしょう。

絶対的NGにも納得のいく解決

子供の主張が危険を伴うことや犯罪に繋がる可能性があるなど賛成できない場合は、親子でじっくりと話し合い、子供が納得するように解決すべきです。よほど間違っている事でさえなければ親は自分の意見を認めてくれると実感できれば、子供は反抗することで自己主張する必要がありません。

反抗期がないことによる未来への影響

思春期に自己主張をしなかった子供は、その後の人生にまで影響を及ぼす傾向があります。自分の意見を伝える練習ができなかったために、自分の主張を伝えるための努力や習慣がないので、常に周囲の人間の言いなりなったり、指示命令がなければ行動できない、自分の可能性を広げられないなどの困難に直面します。

親離れができない傾向にあることも問題です。自分で自分の意志を伝えられないので、真の意味で自立ができず、甘え意識が残ったままで依存傾向が強いと、職場で上司や同僚と上手くいかず、プレイべートでも交友関係が上手くいかないなどのトラブルを誘発しかねません。

友達親子にご注意を

親友のように仲の良い親子が増え、近年では「友達親子」と呼ぶようになりました。1990年代に顕著になり、母と娘に多いのが特徴です。しかし、友達親子も共依存親子となると子供の自立に悪影響を与える場合があります。

親友のように仲が良い親子の場合、あまりに近い関係からお互いの存在に依存し過ぎたり、2人で1人のような関係性になることもあります。母が娘を束縛し過ぎたり、娘は時に母を悲しませたくない、嫌われたくないという思いから母親の意に沿わないことを最初から諦めるようになることさえもあります。

長期間に渡り自分の心に嘘をつき続けると、精神バランスを崩し自分の心を傷つけることで抵抗することもあります。

反抗期のない子供の将来

【年代別】反抗期のない子供の原因・理由・将来|危ない

問題がある場合反抗期を迎えなかった子供の将来には、どのような懸念があるのでしょうか。

ニートとして親に依存

大学に入学したり就職しても、その後引きこもりになるケースは決して少なくありません。社会不適合者とされる人の親の多くは「小さい時は優しくて反抗期もなく、良い子だった」決め台詞のように話します。しかし、それは「良い子」ではなく、自立心が育てられなかっただけだとも考えれます。

クズという存在

自分の意思で何も決められず、自分の将来について考える事も苦手になるので、何もできない自分をクズだと思い込んでしまう場合もあります。

子供が意見を言いやすい環境作りを

【年代別】反抗期のない子供の原因・理由・将来|危ない

子供と話す時には「○○したら?」と言い切る前に「何がしたい?」と尋ねましょう。これを繰り返すことで、子供には自分で決める力を養えるはずです。自分の意見が言えないのは困るので、しっかり自分の意思を持ている子供に育てるようにしましょう。

反抗したいのに親に「良い子」だと言われ続けることで、自分を押し殺し我慢を続けている場合もあります。良い子を演じてしまう子供は、大人になってから問題を起こす場合が多いので、注意が必要です。

無理に良い子を演じさせないためにも親が決め付けるのではなく、子供の意見をしっかりと聞く事が大切です。

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