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スエード靴の手入れの方法|水洗い/消しゴム/歯ブラシなど

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スエード靴を長く使用するために

スエード靴とは

スエードは主に子羊や子牛の皮をなめし、その裏面をサンドペーパーなどでこすって起毛させたものをいいます。毛足が短く柔らかいものほど、価値が高いとされています。丈夫な素材のため、靴にも多く使用されています。

大事に使いたいが汚れやすいスエード靴

雨に濡れるとシミができやすく、長い期間の使用で色が褪せるうえに毛が倒れてしまい見栄えが悪くなります。ですが自分で手入れができるならば、お気に入りのスエード靴を長く履くことが可能になります。どのような方法があるのか、以下見ていきます。

スエード靴の手入れ方法

スエード靴の手入れ方法を知る前にしておくこと

防水スプレーを使用

まずスエード靴の手入れ方法の本題に入る前に、しておくべきことがあります。それは防水スプレーをスエード靴に使用することです。スエード靴にとって水は危険です。防水スプレーをすることで、雨によるシミを防ぐことができます。

定期的に防水スプレーする

防水スプレーは時間が経つにつれ効力が弱まりますので、週に1回はスエード靴にスプレーしてください。シミを防ぐだけでも、手入れの負担は減ります。

ブラシでスエード靴を手入れ

毛のついたブラシを使用

スエード靴についた汚れは時間が経つにつれて落ちにくくなるため、ブラッシングによる手入れが効果的です。これはスエード靴を使用した都度、行った方が良いです。ブラッシングの際、力を入れすぎると毛が抜けてしまうため、優しく丁寧に汚れを落としましょう。この時は毛の流れに逆らってブラッシングします。

ゴムブラシによるブラッシングも効果的

ゴムブラシを使ったスエード靴の手入れ方法は、毛の奥に入り込んだ汚れをかきだすのに効果があります。こちらも優しくブラッシングすることをします。ゴムのブラシを使ったあと、毛のブラシでスエードの毛並みに沿って手入れをしたら、完成となります。

歯ブラシによるスエード靴の手入れ

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スエード靴の手入れ専用のブラシがない場合は、歯ブラシで代用することが可能です。その場合は硬いブラシではなく、柔らかいものを使用してください。

消しゴムを使ってスエード靴を手入れ

ノートなどに使用する文房具の消しゴムで、スエード靴を手入れすることができます。その際には、鉛筆の汚れなどがないものを使用してください。これはスエードに鉛筆の色が移るのを防ぐためです。スエード靴についた汚れを消しゴムで擦ると、簡単に落とすことができます。

なお消しゴムで汚れを落とす際、事前にブラシで落とせる埃などの汚れを落としてから消しゴムを使用するとより効果的です。消しゴムで汚れを落としたら、再度ブラッシングをしてスエード靴を手入れしてください。

専用の消しゴムタイプの汚れ落とし

スエード靴の手入れ専用の消しゴムタイプの汚れ落としもあります。ある程度の汚れを落とすことができますが、万能なものではないので、落ちない場合は無理に擦らないでください。靴を傷めてしまいます。加えて消しゴムタイプの汚れ落としには、樹脂に汚れを吸い付けるものと擦り落とすものがあります。その時々の汚れの状態によっての使い分けをお勧めします。

水洗いでのスエード靴の手入れ

ブラッシングでも消しゴムでも汚れが落ちない時に

先に紹介した2つの方法で汚れが落ちない時は、思い切って水洗いをします。シミになることが心配ですが、全体的にしっかり洗うと問題はありません。

水洗いの手始めに

まずはスエード靴全体を水で洗う前に、ブラッシングによる手入れを行います。この時に落とせる埃は落としておきます。次に濡らした布を使って、スエード靴全体を湿らせます。いきなり水につけてしまうと、シミになる可能性が高くなります。

シャンプーで洗う

スエード手入れ専用のシャンプーがありますが、人間の髪に使うシャンプーでも問題ありません。この時アルカリ性のシャンプーはなく、酸性のものを使用してください。スエードは毛ですから、アルカリ性のシャンプーで手入れを行うと、人間の髪と同じでバサバサになります。

シャンプーで洗う時は、歯ブラシやスポンジにシャンプーをつけて洗います。スポンジも柔らかいものを使用してください。なお、洗い始める前にシャンプーを溶かしたバケツの中に数分間つけ置きすると、汚れが落ちやすくなります。

シャンプーを落とす

スエード靴全体をシャンプーで洗い終えたら、水ですすぎ落とします。シャンプーが残ってしまうと逆に汚れの原因となり、手入れの意味がありませんので、念入りに落とします。この時歯ブラシなどのブラシで洗うと、泡と汚れが落としやすくなります。

スエード靴に水を直接かけるのは心配という場合は、スポンジを濡らしながら泡を落とします。こちらはかなり時間と根気が必要ですが、中途半端に落とすのはよくありませんので注意してください。

乾かして手入れをして終了

乾かす時は風通しの良い日陰に置きます。この時に新聞紙を詰めて乾かすと時間も早くなり、型崩れを防ぐことができます。なお型崩れ防止には、シューズキーパーが便利です。色移りが心配でしたら、使わない古いタオルや布を使用してください。新聞紙もですが、こまめに取り換えることが大切です。しっかり乾いたら、今度はブラシを使って毛並みの手入れをして終了です。

スエード靴を乾かす際、風がなく湿気が多い時は扇風機を使うと便利です。熱を当てることは良くありませんので、ドライヤーの熱風などは使用しないでください。変形や変色のトラブルが起きます。

単純に濡れただけの場合

単に雨や水に濡れただけでしたら、水洗いの時と同じ方法で乾燥させてください。
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スエード靴手入れの頻度

ブラッシングする手入れは先に述べたように、スエード靴を使用する都度行った方が良いです。消しゴムによる手入れも、都度で問題ありません。気になるのは水洗いですが、上記の2とおりの方法でも落ちない場合に使用する手入れ方法ですので、頻繁に行うことはお勧めしません。どうしても落とせないという時にのみ、水洗いでの手入れを行ってください。

汚れ別でのスエード靴の手入れのコツ

カビの汚れがついてしまったら

スエード靴にカビが生えてしまった場合の手入れ方法を以下に説明します。スエード靴にカビが生えた場合、すぐにその靴は外に出し、他の靴や靴箱にカビが移っていないかを確認してください。

布やブラシなどで落とす

スエード靴にカビが生えてしまった時の手入れ方法は、布やブラシで擦ることです。しかし表面だけに生える白カビであればこれで大丈夫ですが、黒カビは革の奥まで入り込んでいます。そのため除菌スプレーを使用すると効果があります。これでカビの根を除去でき、また再度生えてくる危険を回避できます。

その後は布を濡らして固く絞り、水拭きします。その後は日陰に干して乾かしてから、再度ブラッシングで手入れをします。

範囲の狭いカビには

わずかにカビが生えているだけでしたら、サンドペーパーや砂消しを使う方法があります。ですがこれは削る行為ですので、スエード靴の表面が剥げてしまう、または傷めてしまう恐れのある方法ですので、実行の際は気をつけて行ってください。

落ちにくい時は水洗い

擦り落としでの手入れ方法でも落ちない場合は、水洗いをしてください。なお、革製品専用のカビを除去する効果があるケア用品もあります。これは靴だけでなく、鞄などの革製品全般の手入れに使用できます。

日頃からの予防が大事

カビを防ぐには、普段からブラッシングによる手入れが大切です。そして靴箱は締め切った状態にあるため、湿度が高くなりやすい場所です。湿気対策も普段から行っておきましょう。靴箱に乾燥材を入れるだけでも効果が高いです。

さらに靴は湿っぽくなりやすいため、スエード靴を履いた後はすぐに靴箱にしまうことはせず、新聞紙などを靴の中に入れて日陰で乾かしてください。連日で同じ靴を履くと、スエード靴が乾く暇がなくなるため、なるべく毎日同じ靴を履くという状況は避けてください。

色落ちや色あせが起きたら

スエード靴に色落ちや色あせが起きた場合の手入れには、補色する方法があります。靴の色に合った色を選んで補色するのが良いのですが、見つからない場合は無色のものをしようすると良いでしょう。補色剤にはスプレータイプとリキッドタイプがありますので、自分の好みにあうものを使用してください。

用法や色などで悩んだら、お店の人に相談すると良いでしょう。

シミがついてしまったら

スエード靴にシミがついてしまった場合の手入れ方法は、専用のクリーナーを使用することをお勧めします。「スエードクリーナー」と呼ばれるものですが、アルコールの入った汚れ落としです。アルコールの揮発性を利用して、シミ汚れを浮かせる効果があります。

靴にスプレーし、浮いてきた汚れを拭きとります。1度で手入れの効果が見られない場合は、時間と日にちを置きながら再度試してください。なお薄い色のスエード靴にクリーナーを使用すると、靴の色が少々濃くなる場合もあることをご留意ください。

油がついてしまったら

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スエード靴に油がついてしまった場合の手入れ方法も、シミを落とす手入れ方法と同じです。スエードクリーナーを使用して落としてください。油は水に溶けませんので、水洗いでの手入れ方法には期待できません。

泥がついてしまったら

スエード靴に泥がついてしまった場合の手入れ方法は、ブラッシングです。または消しゴムを使った手入れを行います。ちょっとした泥汚れであれば、この2つの方法で手入れ可能ですが、ひどく汚れて落ちない場合があります。その時はスエードクリーナーで手入れをしてください。それでも落ちない場合は、水洗いを行います。

手入れに役立つ道具

手入れセット

手入れセットで一括入手

せっかく良いスエード靴を持っているのだから、手入れを専用の道具を使って行いたいと思う方には一纏めに手入れ用の道具を揃えられる、シューケア専用の手入れセットの購入がお勧めです。専門店に買いに出かけるのが難しいという場合、アマゾンや楽天などのネットショッピングで簡単に手に入れられます。

値段は様々

手入れセットの値段は下は千円代から、上は1万円を超すものがあります。当然ですが値段が上がるにつれて、手入れセット中のアイテムは増えますし、アイテムの質も良くなります。

値段が高い手入れセットには補色剤が入っています。個別で補色剤を揃えると割高になってしまうことが多いので、スエード靴をたくさん持っている方は、このタイプの手入れセットを購入した方がお得でしょう。その際、自分のスエード靴に合った色が手入れセットの中に入っているかの確認は忘れずになさってください。

スプレータイプの手入れ品

防水スプレー

最初に記述したように、スエード靴の手入れは防水スプレーが大切です。スエード靴を購入したら、すぐに防水スプレーをかけて靴を保護します。防水スプレーの種類は大きく2分類に分けることができます。フッ素系のものとシリコン系のものがありますが、効果の持続力はシリコン系が高いです。

しかしシリコン系は、スエード靴の種類によっては使用に適さないものがあります。防水スプレー使用の前には、自分が所持しているスエード靴の種類を確認してから防水スプレーを使用してください。

保革スプレー

スエード靴は一般的な革靴に使用するクリームを使っての手入れができず、そのクリームの注意書きにも起毛革には使用しないようにとあります。そのため、スエード専用の栄養ミストなどの保革スプレーを使用します。保革スプレーをスエード靴全体に吹きかけ、その後日陰で乾かしてからブラッシングをします。

なお保革スプレーには、保革と防水両方に効果があるスプレーがあります。

補色スプレー

補色剤にはスプレータイプとリキッドタイプがありますが、スプレータイプは手軽に使用できることも合わせて普段の手入れの一環で使用すると良いでしょう。色あせや色落ちがひどく、しっかりと補色したい場合はリキッドタイプを使用してください。

繰り返しますが、補色の際は手持ちのスエード靴に合った色を使用してください。靴にあった色が見つからない場合は、無色のものを使用すると良いです。補色が終わった後も、ブラッシングの手入れを忘れずに。

スエードクリーナー

スエード靴についた油やシミを落とす際に使用するスプレータイプの汚れ落としです。アルコール成分が含まれていますので、アレルギーのある方は注意してください。

サフィール

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フランスで作られるケア用品

サフィールは、フランスに本社があるアベル社が作っているレザーケア用品の総称です。この会社では天然の原料からシューケア用品を作り出していることが売りで、品質においては世界的中心の立場にあります。革に影響がある合成樹脂やシリコンなどは配合されていません。

製品には靴手入れ用のブラシから、補色剤までさまざまなものがあります。有名ブランドですが、値段は比較的手に入れやすいものが多いですので、購入に躊躇せずに済みます。

製品の評判が良いサフィール

スエードのケア用品の中でも特に気になるのは、汚れ落としと補色についてでしょう。本当にきれいになるのか、再生できるのかはとても気になります。使用した方々からの感想は、とてもきれいになったなど満足度は高いです。

ですが使用した方個人の感想ですので、実際に購入して使用してみたが思ったほどではなかったということは、十分にあり得ます。あくまで製品を選ぶ際のご参考になさってください。サフィールの公式ホームページでは、靴の手入れ方法の紹介もされていますので、スエード靴の手入れにはそちらも参考にされてみてください。

モウブレイ

日本のブランド

モウブレイはシューケア製品の総称で、日本の企業が開発しているブランド製品です。現在東京の銀座に本店、大阪天王寺区に支店があります。銀座大賀靴工房という名で経営されており、運営会社は銀座大賀という名前です。モウブレイの名は知っているし製品も知っている方は多いが、店の情報に関しては不明な点が多々あるという、少々謎めいたお店です。

店舗での製品販売は東京と大阪にある2店だけですが、通販での販売が行われています。よって製品の購入に関しての不便は特にありません。

製品について

モウブレイはM・モウブレイが正式名称で、ヨーロッパの伝統製法とノウハウを継承している製品ということを、謳い文句にしています。靴についての歴史が長く、補色力と仕上がりの良さで支持を受けています。製品は、靴の手入れ用品であるブラシや補色剤まで全てそろっています。値段はリーズナブルな価格で、求めやすいです。

汚れても諦めて捨ててしまわないで

修復できないか検討

スエード靴は起毛素材を使っていますので、色が褪せたり毛がボロボロに見えると、履くのはみっともないし、修復も不可能に感じてしまいます。ですが、そこで「もう無理だ」と捨ててしまわないでください。適切な手入れ処理をすれば、また元のように美しい靴へと戻ります。せっかく気に入って購入した靴ですから、修復できる時は修復しましょう。

修復し長持ちさせるには普段の手入れから

スエード靴を修復し長持ちさせ続けるには、日頃からの手入れが大切です。使用する度にブラッシングやスプレーなどは手間だし、面倒です。しかし逆に言えばたったこれだけのことで、10年以上靴をもたせることが可能になります。汚れる度に買い替えを行うと不経済ですし、気に入って買ったものをすぐに捨てるのは悲しいです。

スエード靴に関してだけではありませんが、汚れは時間が経つにつれて落とすのが難しくなります。出先でも状況が許すなら、靴の汚れに気が付いた時に乾いたティッシュなどでさっと落とすか、拭きとるかをした方が良いです。

シミ防止には防水スプレーを

スエード靴は繊細なため、水がつけば簡単にシミができてしまいます。シミは通常の方法では落ちませんし、専用のシミ抜き効果のある除去剤を使うにしても、全くスエードを傷めないとは言えません。なるべくシミ抜きに頼らないように、日ごろから気をつけた方が良いです。防水スプレー使用は週に1度、あるいは月に1度でも問題ありません。

しまう時は靴の湿りを乾かし靴箱は乾燥させる

靴の中はどうしても湿っぽくなってしまうため、湿り気が残っている状態でほぼ密閉された靴箱の中にしまうと、カビの巣窟となってしまいます。カビだけでなく、足が常に濡れた状態に近くなるため水虫などのトラブルを引き起こしかねません。

新聞紙や古い布をスエード靴に入れて湿気を吸い取らせ、同じ靴を連日続けて履かないように気をつけましょう。靴箱の中に湿気が蔓延していると悪い結果が起きるので、靴箱にも除湿剤を入れて置くと靴の湿りを防げます。靴にカビが生えている時は、すぐに靴箱から出してカビの増殖する事態を防いでください。

汚れ落としはなるべくブラッシングや消しゴムで

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スエード靴の汚れを落とす方法には、なるべくブラッシングや消しゴムを使用してください。この時、どちらの道具も強くごしごし擦らないことを留意してください。逆にスエード靴の毛並みがおかしな方向へ流れたり、毛が剥げたりする可能性があります。優しく丁寧に手入れをし、落ちない場合は無理に落とすことは避けてください。

水洗いは汚れ落としの最終手段

スエード靴の水洗いは、汚れが落ちない場合の最終手としてください。この時、1部分にだけ水をかけるような洗い方はしないでください。シミの原因となります。スエード靴は全体に水をかけると、逆にシミができにくくなります。水洗いでシャンプーを使用した場合は、洗い残しがないように注意してください。シャンプーもシミの原因となります。

水洗いが終わったら、風通しの良い日陰で十分に乾かすことを忘れないでください。靴の中に新聞紙や古いタオルを入れると乾きが早くなります。新聞紙とタオルの定期的な交換を、こまめに行ってください。

汚れの種類によって方法も変化

カビや泥はブラッシングで落とす

表面につくだけの白カビはブラッシングで落とします。黒カビの場合は根がスエード靴の奥まで浸透している可能性が高いので、除菌スプレーで根絶させる方法がお勧めです。泥汚れもひどくない場合はブラッシングで事足ります。

シミや油汚れは専用のクリーナーで

シミや油による汚れはブラッシングでは落とせませんし、消しゴムによる汚れ落としもお勧めはできません。水洗いなどもっての他です。これらの汚れを落とす専用のクリーナーの市販品が売られていますので、それを使用します。1度の使用で落ちない場合は、靴の状態と汚れ具合いの様子を確認しながら、日にちを置きつつ何度か試してみてください。

色あせ・色落ちには

色落ちや色あせが起きた場合は、補色スプレーを使います。これは普段の手入れでも使用可能です。しっかり塗り込められるリキッドタイプは、色の変わりようがひどい時に使ったほうが良いでしょう。

どれがいいか迷うなら一括購入

スエード靴を手入れするための道具はどのようなものが必要で、値段はどのくらいするのかと迷うなら、セットで販売している物をの購入をお勧めします。値段は安いものから高いものとありますが。1番安いセットでも、スエード靴の手入れを行うのに必要最低限の品物が入っています。最低限のものだけ買って、後から必要なものを揃えることができます。

一括で購入する時の値段が、その中に入っている商品を個別で買うよりも安くなっていることが多いですので、経済的にもお勧めします。

スプレーを使った手入れ品には可能なものとそうでないもの

防水スプレー・保革スプレー・補色スプレー・

スプレーでスエード靴を手入れする時は、そのスプレーの内容物がその靴に使用するのに適しているものか確認してください。

防水スプレーはフッ素系とシリコン系のものがあります。シリコン系の補色剤は靴の種類を選びますので注意が必要です。靴の革を保護する保革スプレーには防水剤が入っているものがあり、スプレーの使い分けが面倒な時はこちらが便利です。補色スプレーは手軽に色を補強できます。

手入れ用品を購入するメイカーはどれでも

アベル社のサフィールや銀座大賀のモウブレイだけでなく、スエード靴の手入れ用品を扱っているメイカーは色々あります。どのメーカーの製品であっても値段に開きはそれほどありませんので、色々試してみて自分が満足できる手入れ用品を見つけてください。自分のお気に入りの製品が見つかると製品で迷わずに済み、楽になります。

正しく手入れをしてお気にいを長く履こう!

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スエード靴は見た目がおしゃれですが、シミになりやすく、カビも生えやすい靴です。もう履けなくなってしまったと、泣く泣く捨ててしまった方は多いはずです。ですが普段から少し手間をかけるだけで、10年以上もたせることは可能です。

使う度にいちいちブラッシングをするのは面倒だという場合は、防水スプレーをかけるだけでもかなり手間は省けます。湿気がスエード靴にとって1番の大敵とも言えるので、新聞紙などを靴の中に入れて置いて水分を吸い取るだけでも大丈夫です。あとは時間がある時にブラッシングをしてあげてください。

これからの季節寒くなりますので、温かい印象のスエード靴の使用頻度は上がるでしょう。せっかくお気に入りだったのに、靴箱から出してみたら残念な結果がまっていたという事態は想像できます。使用直前の手入れは難しいので、すぐにでも靴の状態を見て手入れをすることをお勧めします。正しく手入れをして靴を長持ちさせましょう。
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