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洗面台の汚れの種類・汚れやすい場所・掃除方法・掃除道具

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洗面台をきれいに掃除する方法

毎日必ず使う洗面台、いつもきれいな状態を保っていたいけれど、気が付くとすぐに汚れてしまう。そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

毎日、洗顔や歯磨き、ヘアセットなどで使われる洗面台は、水ハネが原因の水垢汚れや洗顔や歯磨きでの洗剤類の洗い残しが原因の汚れ、髪の毛が原因の配管詰まりなど、どうしても汚れが付きやすい場所です。

日頃の簡単なお手入れから、汚れをしっかり除去するテクニックなど、洗面台の基本の掃除方法をまとめました。

まずは準備! 基本のお掃除道具

洗面台のお掃除に欠かせない「基本のお掃除道具」を用意しておくと良いでしょう。洗面台には、傷つきやすい金属や鏡、プラスチックなど複数の素材が混在しているため、素材に適した道具を使う事を心がけましょう。

やわらかいスポンジ

洗面台のカウンターや洗面ボウル、鏡の掃除に使用します。泡立ちが良く大きめのシンプルなやわらかいスポンジがです。ナイロン製のスポンジや網入りスポンジ、汚れを研磨する高性能タイプのスポンジは素材を傷つけてしまう可能性があるため避けましょう。

やわらかい布

洗面台掃除の仕上げのふき取りや、金属素材の磨きに使用します。なるべくやわらかい素材のものでビーズなどの飾りがない布がです。使い古したバスタオルなどを切って使用しても良いでしょう。

歯ブラシ

洗面台の鏡とカウンターの隙間など、細かい部分のお掃除やしつこい汚れ除去に使います。新品である必要はないので、使い古したものをいくつか掃除用にストックしておくと良いでしょう。

メラミンスポンジ

陶器製など研磨に耐えられる素材のお掃除に使います。洗面台の掃除では、カウンターや洗面ボウルの掃除の際に活躍します。

水を含ませたスポンジで磨くだけで簡単に水垢や汚れを落とすことが出来ます。素材によっては傷をつけてしまう可能性がありますので、充分注意しましょう。

ビニール手袋

洗面台の掃除をする時に、カビやしつこい汚れと戦わなくてはいけない場合があります。汚れや洗剤から大切な肌を守るためにビニール手袋を装着しましょう。

洗面台の掃除に洗剤

浴室用・台所用中性洗剤

洗面台に使われている素材を痛める心配が少ない中性洗剤は、普段のお掃除に洗剤です。
主に洗面台のカウンター・洗面ボウルの掃除に使用します。

やわらかいスポンジで良く泡立てて使用しましょう。使用後は泡や洗剤が残らない様によく洗い流して下さい。洗剤が残ると素材を痛めてしまう可能性がありますので注意しましょう。
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浴室用クリームクレンザー

弱アルカリ性の微粒子クレンザーを選びましょう。主に洗面台のカウンター・洗面ボウルの掃除に使用します。

研磨剤が入っているため、水垢などの汚れを削り落とすことが出来ます。強くこすりすぎると研磨剤で素材を痛めてしまう事があるため気を付けましょう。

クエン酸

地球環境にも人にも優しい天然素材としての「クエン酸」。抗菌・消臭効果の高さとアルカリ性の汚れにも使用できることから、洗面台掃除にです。

スプレーボトルに小さじ半分のクエン酸と水100mlを入れて良く混ぜれば、簡単便利な『クエン酸スプレー』が作れます。

鏡にスプレーして磨くだけで、簡単に水垢掃除が出来ます。

重曹

口に入れても大丈夫という安全性と洗浄力の高さからの「重曹」。酸性である油汚れに強く効果を発揮するのが特徴の為、キッチンでのお掃除に活躍します。

重曹には消臭効果もあるため、洗面台の掃除では排水口の消臭にです。直接排水口に重曹を振りかけて磨くだけの、簡単掃除が可能です。

洗剤使用時の注意と注意しなくてはいけない洗剤類

洗剤類は使用方法を誤ると製品を痛めてしまう可能性があるため、注意書きを良く読んでから使用しましょう。

「酸性」「アルカリ性」の表示がある洗剤や「塩酸」の入った洗剤、「シンナー、アセトンなどの溶剤・薬品類」は洗面台の素材を痛める危険性以外にも、使用方法によっては人体に影響を及ぼすおそれもありますので、注意書きを確認してから使用し、使用時も充分注意しましょう。

洗面台の汚れの種類別 掃除方法

水垢汚れの掃除方法

洗面台のカウンターや洗面ボウル、鏡にうろこ状についた白い汚れは「水垢」と呼ばれる汚れです。水垢は、水道水のミネラル成分が固まったことにより生まれた汚れですので、他の汚れと比べて頑固で取り除きにくい汚れです。

洗面台の水垢掃除に一番のは、クリームクレンザーやメラミンスポンジで水垢を研磨してきれいに落とす方法ですが、曇り止め加工のされた鏡や、FRPや人工大理石と呼ばれる樹脂製のカウンター・洗面ボウルに使用すると傷をつけてしまう可能性があるため、その場合にはクエン酸での掃除がです。

スプレーボトルに小さじ半分のクエン酸と水100mlを入れて良く混ぜて作る、『クエン酸スプレー』を水垢に吹き付けて磨きます。

しぶとい水垢汚れの場合は、気になる部分にティッシュを敷き、その上からクエン酸スプレーをして半日ほど放置します。その後、やわらかい布で水拭きし、仕上げの乾拭きをすれば掃除完了です。

水垢をつけないためにも、日頃から水滴をこまめに拭きとることを心がけましょう。

黒ずみの掃除方法

主に陶器製のカウンター・洗面ボウルにつく「黒ずみ」。カビやほこりが石鹸カスや水垢と一緒に固まることが原因で出来た大変しぶとい汚れです。まだ時間があまり経っていない汚れであれば、クリームクレンザーやメラミンスポンジで磨き落とすことが可能です。

クリームクレンザーやメラミンスポンジで落とすことの出来ない長時間経ってしまったしぶとい汚れの場合は、耐水ペーパーを使用した研磨方法で物理的に汚れにダメージを与える事が出来ます。なるべく目の細かい耐水ペーパーで汚れを直接磨き落としましょう。

ただし、汚れだけでなく素材にもダメージを与えてしまう可能性が高いため注意が必要です。しぶとい黒ずみ汚れを除去するには、洗面台を痛める可能性がある掃除が必要になるため、汚れたらすぐに洗い流すなど、日頃から洗面台を清潔な状態に保つことが大切です。

黄ばみの掃除方法

洗面台のカウンター・洗面ボウルについた「黄ばみ」。その原因は石鹸カスや水垢が長時間放置されたことによる汚れである可能性が高いでしょう。元々は水垢であったことから、まず初めに試して欲しいのはクリームクレンザーやメラミンスポンジで汚れを磨き落とす方法です。

それでも落ちないしつこい黄ばみの場合、クエン酸と重曹を使った掃除を行いましょう。黄ばみ部分に重曹をふりかけ、クエン酸スプレーを全体にスプレーします。泡が発生したら5分ほど放置し、その後スポンジでこすり洗いを行います。擦り洗いを終えたら水で洗い流し、やわらかい布で仕上げの乾拭きを行います。

しぶとい汚れを作らないためにも、汚れがついたらすぐに洗い流すことがです。
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ピンク色の汚れの掃除方法

蛇口の根元などに現れる「ピンク色の汚れ」。その正体はバクテリア類です。健康な体に害を及ぼす細菌ではありませんが、増殖する特性があるため、汚れに気づいたらすぐに掃除してしまいましょう。

市販されている中性洗剤をスポンジで泡立て、よくこすり洗います。それでも汚れが落ちない場合は、
汚れ部分にティッシュペーパーを敷き、中性洗剤をスプレーして湿布します。10分から20分したら、水拭きで洗剤を取り除きましょう。仕上げの乾拭きをしたら掃除完了です。

バクテリアは一度の掃除では完全に取り除くことが難しく再度増殖してしまうため、こまめな掃除を心がけましょう。

黒カビの掃除方法

洗面台のカウンターや洗面ボウルに発生してしまった「黒カビ」。洗面台のカウンターや洗面ボウルで使われている素材は、FRPや人工大理石といわれる樹脂か陶器で出来ていることが多いため、カビが根を張ってしまった状態のしぶとい汚れではなく、表面だけに付いた状態の軽いカビ汚れであることがほとんどです。

軽いカビ汚れの場合、中性洗剤で泡立てたスポンジでこするだけでも簡単に落ちる事がほとんどです。それでもカビが残っている場合は、クリームクレンザーを使用してカビを研磨して洗い落としましょう。カウンターや洗面ボウルの素材によっては、素材を痛めてしまう可能性があるため注意しましょう。

鏡とカウンターの隙間などの狭くて掃除がしにく場所に発生したカビは、歯ブラシを使用して磨き落としましょう。

上記の方法で黒カビを除去した後は、洗剤を使用した後は充分に水で洗い流し、仕上げの拭き掃除を行い掃除完了です。

湿度の高い場所や水気の多い場所で発生しやすいのがカビなので、こまめに洗面所の換気を行う、洗面台に付いた水気はすぐに拭くなど、日ごろから気を付けることでカビを予防していきましょう。

洗面台の汚れやすい場所別 掃除方法

排水口とヘアキャッチャー部

普段からこまめに掃除をすることがなのは、髪の毛や汚れをキャッチするために付けられた排水口のヘアキャッチャー用の部品です。

部品に絡まった髪の毛や汚れは、使い古した歯ブラシで掃除しましょう。髪の毛が絡まって取れない場合は、楊枝を使用すると良いでしょう。

ぬめり汚れや黒ずみが付きやすい排水口の部分も一緒に歯ブラシで手入れしましょう。歯ブラシに中性洗剤を付けて磨くと洗浄効果を高めることが出来るのでです。

排水管

「水の流れが悪くなった」「匂いが気になる」、そんな時は、排水口に問題がある可能性が高いでしょう。

多くの場合、髪の毛などの汚れが排水管に詰まっていることが原因と考えられます。市販の配管洗浄剤を使用して排水管の掃除をすることで解決するでしょう。

配管洗浄剤を使用しても問題が解決しない場合は、早めに水道業者に相談しましょう。

カウンター・洗面ボウル

一番汚れが目立つ部分であるカウンターと洗面ボウルは、いつもピカピカにしておきたいものです。

普段のお手お入れは、中性洗剤をやわらかいスポンジで泡立て軽くこすり洗いをしましょう。蛇口の周りなど細かい部分は入念に洗いましょう。洗い終えたら水で洗い流し、やわらかいタオルで仕上げの乾拭きを行い掃除完了です。

カウンター・ボウルの材質が人工大理石やFRPなどの樹脂素材の場合、衝撃には強いですが表面がやわらかく傷がつきやすいため注意しましょう。

また、陶器製の場合は表面は固く傷や薬品には強いですが衝撃には弱いため、重いものやガラスの化粧瓶などを落とすと割れる心配があるため注意しましょう。

シャワーヘッド

洗面台の水栓・シャワーヘッドには様々な種類があり、その種類によって取り外せる部品が異なります。正確なお手入れ方法・部品の取り外し方は洗面台の取扱説明書を確認しましょう。

ここでは、一般的にシャワーヘッドで問題になりやすい「目詰まり」の解消方法をご紹介します。

シャワーからよく水が出ない。水が変な出方をするという場合はシャワーの目詰まりが原因である可能性が高いでしょう。シャワーヘッドのフィルターが取り外せる場合は取り外し、取り外せない場合はシャワーヘッドをそのまま、クエン酸大さじ1杯と水を入れた洗面ボウルに浸します。

フィルターの目詰まりの原因は水垢ですので、クエン酸の力で水垢をやわらかくし、スポンジや歯ブラシで削り落とします。頑固な水垢の場合は、爪楊枝を使用すると良いでしょう。汚れを落とした後はきれいに水洗いをし、やわらかい布で乾拭きをして掃除完了です。

蛇口

蛇口の汚れは普段のちょっとした手入れで簡単に防ぐことが出来ます。洗面台を使用した後は、蛇口に付いた水気を拭きましょう。使う度にサッと拭くだけで、しぶとい水垢汚れやくすみを防ぎます。

汚れが気になる時には、中性洗剤をスポンジで泡立てて優しく蛇口を洗います。水垢の汚れが目立つ場合は、クリームクレンザーを使用すると水垢を除去することが出来ます。その際、蛇口を研磨剤で痛めない様に気を付けましょう。

汚れをこすり終えたら、水拭きして泡や洗剤を取り除き、仕上げの乾拭きを行い掃除完了です。

タイル

デザイン性の高さから洗面所の壁面にタイルを張ることがですが、タイルの壁で一番気になるのはその掃除方法ではないでしょうか。

タイルの壁は、洗面ボウルからの水ハネによって出来てしまった汚れ以外にも、浴室に隣接していることが多いため、湿気によるカビにも注意したい場所です。

通常のお手入れ方法は、固く絞った雑巾での拭き掃除で十分ですが、タイルの表面に汚れが付いてしまった場合は、メラミンスポンジや水で薄めた注意洗剤を含ませたやわらかいスポンジでこすり落としましょう。

目地にカビが生えてしまった場合は、塩素系洗濯用漂白剤を水で薄めたものを雑巾で固く絞り、汚れ部分を叩くようにして汚れを雑巾に吸着させましょう。

洗浄後は、雑巾で水拭きをして洗剤成分を洗い流します。仕上げに乾いた雑巾で乾拭きを行い掃除完了です。

塩素系洗濯用漂白剤を使用する時には、必ず使用前に注意書きを読みましょう。酸素系漂白剤や他の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生しますので注意が必要です。使用時にはビニール手袋を装着し、部屋を充分換気しましょう。

洗面台がきれいだと、毎日が少しHAPPYになる

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洗面台をいつもきれいな状態に保つコツは、気が付いた時にサッと水気を拭き取り、汚れがついたらすぐに洗い落とすことです。洗面台を拭くためのタオルを一枚、すぐに手が届く場所に用意しておきましょう。日頃の小さな行動が、洗面台のきれいを保ってくれます。

毎朝、ピカピカに磨かれた洗面台で顔を洗って素敵な一日をスタートさせましょう。
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