cms-import-kajikko-wp

【場所別】家の中・車・工場の簡単な除湿方法|エアコン

[allpage_toc]

家の中の簡単な除湿方法をご存知ですか?

湿気が溜まっている家というのは、何だかじめじめしていて気分が晴れません。また、そのまま湿気を放置していると、カビの温床にもなり健康にも影響を及ぼしかねません。

そこで今回は、場所別に簡単な除湿の方法をご紹介します。さっそく地下室から除湿の方法を見ていきましょう。

地下室の除湿方法は?

地下室は湿気が溜まりやすく、カビや結露に悩まされる場所です。家を建てた時に、地下室を物置にしようと思ったのに、湿気がひどくて置いておいたものが、カビだらけになったという話をよく聞きます。地下なので気密性が高く、夏は涼しく冬は暖かいという利点もあるのですが、土に囲まれていて気密性が高いとなると、やはり湿度が高くなるのは否めません。

ではどのように除湿すればよいでしょうか。

まず湿度計を準備しましょう。カビは湿度60%以上になると繁殖します。60%以上になったら、除湿機かエアコンの除湿機能を稼働するのが一番簡単な方法です。除湿機は音がうるさいイメージもありますが、地下室ならそんなに気になることもありません。また、換気扇があるならそちらも使いましょう。湿気は部屋の隅に溜まりやすいので、空気を循環させる効果があります。

リビング、子供部屋の除湿方法は?

リビングや子供部屋は、いつも誰かがいる場所です。快適な環境が常に求められれ、しかも人目に付く場所ですので、ここでの除湿方法はエアコンを使うのが最も適しています。除湿機能を使って快適に過ごしましょう。

また、普段からできる除湿方法として、最近があるのは、竹炭を使った除湿方法です。ドラッグストアなどでも、竹炭を使った商品を目にする機会が増えました。これは置いておくだけで、除湿と消臭の効果がありますので、リビングのインテリアにして飾ってみてはいかがですか。

押入れの除湿方法

押入れは物が多く入っていて、戸を閉めていることも多い場所なので湿気が溜まりやすい所です。狭い空間なので、エアコンや除湿機などを設置するわけにもいきません。除湿方法としては、市販されている湿気取りがベストな方法でしょう。奥の方の隅に湿気は溜まりやすいので、四隅に湿気取りを置いておけば間違いありません。

また、押入れの戸は締めっぱなしになっていることが多いので、こまめに開けて換気してあげましょう。

寝室は湿気が多い?

寝室は生活スペースではないので、日常あまり過ごしませんが、湿気からカビがはえるとそのカビを寝ている間に吸い込んでしまうことになるので恐ろしい空間です。しっかり湿気対策を行いましょう。では寝室に合った除湿方法とはいったいどんな方法があるのでしょうか。

寝室は寝ている人の汗が蒸発して湿気になります。ですので、朝起きたらまず換気をして空気を入れ替えることが大切です。湿度計で60%を超えていたら要注意です。そのときは一時的にエアコンの除湿機能か除湿機を稼働しましょう。

部屋の湿度を下げるのはこの方法で落ち着きますが、寝室の湿度の上がる原因は汗を吸い込んだ布団もその一因です。布団の除湿については後程詳しくご説明します。

車の中の除湿方法とは

車の中も湿気が溜まりやすい場所です。車の中は気密性が高い空間なので、車に乗ったら窓を開けて換気するのも除湿方法の一つです。とはいえ冬などは窓を開けると冷気が入ってきて寒いので、躊躇してしまいがちです。無理せず、エアコンを活用することをお勧めします。

エアコンは湿度をなくした冷たい風を送り、温度を下げる機能ですので、除湿方法として最適です。ただ、温度が下がりすぎてしまう場合もあるので、冬場などは風邪をひいてしまいます。そこでもう一つの風を起こす機能を上手く使いましょう。

機能を使い分けて快適な車内に!

もう一つの風を起こす機能とはファン(送風)機能のことです。こちらはエンジンの熱を利用して暖かい風を送り出すもので、冬場などは暖房を入れ、車内が温まると徐々に窓ガラスが曇ってしまい視界が遮られることがよくあります。これは車内と外気温の差によって湿度が生まれたために起きる現象です。このような時は窓のヒーター機能か、エアコンを併用して使いましょう。湿度が下がるのですぐに曇りが取れていきます。

またエアコンで除湿するときは車内循環に切り替えましょう。エアコンを利用すると燃費が悪くなるともいいます。つけっぱなしにせず、オンとオフの切り替えを上手く使って車の中を快適に保ちましょう。

季節別の除湿方法とは

冬が終わり、ポカポカとした陽気のもと過ごす日々はとても心地よいですが、そんな安穏と過ごす日は終わり、梅雨の時期がやってくると事態は急変します。

一年で最も湿度が上がり、洗濯物は乾かないしジメジメして気分も悪くカビの心配もしてしまう、主婦の方にとっては最も嫌な時期の到来です。この季節はエアコンや除湿機を使って上手く乗り切りましょう。

また、日々の除湿方法として、重曹が役立つことをご存知ですか。重曹はお掃除にも使えますが、湿気取りにも効果的です。プラスチックの容器に重曹を入れて好みのアロマオイルを垂らせば芳香剤を兼ねた湿気取りにもなります。また消臭効果もありますので、玄関や下駄箱などにお勧めです。
[no_toc]

気温が上がると湿度も上がります。ですが夏は晴れている時間が長いので、太陽の光で湿度が蒸発し、湿度の面で考えるととても快適に過ごせる時期です。ですが、雨が降って一度湿度が上がるとジメジメとした不快な空気になってしまいます。これは水分を多く含んだ空気が存在するからです。ではどのように除湿を行えば快適に過ごせるのでしょうか。

気温が上がると湿度が上がるということは、気温も湿度も下げるのに手っ取り早いのはエアコンで冷房機能を使うことです。温度が下がるので除湿ができます。冷房では温度が下がりすぎて寒いというお困りの方は、エアコンの除湿機能を使うのが良いでしょう。エアコンについては後程詳しく説明します。

秋は湿気に悩まされるということもあまり聞かれませんが、台風がやってくる時期ですので、長雨が続き、洗濯物を外に干せないという問題もあります。屋内に干した洗濯物は湿度を上げていきますので、しっかりと除湿対策をしましょう。

簡単な除湿方法をひとつご紹介します。洗濯物を干している床の上に新聞紙を敷くと、湿気を吸収してくれます。それでも湿度が高い時は、除湿機を使うことをお勧めします。

冬は気温が下がるので、暖房をつけます。室温が上がると湿度が低くなるので、あまりジメジメとした湿気を感じませんが、湿度が低すぎても、ウィルスが活発化し健康に影響を及ぼすので注意しましょう。

また湿度によって発生するカビは温度が20~35℃、湿度60%以上で発生しますので、湿度計を使って温度や湿気を上手く管理してください。

工場の除湿方法

工場は湿度が上がることによって、商品の劣化やカビが問題になります。主に食品加工工場に多く、ここでは食品の衛生、安全面において、食品の温度を10℃~15℃に保たなくてはいけないので、その低温のために工場内に結露が発生しやすいというトラブルがあります。また粉を扱う工場も、湿度が高いと固まってしまうという粉の性質上、特に梅雨などの湿気のひどい時期は扱いが大変です。

除湿機の特性を上手く使おう

そんな工場の除湿方法として取り入れられているのが、デシカント方式の除湿機です。別名ゼオライト方式とも言います。ここで除湿機の性質について2パターンあることを説明します。

まずデシカント方式ですが、一般の除湿機でも取り入れられている方式で、内部の構造がゼオライトと呼ばれる乾燥材に水分を吸着させて空間の水分を取り除きます。吸着した水分を熱交換器で冷却し、水滴となり、ヒーターで乾燥した空気が送り出されるという仕組みになっています。

対してコンプレッサー方式はエアコンの除湿機能と同じく、室内の空気を取り込み、空気中の水分を冷やして乾燥させ、乾いた風を送り出します。空気中の水分は温度が高いほど水分量が多いので、気温が低い環境での除湿にはデシカント方式の方が効果を発揮します。工場でデシカント方式の除湿機が使用されるのはそういった理由からです。

エアコンで除湿する方法

エアコンで除湿する方法は、エアコンの冷房機能を使って気温を下げる除湿方法とドライ(除湿)機能を使う除湿方法です。

除湿機能の方が温度を下げすぎないため、冷えすぎるのを嫌う方は除湿を選ぶことを前でお勧めしました。もう一点気になるのは、エアコンのドライ(除湿)機能を使うと冷房よりも電気代がかかると言われている点です。

ドライ機能にも種類がある?

実はエアコンのドライ機能には二種類あります。

「弱冷房除湿」と「再熱除湿」と呼ばれており、後者の「再熱除湿」という方法が冷房機能より電気代がかかると言われています。電気代の消費量で3つを比較すると「再熱除湿」<冷房機能<「弱冷房除湿」となります。これは「再熱除湿」という方法が、温度を下げずに除湿するという特性から、冷やして水分を取り除いた空気をもう一度ヒーターで温めてから送り出すという機能であることから電気の消費量が上がってしまいます。

エアコン一つにしても除湿方法は色々あります。自分の好みで除湿方法を選びましょう。また、この機能が搭載されていない機種もありますので、必要な方は購入時によく確認してください。

布団を除湿する方法

布団は寝ている間にかいた汗を吸い取って、湿気の温床となりやすい場所です。布団の除湿方法というと、布団乾燥機を思い浮かべる方が多いでしょう。それでも良いのですが、実は布団に潜む湿気は布団の下に集まることが多いので布団乾燥機だけではなかなか改善しません。また、毎日布団乾燥機をかけるのも大変です。

そこでなのが布団の下に敷く除湿シートです。主に乾燥材が入っているのでさほど重くなく、定期的に天日干しをすれば何度でも使うことができます。また、布団乾燥機があればそれを使うのも良いでしょう。

とにかく布団は敷きっぱなしにしておくことが一番湿気が溜まりやすくカビの生える原因になりますので、押入れにしまうか定期的に干すようにしましょう。

上手に除湿して快適に過ごそう

[no_toc]
除湿といってもさまざまな方法がありますので、自分に合ったやり方を見つけましょう。

湿気はカビの元にもなり、放っておくと病気の原因になりかねません。自分のためだけではなく、家族のためにも快適な生活を心掛け、身も心も健やかに日々を過ごしましょう。
モバイルバージョンを終了