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ベランダの掃除道具の選び方
ベランダは風雨にさらされているので、砂やほこり、排気ガスのすすなどの汚れが蓄積しています。秋になると、排水溝や排水口には枯葉が舞い落ち、ときには詰まってしまうこともあります。
本記事では、ベランダを掃除するにあたって、便利な掃除用品を紹介し、それらの掃除用品を使う掃除方法の説明をします。本記事を参考に、ベランダの適切な掃除方法を覚えて、気負うことなく気軽に短時間で、ベランダを掃除できるようになりましょう。
まずは、ベランダ掃除に便利な掃除用品を説明します。自宅のベランダ掃除に適したものを選んでください。
本記事では、ベランダを掃除するにあたって、便利な掃除用品を紹介し、それらの掃除用品を使う掃除方法の説明をします。本記事を参考に、ベランダの適切な掃除方法を覚えて、気負うことなく気軽に短時間で、ベランダを掃除できるようになりましょう。
まずは、ベランダ掃除に便利な掃除用品を説明します。自宅のベランダ掃除に適したものを選んでください。
ほうき
ほうきは、一番手軽にゴミを取り除ける掃除用品です。ホームセンターで探してみると、外掃除に適した”ほうき”や、”ちりとり”とセットになったものなどを購入できます。「ベランダ専用」と謳われた”ほうき”もあります。
”ほうき”を選ぶ際は、”ベランダの建材にあった”固さのほうきを選びましょう。コンクリートの場合は固めのもの選びます。ほうきでゴミを搔き出すように使います。
ウッドデッキ調の場合は室内で使うくらいの固さか、それよりも少し固い程度のものを選びます。木目をあまり傷つけないように、ほうきで表面の掃き掃除をします。
”ほうき”を選ぶ際は、”ベランダの建材にあった”固さのほうきを選びましょう。コンクリートの場合は固めのもの選びます。ほうきでゴミを搔き出すように使います。
ウッドデッキ調の場合は室内で使うくらいの固さか、それよりも少し固い程度のものを選びます。木目をあまり傷つけないように、ほうきで表面の掃き掃除をします。
ネットでも「ベランダ用ほうき」で検索すると、多くの製品がヒットします。このような”ほうき”を購入して、ベランダの片隅に備え付けておくと、思いついたときに、手軽にベランダを掃くことができます。
ベランダ専用の”ほうき”は、庭掃除用の”ほうき”に比べると小さく、コンパクトにできています。ベランダの面積が広い場合は、普通サイズの外ほうきを用意しておいた方が、掃除に時間がかかりません。ベランダ専用でなくても、ちりとりとセットになっている外ほうきもあり、自立するように作られているので、ベランダの片隅に備え付けるには便利です。
ベランダと玄関が同質の建材で作られている場合は、兼用して使えるタイプのものを選択して、どちらかに備え付けておけばよいでしょう。
ベランダ専用の”ほうき”は、庭掃除用の”ほうき”に比べると小さく、コンパクトにできています。ベランダの面積が広い場合は、普通サイズの外ほうきを用意しておいた方が、掃除に時間がかかりません。ベランダ専用でなくても、ちりとりとセットになっている外ほうきもあり、自立するように作られているので、ベランダの片隅に備え付けるには便利です。
ベランダと玄関が同質の建材で作られている場合は、兼用して使えるタイプのものを選択して、どちらかに備え付けておけばよいでしょう。
モップ
砂やほこりがこびりついたベランダには、水分を含んだ状態で使える、雑巾がわりとなるモップがあると便利です。
家の中で使うモップとは別に、家の外壁やポーチなど、屋外用のモップが販売されています。雑巾を絞る必要がなくなるので、掃除のときに手を汚さずに水ふきができます。手を汚さずに掃除をしたい場合も、購入しておくとよいでしょう。
”水浸しにして掃除することができないベランダ”(マンションなど)の場合は、水拭きモップを用意しておくと、いちいち雑巾を持ち出したり、絞ったりする手間がかからず、便利に使えます。
家の中で使うモップとは別に、家の外壁やポーチなど、屋外用のモップが販売されています。雑巾を絞る必要がなくなるので、掃除のときに手を汚さずに水ふきができます。手を汚さずに掃除をしたい場合も、購入しておくとよいでしょう。
”水浸しにして掃除することができないベランダ”(マンションなど)の場合は、水拭きモップを用意しておくと、いちいち雑巾を持ち出したり、絞ったりする手間がかからず、便利に使えます。
掃除機
ベランダの掃除に使う掃除機は、ベランダ専用のものとして用意しなくても、室内の掃除に使用しているもので構いません。ただし、使い勝手の面からいうと、コードレスの掃除機の方が自由に動かせるので、ベランダ掃除には使いやすいでしょう。
また、ベランダのゴミには、砂や土が混ざっていることを考慮すると、吸引力の強い掃除機がです。
ベランダには、隅や角が多いので、掃除機のノズルは取り外しができ、隙間用ノズルに付け替えられるものが便利です。ベランダは室外なので、使い終わった後にノズルが汚れている可能性もあります。ノズルの水洗いができるなど、手入れがしやすい掃除機が適しています。
隙間用ノズルがなければ、トイレットペーパーの芯で代用可能なので、隙間用ノズルは必須ではありません。
また、ベランダのゴミには、砂や土が混ざっていることを考慮すると、吸引力の強い掃除機がです。
ベランダには、隅や角が多いので、掃除機のノズルは取り外しができ、隙間用ノズルに付け替えられるものが便利です。ベランダは室外なので、使い終わった後にノズルが汚れている可能性もあります。ノズルの水洗いができるなど、手入れがしやすい掃除機が適しています。
隙間用ノズルがなければ、トイレットペーパーの芯で代用可能なので、隙間用ノズルは必須ではありません。
ブラシ
タイルやコンクリートのベランダの場合は、立ったまま使えるデッキブラシなどで、ベランダ全体を広範囲に、効率よく磨くことができます。「ベランダ・玄関用床ブラシ」など、ベランダ掃除を目的としたブラシも販売されています。
大きなブラシだと収納する場所に困るのであれば、小型ハンディタイプのベランダブラシを購入し、ベランダの片隅に置いておきます。ベランダに置いてあれば、気になったとき、すぐにブラシを使った掃除ができます。汚れがこびりつくまえに対処できます。
ハンディブラシの中には、ペットボトルに洗剤溶液を入れ、ブラシをペットボトルの飲み口部分に接続して使うタイプのものもあり、水や洗剤とセットにして便利に使えます。
大きなブラシだと収納する場所に困るのであれば、小型ハンディタイプのベランダブラシを購入し、ベランダの片隅に置いておきます。ベランダに置いてあれば、気になったとき、すぐにブラシを使った掃除ができます。汚れがこびりつくまえに対処できます。
ハンディブラシの中には、ペットボトルに洗剤溶液を入れ、ブラシをペットボトルの飲み口部分に接続して使うタイプのものもあり、水や洗剤とセットにして便利に使えます。
ホース
ベランダを歩き回るのに十分な長さのホースと、水圧を高くして放水できる洗浄ノズルを用意しておくと、水圧でベランダの砂汚れなどを落とすことができます。大まかな汚れ落としは、水圧だけでできます。
ホースが巻き取り式になっていて、そのまま持ち運びできるタイプのものが、収納も簡単でです。ホースを無駄にひきずることなく、すっきりと動き回ることができます。
マンションなどの集合住宅で使用することを考えている場合は、事前にベランダを水浸しにしてもよい物件か、管理会社や不動産会社に確認してから購入してください。
ホースが巻き取り式になっていて、そのまま持ち運びできるタイプのものが、収納も簡単でです。ホースを無駄にひきずることなく、すっきりと動き回ることができます。
マンションなどの集合住宅で使用することを考えている場合は、事前にベランダを水浸しにしてもよい物件か、管理会社や不動産会社に確認してから購入してください。
高圧洗浄機
[no_toc]テレビの通販番組でよく目にする「高圧洗浄機」はベランダ掃除にも使えます。ホースとノズルの機能で水圧を高めるものより、さらに高い水圧で洗浄できます。使用する水量も、普通のホースを使うときよりも少量ですみます。タイルの目地の掃除に使うと、タイルは傷つけず、目地だけをきれいに洗浄できます。
ただし、ホースを使った掃除同様、高圧洗浄機によるベランダ掃除では、水しぶきが周囲に飛んだり、一時的に大量の水が流れたりします。マンションなどの集合住宅で使用する場合は、近隣の家へ配慮する必要があります。
また、高圧洗浄機は動作時にコンプレッサーの音がします。使用時に近隣の家に使用音で迷惑をかけることがないか、使用環境を確認したうえで、購入を検討してください。
ただし、ホースを使った掃除同様、高圧洗浄機によるベランダ掃除では、水しぶきが周囲に飛んだり、一時的に大量の水が流れたりします。マンションなどの集合住宅で使用する場合は、近隣の家へ配慮する必要があります。
また、高圧洗浄機は動作時にコンプレッサーの音がします。使用時に近隣の家に使用音で迷惑をかけることがないか、使用環境を確認したうえで、購入を検討してください。
ベランダ掃除にお薦めの洗剤
ベランダの汚れは、大半が砂とほこりですが、汚れががんこで、水だけでは落とせない場合は、ベランダの汚れに強い洗剤を使います。
これから紹介する「重曹」と「セキス炭酸ソーダ水」は、界面活性剤が使われていないので、お子さんやペットのいる環境でも、安心して使うことができます。ベランダの汚れの種類に応じて、使い分けてみましょう。
これから紹介する「重曹」と「セキス炭酸ソーダ水」は、界面活性剤が使われていないので、お子さんやペットのいる環境でも、安心して使うことができます。ベランダの汚れの種類に応じて、使い分けてみましょう。
重曹
ベランダ汚れの原因となる、排気ガスのスス汚れには、重曹が効果を発揮します。道路に面したベランダの場合は、重曹をはじめから使うとよいでしょう。重曹は、水に溶かして”重曹水”として使います。
汚れのひどいベランダの場合は、最初に表面のゴミやほこりを、ほうきや掃除機を使って取り除いたら、重曹水をまいて放置しておきます。重曹水に浸されることで、汚れが浮き上がります。浮き上がった汚れを、本記事で紹介したような掃除用品を使って、拭き取ったり、こすり落としたりします。
ベランダの手すりなど、細かな部分にも重曹水を使います。汚れがひどければ、布やキッチンペーパーに重曹水を浸したものを貼り付けておき、汚れが浮き上がってから、上述と同様に汚れを落とします。汚れがそんなにひどくなければ、重曹水を含ませた布やお掃除ペーパーで拭き取ります。
汚れのひどいベランダの場合は、最初に表面のゴミやほこりを、ほうきや掃除機を使って取り除いたら、重曹水をまいて放置しておきます。重曹水に浸されることで、汚れが浮き上がります。浮き上がった汚れを、本記事で紹介したような掃除用品を使って、拭き取ったり、こすり落としたりします。
ベランダの手すりなど、細かな部分にも重曹水を使います。汚れがひどければ、布やキッチンペーパーに重曹水を浸したものを貼り付けておき、汚れが浮き上がってから、上述と同様に汚れを落とします。汚れがそんなにひどくなければ、重曹水を含ませた布やお掃除ペーパーで拭き取ります。
セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは、皮脂・手垢・血液といった汚れに効果を発揮します。ベランダだけではなく、住居のフロアにも使えます。
動物性の汚れに効果を発揮するので、小さな子供がいたり、ペットを飼っている家庭のベランダ掃除に、セスキ炭酸ソーダを大いに活用しましょう。
セスキ炭酸ソーダは、界面活性剤を使っていないので、人体への影響がありません。子供やペットが、手垢やよだれなどで汚した場所の掃除に最適です。再度子供が触ったり、ペットが舐めたりしても安全です。
動物性の汚れに効果を発揮するので、小さな子供がいたり、ペットを飼っている家庭のベランダ掃除に、セスキ炭酸ソーダを大いに活用しましょう。
セスキ炭酸ソーダは、界面活性剤を使っていないので、人体への影響がありません。子供やペットが、手垢やよだれなどで汚した場所の掃除に最適です。再度子供が触ったり、ペットが舐めたりしても安全です。
ベランダの掃除方法
ベランダの掃除をするときに、ほうきで表面の掃き掃除をする人は多いのですが、念入りに行うことは少ないので、汚れが徐々にこびりついていきます。こびりついてしまった汚れを落とすには、それなりの時間や力を使わなければなりません。
次のような手順で汚れを徹底的に落としましょう。一度汚れを落としたあとは、定期的に一連の掃除をすることで、1回1回の掃除時間をあまりかけずに、ベランダをきれいに保つことができます。
①表面のごみ取り(ほうき、掃除機など)
②水による汚れ落とし(ホース、高圧洗浄機など)
③こびりついた汚れ取り(ブラシ、モップ、洗剤など)
④からぶき
ベランダ掃除で使う掃除用品ごとに、掃除方法を説明します。効率的に、自宅のベランダにあった掃除方法を選びましょう。
次のような手順で汚れを徹底的に落としましょう。一度汚れを落としたあとは、定期的に一連の掃除をすることで、1回1回の掃除時間をあまりかけずに、ベランダをきれいに保つことができます。
①表面のごみ取り(ほうき、掃除機など)
②水による汚れ落とし(ホース、高圧洗浄機など)
③こびりついた汚れ取り(ブラシ、モップ、洗剤など)
④からぶき
ベランダ掃除で使う掃除用品ごとに、掃除方法を説明します。効率的に、自宅のベランダにあった掃除方法を選びましょう。
ほうき
ベランダの表面にある、”砂やほこり、髪の毛など”を、ほうきで掃いて取り除きます。ベランダには隅や角が多いので、丁寧に掃いて、掃き残しのないようにします。
掃き残しがあると、掃き掃除のあとの、水を使う掃除のときに、残ったゴミも汚れと一緒になり、固まってしまいます。汚れを増やしてしまう結果になり、乾いているゴミよりも取り除くのに時間がかかります。
水を使う前に、乾いているゴミはすべて取り除くような気持ちで、ほうきを使います。手すりや壁など上の方から、あまり力を入れずにほうきを使って、ゴミを掃き落とします。隅や角の部分からも念入りにゴミを掃き出しましょう。
掃き残しがあると、掃き掃除のあとの、水を使う掃除のときに、残ったゴミも汚れと一緒になり、固まってしまいます。汚れを増やしてしまう結果になり、乾いているゴミよりも取り除くのに時間がかかります。
水を使う前に、乾いているゴミはすべて取り除くような気持ちで、ほうきを使います。手すりや壁など上の方から、あまり力を入れずにほうきを使って、ゴミを掃き落とします。隅や角の部分からも念入りにゴミを掃き出しましょう。
掃除機
掃除機を使うときも、乾いたゴミの取り残しがないよう、気をつけてください。掃除機の方が、ほうきよりも隅や角などにゴミを残してしまいがちです。
掃除機のノズルを、隙間用ノズルに変えて使います。隙間用ノズルが見つからない場合は、トイレットペーパーの芯を活用することができます。トイレットペーパーの芯の場合は、そのまま使い捨てることができるので、衛生的にも優れています。隙間用ノズルを使ったときは、使用後にノズルを洗浄しておきましょう。
掃除機を使う前に、鳥のフンは”ぬれ雑巾”やウェットティッシュなどで取り除いておいてください。鳥のフンには菌が含まれ、掃除機で吸い込んでしまうと、その排気で菌が撒き散らされる危険性があります。
掃除機のノズルを、隙間用ノズルに変えて使います。隙間用ノズルが見つからない場合は、トイレットペーパーの芯を活用することができます。トイレットペーパーの芯の場合は、そのまま使い捨てることができるので、衛生的にも優れています。隙間用ノズルを使ったときは、使用後にノズルを洗浄しておきましょう。
掃除機を使う前に、鳥のフンは”ぬれ雑巾”やウェットティッシュなどで取り除いておいてください。鳥のフンには菌が含まれ、掃除機で吸い込んでしまうと、その排気で菌が撒き散らされる危険性があります。
ホース
ホースを使って水をまく際は、排水口の反対方向から排水口に向かって誘導するように、水をまわしかけます。水の力で汚れと水を排水溝の方に押しやるイメージです。汚れのひどい場所には、集中的に水をかけたあとしばらく放置し、再度水で洗い流します。
ベランダの壁には、事前に重曹水を噴きかけておいて、少し時間をおいてから、水を壁の上方からかけて、流し落とします。
ベランダの壁には、事前に重曹水を噴きかけておいて、少し時間をおいてから、水を壁の上方からかけて、流し落とします。
高圧洗浄機
[no_toc]高圧洗浄機は、”水圧だけで汚れを落とせること”が製品の特徴なので、がんこな汚れがある所に、水圧をあげて集中的に水をかけます。
例えば、床にはブラシタイプのノズルを使って、高水圧のこすり洗いをします。汚れが集中するタイルの目地には、一番水圧の高い水を出すことができるノズルを使います。高水圧の細い放水ができるので、目地のような細い場所に水を集中的に当てることができるます。洗剤なしで目地がきれいになり、タイルも傷みません。
がんこな汚れが落ちない場合は、放水してからしばらく放置し、汚れに水が浸透した頃に再度放水します。がんこな汚れが浮き上がったり、水を吸収して柔らかくなるので、表面から徐々に取れるようになってきます。
例えば、床にはブラシタイプのノズルを使って、高水圧のこすり洗いをします。汚れが集中するタイルの目地には、一番水圧の高い水を出すことができるノズルを使います。高水圧の細い放水ができるので、目地のような細い場所に水を集中的に当てることができるます。洗剤なしで目地がきれいになり、タイルも傷みません。
がんこな汚れが落ちない場合は、放水してからしばらく放置し、汚れに水が浸透した頃に再度放水します。がんこな汚れが浮き上がったり、水を吸収して柔らかくなるので、表面から徐々に取れるようになってきます。
ホースや高圧洗浄機で水を使うときの注意事項
ホースや高圧洗浄機で水をまく前に、ベランダが水をまける状態なのか、確認が必要です。ベランダは、完全防水のつくりではないところが多く、完全防水ではないベランダに、安易に水をまくと、階下へ水が漏れてしまうことがあります。
排水溝に流れる水の量についても注意が必要です。溝の幅があっても、排水の力が弱い場合は簡単に排水溝からあふれてしまいます。自分の家の排水溝だけでなく、隣の家の排水溝まで影響を与える可能性もあります。
集合住宅や賃貸物件の場合は、”雨量として想定している水”以上の水量が流れても問題ないか、ベランダを水浸しにして、水漏れが発生しないかなど、管理会社や不動産会社にあらかじめ確認しましょう。
排水溝に流れる水の量についても注意が必要です。溝の幅があっても、排水の力が弱い場合は簡単に排水溝からあふれてしまいます。自分の家の排水溝だけでなく、隣の家の排水溝まで影響を与える可能性もあります。
集合住宅や賃貸物件の場合は、”雨量として想定している水”以上の水量が流れても問題ないか、ベランダを水浸しにして、水漏れが発生しないかなど、管理会社や不動産会社にあらかじめ確認しましょう。
ブラシ
ブラシを使うときは、汚れのこびりついている箇所を、集中してこするように使います。乾いている状態で、土のようになっている汚れを、そのままこすり落とすこともできますが、強くこすりすぎてベランダを傷つける危険性もあります。
ブラシを使い始める前に、汚れには水を浸み込ませておきましょう。ホースや、高圧洗浄機で水掃除した後に、ブラシがけをすると有効です。水で濡れている状態の方が、力を入れすぎてベランダを傷つける危険性は減ります。
ブラシと水だけでは汚れが落ちないときは、汚れの部分に重曹水を噴きかけて、しばらくしてからブラシをかけます。重曹により、汚れが浮き上がるので、ブラシでこするだけのときよりも簡単に汚れが落とせます。
落ちにくい汚れに対し、ブラシでこする力を強くしすぎると、ベランダに傷がつく可能性があります。落ちにくい汚れには、力で対抗せずに、水や洗剤も活用して負担を減らしましょう。
ブラシを使い始める前に、汚れには水を浸み込ませておきましょう。ホースや、高圧洗浄機で水掃除した後に、ブラシがけをすると有効です。水で濡れている状態の方が、力を入れすぎてベランダを傷つける危険性は減ります。
ブラシと水だけでは汚れが落ちないときは、汚れの部分に重曹水を噴きかけて、しばらくしてからブラシをかけます。重曹により、汚れが浮き上がるので、ブラシでこするだけのときよりも簡単に汚れが落とせます。
落ちにくい汚れに対し、ブラシでこする力を強くしすぎると、ベランダに傷がつく可能性があります。落ちにくい汚れには、力で対抗せずに、水や洗剤も活用して負担を減らしましょう。
モップ
ベランダがウッドデッキ状のつくりの場合は、デッキブラシで水洗いする代わりに、モップによる水拭きや、ワックスがけをします。
また、ホースなどで直接水を出して洗浄することができないベランダの場合は、水を多く含ませて使うことのできる、水拭き用のモップを使うと便利です。はじめは、水がしたたらない程度に絞った状態のモップで汚れ部分を擦り、徐々にモップを強く絞って汚れを拭き取って行くように使います。
乾拭きに使うモップも、室内用のモップとは別のものを使いましょう。ベランダは水を使って掃除したあとでも、どうしても砂や排気ガスのススなど、室外にある有害なものが残っています。室外の有害なものを室内に持ち込むことがないように、使うモップを分けましょう。
また、ホースなどで直接水を出して洗浄することができないベランダの場合は、水を多く含ませて使うことのできる、水拭き用のモップを使うと便利です。はじめは、水がしたたらない程度に絞った状態のモップで汚れ部分を擦り、徐々にモップを強く絞って汚れを拭き取って行くように使います。
乾拭きに使うモップも、室内用のモップとは別のものを使いましょう。ベランダは水を使って掃除したあとでも、どうしても砂や排気ガスのススなど、室外にある有害なものが残っています。室外の有害なものを室内に持ち込むことがないように、使うモップを分けましょう。
新聞紙
新聞紙は、色々な掃除用品の代わりになります。掃き掃除の前に、ぬらして細かく破いた新聞紙をベランダにまいておきます。これらを掃き集めると、乾いたほこりなどが新聞紙にくっついて、簡単に集まってきます。
ホースや、高圧洗浄機で水浸しになったあとの、乾拭きの道具として使うこともできます。新聞紙自体は、吸水が早くはありませんが、広げて敷いておけば、じわじわと水を吸い取ってくれます。
雑巾のように絞る必要も洗う必要もなく、吸水して不要となったものは捨て、次の新聞紙を広げて新たに吸水させます。
また、新聞紙を畳んで使えば、畳んだ角には固さもあり、ベランダの隅や角に固まった汚れを、ブラシのかわりに掻き出すこともできます。
ホースや、高圧洗浄機で水浸しになったあとの、乾拭きの道具として使うこともできます。新聞紙自体は、吸水が早くはありませんが、広げて敷いておけば、じわじわと水を吸い取ってくれます。
雑巾のように絞る必要も洗う必要もなく、吸水して不要となったものは捨て、次の新聞紙を広げて新たに吸水させます。
また、新聞紙を畳んで使えば、畳んだ角には固さもあり、ベランダの隅や角に固まった汚れを、ブラシのかわりに掻き出すこともできます。
歯ブラシ
歯ブラシも掃除道具として万能です。新聞紙同様、ベランダの隅や角で固まっている汚れを、掻き出したり、こすり落とす道具として使えます。目地の汚れを磨くためのブラシがわりにも使えます。
通常のブラシでは届かない、細かな場所や隙間の掃除に活躍するので、使い終わった歯ブラシを掃除用に保管しておくとよいでしょう。また、100均ショップには、安価な歯ブラシが売られているので、掃除用に購入するのもよいでしょう。
通常のブラシでは届かない、細かな場所や隙間の掃除に活躍するので、使い終わった歯ブラシを掃除用に保管しておくとよいでしょう。また、100均ショップには、安価な歯ブラシが売られているので、掃除用に購入するのもよいでしょう。
ベランダの排水溝の掃除方法
ベランダ掃除の仕上げとして、排水溝の掃除をします。ベランダ掃除を始める際に、排水溝の流れが悪かったり、詰まっていたりする場合は、この排水溝の掃除から開始してください。
排水溝の掃除手順もベランダ全体の掃除手順と同様です。見た目をきれいに磨くのも大切ですが、排水溝の機能である排水部分を特に念入りに掃除しましょう。
①排水溝のゴミ取り(ほうき、掃除機など)
②こびりついた汚れ取り(ぬれ雑巾)
③からぶき
④排水口の掃除
排水溝の掃除手順もベランダ全体の掃除手順と同様です。見た目をきれいに磨くのも大切ですが、排水溝の機能である排水部分を特に念入りに掃除しましょう。
①排水溝のゴミ取り(ほうき、掃除機など)
②こびりついた汚れ取り(ぬれ雑巾)
③からぶき
④排水口の掃除
ベランダ用ほうき&ちりとりで排水溝のゴミを取る
本記事の中で紹介したベランダ用ほうきは、ベランダの排水溝幅に近いサイズで作られています。排水溝のためだけに用意するのであれば、100均ショップで売っているものでも十分です。
ほうきで表面のゴミを取り除き、隅や角にこびりついたゴミは、割り箸やつまようじなどでひっかいて落とします。落ちたゴミもほうきとちりとりで取り除きます。排水溝には、繊維クズや髪の毛が、固まりになってこびりついています。この最初の段階で取り除いておきましょう。
ほうきで表面のゴミを取り除き、隅や角にこびりついたゴミは、割り箸やつまようじなどでひっかいて落とします。落ちたゴミもほうきとちりとりで取り除きます。排水溝には、繊維クズや髪の毛が、固まりになってこびりついています。この最初の段階で取り除いておきましょう。
古くなった布製品を使ってベランダ排水溝を雑巾がけ
古くなった布製品を用意します。化繊のものではなく、Tシャツやパジャマ、木綿の下着などが適しています。これらの布製品は、使い終わったあとは、そのままゴミとして処分します。
①ほとんで絞ってない状態の布を使用。排水溝を雑巾がけする。汚れが固くなっている部分は、ぬれた布をおいたまましばらく放置し、水分が浸透してから再度強めに雑巾がけをして落とす。
②軽く絞った布で、汚れの確認のため、雑巾がけをする。汚れが残っていたら拭き取る。
③固く絞った布か乾いた布で、排水溝の水分を拭き取る
この”布を使った掃除”で落ちない汚れは、このあと洗剤やスポンジを使って落とします。
①ほとんで絞ってない状態の布を使用。排水溝を雑巾がけする。汚れが固くなっている部分は、ぬれた布をおいたまましばらく放置し、水分が浸透してから再度強めに雑巾がけをして落とす。
②軽く絞った布で、汚れの確認のため、雑巾がけをする。汚れが残っていたら拭き取る。
③固く絞った布か乾いた布で、排水溝の水分を拭き取る
この”布を使った掃除”で落ちない汚れは、このあと洗剤やスポンジを使って落とします。
新聞紙で布の代用をする
新聞紙は、ぬらしても布のように柔らかくはなりません。ぬらして丸めても、ゴワゴワとした感触が残り、角張る部分もできます。布のような柔軟性はありませんが、新聞紙の固めの質感を活かした掃除をできるところもあります。
捨てられる布が手近にない場合は、水に浸した新聞紙と、乾いたままの新聞紙を活用して、排水溝の雑巾がけを行います。布のような柔らかさはないので、丸めたり畳んだり使う方向をかえたりして、ぬれた新聞紙を掃除する場所の形状に合わせて使います。
ぬれた新聞紙で汚れが概ね落ちたら、乾いた新聞紙で水分を拭き取ります。「拭き取る」というよりは、「新聞紙を広げて吸水させる」という作業になります。
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捨てられる布が手近にない場合は、水に浸した新聞紙と、乾いたままの新聞紙を活用して、排水溝の雑巾がけを行います。布のような柔らかさはないので、丸めたり畳んだり使う方向をかえたりして、ぬれた新聞紙を掃除する場所の形状に合わせて使います。
ぬれた新聞紙で汚れが概ね落ちたら、乾いた新聞紙で水分を拭き取ります。「拭き取る」というよりは、「新聞紙を広げて吸水させる」という作業になります。
がんこな汚れには重曹を使う
排水溝は、特に汚れが固まっていることが多いので、重曹水をまくのではなく、霧吹きなどで汚れに集中的に吹き付けるか、布に染み込ませて湿布のように汚れに貼り付けて、汚れに重曹水を染み込ませて使います。
汚れが浮き上がったら、ぬれた布や新聞紙、スポンジなどでこすり落とします。がんこな汚れの場合は、重曹水を使ったからといって、1回では落としきれないこともあります。その場合は、重曹水による汚れ湿布後、掃除用品を使ってこすり落とす、という作業を繰り返し行います。
汚れが浮き上がったら、ぬれた布や新聞紙、スポンジなどでこすり落とします。がんこな汚れの場合は、重曹水を使ったからといって、1回では落としきれないこともあります。その場合は、重曹水による汚れ湿布後、掃除用品を使ってこすり落とす、という作業を繰り返し行います。
ベランダ排水溝掃除にもメラミンスポンジを使ってみる
ここまで紹介した掃除道具を使っても、どうしても細かな汚れが残ってしまうこともあります。その汚れが、排水に影響を与えない程度の汚れであれば、放っておいても構いません。それでも、「せっかくなので、とことんきれいにしたい」ということであれば、メラミンスポンジを試してみましょう。
メラミンスポンジは、台所でよく使われるスポンジで、ガラス製品やステンレス製品がピカピカになります。蛇口の水垢もきれいに落とせます。
コンクリートなどの表面がざらざらした建材でベランダがつくられている場合は、メラミンスポンジを使うことはできません。排水溝がステンレス製であったり、塗装が施されて、表面が滑らかになっていれば、メラミンスポンジを使えます。試してみてください。
使い方は、普通のスポンジと同じで、水を含ませて汚れを軽くこするだけです。表面のざらざらが取れ、すべすべの手触りになるまでこすります。力はあまり使わずにこするようにします。
メラミンスポンジは、台所でよく使われるスポンジで、ガラス製品やステンレス製品がピカピカになります。蛇口の水垢もきれいに落とせます。
コンクリートなどの表面がざらざらした建材でベランダがつくられている場合は、メラミンスポンジを使うことはできません。排水溝がステンレス製であったり、塗装が施されて、表面が滑らかになっていれば、メラミンスポンジを使えます。試してみてください。
使い方は、普通のスポンジと同じで、水を含ませて汚れを軽くこするだけです。表面のざらざらが取れ、すべすべの手触りになるまでこすります。力はあまり使わずにこするようにします。
排水口の掃除
排水口にゴミや汚れがあると、排水が滞ってしまうので、どんなに排水溝を掃除しても効果がありません。排水口の見えている場所の掃除はもちろん、排水管が詰まっていないかも確認しましょう。
排水管は外からでは状態が見えないので、バケツいっぱい程度の水を排水口から流し込んでみて、水はけを確認します。水が問題なくはけていけば、通常水量の排水機能は満たしていると考えてよいでしょう。水が溜まっているようであれば、管理会社など、排水管を管理している業者に連絡して、排水管が機能しているのか確認してもらいます。
排水口は、自力で掃除できるので、排水溝同様にゴミと汚れを取り除きます。
排水管は外からでは状態が見えないので、バケツいっぱい程度の水を排水口から流し込んでみて、水はけを確認します。水が問題なくはけていけば、通常水量の排水機能は満たしていると考えてよいでしょう。水が溜まっているようであれば、管理会社など、排水管を管理している業者に連絡して、排水管が機能しているのか確認してもらいます。
排水口は、自力で掃除できるので、排水溝同様にゴミと汚れを取り除きます。
簡単こまめにベランダの掃除をしてみましょう
ベランダは、汚れが定着してしまうと掃除が面倒になります。布団干しや洗濯干しにも使う場所でもあり、不衛生になりかねません。
がんばって汚れを落としたあとは、ベランダにほうきやブラシを備えおいておいて、こまめに汚れを排除しましょう。頻繁に簡単な掃除をしていれば、汚れが定着しなくなります。ひどい汚れがなければ、常に簡単な掃除で、きれいなベランダを保つことができます。
本記事で紹介した掃除用具や掃除方法を活用して、汚れが定着しないように、簡単こまめにベランダを掃除していきましょう。
がんばって汚れを落としたあとは、ベランダにほうきやブラシを備えおいておいて、こまめに汚れを排除しましょう。頻繁に簡単な掃除をしていれば、汚れが定着しなくなります。ひどい汚れがなければ、常に簡単な掃除で、きれいなベランダを保つことができます。
本記事で紹介した掃除用具や掃除方法を活用して、汚れが定着しないように、簡単こまめにベランダを掃除していきましょう。