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美味しいブランデーの飲み方|初心者向け/梅酒/ホットブランデー

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ブランデーはどんなお酒?

ブランデーの種類や飲み方を紹介する前に、まずはブランデーがどんなお酒なのかを紹介します。ブランデーは簡単に説明すると、果物を原料として作られた蒸留酒のことを指します。

使われている果物によって細かく分類されますが、一番メジャーで多く販売されているブランデーはブドウを使って作られているものです。他にもリンゴやアンズ、ナシなど様々な果物が原料として使われています。

ブランデーとウイスキーの大きな違いはあるの?

ここで気になるのは、ブランデーとウイスキーの違いではないでしょうか。どちらも琥珀色のものが多く、なかなか見た目では区別がつきません。ですが、この2つには大きな違いがあります。それは“原料”の違いです。

ブランデーは先ほど説明したように果物を中心に作られていますが、ウイスキーは穀物を原料として作られています。ブランデーとウイスキーはどちらも蒸留酒ですが、似ているようで全く異なるお酒です。

ブランデーの基本的な飲み方のポイント

ブランデーがどんなものかが分かったところで、次はブランデーの飲み方を紹介していきます。ここではブランデーを飲むときに気を付けたいポイントやコツ、基本の知識として覚えておきたいことを順番に見ていきましょう。

温度は常温が基本

ブランデーを飲むときは、常温が基本になります。従って、保存する際は高温多湿を避けて常温で保存しておくのがベストです。冷やさず、温めずにまずはそのままで飲んでみましょう。

ブランデーはアルコール度数が高いため、温めてしまうとアルコール成分が揮発して鼻をついてしまうことがあります。確かに多少温めることで香りが立ちやすくはなりますが、アルコール臭さがブランデーの香りを邪魔してしまうこともあります。

逆に冷やしてしまうと、せっかくの香りが楽しめなくなってしまうので注意しましょう。

グラスには注ぎすぎない

2つ目の注意点として押さえておきたいのが、グラスに注ぐ量についてです。ブランデーを飲むときは小さめのグラスに注ぐことが多いですが、グラス一杯まで注ぐことはできません。

ブランデーは注いでから時間が経ちすぎてしまうと、どんどん香りが逃げてしまいます。それを防ぐためにも、グラスには適量を注ぎましょう。目安としては自分の飲むペースを考え、20~30分程度で飲み終わる量を注ぎます。

まずはストレートで香りを感じる

ブランデーには様々な飲み方があるのですが、まずはストレートで飲むのがです。一番香りを感じられる飲み方ですし、ブランデー本来の味を感じることが出来るからです。

好みのグラスに適量のブランデーを注ぎ、鼻を近づけて香りを楽しんでから飲んでみて下さい。口に含んだ後に鼻から息を吐きだすと、豊潤な香りを感じられます。ゴクゴクと飲むのではなく、一口ずつ味わって飲みましょう。

代表的な飲み方と合うおつまみは?

ブランデーの基本知識が分かったところで、今度は実際の飲み方を簡単に見ていきましょう。先ほど紹介したストレートの他にも、美味しい飲み方がたくさんあります。

冷やして飲む

まず最初に紹介するのは、冷やして飲む方法です。簡単に言えば、ロックということになります。ロック用の大きめの氷にブランデーを注ぎ、クルクルと回して氷を少しずつ溶かしながら飲みます。

飲み進めるごとに氷が解けて味わいが変わってい行くのが楽しいです。冷やして飲むと香りが立ちにくくなると書きましたが、最近では安くても質の良いブランデーがたくさんあるのでロックでも美味しく飲むことが出来ます。夏場などの暑いときに飲むのもです。

割って飲むのもよい

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次に紹介するのは、割って飲む飲み方です。割るものによって様々な味を楽しむことが出来るので、好みによっていろいろなものを試してみましょう。

代表的なものは水やお湯、ソーダなどがあります。他のお酒とは違い、コーヒーで割って飲むという珍しい飲み方もあります。コーヒーが好きな方はぜひ試してみて下さい。コーヒーの香ばしい香りと、ブランデーの豊潤な香りのハーモニーがの飲み方となっています。

ニコラシカってどんな飲み方?

ブランデーの飲み方としてよく見かけるのが、ニコラシカという言葉です。ニコラシカはストレートの一種で、ブランデーに砂糖をまぶしたレモンを合わせた飲み方になります。

砂糖をまぶしたレモンをかじりながらストレートのブランデーを口に含むことで、甘味と酸味の絶妙なバランスが口の中をスッキリとさせてくれる味わいになります。

ブランデーにはどんなおつまみが?

ブランデーに合わせるおつまみと言えば、チョコレートが思い浮かびます。チョコレートはブランデーのおつまみとしてもがありますが、逆にブランデーを使ったチョコレート菓子も多く販売されています。それだけ相性が良いということです。

チョコレートは苦めのものがです。ビターテイストのものや、カカオの成分が多いチョコレートを選ぶようにしましょう。カカオの香りがブランデーの香りを引き立ててくれます。

他にもチーズやナッツなどもがあります。ブランデーは果実を原料として作っているので、ドライフルールやジャムなどもとても相性が良いです。比較的甘いものとの相性が良いとされています。

初心者でも美味しく飲める飲み方は?

ブランデー初心者が美味しく飲む方法として一番なのは、ロックや水割りです。しっかりとブランデーの香りを感じつつ、飲みやすい飲み方です。

また、ソーダ割もです。シュワシュワとした飲み口でスッキリと飲むことが出来ますし、ブランデー独特の香りが和らぐので初心者でも飲みやすいです。

割るときはブランデーと割りものの割合を同じくらいにしましょう。もしくはブランデーのほうを多めにして、飲みながら調整してみて下さい。

ちょっとした工夫でさらに美味しく

初心者に飲み方として紹介したソーダ割に、少しの手間を加えるだけでさらに美味しく飲むことも出来ます。まずは基本のソーダ割を作り、そこに好みのフルーツを加えるという飲み方です。

合わせるフルーツは、ブランデーの原料によって変えましょう。フレッシュのフルーツが望ましいですが、手軽に飲むなら缶詰でも代用できます。また、100%のフルーツジュースやフルーツの炭酸ジュースで割るのもです。

ブランデー梅酒は手作りも出来る

ブランデー梅酒は、ブランデーに梅を漬けこんで作られたお酒です。市販されているものもたくさんありますが、簡単に作れるので手作りすることも出来ます。

6月ごろに出始める青梅を、好みのブランデーと氷砂糖で漬け込むとブランデー梅酒の出来上がりです。氷砂糖の量や配分は好みで決め、漬けてから半年ほど経つと飲めるようになります。味見しながら熟成を待つのも楽しいので、手作りは非常にです。

ブランデー梅酒は普通のブランデーよりもまろやかでクセが少なく、ブランデーが苦手と感じてしまう方にも飲みやすいです。

ブランデー梅酒は冷やして飲もう

ブランデー梅酒は、冷やして飲むのがです。ロックまたは、ソーダ割や水割りで飲むと美味しく飲むことが出来ます。通常の梅酒と同様、冷やして飲むことで梅の香りを感じながら美味しく飲めます。

手作りの場合や梅入りのブランデー梅酒の場合は、漬けている梅の実も一緒にグラスに入れることでさらに風味が増して美味しくなります。

割る場合は水やソーダの割合を少なめにした方が、しっかり香りを感じられます。

ホットブランデーはちょっと上級者向け

ホットブランデーは、その名の通り温めて飲むブランデーの飲み方です。温めたグラスにブランデーとお湯を注ぐというのが、基本の作り方になります。ブランデーは温めることで香りが強く感じられるので、やや上級者向けの飲み方になります。

ブランデーの香りが苦手と感じてしまう方には少し飲みにくいですが、良いブランデーの場合はしっかりと香りが感じられるのでです。

ホットブランデーは基本の作り方の他に、応用した飲み方もたくさんあります。

ホット・ブランデー・トディ

グラスの中で砂糖をお湯で溶かし、ブランデーとお湯・レモンスライス・クローブ・シナモンスティックを加えて作ったカクテルです。クローブやシナモンなど多くのスパイスを使っていいるので、ややクセの強いカクテルです。

レモンと砂糖の甘酸っぱさが、ブランデーとよく合います。
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ホットブランデーエッグノック

ホットブランデーエッグノックは、卵を使った非常に珍しいカクテルです。卵に砂糖を加えて泡立て、そこにブランデーとラムを注ぎます。さらに温めた牛乳を加えて軽く混ぜたら、ナツメグを振りかけて完成です。

ミルキーな味わいで女性にも飲みやすく、寝る前などに飲むドリンクとしてもカクテルです。体が温めるので、寒い日にもよく飲まれています。

他にも美味しいホットブランデーがいっぱい

今回紹介したホットブランデーの他にも、いろいろな作り方があります。ぜひ好みの飲み方や作り方を見つけてみて下さい。

コニャックはどんなブランデー?

コニャックは、ブランデーの中でもコニャック地方で作られているものの呼び名です。原料はブドウで、ワインを蒸留して作られるのがコニャックです。ブドウを原料としている物の中でも、限られた地方と製法で作られたものだけがコニャックという名前で呼ばれます。

高級なお酒としても知られるコニャックですが、やはり地方や製法が限られているということで高値が付けられているようです。

それではコニャックをいくつか紹介していきましょう。

5大コニャックを一挙に紹介

コニャックを選ぶ際に知っておきたいのが、5大コニャックについてです。5大コニャックとはHennessy(ヘネシー)・Martell(マーテル)・Camus(カミュ)・Rémy Martin(レミー マルタン)・COURVOISIER(クルボアジェ)の5つを指します。

これらは古くから愛されている高級酒で、非常に有名なコニャックです。特にヘネシーは高級で、なかなか購入できないほどの高値が付けられているものが多いです。

今回はその中でも「Martell(マーテル)」について詳しく紹介します。

「Martell(マーテル)」の飲み方

Martell(マーテル)は、飛んでいる燕の横向きのシルエットがトレードマークのコニャックです。5大コニャックの1つで、貴族にも愛されていたコニャックとされています。伝統的な製法で作られ、古くから愛されてきました。

代表的な商品は「マーテル VSOP」や「マーテル シャンテルー」などで、どちらもかなり高級なお酒です。一番飲み方は、やはりストレートです。マーテルならではの豊潤な香りをダイレクトに感じることが出来ます。

他のコニャックも、一番飲み方はやはりストレートです。

香り高いからこそ割っても美味しい

コニャックの飲み方はストレートがですが、香りが高いからこそ割って飲んでも美味しく飲むことが出来ます。ロックや水割りにしても十分にコニャックの香りを感じられますし、まろやかになって飲みやすくなります。

ストレートではきついと感じる場合には、ぜひ試してみましょう。

カクテルでもっと美味しく飲もう!

そのままで飲むイメージの強いブランデーですが、実はカクテルとして飲む飲み方もあります。カクテルにするとさらに飲みやすくなり、これまでブランデーに苦手意識のあった方でも美味しく飲めるようになります。

ブランデーで作れるカクテルはいろいろありますが、今回は代表的なカクテルの飲み方を紹介します。

サイドカー

ブランデー:30ml
ホワイト・キュラソー:15ml
レモン・ジュース:15ml

かなりアルコール度数の高いカクテルですが、飲みやすいので飲みすぎないように注意しながら飲んでほしいカクテルです。飲みやすく酔いやすいことから、別名「女殺し」とも呼ばれています。

ブランデー・ホーセズ・ネック

ブランデー:45ml
ジンジャーエール:適量
螺旋に剥いたレモンの皮:1個

螺旋状に剥いたレモンの皮が非常に特徴的なカクテルで、見た目にも鮮やかなカクテルです。ブランデーの飲み方としてもメジャーで、ジンジャエールの炭酸が飲みやすくしてくれています。
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シカゴ

ブランデー:45ml
キュラソー:2dash
アンゴスチュラ・ビターズ:1dash
シャンパン:適量
砂糖:適量

シカゴはブランデーの香りを感じつつも飲みやすいので、非常に飲み方です。シャンパンの微炭酸がスッキリとした味わいにさせてくれますし、砂糖が入っていることで女性にも飲みやすい飲み口になっています。

リンゴのブランデー「カルヴァドス」

ブランデーの中でもリンゴを原料として作られているのがアップルブランデーで、その代表格が「カルヴァドス」です。ブランデーとしては比較的飲みやすく、女性にもの高いお酒です。甘味の強いカルヴァドスの美味しい飲み方を紹介します。

よく冷やして飲むのが

カルヴァドスの飲み方としてなのが、よく冷やして飲む「ロック」です。カルヴァドスはもともと炭酸のお酒なので、きりっとひやしいぇ飲む飲み方が一番です。飲みやすいとはいえアルコール度数も強いので、そのままではキツイ場合はトニックウォーターで割る飲み方もあります。

カルヴァドスは炭酸が入っているので、食前酒などとしてもお酒です。

“楽しく飲む”が一番大切

お酒は種類や好みによって、たくさんの飲み方があります。ブランデーに限らず、お酒を飲むときには「楽しく飲む」ということが一番大切になります。飲み方やこだわりを強く考えすぎてしまうと、せっかくのお酒も楽しめません。

適度に工夫や思考をこらしながら、美味しく楽しいお酒を飲みましょう。
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