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革靴の寿命は何年くらいか・かかとの寿命・判断方法|営業/女性

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革靴の寿命は何年くらいか

革靴は一度買った後、どのくらいの期間履きますか。革の素材や履き方、お手入れの仕方次第で革靴の寿命は変わってくるのです。また革靴によっては、表革を何度も張り替えることができるものもあるので長い期間にわたって履くことができます。ここでは靴の寿命を詳しくみていきます。

一般的な革靴の寿命

革靴の寿命は、製法によって大きく変わってきますが、一般的な寿命の目安としては、週2回履いたとすると、およそ2年~3年くらいと言われています。

2~3年履いて靴の底が摩耗してきたら、まずは張替えをします。革靴の製法にもよりますが、張替えはおよそ3回くらいを目安に行うことができます。

3回の張替えができたとすると革靴の寿命は6年~9年くらいになるでしょう。革の部分のお手入れもしっかりと行ってください。専用クリームで革をしっかりと保湿をして、1度履いたら3日は休ませるようにすれば長持ちするでしょう。

革靴のパーツ交換のタイミング

ここで、革靴の寿命やパーツ交換のタイミングを知る方法をみていきます。

かかとの擦り減り

かかとは、歩くたびに体重の1.2倍の負荷がかかると言われています。そのため、かかとのすり減りは避けられません。かかとがすり減ってきたら、すぐに交換しましょう。そのままにしておくと見た目も悪いですし、かかとより上の部分も傷んでしまいます。そうなると修理代ももっと高いものになってしまいます。

臭い

革靴の中の臭いやカビや雨じみどが気になり始めたら、革靴を丸洗いするクリーニングがです。修理店に持っていくと専門の職人さんがきれいにクリーニングしてくれます。クリーニングに出すことで寿命をのばすことができます。

つま先の削れ

つま先も、かかとと同様にダメージを受けやすい部分です。足を蹴りだす力がかかるのでどうしても摩耗しやすくなってしまいます。つま先部分が削れ過ぎてしまうと修理代が高くなってしまいます。早いうちに修理に出すようにしましょう。

靴のつま先がよく削れるという人は、ヴィンテージスティールをつけるのがです。ヴィンテージスティールは、鉄のプレートでできていて、つま先に取りつけることによって削れるのを防いてくれるとても便利です。ネジで固定するので、つま先の厚みが十分にある新品の状態で取り付ければ、寿命ものびます。

かかとの内部の革のはがれ

かかとの内側にある革部分は、はがれたり破れたりすることがよくあります。普段靴べらを使わずに革靴を履こうとする人が多いからです。靴べらを使わずに、脱いだり履いたりすると摩擦が起こり革靴にダメージを与えます。破れやはがれは気付いたらすぐに修理に出しましょう。そうすることによって革靴が長持ちし寿命がのびます。

ソールに穴

ソールに穴が開いてしまった場合は、靴底を全て新しくするというオールソール交換という方法で修理ができます。比較的簡単に修理することができますので、ソールに不具合が起きた場合は、すぐにオールソール交換しましょう。

女性の革靴の寿命

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女性の革靴の寿命をみていきます。女性の靴はヒールも高く繊細なつくりになっています。男性用の革靴に比べて寿命は短いと言われていますが、きちんとお手入れしながら履けば約3年~5年といわれています。

革靴は最低でも3足は持つようにしましょう。毎日同じ靴を履けば、つま先もかかともすぐに傷んでいきます。ローテーションを上手に組んで長持ちさせるようにしましょう。理想は5足です。1度履いた靴を4日休ませることができれば、靴にたまった湿気をリセットすることができます。

革靴のインソールの寿命

インソールの寿命はおよそ半年くらいといわれています。インソール(中敷き)は、歩くたびに体重がかかってくるため、長く履いていると剥がれたり破れたりします。簡単なインソールの剥がれであれば自分で接着すればよいですが、インソールが硬くなっていたり破れていたりする場合には、新しいインソールに交換するようにしましょう。

また、インソールを交換する時、下にスポンジを入れてもらうと足に負担がかからず履き心地も改善します。見た目だけでなく履き心地の面からもインソールを交換することで、革靴を長持ちさせ寿命がのびるといえます。

営業職の革靴の寿命

営業職で毎日歩き回る方の革靴の寿命は、革靴の使用頻度に大きく関わってきます。月曜から金曜までそれぞれ違う革靴を履いた場合、靴をきちんとお手入れすれば寿命は約5年くらいといわれています。

革靴の最大の敵は汗や雨による湿気です。雨の日用に1足革靴を用意しておくのがです。

革靴の寿命をのばす方法

革靴はスニーカーと違い、部品ごとに分解できる作りになっています。修理しながら履けば長く履くことが可能です。ここでは、革靴の寿命をのばす方法をみていきます。お気に入りの革靴をできるだけ長持ちさせるために気を付けるポイントを紹介します。

革擦れ防止パッド

革擦れ防止パットを使用しましょう。革靴は長く履いていると、内側の革、特に親指と小指のまわりのところ、が裂けてくることがあります。革が裂けるとどんどん摩耗していくのでこれを防ぐために革擦れ防止パットが有効です。

履くときは靴べらを使う

革靴のかかと部分は一番傷みやすい部分です。無理に履こうとすれば、かかと部分は潰れ、指を入れて履こうとすれば革が伸びてしまい摩耗の原因になってしまいます。かかとの摩耗を防ぐには靴べらを使用するのが効果的です。靴べらを使えば革靴の寿命をのばすのに有効です。外出先でも使えるように携帯用の靴べらを持ち歩くのがです。

脱ぐときもかかとに注意する

靴を脱ぐとき、手を使わず両足のかかとを擦り合わせて脱いでしまう人が多いですが、そうすると、かかと部分の靴の内側が傷み、摩耗の原因になってしまいます。革靴を脱ぐ時は手でかかとを軽く持って脱ぐようにしましょう。

紐靴の場合は紐をほどいてから、脱ぎましょう。面倒に思いますが、紐が結ばれたまま脱ごうとすれば、革にダメージを与えます。

ブラッシングをする

革靴を履いて帰った後は、縫い目やシワに沿って軽く全体をブラッシングしてください。汚れやホコリを落とすことは革の劣化を抑える効果があります。ブラシには毛が柔らかいものと、毛が硬いものがあります。普段のホコリ落としで使う場合は柔らかい毛のブラシを使いましょう。硬めのブラシは、靴にクリームを塗った後、伸ばすために使うとよいでしょう。

革靴を休ませる

同じ靴を毎日履いていると、前日に溜まった靴の中の湿気が抜けません。雑菌も繁殖しやすい感興となり臭いの元にもなります。また、革自体も摩耗してしまいます。革靴を何足か用意しておき、ローテーションを組み履きまわすことが大切です。一度履いた革靴は、最低でも2日は休ませましょう。
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シューキーパーを使う

靴を保管する時はシューキーパーを使いましょう。シューキーパーを使えば、靴全体の型崩れを防ぐことができます。また、靴を履いていた時のしわを伸ばして革のひび割れ防ぎ、靴底の反り返りを防止することができます。木製のシューキーパーは除湿効果や消臭効果もあるのでです。

スプレーを活用する

外出する前に革靴に防水スプレーをしましょう。雨をはじいてくれて、汚れがついても落としやすいのでです。購入した後、すぐにスプレーするとより効果が出て、結果的に革靴の寿命がのびることになります。

適切なお手入れで革靴を長持ちさせましょう

ここまで、革靴の寿命や、長持ちさせる方法、パーツ交換のタイミングなどについて紹介してきました。

革靴は最低でも3足は持つようにするのが良いでしょう。手持ち革靴が増えれば使用頻度が減り、一度履いた革靴をゆっくりと休ませてあげることができるので寿命が延びます。しっかりとしたお手入れで、お気に入りの革靴を長持ちさせましょう。
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