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ドラム式洗濯機の掃除方法|汚れやすい部分・洗剤

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ドラム式洗濯機の気になる汚れはどうやって綺麗にしたらいいの?

今や洗濯機はドラム式洗濯機の時代

皆さんのお家に置いてあるのは、縦型洗濯機でしょうか?それともドラム式洗濯機でしょうか?数年前までは縦型洗濯機が主流の時代でした。しかし最近は、ドラム式洗濯機を購入するご家庭もだいぶ増えてきましたので、この記事を読まれている方はドラム式洗濯機をお持ちの方も多いはずです。

ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機と比較すると価格は少々高めになりますが、乾燥機能が優れていたり節水効果が高かったり、また腰に負担がかからず洗濯物が取り出しやすいという、嬉しいメリットがたくさんあります。そのような高い機能性があることで、最近はドラム式洗濯機が大変です。各種メーカーから様々な機能やデザインを持ったドラム式洗濯機が出ていますので、見ているだけでも楽しいです。

しかし、そんなドラム式洗濯機を長く愛用するためには洗濯機のお掃除がとても大切になります。今回はそんなドラム式洗濯機のお掃除の方法について紹介をしていきます。

ドラム式洗濯機の掃除って業者に頼むの?

さて、せっかくドラム式洗濯機を買ったけれど、どうやって掃除をしたらいいのかわからない。なんだか業者に頼まないと掃除なんて出来なさそう。そんな風に思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

しかし、ドラム式洗濯機の掃除は私たちが想像しているほどは難しくはありません。洗濯機の各パーツに沿った掃除方法を知りさえすれば、自分自身で簡単に掃除ができてしまうので、業者に頼むよりもとてもリーズナブルに掃除ができてしまいます。ドラム式洗濯機を自分自身で掃除ができてしまえば、とってもお得な気分にもなれますので、ぜひ試してみましょう。

フィルタの掃除ってどうやるの?

さて、皆さんはドラム式洗濯機のフィルタがどこにあるかご存知ですか?

まずは洗濯機のどこにフィルタがあるのかを確認してみましょう。フィルタがあるなんて知らなかったという方は、フィルタの掃除を長い間していないはずですので、ぜひこの機会に取り組んでみましょう。

そんな意外と見落としてしまいがちのフィルタの掃除ですが、フィルタという名称なだけあり、ほこりをここ部分でシャットダウンしてくれます。掃除のしがいと言えるほどほこりが意外と溜まる部分です。実はドラム式洗濯機の場合は、乾燥フィルタと排水フィルタの2種類があります。どちらも表から見ると綺麗で汚れていないように見えますが、フィルタを外して中を見てみると想像以上に汚れが溜まっています。

そこで、次に乾燥フィルタと排水フィルタのそれぞれの掃除方法を紹介します。

乾燥フィルタの掃除方法

まずは、乾燥フィルタがどこに付いているかを確認して、カバーやフィルタを取り外しをしましょう。取り外したら、フィルタに溜まったほこりをゴミ箱に捨てて、まだ取れていない付着している汚れを水で綺麗に洗い流します。乾燥フィルタの小さな隙間に溜まったほこりは、歯ブラシなどを使って優しく磨くと綺麗に取ることができるので試してみてください。

基本的にお掃除の目安は月に1回程度ですが、洗濯物を回す頻度が多い方は、時々乾燥フォルタの内側を確認して、定期的に掃除をするようにしましょう。外したフィルタの奥にもほこりは溜まりやすいので、乾燥フィルタを外すたびに確認するのが良いでしょう。

排水ホースの掃除ってどうやるの?

次に排水ホースの掃除方法について紹介します。

皆さんは、洗濯機がガタガタと音を立てて止まってしまったということはありませんか?その場合はまず、洗濯機の排水ホース詰まりを疑いましょう。排水ホースのつまりの原因は、ほこりや糸くずなどが詰まってしまい起こるものです。また、排水ホースが詰まってしまうと悪臭の臭いの原因になりますので、ここも定期的に掃除をする必要があります。

排水ホースの掃除と聞くと大変そうなイメージですが、難しいことはありません。排水ホースの出口部分の口をしっかり塞いで、市販で販売されている酸素系漂白剤を流し込みます。少し時間をおいて、水で洗い流せば、とても綺麗になります。酸素系漂白剤は髪の毛や糸くずも溶かしてくれますので、とても優秀です。

ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機と比較をするとやや排水ホースが詰まりやすくなっていますので、定期的なお掃除をしていきましょう。

洗濯槽にパイプユニッシュなどの洗浄剤を注ぎ、脱水をスタートします。その後30分ほど時間を置き、洗濯槽に何も入れない状態で洗濯を行います。そうすると排水ホースに洗浄剤が流れ込んで、みるみる驚くほど綺麗になるのです。

洗濯機を購入してから一度も掃除をしたことがない方は、ぜひ試してみてください。またパイプユニッシュなどの洗浄剤は、非常に強い成分を含んでいますので、掃除をする際は気分を悪くしないように換気をすることを忘れずに行っていきましょう。

洗剤投入口の掃除ってどうやるの?

皆さまのご家庭のドラム式洗濯機の洗剤投入口は、溶けきれずに固まっている洗剤が残ってはいませんか?洗剤投入口に洗剤が固まってしまうと、うまく洗剤が洗濯槽に流れていかないので、せっかく洗濯しても、洗濯の意味がなくなってしまいます。また、そのままにしてしまうと黒カビを作る原因にもなるので気をつけましょう。

それでは、簡単な洗剤投入口の掃除について紹介します。

用意するものは、体温よりも少し高めの温度の40〜50℃のお湯と使い捨て歯ブラシです。この時、洗濯槽は何もない状態にします。次に洗剤投入口の上から、少しずつお湯をかけながら歯ブラシを使って磨いていきます。そうすることで固まった洗剤も溶けて、とても綺麗になります。

ここまで綺麗に掃除をしたら最後は、ドラム式洗濯機の洗濯槽を空にしたまま洗濯機を回してください。最後の仕上げに洗浄を行うことで、隅々の汚れまで取ることができます。洗濯時に必ず見る洗剤投入口なので、こまめに綺麗にしていきましょう。

洗濯槽の掃除ってどうやるの?

次にドラム式洗濯機の洗濯槽掃除の方法について紹介します。

実は、洗濯物の臭いでお困りの多くの方は、この洗濯槽が原因なことが多いです。この洗濯槽を掃除すると驚くほど、洗濯物のニオイが変わります。せっかくいい香りのする柔軟剤を使っているのに、全然いい香りがしないという方は、洗濯槽の掃除をすることをお勧めします。

他の箇所と比較をすると面積も大きいので、ドラム式洗濯機の洗濯槽掃除は時間はかかります。まず40〜50℃ほどのお湯を洗濯槽に注ぎ、専用の酸素系漂白剤を入れて洗濯スタートさせます。攪拌だけを数回行いますが、一晩置くようにすると、隅にこびりついたカビまで取れるのでお時間ある方にはお勧めです。最後は洗濯物を何も入れずに通常の洗濯コースを行えば完了です。

時間はかかりますが、溜まった隅々までの汚れを取り除くことができるので、年に数回試してみてはいかがでしょうか。
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洗濯槽の黒カビってなに?

最近気づいたら、ドラム式洗濯機がほこり臭いと思ったことはありませんか?実はそれ、黒カビが原因の可能性が非常に高いです。

ドラム式洗濯機を使い始めて数ヶ月経つと、黒カビが発生する可能性があります。黒カビが発生してしまう原因は、主に2つで、1つ目に洗剤の溶け残りによるものと、2つ目に湿気によるものです。洗剤の溶け残りは、仕方のないことなので、定期的な掃除が必要ですが、湿気に関しては対策ができます。

夏場は特に汗をかきますので、湿気を含んだ衣類をそのまま洗濯機に入れる機会が多いですが、これが、カビの発生原因となることがあります。洗濯物を直接ドラム式洗濯機に貯めるではなく、洗濯ボックスなどに貯めるようにして、洗濯する直前で洗濯機に入れるようにすると少し改善できるでしょう。

また、できるだけドラム式洗濯機の蓋は開けておくようにして、常に乾燥状態で保つことが必要です。また、洗濯を回した後に、タオルでドラム式洗濯機の中の水分を拭き取ることも黒カビ対策になりますので、ぜひ心がけてみてください。

黒カビは独特なほこりっぽいカビ臭さがあり、厄介なことに洗濯物に付着してきます。洗濯物が臭いなと感じたら、黒カビ発生を疑って良いでしょう。お気に入りの洋服に黒カビが付く前に、次の方法で黒カビ掃除を試してみてください。

黒カビの掃除ってどうやるの?

ドラム式洗濯機の黒カビは、厄介なことに一度付くとなかなか取れません。しつこいのが特長です。また黒カビは前述した通り洗濯物にも付着し、大切なお洋服を汚してしまうことがありますので、注意が必要です。

そんな厄介な黒カビには、酸素系漂白剤がとても効果的です。洗濯槽を40〜50℃のお湯でいっぱいにして、酸素系漂白剤を入れて溶かします。目安としては、お湯10リットルぐらいに対して酸素系漂白剤100グラム程度です。

その状態のまま洗濯機を回してあげると、洗濯が終わった頃にはついていた黒カビが綺麗に取れているはずです。念のため、2〜3回洗濯機を回して、洗濯槽の漂白剤が綺麗に流されているようにしてください。

とても簡単ですので、ぜひ試してください。お掃除は、1ヶ月に1回程度を目安に行うといいでしょう。

ドラム式洗濯機はほこりでいっぱい?

ドラム式洗濯機をパーツごとに分けて、掃除の方法を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。この記事を読んだ方の中には、ドラム式洗濯機はほこりが溜まりやすい洗濯機なのでは?と感じられた方も多いはず。しかし、ほこりが多いということはポジティブに考えれば、洗濯物の汚れがきちんと取れている証拠なので、決して悪いことではありません。

衣類を部屋干しして、ちょっと臭いがするとが感じられましたら、ドラム式洗濯機のどこかに必ず原因があります。ぜひ今回紹介した方法をひとつずつ試してみてください。

パーツごとの掃除をきちんとしてあげることで、ドラム式洗濯機としてのお仕事をしっかりしてくれますので、こまめに掃除するように心がけましょう。

ドラム式洗濯機に洗浄剤は?

ドラム式洗濯機の洗浄剤ってどんなものがあるの?

さて、ここまで様々な掃除方法を紹介してきましたが、ドラム式洗濯機の掃除をしたことがない方にとっては、どんな洗浄剤があるのかさえわからないものです。用途によって使い分けをするのがお勧めの使い方ですが、ご自身にあったものやお家に置いてあるものから試してみるといいでしょう。

今回は、ドラム式洗濯機にだけ使える洗浄剤ではなく、どんなお掃除にも使うことができる、重曹、クエン酸、セスキという3つの万能なアイテムを紹介します。

重曹って何?

重曹とは別名、炭酸水素ナトリウムと呼ばれています。実は掃除にだけ使えるのではなく、食品の膨らし粉としても使用できますので、ホットケーキなどを作る時に活躍します。また野菜を茹でる時に重曹を一緒に入れて茹でると、野菜の発色をよくすることができます。

重曹は、掃除にしても食品にしても、体内に入っても安全なものなので、様々なシーンで活躍しています。まさに現代の万能アイテムと言えるでしょう。

重曹の効果は?

重曹はお掃除には欠かせないアイテムの一つです。トイレ掃除や靴掃除、台所掃除にも使える万能アイテムなので、常時ストックしておくのにもお勧めです。その重曹ですが、ドラム式洗濯機の掃除にももちろん使えます。

重曹は様々な効果がありますが、もっとも有能な効果は殺菌や消臭をしてくれることです。そのような効果を持っていますので、ドラム式洗濯機の掃除をするときに、洗濯槽に重曹を一緒に入れてあげるだけで、今まで悩んでいた半乾き臭に悩まなくなります。また、洗濯物を洗うときにも同じ効果を発揮しますので、試しに重曹を一緒に入れて洗ってみてください。

今まで悩んでいた半乾き臭に悩まされてきた日々がなんだったかと思うはずです。現在重曹は、小分けにされて販売されていたり、金額もリーズナブルで販売されていますので、ぜひ一度試してみてください。
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クエン酸の効果は?

クエン酸と聞くと、酸っぱいレモンを思い出す方も多いのではないでしょうか。そんなクエン酸も、今や重曹と並んでここ数年でのお掃除アイテムとなりました。粉の状態で様々な小売店で販売されています。

クエン酸は弱酸性の洗剤で、主に水垢を落とす効果があります。水垢は一度作られると一気に繁殖をしていきますので、できれば作らないように対策をしていきましょう。ドラム式洗濯機の場合、石鹸垢と呼ばれる垢があり、これは固形洗剤などが洗濯槽に残って発生する洗濯垢がありますが、こういった垢にクエン酸を使って掃除をすると、かなり綺麗になりますので、予防も含めて、クエン酸をうまく使っていくことがです。

重曹とクエン酸の組み合わせは最強?

実は紹介した重曹とクエン酸。これらを組み合わせて作る洗浄スプレーは、私たちドラム式洗濯機の掃除初心者にとって、とても心強い味方です。お湯と重曹とクエン酸を2:2:1の割合で混ぜて、スプレーに入れるだけです。それをドラム式洗濯機の気になる部分、特に洗濯槽にスプレーをして少し時間を置き水で流すと、殺菌や消臭だけではなくて水垢も落としてくれます。

また、スプレーなどの容器に入れるのが面倒だと思われる方は、重曹を汚れの気になるところに直接振りかけて、その後にクエン酸とお湯をかけて数分置くだけでも大丈夫です。その後お湯で流してあげると、スプレーをかけた時と同じ効果があります。

これはドラム式洗濯機以外でも使える掃除洗浄剤ですので、ぜひ他のお掃除にも使ってみてください。

セスキの効果は?

セスキの効果として代表的なことは、油汚れに強いということです。洗濯物であれば、汗をかいた衣類の油汚れがよく取れます。性質として弱アルカリ性なので、酸性汚れに強いです。

反対に、セスキはシミにはあまり反応しないという性質を持っているので、ついてしまった衣類のシミについては、シミ専用の洗剤を使うなどして対応することがです。

それぞれの効果を把握して、洗浄剤の特質を生かしていけるようにしましょう。

セスキって何?

「セスキ」という単語を聞いたことない方もいらっしゃるはず。でも、このセスキ、知っておいて損はありません。

セスキは「セスキ炭酸ソーダ」という商品名で販売されています。使い方としては、洗濯槽に40〜50℃くらいのお湯をはり、そこにセスキを入れていただくだけです。何回か洗濯機洗いを繰り返していくと、洗濯槽にこびりついたカビなど綺麗に剥がれていきます。またセスキの強みは、油汚れに強いことです。

油汚れがこびりついたエプロンやタオルなどを洗ったとき、次の洗濯をしたときに油臭かったことはありませんか?そんなときは、油物を洗った後にセスキを入れて洗濯槽を洗浄すると、油をごっそりとってくれます。

ドラム式洗濯機の掃除を楽しもう

今回はドラム式洗濯機の掃除の方法について紹介してきましたが、いかがでしたか?ドラム式洗濯機の掃除と聞くと、意気込まなくちゃできなさそうだったり、なんだか大変そうで難しそうと思われがちですが、意外と簡単に思われた方も多いはずです。

各パーツの掃除を、日々の洗濯のサイクルの中に一つずつ組み込んでいけば、想像していたよりも簡単にドラム式洗濯機掃除ができるはずです。また、ドラム式洗濯機を綺麗保つことによって、お気に入りの洋服を長く着る事もできますので、ぜひ洗濯機掃除を試してみてくださいね。楽しい掃除ライフをお過ごしください。
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