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ラム酒のレモンハートの種類と飲み方・終売になった種類

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海賊の話に必ず登場するラム酒!

ラム酒はパイオーツオブ・カリビアン、宝島など数々の海賊が主人公の物語に、必ずと言ってもいいほどの確率で登場します。ラム酒を飲みながら、海賊たちが騒いでいる様子をドキドキ、ワクワクしながら本を読み進めて行った人も多いのではないでしょうか。

ラム酒はサトウキビから作られるお酒です。ラム酒の起源は、いまだ明らかでないところもあるのですが、もともとサトウキビがなかったアメリカ大陸にコロンブスがサトウキビを持ち込み、砂糖の製造が盛んになり、それを元にお酒を作るようになったのがきっかけと言われています。

ラム酒はカリブでは海の男の飲み物だった?

海賊の話に登場することからもわかるように、ラム酒はカリブ地方では海の男の飲み物として大でした。エネルギー源となっていたのはもちろんのこと、船で長く過ごす人にとって壊血病の特効薬としても重要な役割を果たしていました。そのため、当時は商船、海賊船など、どの船にもラム酒が置かれていました。

イギリス海軍では1740年から1970年までの間、海兵へラム酒を支給し、海兵の士気を高めていました。このように、海で生きる船の男にとってラム酒は切っても切れない関係にありました。

それで、海賊が出てくる物語には必ずラム酒が登場することになります。カリブ地方の飲み物というイメージがあるラム酒ですが、日本でも海賊が主人公になった映画が大流行すると、ラム酒が一気にになったという事実もあります。

そのまま飲むだけでなく、アイスクリームにかけて食べたり、焼き菓子の中に入れたりとラム酒は幅広い楽しみ方ができます。このことからもラム酒は多くの人にの飲み物となっています。

レモンハートについて

数多くのラム酒のブランドがありますが、多くの人に愛されるブランドのひとつがレモンハートです。ラム酒のブランドに詳しくないという日本人でも、レモンハートという名前を聞いたことがあるという方はいるのではないでしょうか。

レモンハートの歴史って?

レモンハートは1804年に製造されました。レモンハートは人の名前から取られています。実はレモンハートは1804年より以前にイギリスのコーンウェル地方で作られ始め、すでに世界的に有名なラム酒となっていました。

1780年代からはイギリス海軍へ支給されはじめていたほどです。1804年にコーンウェフからロンドンに製造の拠点を移したのをきっかけに、レモンハートという名前のラムになりました。それでレモンハートの製造は1804年となっています。

レモンハートの種類って?

レモンハートは多くの種類のラムを発売しています。特徴がそれぞれ異なるので、自分の好みの味を見つけやすいというのもの理由のひとつになっています。

ホワイトの特徴って?

活性炭によって濾過され、色が無色になっているラムをホワイトラムと言います(別名シルバーラムともいいます)癖が少ないのが特徴です。もちろん、レモンハートでもホワイトラムが作られています。カリブ地方をイメージしたラベルがとても可愛らしく、飲み終わった後も部屋に飾っておくことができるでしょう。

レモンハートのホワイトラムの特徴は、まろやかな味わいです。リキュールやカクテルと混ざり合いやすい味わいなので、カクテルを作るときに利用することができます。カクテルの中にラムの味をさりげなく味わうことができ、爽やかな気分になります。

癖のない味わいから、カクテルやお菓子作りの時に使用することができますが、ストレートやロックで飲むのも、もちろんです。癖がないので、ラム初心者にとってもロックやストレートで飲みやすいと言えるでしょう。

レモンハートの度数って?

気になるレモンハートの度数ですが、レモンハートの種類によっても少しずつ異なります。一般的にラムの度数は高く、40%〜50%です。同じ蒸留酒に当たる日本の焼酎のアルコール度数が25%であることを考えると、かなり高いことがわかります。

例えば先ほどのレモンハートホワイトは、アルコール度数が40%です。ラム酒にはアルコール度数が75%を超えるものも存在します。そのようなラムは151プルーフと言われています。もちろんレモンハートでも151は製造されています。

「レモンハートデメララ151」です。75.5%というとても高いアルコール度数であるのにもかかわらず、ほんのりした甘さや深い香りを楽しむことができるところから、根強いファンがいます。力強さと、優雅さを同時に味わうことができるラム酒です。もちろんお酒に弱い人は飲まないようにしましょう。

レモンハートの味わいが一番味わえるものって?

レモンハートのなかでも代表的なラムと言えるのが、「レモンハートデメララ」です。レモンハートデメララはしっかりとした香りとすっきりとした飲みごごちを味わうことができるラムです。強い香りからくる予想とは反対に甘みはそれほど強くなく、程よい甘さを楽しめます。

そのためストレートはもちろんカクテルとしても楽しむことができるラムです。ラム酒付きの中で「レモンハートデメララ」の名前を知らない人はいない、と言っても過言でないほど有名かつのラムです。レモンハートのラムを語る上でなくてはならない存在です。
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レモンハートの産地って?

先ほども少し触れましたが、レモンハートの元々の起源は、イギリスのコーンウェル地方です。その後、イギリスのロンドンに製造を写した際に、レモンハートというブランドのラム酒になりました。

一時製造中止になりましたが、今は、以前とは違うラベルになり、カナダで製造されています。製造と言っても、ボトルに詰める作業をカナダで行なっているというだけです。お酒自体はガイアナのデメララで作られています。

ガイアナは南米で唯一英語を公用語としている国です。ガイアナはサトウキビの生産が盛んな国で、生産されたサトウキビを砂糖やラム酒に加工し輸出しています。レモンハートもガイアナで生産されたサトウキビを使って作られています。それでレモンハートのボトルの後ろに製造国がガイアナとプリントされています。

レモンハートの飲み方

レモンハートを楽しむための飲み方としてなのは、ストレートやロックで、そのままの味を楽しむことです。ラムを美味しく飲むためのポイントは、冷やさずに常温で飲むことです。常温で飲んだ方がラムの香りを十分に楽しむことができるからです。反対にホワイトラムは、冷蔵庫でキンキンに冷やした状態で飲むと、ラムの美味しさを味わうことができます。

レモンハートを飲むときにグラスってあるの?

ラムは、香りが命です。ラムの香りを楽しみながらラムを飲むには、香りを閉じ込めるような形になっている、チューリップタイプになっているグラスを選びましょう。お気に入りのグラスを見つけ、ラムをじっくりと楽しみましょう。

ラムのカクテルって?

ラムはカクテルとして飲むのにもお酒です。ラムの良さを、ストレートやロックよりも気軽にラムを楽しむことができるので、お酒が苦手な人にも気軽に飲むことができます。ここでは、カクテルを紹介します。

モヒート

夏の暑い時期にぴったりなのがモヒートです。ミントの爽やかな香りやソーダのフレッシュな感じが、爽やかな気分にしてくれます。それほど難しくないので、家でも簡単に作れそうです。バーベキューやガーデンパーティーの時に手作りモヒートをふるまったらおしゃれですし、みんなにも喜ばれます。

モヒートの作り方

ホワイトラム(30ml)
ライム(好みで適量)
ミント(適量)
ソーダ(適量)

これを混ぜるだけです。フレッシュミントが手に入らない場合、ミントリキュールで代用することもできます。

ラムジンジャー

ジンジャエールが大好きな人になのがラムジンジャーです。ジンジャエールの香りとダークラムの香りの相性が抜群です。ダークラムに分類されるレモンハートデメララで作りましょう。

ラムジンジャーの作り方

レモンハートデメララ(適量)
ジンジャエール(適量)

冷たいラムジンジャーもいいですが、実は温めたホットラムジンジャーもおです。寝る前に飲んで寝るとリラックス気分になり、一日の疲れを休めることができます。

現在発売中止になった歴史をもつレモンハートって?

ラム好きの間でだった、レモンハートデメララ151は実は2010年頃一度発売中止になったことがありました。デメララの蒸溜所がなくなったためです。このニュースには多くのレモンハートファンが悲しみました。

嬉しいことに、今はパッケージを変えて再製造されるようになりました。しかし大変なため、売り切れとなっていることが多いのも事実です。気になる人は、入荷するタイミングを逃さないようにして購入しましょう。
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ラムを好きになろう!

日本人にとってまだまだ馴染みの薄いラムですが、ヨーロッパやカリブ地方にはかなり古い歴史があったことがわかります。実はラムの甘い香りや味は、多くの人にとって飲みやすいお酒です。

レモンハートラムをじっくり味わうと、実はとても奥深く味わい深いお酒であることがわかります。ストレートやロックで時にはおしゃれにカクテルで、自分なりのレモンハートの楽しみ方を見つけましょう。
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