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厳選!一度は味わってみたい鹿児島の焼酎
鹿児島は焼酎の国です。鹿児島=芋焼酎というイメージですが、芋焼酎以外にも、奄美の黒糖焼酎のほか、麦焼酎や米焼酎もあります。まずはぜひ、一度は味わってみたい5つの焼酎をご紹介します。
森伊蔵と並ぶ高価な焼酎「魔王」:白玉醸造
魔王は、「天使を誘惑し、魔界への最高のお酒を調達する悪魔たちによってもたらされた最高のお酒」という意味の焼酎です。フルーティで上品な味わいが特徴で、芋臭い焼酎のイメージを一転させた焼酎としても知られています。入手困難と言われている森伊蔵・魔王・村尾の3種類の頭文字を合わせ「3M」と呼ばれています。
毎日飲んでも飽きない芋焼酎「小鹿」:子鹿酒造
大隅半島の中心部にある鹿屋市で造られている焼酎です。新鮮なさつまいも「黄金千貫(コガネセンガン)」を用いた、ふわっとした香りと、ほのかですっきりとした甘さが特徴で、毎日の晩酌に最適な芋焼酎です。
かめ壷で熟成発酵させたこだわりの逸品「森伊蔵」:
森伊蔵は、実在した人の名前です。なかなか手に入らない大変高価な焼酎としても知られていますが、これだけのがあるにもかかわらず、丁寧な酒造りは変わりません。厳選された黄金千貫(コガネセンガン)を材料に、120年以上の歴史をもつ合掌造りの木造蔵の中でかめ壷を使って仕込みます。
かめを地中に埋めておくと、一定の温度に保たれ、まろやかで上品な味を造り出します。特にお湯割りにすると芋の香りが漂い、焼酎好きにはたまりません。
かめを地中に埋めておくと、一定の温度に保たれ、まろやかで上品な味を造り出します。特にお湯割りにすると芋の香りが漂い、焼酎好きにはたまりません。
黒麹にこだわる幻の焼酎「伊佐美」:甲斐商店
大口、伊佐地方は鹿児島で最も寒い地域です。白麹が主流の中、伊佐美はずっと黒麹にこだわり続けた本格芋焼酎です。口当たりがよく、うっすらと芋の香りが味わえる焼酎です。
五つの蔵元の焼酎をブレンドした「島美人」:長島研醸有限会社
島美人は、鹿児島県の最北端にある小さな漁港、長島で造られている芋焼酎です。「島の男性にいつまでも愛されるように」という意味を込めて名付けられました。
この焼酎は実は5つの酒造会社(宮内酒造合名会社、宮乃露酒造株式会社、長山酒造有限会社、杉本酒造合資会社、南州酒造合資会社)で造られた芋焼酎(「さつま島美人」「黒島美人」「さつま島娘」「島乙女」「だんだん」)をブレンドしています。そのため、5社の共同瓶詰工場として設立された長島研醸有限会社がメーカーとなっています。
この焼酎は実は5つの酒造会社(宮内酒造合名会社、宮乃露酒造株式会社、長山酒造有限会社、杉本酒造合資会社、南州酒造合資会社)で造られた芋焼酎(「さつま島美人」「黒島美人」「さつま島娘」「島乙女」「だんだん」)をブレンドしています。そのため、5社の共同瓶詰工場として設立された長島研醸有限会社がメーカーとなっています。
鹿児島の焼酎の
鹿児島の焼酎は、「薩摩焼酎」、「奄美黒糖焼酎」、そして「それ以外の焼酎」の3つにおおまかに分けることができます。そして、鹿児島県内には焼酎を造る蔵元は100以上、銘柄は1000以上もあると言われています。ここでは、ほんの一部しかご紹介できませんが、まずはの焼酎を見ていきましょう。
鹿児島のお土産焼酎
お土産にしたい焼酎を選ぶのも、種類が多いと一苦労してしまいますが、の焼酎をピックアップしてみました。参考にしてみて下さい。
[第5位]薩摩紅(さつまべに):本坊酒造
黒麹と、すぐれた食味でを誇る南薩摩産のサツマイモ「紅薩摩」で仕込んだ焼酎です。フルーティさ、特有の甘さとコクが堪能できます。
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[4位]晴耕雨讀(せいこううどく):佐多宗二商店
佐多宗二商店は、明治41年(1908)年創業で、蔵を構える鹿児島県揖宿郡頴娃町は、薩摩半島最南端に位置します。南薩摩の契約農家が栽培した黄金千貫(コガネセンガン)と上質の天然水を使用し、一本一本に造り手の情熱を込めて醸し上げました。すっきりとした口あたりがの焼酎です。
[第3位]海(うみ):大海酒造
黄麹と地元鹿屋産のべ二オトメ、高系14号で仕込み、ていねいに低温発酵させて減圧蒸留した芋焼酎です。クセのない甘みと鮮烈な香りがして、飲みやすく、女性にもがあります。鹿児島県桜島近くの垂水(たるみず)に沸き出す、温泉水「寿鶴(じゅかく)」を使用しているため、爽快な喉ごしが楽しめます。
[第2位]伊佐大泉(いさたいせん):大山酒造
四方を山に囲まれた、伊佐地方は内陸性気候のため焼酎造りに最適な環境です。香味の決め手となる白麹は昔ながらの手間暇かけた手作りで、通常より芋を多く配合することで、風味豊かな焼酎となっています。手作り焼酎ならではの深い味わいが楽しめます。
[第1位]富乃宝山(とみのほうざん):西酒造
厳選された芋を黄麹で仕込んだ焼酎です。低温発酵によってフルーティな香りと、芋の甘みとうまみをしっかりと感じ取ることができます。芋焼酎のイメージを変えたパイオニア的存在です。
鹿児島の限定焼酎6選
六代目百合
島に咲く「鹿の子百合」にちなんで名付けられました。1年に1度だけ受注注文され、各特約店で予約数のみ販売される焼酎です。
佐藤
芋焼酎のパイオニア的存在です。じっくりと熟成させることで味わいを安定させるため、なめらかさを味わえます。
蔓無源氏(つるなしげんぢ)
大正時代に存在したサツマイモを使って「大正の一滴」を造るというコンセプトを掲げる焼酎です。ブランデーを思わせる深い香りが特徴です。
八千代伝黄色い椿
黄色い椿は平和の象徴で、優しさを表す花という意味合いから名付けられました。1年に1度出荷されます。濃厚な甘みが特徴の焼酎です。
明るい農村
焼酎の蒸留過程で出てくる最初の酒「初垂れ(ハナタレ)」を、丁寧に採取し熟成させた焼酎です。原料のエイムラサキがフルーティな香りを醸し出します。
大古酒長雲(ながくも)
奄美大島と沖縄の黒糖のみを使用し、仕込み水には長雲山の水を使っている焼酎です。1986年に仕込んだ長雲を20年後の2006年に瓶詰めした貴重品です。やさしい口当たりは、まるで洋酒みたいな味わいです。
島に咲く「鹿の子百合」にちなんで名付けられました。1年に1度だけ受注注文され、各特約店で予約数のみ販売される焼酎です。
佐藤
芋焼酎のパイオニア的存在です。じっくりと熟成させることで味わいを安定させるため、なめらかさを味わえます。
蔓無源氏(つるなしげんぢ)
大正時代に存在したサツマイモを使って「大正の一滴」を造るというコンセプトを掲げる焼酎です。ブランデーを思わせる深い香りが特徴です。
八千代伝黄色い椿
黄色い椿は平和の象徴で、優しさを表す花という意味合いから名付けられました。1年に1度出荷されます。濃厚な甘みが特徴の焼酎です。
明るい農村
焼酎の蒸留過程で出てくる最初の酒「初垂れ(ハナタレ)」を、丁寧に採取し熟成させた焼酎です。原料のエイムラサキがフルーティな香りを醸し出します。
大古酒長雲(ながくも)
奄美大島と沖縄の黒糖のみを使用し、仕込み水には長雲山の水を使っている焼酎です。1986年に仕込んだ長雲を20年後の2006年に瓶詰めした貴重品です。やさしい口当たりは、まるで洋酒みたいな味わいです。
鹿児島の焼酎の見学が可能な蔵元
蔵元見学の時間や期間、予約などが決まっているところもあるので、しっかりと確認してから伺うようにしましょう。
代表銘柄は特許「磨き蒸留」から生まれた「あらわざ桜島」
本坊酒造株式会社(ほんぼうしゅぞう)
見学施設:GALLERIA HOMBO (ガレリアホンボウ)
所在地:〒891-0122鹿児島県鹿児島市南栄3-27
問い合わせ先:099-822-7011
見学施設:GALLERIA HOMBO (ガレリアホンボウ)
所在地:〒891-0122鹿児島県鹿児島市南栄3-27
問い合わせ先:099-822-7011
代表銘柄は「さつま無双」=「薩摩に双つと無い」
さつま無双株式会社(さつまむそう)
見学施設:株式会社 無双蔵
所在地:〒891-0132鹿児島県鹿児島市七ツ島1-1-17
問い合わせ先:099-261-8586
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見学施設:株式会社 無双蔵
所在地:〒891-0132鹿児島県鹿児島市七ツ島1-1-17
問い合わせ先:099-261-8586
代表銘柄は伝統の黒麹仕込みの「海童(かいどう)」
濵田酒造株式会社(はまだしゅぞう)
見学施設:濱田酒造 傳蔵院蔵(でんぞういんぐら)
所在地:〒896-0046鹿児島県いちき串木野市西薩町17-7
問い合わせ先:0996-36-3129
見学施設:濱田酒造 傳蔵院蔵(でんぞういんぐら)
所在地:〒896-0046鹿児島県いちき串木野市西薩町17-7
問い合わせ先:0996-36-3129
代表銘柄は白麹仕込みの「さつま小鶴(さつまこづる)」
小正醸造株式会社(こまさじょうぞう)
所在地:〒899-3101鹿児島県日置市日吉町日置3314
問い合わせ先:TEL099-292-3535
所在地:〒899-3101鹿児島県日置市日吉町日置3314
問い合わせ先:TEL099-292-3535
代表銘柄は黒瀬杜氏が仕込んだ「さつま白波(さつましらなみ)」
薩摩酒造株式会社
見学施設:明治蔵
所在地:〒898-0025鹿児島県枕崎市立神本町26
問い合わせ先:0993-72-7515
見学施設:明治蔵
所在地:〒898-0025鹿児島県枕崎市立神本町26
問い合わせ先:0993-72-7515
代表銘柄は白麹を使った本格焼酎「黒瀬杜氏(くろせとうじ)」
株式会社杜氏の里笠沙
所在地:〒897-1302鹿児島県南さつま市笠沙町赤生木6762
問い合わせ先:0993-63-1002
所在地:〒897-1302鹿児島県南さつま市笠沙町赤生木6762
問い合わせ先:0993-63-1002
代表銘柄「角玉(かくたま)」は蔵の原点
有限会社佐多宗二商店
所在地:〒891-0704鹿児島県南九州市頴娃町別府4910
問い合わせ先:0993-38-1121
所在地:〒891-0704鹿児島県南九州市頴娃町別府4910
問い合わせ先:0993-38-1121
代表銘柄は河内黒麹ゴールド仕込みの「なかまた」
中俣合名会社
所在地:〒891-0311鹿児島県指宿市西方4670
問い合わせ先:0993-27-9181
所在地:〒891-0311鹿児島県指宿市西方4670
問い合わせ先:0993-27-9181
江戸時代に薩摩芋を持ち込んだ人物「利右衛門(りえもん)」が代表銘柄
指宿酒造株式会社
所在地:〒891-0312鹿児島県指宿市池田6173-1
問い合わせ先:0993-26-2277
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所在地:〒891-0312鹿児島県指宿市池田6173-1
問い合わせ先:0993-26-2277
代表銘柄「白露(しらつゆ)」の熟成は1年
白露酒造株式会社
所在地:〒891-0514鹿児島県指宿市山川町大山
問い合わせ先:0993-35-2000
所在地:〒891-0514鹿児島県指宿市山川町大山
問い合わせ先:0993-35-2000
代表銘柄は蔵に宿る蔵付酵母「蔵の神(くらのかみ)」
山元酒造株式会社
所在地:〒895-0066鹿児島県薩摩川内市五代町2725
問い合わせ先:0996-25-2424
所在地:〒895-0066鹿児島県薩摩川内市五代町2725
問い合わせ先:0996-25-2424
鹿児島の焼酎の美味しい飲み方
焼酎は割って飲むお酒です。お湯割り、水割り、ロック、ソーダ割りと何で割るかは好みです。だから、焼酎には正しい割り方などありません。口に合う銘柄や、飲み方を探してみましょう。
・味を確かめられる「生(き)」
ストレートで味わう飲み方です。「生(き)」とも呼ばれ、焼酎の本来の味や香りを楽しめます。リキュールグラスやショットグラスに注いでちびちびと味わいましょう。ぜひ、一度は、味や香りを確かめるためにもストレートで飲んでみて下さい。
・味の変化が楽しめる「ロック」
グラスに氷を入れて、静かに焼酎を注いでいきます。焼酎そのものの味が楽しめますし、はじめは強い味わいですが、だんだんと氷の溶け具合により、やさしい味へと変化していく様が楽しめます。
・まろやかな味が楽しめる「お湯割り」
鹿児島で最も一般的な飲み方です。でき上がったお湯割りが人肌よりちょっと熱いぐらいにすると甘みや香りが引き出されて、より楽しめるとされています。まずはお湯を入れて、焼酎を後から注ぎます。軟水と硬水では味が違ってくるので、どう違うのかを味わってみましょう。
・ ゆっくりと水と混ぜ合わせて楽しむ「水割り」
お湯割りよりもまろやかで、爽やかな味わいとなり飲みやすくなります。また、お湯割りの甘い香りが苦手だという人にもです。焼酎よりも水の方が比重が重いので、焼酎を先に入れ、後から水をゆっくりと入れていきましょう。比重が違うのでゆっくりと混ぜるのがポイントです。
・濃厚な焼酎の甘みが合う「ソーダ割り」
ソーダで割ると新たな香りや、味わいが生まれます。暑いときはシュワッとした爽快感が味わえます。ビールではなく、とりあえずの一杯にも最適です。また、酎ハイとは違う味が楽しめます。
・味を確かめられる「生(き)」
ストレートで味わう飲み方です。「生(き)」とも呼ばれ、焼酎の本来の味や香りを楽しめます。リキュールグラスやショットグラスに注いでちびちびと味わいましょう。ぜひ、一度は、味や香りを確かめるためにもストレートで飲んでみて下さい。
・味の変化が楽しめる「ロック」
グラスに氷を入れて、静かに焼酎を注いでいきます。焼酎そのものの味が楽しめますし、はじめは強い味わいですが、だんだんと氷の溶け具合により、やさしい味へと変化していく様が楽しめます。
・まろやかな味が楽しめる「お湯割り」
鹿児島で最も一般的な飲み方です。でき上がったお湯割りが人肌よりちょっと熱いぐらいにすると甘みや香りが引き出されて、より楽しめるとされています。まずはお湯を入れて、焼酎を後から注ぎます。軟水と硬水では味が違ってくるので、どう違うのかを味わってみましょう。
・ ゆっくりと水と混ぜ合わせて楽しむ「水割り」
お湯割りよりもまろやかで、爽やかな味わいとなり飲みやすくなります。また、お湯割りの甘い香りが苦手だという人にもです。焼酎よりも水の方が比重が重いので、焼酎を先に入れ、後から水をゆっくりと入れていきましょう。比重が違うのでゆっくりと混ぜるのがポイントです。
・濃厚な焼酎の甘みが合う「ソーダ割り」
ソーダで割ると新たな香りや、味わいが生まれます。暑いときはシュワッとした爽快感が味わえます。ビールではなく、とりあえずの一杯にも最適です。また、酎ハイとは違う味が楽しめます。
鹿児島焼酎フェスを紹介
東京で流通してない銘柄多数が出店された「2017鹿児島焼酎フェスin TOKYO」
2017年3月28日(火)、「2017鹿児島焼酎フェスin TOKYO」が東京「EBIS 303 イベントホール」にて、18時30分から20時45分まで開催されました。2回目の開催です。
鹿児島にある73もの蔵元が参加し、魔王、萬膳、伊佐美、三岳などの有名銘柄に加え、東京で流通してない銘柄700種類も出展されました。飲み放題の試飲だけでなく、鹿児島の食材を使ったおつまみ、焼酎マイスターのトークショーや、ミニボトルのプレゼントも行われました。
鹿児島にある73もの蔵元が参加し、魔王、萬膳、伊佐美、三岳などの有名銘柄に加え、東京で流通してない銘柄700種類も出展されました。飲み放題の試飲だけでなく、鹿児島の食材を使ったおつまみ、焼酎マイスターのトークショーや、ミニボトルのプレゼントも行われました。
第3回は2018年3月13日(火)に開催予定
「2018 鹿児島焼酎フェス in TOKYO」が2018年3月13日(火)に開催が予定されています。開催場所は前回と同じEBISU303 イベントホールです。詳しくは開催日近くにはHP上に公開されますので、チェックしましょう。
鹿児島の焼酎の楽しみ方は人それぞれ
シュワッとするソーダ割り、梅干し入りのお湯割り、カボスやレモンといった柑橘系割りと、飲み方はいろいろです。焼酎は、飲み方も割り方も自由な日本製クラフトスピリッツです。今宵は鹿児島の焼酎を飲んでみませんか。