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ストレートのウォッカにおつまみ・グラス・量

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ウォッカのストレートの一気飲みの仕方

ウォッカ(vodka)はロシアをはじめ、ウクライナやバルト三国など東欧圏、フィンランドやノルウェーなど北欧圏、チェコやポーランドなど中欧圏で親しまれている蒸留酒です。ウォッカの名前は、スラヴ語で「水」を意味する単語である「voda」に由来します。

ウォッカは、原料となる大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモなどの穀物を蒸留し、その後、白樺の炭で濾過して製造されます。そのため、成分のほとんどが水とアルコールであるエタノールであり、ほぼ無味・無臭で無色透明のお酒です。アルコール度数は40%前後と高めですが、癖が少なくドライで飲みやすいのが特徴です。

日本では水で割ったり、果汁や炭酸飲料で割ってカクテルにして飲むのが一般的ですが、ウォッカを味わって飲みたい場合は、ストレートで一気飲みするのが一番と言えるでしょう。それでは、ウォッカのストレートでの一気飲みの仕方をご紹介します。

ライム

柑橘系果物のライムは、アルコール度数の強いウォッカの後味をさっぱりさせてくれるため、ウォッカをストレート飲みする際によく提供されるそうです。ライムに含有されるビタミンCは、アルコールを中和し、悪酔いを防ぐ効果があります。また、ライムのビタミンCは、強いアルコールからのどを保護する作用もあります。

ライムは、モスコミュール、スレッジ・ハンマー、カミカゼのように、ウォッカのカクテルにも使用されることが多いです。

アルコールには利尿作用があり、飲んだお酒の分量以上の水分が体外に排出されてしまいます。そのために、ナトリウム(塩分)も一緒に排出を促され、ナトリウム不足に陥ってしまう可能性があります。塩を舐めることでナトリウムを補えるので、ウォッカをストレートで飲む際に限らず、アルコールを楽しむときは摂取すると良いでしょう。

また、塩を舐めることによって、唾液の分泌が促されるので、強いアルコールからのどを保護できるとも言われています。

冷凍庫で冷やす

ウォッカはアルコール度数が高いため、冷凍庫で冷やしても凍ってしまうことはありません。冷凍庫で冷やされたウォッカは、とろみが増して口当たりがまろやかになります。

ストレートで飲むのが苦手な方は、冷凍庫で冷たく冷やしたウォッカを、冷やしたグラスに注いで飲むことをします。常温に置かれたウォッカとはまた違う舌触りと口当たりを楽しむことができるでしょう。

ウォッカのストレートの一般的な飲む量とは?

厚生労働省の飲酒のガイドラインによりますと、日本人の1日平均のアルコール適量は、 純アルコールで20g程度とされています。これはあくまでも目安であり、年齢、性別、体重、体質なども考慮しなければなりません。

アルコールの適量を計算するには、以下の計算式を使用してみてください。おおよその目安がわかります。

25÷度数(%)×100=適量(ml)

何杯までが適量?

ウォッカのアルコール度数は40%前後です。前述した計算式に、数字を当てはめてウォッカの適量を計算してみましょう。

25÷40(%)×100=62.5(ml)

ウォッカをストレートで飲む場合によく使用されるショットグラスの大きさは、だいたい30mlとなっています。そのため、ウォッカをストレートで飲む場合は、せいぜいショットグラス2杯までにしておきましょう。健康のためにも、適量を守って楽しみましょう。

ストレートで飲むウォッカの味は?

ウォッカそのものの味と、飲み干したときののどが焼けるような感覚を楽しみたいならば、ストレートでウォッカを飲むのがです。ウォッカはほぼ無味・無臭で無色透明であり、アルコール度数が高い割りには癖がなく、飲みやすいお酒です。味わいがすっきとしていてクリアであればあるほど、質が高いとされています。

ウォッカは、ハーブや果物などの香りや味との相性も抜群なので、それらを添加したフレーバードウォッカも作られています。フレーバードウォッカには、レモンやオレンジなど柑橘系のもの、ハーブ系のもの、砂糖シロップやはちみつが添加された甘味のあるもの、赤唐辛子やブラックペッパー、レッドペッパーなどの香辛料を使用したものなどさまざまです。

ストレートで飲んだ際に、味や香りのないものが苦手な方は、フレーバードウッォカを選ぶと、いろいろな風味や香りを楽しむことができるでしょう。

ウォッカのストレート飲みにグラス

ウォッカをストレートで飲む場合は、ウイスキーやリキュールをストレートで飲むためのショットグラスの使用がです。ショットグラスの大きさは、1オンス=約30ml入るシングルグラスと、倍の量が入る60mlのダブルグラスが主です。ショットグラスは小さなグラスなので、ウォッカのようなアルコール度数が高く、強いお酒を一気飲みたいときに使用すると良いでしょう。

ウォッカは無色透明なので、沖縄の琉球ガラスや江戸切子のように色のついたグラスが似合います。きらきらと輝くグラスは、その様子を見ているだけで心が安らぎます。お気に入りのグラスを見つけ、その時の気分やムードによって使い分ければ、ストレートで飲むウォッカをより一層美味しく味わうことができるでしょう。
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hishiショットグラス ブルー 09213

繊細なカッティングと美しいブルーが特長のショットグラスです。レッドもあるので、ペアで揃えて誰かと一緒にウォッカのストレート飲みを楽しめます。贈り物としても良いでしょう。

【九谷和グラス】 九谷焼 ショットグラス 華文(レッド)

石川県が誇る伝統工芸の九谷焼と江戸硝子を合わせた九谷和グラスです。硬く傷がつきにくいクリスタルで、その輝きと光沢は世界水準を満たしています。このグラスを使用すれば、ストレートで飲むウォッカの風味と香りをより楽しむことができるでしょう。

ウォッカのストレートにおつまみ

ウォッカはほぼ無味・無臭なので、どんな食べ物でも合うお酒です。ストレートで飲んだ場合、ウォッカそのものの風味と香りを味わえますが、アルコール度数が高いのでアルコール分を感じます。そのため、アルコール感を打ち消してくれる、味が濃い目のおつまみを選ぶと良いでしょう。

以下がウォッカと相性のいいおつまみとなります。

・野菜の酢漬け
・ニシンの塩漬けやオイル漬け
・きのこの塩漬け
・ソーセージ、サラミ、ハム、生ハム
・サーモン、さば、鰻などのスモークされた魚
・キャビアやいくらの塩漬け
・クリーミーもしくは塩気の強いチーズ
・ナッツ類
・餃子

ストレート飲みにウォッカ

スミノフ

日本でもスミノフは、正統派プレミアムウオッカとして世界の販売量を誇っています。丁寧にじっくりと濾過することにより、無色透明でクリアな味わいが実現されています。癖がないウォッカなので、ストレートでも飲みやすいのが特長です。

スミノフウォッカには、赤いラベルでアルコール度数が40%の「スミノフ」、青いラベルでアルコール度数が50%の「スミノフブルー」、丹念に作られストレート飲みに適した「スミノフブラック」の3種類があります。

スミノフウォッカは混ぜ合わせるものを選ばないので、どんなカクテルでも美味しくいただくことが可能です。このため、スミノフは「スミノフカクテル」というウォッカベースのカクテルも製造しています。

ウィルキンソン

ウィルキンソン・ウォッカは、ニッカウイスキーによって生産されている、日本産のウォッカです。

アルコール度数は40%のものと50%の2種類あります。白樺炭でじっくりと時間をかけて、繰り返し濾過して製造されています。そのため、軽やかな味わいでほんのり甘く、なめらかなのどごしと、すっきりとした後味が魅力となっています。ストレートでも、カクテルにして飲んでも美味しくいただけるのが特長です。

寒い時期はウォッカで温まろう

ウォッカは、ストレートで飲んでも、割材と割って飲んでも美味しく、自分の好きなようにアレンジを楽しめるお酒です。さまざまなフレーバー付きのウォッカもあるので、気になるものをいろいろと試してみるのも良いでしょう。

ロシアでは、寒い冬はウォッカをストレートで飲んでお腹から温まるというのがあります。飲み過ぎは健康に良くありませんが、1日の適量を守りながら飲めば、凍えるような寒い日も温かく、楽しく過ごせるでしょう。お気に入りのグラスでウォッカをストレート飲みし、寒い時期を乗り越えてください。
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