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ベーキングパウダーの小さじ1は何グラムか・糖質・カロリー

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ベーキングパウダーの小さじ1は何グラムか

ケーキやクッキーなど、生地を膨らませて仕上げたい料理にはベーキングパウダーが活躍します。ベーキングパウダーを料理に用いる場合、「小さじ1」などと小さじ表記のレシピ本を参考にする機会が多いでしょう。今回は、ベーキングパウダーの適量とベーキングパウダーの小さじ1は何グラムになるかを考えていきましょう。

ベーキングパウダーとは

ベーキングパウダーとは、炭酸ナトリウム(重曹)をベースに焼ミョウバンやリン酸カルシウムなど酸性の基材にコーンスターチなどのでんぷんを混ぜた膨張剤です。重曹が水と反応して炭酸ガスを発生する仕組みを利用して、生地を膨張させます。酸性の基材は重曹が炭酸ガスを発生させるのを助ける働きがあります。

コーンスターチなどのでんぷんは、重曹が空気中の水分と結合して料理に用いる前に反応しないように遮断剤として用いられています。

重さについて

ベーキングパウダーは色々な基材が用いられた調理用の膨張剤のため、メーカーなどで使用している基材によっては小さじ1当たりの重さが異なる場合もあります。焼き菓子作りなどは、正確に粉類の量を計ることが大事なポイントですので、材料全体でベーキングパウダーの占める量はわずかな割合ですが、気になる場合は正確に計りなどで計量しましょう。

ベーキングパウダーの適量は?

ベーキングパウダーの膨張効果がお菓子の生地に行き渡る使用量は、小麦粉100gに3~5gと言われています。使用量に幅があるのは、ベーキングパウダーの製造メーカーにより重曹以外の使用基材や配合が異なったりするため、同じ小さじ1のベーキングパウダー量でも膨らみ方に差が生じるためです。

「レシピ通りにベーキングパウダーを配合したはずが、膨らまなかった」「苦味がある」など、お菓子の仕上がりに難がある場合、レシピで使用しているベーキングパウダーと自分の使ったベーキングパウダーのメーカーが異なっている可能性があります。

レシピ本やレシピサイトでベーキングパウダーを使用するか、お手持ちのベーキングパウダーをレシピに合わせて計量してから使用することをします。

ベーキングパウダーの重さ

製造メーカーにより異なりますが、ベーキングパウダーを小さじで計量した場合、農林水産省によりますと「小さじ1杯は約4g」となるので、覚えておいてください。

おいしいお菓子作りのためには、粉類などの材料は正確に計量することが大切ですが、「毎日の子供のおやつに簡単に作りたい」「気軽にお菓子を作りたい」と、目分量でおやつを作るのも楽しいです。

思いついた時にちょっとしたおやつを作りたい時のためにも、ベーキングパウダーを小さじで計量した場合、1杯は約4gになるということを頭に入れておきましょう。

小さじ3分の1

レシピ本などを参考に、自分で完成品の量を減らしたものを作りたい場合など、小さじ表記のベーキングパウダー量を調整する必要があります。その際に、「ベーキングパウダー小さじ1=約4g」と覚えておくと、元のレシピの3分の1量で仕上げたい場合、材料に用いるベーキングパウダーも小さじ3分の1に調整する必要があります。

ベーキングパウダー小さじ1杯を4gで計算する場合、ベーキングパウダー小さじ3分の1は約1g強になります。

小さじ3分の2

ベーキングパウダー小さじ1杯を4gで計算する場合、ベーキングパウダー小さじ3分の2は約3gですが、厳密に言いますと「ほぼ3gに近い2g台」になります。微妙な量が気になる場合は、計りでの計量をします。

小さじ半分

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ベーキングパウダー小さじ1=約4gで換算しますと、ベーキングパウダーの小さじ半分は約2gになります。

小さじ4分の1

ベーキングパウダー小さじ1=約4gで考えますと、ベーキングパウダー小さじ4分の1は約1gになります。

ベーキングパウダー小さじ1の糖質は?

自分でお菓子作りを楽しむ理由の一つに「市販のお菓子の糖質が気になるから」という意見があります。そこで、お菓子作りに使うベーキングパウダーの糖質について考えてみましょう。

ベーキングパウダーは、重曹と重曹の反応を助ける酸性基剤に料理に使う前に重曹が反応しないように遮断剤としてコーンスターチなどのでんぷんを合わせた膨張剤です。ベーキングパウダーの糖質を考える場合、この遮断剤として含まれる粉類の糖質を考えます。

そのため、メーカーにより異なりますが、「ベーキングパウダー100gあたり糖質は約29g」と言われており、ベーキングパウダーの小さじ1杯を約4gとすると、糖質は大体1.16g程度になります。

お菓子の中のベーキングパウダーの糖質はそれほど気になる量ではありません。しかし手作りとは言え、小麦粉や砂糖の糖質はかなりの量になるので、合わせて頭に入れておきましょう。

ベーキングパウダーの小さじ1分のカロリーは?

自分でお菓子を作る場合のメリットは、市販のお菓子よりカロリーを低くできるところにあります。ベーキングパウダーのカロリーを考えていきましょう。

ベーキングパウダーでカロリーを考える場合、遮断剤として使用している粉類のカロリーが中心になります。メーカーにより数字は異なりますが、ベーキングパウダー100gあたり127kcalと言われています。小さじ1杯あたり5.08kcalです。

これがお菓子全体のベーキングパウダーの量とカロリーになりますので、ベーキングパウダーのカロリーだけならそれほど問題になる量ではないでしょう。ただし、お菓子自体が小麦粉や砂糖で作られておりますので、手作りでカロリーを計算しているからと言って食べすぎるとあっという間に適量を越えてしまうので注意が必要です。

ベーキングパウダーの種類

ベーキングパウダーの種類も製造メーカーにより多数存在します。製菓材料店やスーパーなどで入手可能なベーキングパウダーを紹介します。

愛国 ベーキングパウダー

昔からスーパーなどで見かけるのが、この「愛国ベーキングパウダー」です。コインなどで缶のフタをこじ開けるのが大変な作りですが、中のパウダーが空気中の水分と接するのを極力防ぐための工夫です。

アルミニウムを考慮する人のために、アルミニウムフリーですが、従来品と変わらずしっかり膨張します。小さじ1=約4gです。

アルミ不使用というのも安心ですし、よく購入しています。

ホットケーキも蒸しパンもふんわり焼けるので、気に入っています。また購入したいと思います。

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アリサン ベーキングパウダー

お菓子作りブームで話題の、アルミニウムフリーのベーキングパウダーです。小麦粉だけではなく米粉などのお菓子もきっちり膨らむので、愛好家の多いベーキングパウダーです。

ただし、こちらのベーキングパウダーは基材の違いにより小さじ1=約3gですので、小さじ表記のレシピで参考にする場合は、多めに用いるかレシピのベーキングパウダーを小さじ1=約4gと考えて計量して用いるなど工夫が必要です。

米粉のホットケーキ、米粉のマフィン、クッキーなど使用しますが安心な製品ですし、ふっくら焼きあがるのでリピ決定です。

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ベーキングパウダーで楽しい手料理を

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ベーキングパウダーは、膨らませたいお菓子やサクサクした歯ざわりを楽しみたいお菓子を作るためには欠かせない膨張剤という添加物です。小麦粉や砂糖のように大量に用いるものではなく、見た目や食感のためにごく少量用います。

近年、糖質制限やダイエットがブームで粉類のカロリーや糖質が気になる人が増えており、ベーキングパウダーの量や質にも注目が集まっています。しかしベーキングパウダーはあくまでお菓子の仕上がりのための添加物ですので、それほど気にする必要はありません。

しかし、添加物だからといって、適量を把握していないと、いざ自分でお菓子を作ろうという時に使い方がわからず上手にできなかったりするという、使い方の難しい粉類という側面もあります。「ベーキングパウダー小さじ1=約4g」を念頭に、まずは基本のレシピを崩さずに楽しいお菓子作りをスタートしてみてはいかがでしょうか。
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