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【男女別】ミニマリストの断捨離方法と意味の違いとは|書籍紹介など

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「断捨離」「ミニマリスト」減らすことで得る暮らし方

TVやSNS、インターネットなど各方面でも話題になり、世間でも定着してきた「断捨離」「ミニマリスト」。しかし、「興味はあるのだけれど、どうしたらよいの?」「実際、どんな感じなんだろう?」と思い、ミニマリストに憧れたり、断捨離をしてみたくても、なかなかできず思いとどまっている人も多いのではないでしょうか。

今回は、断捨離とミニマリストの違いや行い方、男性・女性別ミニマリストの断捨離方法までご紹介していきます。

「断捨離」と「ミニマリスト」の違いとは?

まず、二つの言葉の違いと共通点を見て行きましょう。共通点は、”モノを捨て、自分にとって必要なモノだけを持ち、モノに縛られない本当の豊かな生活を得る”ことです。

ミニマリストとは

では、その違いは?と言うと、ミニマリストは”モノを無くしていくこと”そのものにかなりの重点が置かれます。まず言葉の意味としては以下のようになります。

美術・建築・音楽などの分野で、形態や色彩を最小限度まで突き詰めようとした一連の態度を最小限主義。また、1960年代のアメリカに登場し主流を占めた傾向、またその創作理論であり、必要最小限を目指す手法である。また、ミニマリズムを行う者を「ミニマリスト」と呼ぶ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%AB

断捨離とは

対して、断捨離はモノを捨て、無くしていく事だけではなく、生活するうえでの心の在り方、精神思想も重要な考え方になります。

断捨離(だんしゃり)とは、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想であり、やましたひでこ(山下英子)の著書において発表された。捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは一線を引く。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E6%8D%A8%E9%9B%A2
このように二つの言葉には、考え方の出発点で違いがありました。行う事は似ていても、思想が違う事によってかなり印象が変わってきます。

ただ言われるままに消費していくだけの生活に疑問を持ち、「自分のライフスタイルを確立する」と言う考えを持って生活していく事が、「断捨離」や「ミニマリスト」などの思想を生み出すきっかけになって行ったのです。

ミニマリストと断捨離 男性・女性別の方法とは?

断捨離とミニマリスト、少しずつわかってきました。ここから実践編です。断捨離する時の基準、男性・女性別の違いはあるのでしょうか?また、立場が違うゆえの方法や傾向などをご紹介していきます。

ミニマリストのお部屋と断捨離

「本当に必要なモノだけ」「本当に大切なモノだけ」を残して、断捨離する。と言っても、いざ捨てる!となると躊躇ってしまいます。その様な時は、

・実際に毎日使っている。無ければ絶対に困るモノだけを残す。
・捨てるべきか迷う=要らないモノ。
・断捨離し、不要なモノに束縛されなくなった自由な自分をイメージしワクワクする。

がモノを選び、ミニマリストになる、断捨離していく上での基準になります。そして、「自分にとって必要最小限のモノ」は何かを把握する事が重要な考え方になるのです。

男性ミニマリスト

やはり、PCやスマートフォン等のガジェット系にこだわるミニマリストや、またライフハック・田舎で自給自足、機能重視系などのミニマリスト、極限まで断捨離する事を追求していくミニマリストが多いです。

衣服はシンプルなモノトーンで合わせ、いつも同じもの・同じコーディネートであることがミニマリスト流です。

アップルの創始者であるスティーブ・ジョブズがいつも同じ服を着ていたことはとても有名ですね。中にはスナフキンに憧れてトランクひとつで生活していると言う猛者も!

女性・主婦ミニマリスト

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何かと必要物が多くなってしまうのが女性ですね。男性と比べて、お部屋に少し彩りがあったり、お仕事をされている社会人であれば、お化粧は必須となりますが、少ないアイテムでも綺麗にを目指し、厳選し断捨離していった結果、4~5アイテムのみがポーチに残ったと言う方もおられます。

また、主婦でミニマリストであったり、「自炊は自分に必要なモノ」と言う考えで、調理器具はきちんと置いてある方が多い傾向にあります。食材も、「無くなってから必要な分だけを買いに行く」事で、”必要最小限の生活”を実践しておられます。

「シンプルライフ」と言う考え方も

「シンプルライフ」と言う考え方もあることはご存知でしょうか?言葉だけでは、ミニマリストや断捨離とシンプルライフは同じように思われる事でしょう。しかし、同じように見えて、目標としている場所が違います。

ミニマリストは”必要最小限を目指し、モノを持たない事で自由や時間を得る事”ですが、シンプルライフはモノを持たない事、要らないものを断捨離することそのものではなく、心と体が健康でリラックスできる生活であること、”簡素で自然な暮らし”を目標としています。

環境に配慮し合成洗剤を使わない、自然素材など製品を使用する、体に良いオーガニックな食材を食べる、など自分のライフスタイルを考え直し、表現することも含まれていきます。

ミニマリストの実際の暮らしぶり

ではここで、実際にミニマリストとして生活し、かつ楽しんでいる、20代男性ミニマリストと、3人のご家族との生活をシンプルにすることを取り入れた主婦ミニマリスト、お二人のブログを紹介していきます。

福岡県出身の1995年生まれ。”Minimalist”代表。「ミニマリストしぶのブログ」で自身のミニマリストライフを発信中。現在はキャリーバッグ1つに収まる持ち物で全国を移動しながらの生活している。

http://sibu2.com/sibu-minimalist-profile
裕福な家庭に育ち、欲しいものは手に入れる!かつては”マキシマリスト”だったと語る、男性ミニマリスト「しぶ」さんのブログです。ミニマリストとはなにかから断捨離の仕方のノウハウ、生活のあれこれまでブログでつづられています。
家族4人、3LDK暮らし。趣味は小さな幸せ集めです。と言う言葉で始まる、主婦ミニマリスト「やまさん」の、家族との生活や幸せを、自らの視点と想いを通して考え、つづられています。厳選された家具や道具など、シンプルかつお洒落です。でも、気取らない暮らしがステキなブログです。

立場や考え方が違っても

「20代の独身男性」と「3人の家族を持つ主婦」とでは、性別や年齢だけではなく立場も大きく違い、その生活スタイルも当然それぞれ違っています。しかし、それぞれ独自の信念や考え方、思いがあることが伝わってきて、なおかつお二人とも生活を楽しんでいる様子がとても伝わってくるのではないでしょうか。

「断捨離」でシンプルライフの具体例が見たい時の書籍紹介

ここで、断捨離してシンプルライフを送る、ミニマリストになる前に具体的にイメージできる書籍を2冊ご紹介したいとおもいます。

すっきりインテリアが心地いい シンプル暮らしrules

狭くても部屋を窮屈に感じさせず、くつろげる空間にするために出来る事や、家から設計して暮らしを一から組み立て断捨離し、シンプルにしていった例です。

ミニマリストでもお洒落であることを目標に服を選び、さらに収納する方法。子どもが居ても断捨離する、ミニマリストをあきらめないで実践できるモノトーンなお部屋づくりや、お料理のアイディアまで様々な視点から、多彩な写真と文章で紹介されています。

実例を写真と共に楽しく紹介してくれているので、見ているだけでも楽しくなる一冊です。

昨年まとまった休みがとれ、大規模に自宅を片付けようと、参考になりそうな家事・インテリア本を読み漁っていたのですが、ほとんどの本を手放した中、この本は未だに時々眺めています。インテリアだけでなく、料理のレシピや、ファッションのページもあり「シンプル暮らし」の総合カタログ的な、すてきな本です。

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%99%E3%81%A3%E3%81%8D%E3%82%8A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%8C%E5%BF%83%E5%9C%B0%E3%81%84%E3%81%84-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97rules-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E%E5%87%BA%E7%89%88/dp/4023330450/ref=pd_sim_14_18?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=WPBXKDVQASTSZJXYKGPX

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

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先程ご紹介した、男性ミニマリスト「しぶ」さんのお勧めの本。ミニマリストになるきっかけとなった本だそうです。
内容紹介からの引用文です。とても潔い、かなり大胆な言葉です。しかし、何かを変えよう、変わろうと思う時はこのくらいの大胆さや潔さが、時には必要になります。ミニマリストの最初の一歩として、心と頭をリセットするところから始めるために、この本を読んでみるのもいいでしょう。

また、「20代で」とタイトルにありますが、20代ではなくても、ミニマリストではなくこの先の人生に不安をもっていたり、変えてみたいと考えている。という人にも、何かヒントが見つかるかもしれない、そんな書籍です。

今後の自分にプラスにならないと思ったものは、潔く捨てればいい。捨てれば捨てるほど、視界と思考からノイズが取り除かれ、本当にやりたいことが明らかになる。

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4861139716/naoto0330-22/

大物なら10代や20代で読んでおくべき本です。この内容をホントに理解出来るには、実践を伴った社会経験が必要な含蓄が多く含まれております。なぜ、40代・50代に必要なのか?我々が楽しく生きずに、日本の未来や子供の夢のある将来が楽しくなる訳が無いんじゃない?そのヒントになる本です。やりたいことをする為に人は生きている。

https://www.amazon.co.jp/dp/4861139716/ref=rdr_ext_tmb

なにかに縛られない生活を送るために

いかがでしたか?ここまで、ミニマリストとは?から実際に行っている方などを通して様々な視点からお伝えしてきました。

ライフスタイルの模索は、個人の表現方法として今や当たり前の時代になってきているのではないでしょうか。たくさんのモノが溢れている現代社会で、モノに囲まれる事よりも無くしていき、自分にとっての本当に必要なものは?と問いかけながら生活していくこのスタイルは、今までとは違った日々をみつけるチャンスかもしれません。

「断捨離」や「ミニマリスト」で、自分の周りで身動きを妨げている体の重荷も、いつもどこかでもやもやと縛る心の重荷も、少し降ろして歩いてみるのはいかがですか?
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