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ビールと発泡酒の違い/第三のビールとは/メーカー別

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ビール、発泡酒をもっと知ろう。

子供が二十歳になり飲酒が可能になると、大人の第一歩として、まず初めに飲む飲み物はビールなのではないでしょうか?そこで、今回紹介することは、ビールと発泡酒の比較調査、その他のビール、メーカー別の商品などの紹介をしていきます。現在いろいろな会社で多くのビールが発売されているので、迷うことがあると思いますので、ビール、発泡酒の購入の際の手助けにしてください。

気になるビールと発泡酒の違い?

そもそも気になるのは、ビールと発泡酒の違いです。気にせずに飲んでいる方もいるでしょうが、詳しい違いを知っている方は少ないのではないでしょうか?ビールはもともと、麦芽、ホップ、水を使い作られます。日本のビールは、飲みやすくするために、米、コーンなどの副原料を使っています。

麦芽の使用料が少なかったり、認められていない副原料を使用しているものは酒税法上そのビールは「発泡酒」になります。つまり、ビールと発泡酒の違いは、麦芽の使用料と副原料の2つの違いで決まります。詳しく説明すると、ビールは、麦芽の使用料が2/3以上で、使用できる副原料も限られたものです。他の副原料を使用したのも、麦芽の使用料が2/3未満のものを発泡酒と呼びます。

カロリーの違い

ビールを飲むときに気になるのは、やはりカロリーではないでしょうか?一般的にビールは、太るものと思われています。(ビール腹という言葉があるように)そこで、カロリーの低い発泡酒に変えて飲んでいる方もいると思います。

基本的に、発泡酒は、ビールよりカロリーは低いものと考えていいです。しかし、メーカーにより、ビールと発泡酒のカロリーが、少し変わってきます。そこで、ビールと発泡酒カロリーの違いはどれくらい違うのかメーカー別にカロリーの低い順にご紹介していきます。

※「下記に記載している表のカロリー、プリン体の数値は、ビール、発泡酒350ml缶の中に含まれているそれぞれの数値です。」
ビール・発泡酒銘柄カロリープリン体
発泡酒キリンゼロ<生>67.0kcal7.4mg
発泡酒アサヒスタイルフリー84.0kcal12.6mg
発泡酒キリン 淡麗グリーンラベル102.0kcal9.1mg
発泡酒アサヒ本生アクアブルー122.5kcal8.4mg
発泡酒キリン 淡麗ダブル130.0kcal0.03mg
ビールキリン クラシックラガー144.0kcal27mg
ビールキリン一番搾り生ビール144.0kcal31mg
ビールアサヒスーパードライ147.0kcal21mg
ビールアサヒ オリオンドラフト147.0kcal30.45mg
ビールキリンラガービール147.0kcal24mg
ビールサントリー モルツ147.0kcal31.5mg
ビールキリン 一番搾り スタウト154.0kcal27mg
発泡酒アサヒ本生ドラフト157.5kcal11.2mg
ビールヱビス プレミアムブラック157.5kcal35mg
発泡酒麒麟淡麗158.0kcal12mg
ビールアサヒ ザ・マスター161.0kcal32.9mg
ビールシルクヱビス161.0kcal32.9mg
ビールアサヒ黒生164.5kcal21.7mg
ビールサントリー ザ・プレミアム・モルツ164.5kcal33.25mg

中高年が気になるプリン体?

世のお父さん方にとって気になるのは、ビールと発泡酒に含まれているプリン体の量ではないでしょうか?プリン体は、痛風の原因とよく言われているからです。そもそも、プリン体とは、どのようなものでしょう?

プリン体とは、食品に含まれる旨味成分のことで、人間の体でも生成、分解されるものです。普段は、尿酸になり排出されるものですが、尿酸の量が排出能力を超えると体に蓄積されていき、痛風の原因になるといわれています。

さらに、痛風の患者は、プリン体を多く摂取すると、病状が悪化してしまいます。そこで、ビールと発泡酒のプリン体の量の違いですが、缶ビール350mlあたりビールが約30mg前後に対して、発泡酒は、約7~10mgとビールの1/3ほどになります。現在、発泡酒でプリン体の量が0.03mgの物も出ています。

酵母とは?

ビール、発泡酒を作る際に大切なものが、ビール酵母です。ビール酵母とは、麦を発酵させ、糖を分解して炭酸とアルコールを作ります。この酵母の働きにより、ビールの旨みが決まります。なので、メーカーによりいろいろな酵母を使用しメーカー独自のビール、発泡酒を開発、作っています。

しかし、日本の大手のビールでは、ほとんど、発酵に使った酵母を取り除いています。それは、生きている酵母がビールの中にいると発酵が進んでいき味が変わってしまうからです。また、死んだ酵母は、ビールの濁りの原因にもなり、日本では取り除かれることが一般的になっています。しかし、日本でも地ビールなどでは、酵母を取り除かないで作られているところもあります。

そもそも味はどう違う?

ビールと発泡酒の違いは、麦芽の使用料なので、味の違いとしては、麦芽の量が少ない発泡酒がビールよりやや薄い味です。苦みも抑えられています。しかし、発泡酒はもともと、ビールに似せて作られているものなので、なかなか味の違いが分かりづらくなっています。

また、各メーカーも技術進歩しているので、現在では、味だけでビールと発泡酒を区別するのは困難なことだと思います。缶ビールの表面に記載されていますので確認してみてください。

価格比較

ビール飲みにとって大事なことは、ビールの値段だと思います。ビールは高いので、値段の安い発泡酒や第三のビールを飲んでいるお父さんたちもおられるでしょう。ここで疑問になるのは、なぜ、ビールと発泡酒の値段が違うのかです。

これは、国税庁の決めた、酒税の違いにあります。そこで、ビールメーカーがビールの酒税が高いので考え出したのが、麦芽の少ない発泡酒です。

しかし、今度はこの発泡酒の酒税の税率が上がったので開発されたのがさらに麦芽の少ない第三のビール。この税率の違いが、値段に直結しています。

具体的な税率は、缶ビール350mlあたりビールが77円、発泡酒が47円、第三のビールが28円になります。この税率を一本化して、約55円にしようと議論されています。ビール好きには、とても気になる話題です。

今注目の第三のビールとは?

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ビールの酒税の高さゆえに考え出した発泡酒の酒税が上がるので、ビールメーカーがさらに考え出したのが、第三のビールです。第三のビールとは、1.麦芽を使用していない、または、2.発泡酒に他のアルコールを混ぜて作られた酒税法上、リキュール(発泡性)にしたものを言います。

まず、1.について、これは、麦芽を使用しないで、大豆やとうもろこしなどで作られ、ビール独特の苦みがなく、すっきりした飲み心地です。2.の製法は、発泡酒に他のお酒を混ぜると酒税法上リキュールに分類されるので、ビール好きの人には、麦の香りや苦みがあるのでこちらの方が好みかもしれません。このように第三のビールの開発は、各ビールメーカーのたゆまぬ企業努力により完成した商品です。

メーカー別の発泡酒、第三のビール

現在、各ビールメーカーよりいろいろな発泡酒が発売されています。お酒を初めて飲む方、普段、発泡酒を飲まない方にも飲んでほしいので、今回はメーカー別の発泡酒を紹介していきたいと思います。各メーカーも企業努力により、ビールにも劣らない味わいのものになっています。

現在は発泡酒の生産をしていないところもあるので、その場合は、第三のビールを紹介していきます。もし、自分に合ったものが見つかったならば、購入して飲んでみてください。新しい発見があるかもしれません。

サントリー

サントリーは、現在、発泡酒の生産から新ジャンル(第三のビール)に変わっています。そこで、サントリーは第三のビールを紹介していきます。紹介するのは、頂<いただき>という商品です。テレビCMになっているものです。これは、旨味成分の強い旨味麦芽を使用し、アルコール度数7%で、高炭酸になっていているもので、とても飲みごたえのある商品になっています。

アサヒ

アサヒビールで紹介する発泡酒は、アサヒスタイルフリーです。この商品は、厳選したホップを使用したビールらしい麦の味わいあるものになっています。この商品で注目するところは、糖質が0であることでしょう。栄養表示基準により、100㎖当たり糖質0.5g以下の場合、糖質0(ゼロ)と表示できるのです。健康志向の強まる今日、糖質やカロリーの気になる方に商品です。

キリン

キリンビールで紹介するのは、少し変わり種の商品です。淡麗グリーンラベル風そよぐレモンピールです。これは、淡麗グリーンラベルの期間限定の物です。淡麗グリーンラベルは、糖質70%off飲みやすいもので、レモンピールがほのかに香る新しい味わいの商品になっています。

サッポロビール

エビスで有名なサッポロビールで紹介するのは、CMで紹介されている、極ZEROです。この商品の驚くところは、糖質0、プリン体0.00、人工甘味料0であるところで、この3つの0は、世界初の物です。これは、体にうれしいことです。また、糖質などが0であるにもかかわらず飲みごたえのある商品になっています。

ビール、発泡酒用途により飲み分けては?

いかがでしたか?ビールと発泡酒の違いなど知らないことがあったのではないでしょうか。ビールは、麦芽の使用料が多いので、苦みのある商品が多く飲みごたえのあるものばかりで苦手な方もおられるでしょう。また、税率が発泡酒より高いため、ビールは値段が高くなるので、ビールより発泡酒を好んで飲む方が多くなって来ています。

家計では、少しでも安いほうがいいからか、発泡酒の方が売れています。発泡酒も、各ビールメーカーの企業努力によりビールと遜色ない味わいの商品になってきています。しかし、たまには自分へのご褒美、お父さんたちへのご褒美としてちょっとリッチなビールでも飲んでみてはいかがですか?このようにいろんな飲み方を考えてみてはいかがでしょうか?
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