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エアコンの室外機の汚れの種類・掃除の方法・プロに頼む方法

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エアコン室外機の汚れ別の掃除の仕方

高度経済成長の時代に三種の神器として登場したエアコンは、扇風機が風を起こして涼しくすることとは違い、部屋自体の温度を下げたり上げたりができる家電製品として注目を浴びました。業務用の広い部屋を冷やしたり、暖めたりする機種もあれば、家庭用に作られたものの価格が手頃になってきている事もあり、一般家庭に多く普及してきました。

室内にある実際に涼しい風や暖かい風を送り込む室内機と室外機にエアコンは分かれます。この2つの機械がないとエアコンの機能というのは成り立たず、室内機、室外機とも定期的な掃除が必要になってきます。掃除をすることでエアコンの寿命を延ばす事も出来れば、大きな事故を早期発見できます。

特にマンションの上階に住んでいる場合ではなく、一軒家の一階の外へ室外機を出している場合は普段の掃除が重要になってきます。掃除の方法も様々です。業者にお願いするのが一番安心して任せられますが、最近は金額やサービスがいい加減な業者がでてきており、ちょっとした社会問題になっています。

自己防衛も含め、汚れに合わせて自分で出来る掃除法をご紹介していきます。

エアコン室外機の主な汚れの原因と種類

マンションやアパートの上階の場合でも、掃除は頻繁にしないと汚れによって室外機の電気の燃費が悪くなって電気代が多く掛かってしまう事もあります。室外機の場合は外に機械を置くという事をしなければならないので、機械には大変な負担がかかっています。

車やバイクのように室外用に設計と耐久性を持ち合わせた室外機でも、長い時間、熱の交換をする作業をしていれば尚更メンテナンスや掃除が必要になってきます。

カビ・こけ・虫・サビなどの室外機のトラブルがありますが、事前に自分で出来る掃除をしておけばそれほど大きい故障にはならないです。掃除の際はそれぞれの汚れにマッチした掃除道具を使っているのか、掃除をして余計に室外機を傷めてしまわないように掃除しましょう。

カビの汚れの場合

一軒家で一階の外に室外機を設置している場合、カビ汚れも考えられますが、エアコン自体が室内機、室外機とも熱を交換している、または変換する機械なのでカビは室内機の方がカビが出やすいです。

室内機のフィルターや送風口のカビが酷い場合は室外機の送風口にカビの臭いが出てしまうので、室外機のカビだと勘違いする場合もあります。しかし室外機は外に置いてあるので、ボディーやフィンやプロペラファンがカビで汚れている場合も多いです。

カビの掃除の場合はキッチン掃除に使うカビ取りの漂白剤みたいなものでもよいですが、エアコン専用の室外機用のカビ取りの洗剤もあるので、使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

虫の汚れの場合

室外機は外に設置している為、蚊や毛虫、蜘蛛の巣などがかかり、掃除が必要な場合があります。エアコンの室外機の場合は蚊や小さな虫の死骸や蜘蛛の巣を取るなどの掃除が必要です。虫自体はジメジメした場所を好むので、結露のしやすい室外機には虫がつきやすいのです。枯れ葉も室外機の中に入ってしまう場合もあるので、蜘蛛の巣などと一緒に取り除きましょう。

掃除に使う掃除器具はほうきや掃除機などで掃除できます。その前に網のようになっているエアコンの室外機の部品を外すという作業が必要になってきます。外す際は取り扱い説明書などを見て外す様にしましょう。その際は外したネジ類はきちんとどこの部分のネジだったか覚えておかないといけません。

網のボディーを外したら、プロペラファンや内部の虫の死骸を取り除いたり、蜘蛛の巣を取り除いたりしましょう。通常の室外機はメンテナンスフリーとなっていますが、自分で掃除をすることで電気代の節約にもなりますし、大きな事故の防止にもなります。また室外機のボディーに掃除機をかけることをして綺麗にしておきましょう。

サビの汚れの場合

サビの汚れは室外機と切っても切れない仲です。そとに設置する室外機は雨や結露、気温差などにさらされているので、機械に取っては過酷な環境で稼働しています。

サビが出てくるは当然の事になってきます。サビの場合も室外機を取り扱い説明書に従って分解して、分解する際は必ず電源コンセントは切っておかないといけません。電源コンセントを切ることをしてから作業しましょう。

小さなサビなら、『ピカール』という研磨剤やサビチェンジャーやヤスリなどで取り除くことができます。しかしプロペラファン自体のサビが大きいときや、可動部分や室外機の裏の電源部分にサビが見つかるなど、場合によっては購入したメーカーの業者を呼んでメーカーの人に交換をお願いする事も必要になってくるかもしれません。

室外機が錆びる前に、定期的な掃除や室内機の掃除で室外機のサビを防げるはずです。エアコン室内機、室外機とも熱の交換ということをしているので家電製品のなかでも一番寿命が少ないです。

特に室外機を一軒家などの一階の外に出している場合はより寿命が短くなってきます。サビはもちろん日頃の落ち葉や蜘蛛の巣を取り除くなどの作業は必要になってきます。

こけの汚れの場合

エアコンの室外機のこけの汚れの場合は、他の汚れの時と同じく電源コンセントを抜き、安全を確かめて、行う事が大切です。こけがつく場合はマンションの高層ではあまり考えられない汚れです。主に外に近い場所に室外機を設置している場合に多いです。こけが生える場合はかなり長くエアコン自体を使っていて年数が経っている場合にも多い事があげられます。

こけは生き物です。植物であるこけを取り除くにはそんなにサビほど気を使う事はないですが、こけは増えていく植物なので取り除いたら、他のコンセント部分もエアコン専用の掃除に使う専用のクリーナーなどで丁寧に取り除く事が大切です。クリーナーやスプレーも用途に合わせたものを使う様にしましょう。

エアコン専用のクリーナーやスプレーではない場合、故障を起こしてしまう場合もあるのでなるべくエアコンに負担のかからないものを選びましょう。こけ自体は自分で対策のできる汚れで、もしこけが取り付いても取り除けばよいので深刻な汚れではありません。

室外機を上手に掃除する為に

家電製品・車・バイクのメンテナンスや掃除もそうですが、室外機の仕組みをある程度理解しながら作業しましょう。今自分がしている作業の意味や掃除がなぜ必要なのかを理解すれば、エアコンの室外機、室内機ともに長持ちさせる秘訣が見つかります。

室内機の場合はフィルターや送風口のカビをとることをして、室外機に関しては外の過酷な環境にさらされていることも考慮する必要があります。定期的な枯れ葉や蜘蛛の巣を取り除いたり、ボディーのサビがあれば錆び止めを塗ったり、こけを取り除いたりというするということも室外機を長く保たせ、室外機の特徴を考え、上手に掃除しましょう。

水洗いの掃除の仕方

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ボディーはそもそも室外機という特性上、水には強く出来ているので、ボディーや水抜き穴やドレンホースの汚れは水洗いも出来ます。水洗いで室外機の周りの落ち葉などを水で流して室外機の周りを綺麗にしておくことでも違ってきます。

室外機の掃除の場合は電源コンセントを抜いておく事が大前提となります。大きな事故を避けるためにもコンセントを抜く事を忘れないでください。

もちろん室内機のコンセントも抜く事です。もしコンセントを抜かないで掃除をした場合の不具合が発生した場合、メーカーの補償を受ける事が出来ない場合もあります。その場合、雷の落雷と同じ様にエアコンの持ち主の過失となり補償されない場合があります。

エアコンの水洗いの掃除は簡単そうに見えますが、電気と水がもしあわさってしまったら、ご自身も感電しかねません。特に小さな子供と一緒に作業する事は避け、ボディーや水抜き穴やドレンホースを掃除する程度にしておきましょう。

スプレーで掃除の仕方

エアコンの掃除はエアコンをあまり使わない時期に掃除をすることで、掃除の効率がアップします。5月から6月や10月から11月にエアコンの室内機と室外機の掃除をしましょう。その時期ならばフル稼働する前に掃除する事で、エアコン自体の機械を休めて仕事ができるのでエアコン自体にも大変良いのです。

スプレーでの掃除ですが、スプレーの掃除の場合室外機のアルミフィンにはスプレーをかけないことを念頭において作業しましょう。スプレーの掃除の場合ボディーやプロペラなどをスプレーで掃除する事ができます。

あまり内部の部品にスプレーをかけるのは好ましくありません。スプレーの選び方にも大手のしっかりしたメーカーのスプレーを選び、使う際は説明書を良く読みつかうことで安全と確実な作業が出来ます。

スプレーは室内機専用のものも発売されており、室外機と合わせて室内機の掃除も自分ができる範囲で掃除すると、掃除の効果が上がり、節電につながります。節電につながるということは地球の環境にもいいので、資源と環境を大切にすることもエアコンを使う人にとっては必要な心得、エチケットになります。

洗剤での掃除の仕方

スプレーの掃除と同じく、エアコン室外機専用のものを使いましょう。もちろんアルミフィンには洗剤をつけないようにしましょう。洗剤をつける布は柔らかいものを選び、なるべく室外機のそれぞれの部品やボディーに優しいものを選ぶようしましょう。専用のウェスなども発売されています。

洗剤での掃除が一番安全で、確かな作業ができます。自分のペースで確認しながら作業ができるのが洗剤での室外機の掃除では効率化なども含めて一番ポピュラーです。コンセントを抜き仕事をしましょう。コンセント周りの汚れをとり、コンセントや電気系統に異常があれば、メーカーに問い合わせて指示を仰ぐか、修理を依頼するかを選択しましょう。

洗剤で掃除するときは室内機も一緒にすることで、節電にもなりますし、年末の大掃除に洗剤の掃除をしてもよいでしょう。

乾拭きでの掃除の仕方

乾拭きは、毎日出来る掃除です。マンションなどのベランダにある場合は、毎日布団を干す際に無理なく行えます。雑巾でボディーを乾拭きするのは手間がかからないので、エアコンが稼働している夏場や冬場はボディーの掃除を兼ねてボディーが異常に熱を持っていないのかのチェックもしておきましょう。

ちょっとしたトラブルを早期発見することで、大きな故障になる前に修理する事で修理費用も少なくすみますし、エアコンの寿命を知る事が出来ます。

エアコンの室外機の汚れが与える悪い影響

エアコンの室外機の汚れで困る事は、限られてきます。主に電気の節電効果がなくなることです。エアコンは新しい機種がでるたびに、お掃除機能や節電機能がついてきますが、それはいたちごっこになっており、どこまで節電できるかということが重要になっては来ているもののエアコンにかかる電気代は新しい機種に替えたからといって劇的に節電はできません。

最近、お掃除機能がついたエアコンが登場していますが、お掃除機能がつくということは、それだけ機械が複雑になり、電気代がかかり故障しやすいともいえます。お掃除機能がつくことで自分でそのお掃除機能を掃除しずらいという問題も出てきます。

エアコンが多機能化することで発生するトラブルもあり、ますます自分でできる掃除が重要になってくるとともにメーカーが様々な追加機能を備えても個人で出来る掃除が必要です。

音がうるさい場合

エアコンの音がうるさい場合は機械の寿命が近づいてる場合が多いです。メーカーの補償期限が切れてしまった電化製品は修理にお金が掛かるので、新しいエアコンを購入する方が節電にもなります。安全性やエアコンの冷え具合、暖め具合も考えて、新しいエアコンを購入した方がよい結果になることが多いのです。

エアコンの冷え方が悪い場合

エアコンの冷えが悪い場合は、掃除があまりしていない場合なのか、エアコンが古いのかに分かれます。冷えが悪い場合はほとんどこの二つの条件に当てはまります。掃除をして改善しない場合は新しいエアコンを新調することが必要になってきます。

電化製品というのは寿命があります。通常電化製品には8年間の部品保管義務がメーカーにありますが、その時期を越えると修理代金が多く掛かったりする場合が多いです。

室外機が与える安全性の問題など

外に置くという事をしなければならない室外機にとって外気に触れるというのは電化製品にとって一番悪い事です。ほとんどの室外機はメンテナンスフリーになっていますが、最近は室外機の盗難も増えており、エアコンという大きな電力を必要とする機械にとっては普段の掃除やメンテナンス、機械の異常を見つける事でエアコンを安全に使う事が出来ます。

落雷における電化製品の補償がつかないメーカーも多いので、特に外の室外機はコンセントを抜く事が大切です。

室外機の清掃を専門業者へ頼む際の確認事項

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大手の業者でない場合は室内に業者が入る事もあるので、信用できる大手の業者にお願いしましょう。作業の時間や金額やもし清掃後に故障した場合の補償などを確かめておきましょう。

最近は業者の作業を評価するスキルシートみたいなものを渡されるので、その際に分からない事や確認しておきたい事があれば確認しておきましょう。

清掃業者のダスキンにお願いする時

テレビのCMにあるフリーダイヤルの電話番号にかけるか、インターネットのダスキンのサイトへ連絡をすれば、自分が住んでいる地域のダスキンの担当業者が自宅まで来てくれます。室内機も室外機も清掃の費用は12000円から26000円ほどです。

エアコンの設置や掃除の際は部屋の室内機、外の室外機も含めてある程度の作業スペースが必要です。安全で確実な作業をしていただくため、十分なスペースを空ける事で作業がしやすくなることはもちろん、人としての思いやりも必要です。

ダスキンに清掃をお願いした時の費用

室内機のお掃除機能付きで26000円程です。通常のエアコンは12000円台からとなり、室外機だけの場合のクリーニング代は3240円となります。エアコン抗菌コートが2160円となります。オプションも様々つけられてより確実なクリーニングができるようになっています。

室外機のみの場合のクリーニング費用は安いのである程度自分で掃除する事で、クリーニング代を節約する事も出来ます。

業者を部屋に呼ぶ際の準備や書類での確認

大手の業者を呼ぶ際にも今は契約書を交わす事になっています。作業の時間や作業後の故障の補償、どこをクリーニング作業したのかの利用者によるチェックなどです。このあたりのチェックが厳しくなった背景には悪質業者のいい加減な作業やトラブルなどもニュースなどで取り上げてられており、モラルが低下している時代だからこそ作業に入る前の書面の確認が重要になってきます。

普段の自分で出来る掃除をすることで、節電や故障の早期発見、また電気製品への知識が高まり他の電気製品にも応用できる力と知恵を得る事が出来て、自己防衛や節電、節約の意識が高まり、家計に与える影響も変わってきます。

自分で出来る室外機の掃除をしてエアコンを長く使おう!

愛着を持って接すれば、それに応えてくれるのは人も電化製品も変わりません。三種の神器として登場したエアコンの登場は、その後の人類の生活を変えました。それは自然に逆らうことで地球に代償を払いながら生活しているものだということを再確認してエアコンを使いましょう。環境を汚しながら使っているエアコンなので自分で出来る掃除は重要になってきます。

もし買い替える時期になっても、エアコンの掃除を業者へお願いする事で、新しいエアコンの購入をしなくてすむかもしれません。普段からエアコンの掃除をすることでエアコンの仕組みや構造を理解して使う事でもエアコンを長持ちさせることができるはずです。今日から自分のできる範囲でエアコンの掃除をしていきましょう。
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