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ワインの太る飲み方・種類別・他のお酒とのカロリー比較

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ワインを飲むと太るの?飲むのに良いタイミングは

みなさんは、毎日ワインを飲んでいますか。ワインのみならず、ビールや日本酒、焼酎など定期的にお酒を飲んでいる方もいるでしょう。

みなさんは、お酒の適量と適切な頻度をご存知でしょうか。適量といっても個人差がありますが、同じ人であってもその日の体調によって酔いのまわり方が違ったりと一概に言うことはできませんが、今回はワインを飲む頻度と適切な量についてご紹介していきます。

毎日ワインを飲みたい人の適量は

ワインの適量を知るために、厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」を参考にしてみましょう。健康日本21が「節度ある適度な飲酒」としているアルコールの量は、1日平均約20g程度となっています。

お酒に弱い人や高齢者の方であれば、毎日この基準よりも少なめの量を適量としても良いでしょう。飲むワインのアルコール度数によっても含まれるアルコール量が変わってきますので、ワインを選ぶ際はアルコール度数もチェックすると良いでしょう。

ただし、週に2日ほどお酒を飲まない日をつくりましょう。休肝日は、肝臓の負担を減らすためにとても重要です。ワインのみならずお酒を飲むと、肝臓には中性脂肪が蓄積されます。胃や腸などの消化器官の粘膜も荒れやすくなるので、これらの臓器の修復のためにも、週に2日程度の休肝日をつくることが必要です。

寝る前にワインを飲むと太る?

痩せたいけれど、お酒が好きでやめられない、お酒を飲むと太るしダイエットが成功しない、と悩んでいる方もいるでしょう。眠りに着く前に、寝酒を1杯というときは、赤ワインを選ぶのが正解です。適量を守ることで、お酒を飲んで太るというリスクが軽減します。

寝る前に無性にお菓子が食べたくなってもグッと我慢して、お菓子を赤ワインにシフトしてみましょう。赤ワインの適量は、グラス2~3杯です。お酒が苦手な方は無理に赤ワインを飲む必要はありません。 赤ぶどうジュースでも効果はありますが、あくまでもジュースなので飲みすぎは糖分のい取りすぎにより太る危険性もあるので、気をつけましょう。

夜遅くのワインは太る原因になる?

アルコール度数が高いお酒ほどエネルギー量も高くなるのですが、お酒のエネルギー量はエンプティーカロリーと呼ばれています。エンプティーカロリーとは、簡単に言うとほとんど栄養素を含まないけれどエネルギー量がある、という意味です。

アルコールのエネルギー量消費は、他のエネルギー量の消費よりも優先的に行われます。太るのを気にする方もいますが、量にもよるので一概には言えませんが結果的にアルコールで摂取したエネルギー量は、身体に蓄積されにくいと言われています。

ではなぜ夜遅くにワインを飲むと太ると考えられているかというと、それはワインよりも一緒にとる食事やおつまみに太る原因があると思われます。夜遅い時間にワインを飲みたいけれど太るか心配・・・というときは、ローカロリーのおつまみを選ぶなど気をつけるようにしましょう。

寝酒のワインは太る?

寝酒としてワインを選ぶ人もいますが、それは太る原因になるのでしょうか。先ほども述べたように、お酒に含まれるエネルギー量はエンプティーカロリーといってあまり身体に蓄積されることはなく、太る直接的な原因になるとは考えにくいです。

アルコールによる食欲増進効果で、ついつい一緒に高カロリーなおつまみを食べてしまったりすることが太る原因になります。寝酒としてワインを楽しみたい方は、他のものに手を伸ばしてしまわないように気をつけましょう。

ワインの種類別エネルギー量

赤ワイン

まず、ワインの中でも代表的な赤ワインです。赤ワインは、黒色のぶどうから作られるワインのことで、皮が黒~紫の品種のぶどうからワインを作ると、赤ワインになります。赤ワイン独特のきれいな赤紫色は、ぶどうの皮に含まれるアントシアニンという色素によるものです。

赤ワインのエネルギー量は、100gあたり73kcalで糖質は1.5g含まれています。

白ワイン

次に、白ワインについてご紹介します。白ワインは、薄い黄緑や緑色など、ぶどうの皮の色素が薄い品種を使って作るワインで、発酵には果汁のみを用います。そのため、赤ワインとは違ってワインの色が透明~やや黄色がかった色になります。

白ワインのエネルギー量は、100gあたり73kcalで糖質は2.0g含まれています。

ロゼワイン

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次にご紹介するのはロゼワインです。ロゼワインは、赤ワインと白ワインを混ぜたようなピンク色をしているのが特徴です。ロゼワインは、皮の色素が薄いぶどうを使って、赤ワインと同じように作ったものもありますが、赤ワインを作るぶどうを白ワインと同じように作ったものなど種類はさまざまです。

ロゼワインにはこれといった定義がないため、エネルギー量や含まれる糖質の量も商品によって異なりますが、平均的なロゼワインのエネルギー量は100gあたり77kcalで、糖質は4.0g含まれています。ロゼワインは、赤ワインや白ワインと比べて糖質の含有量が多いため、エネルギー量も高くなっているので太るのを気にする方は赤や白を選んだほうが無難でしょう。

他のお酒とのエネルギー量の違い

日本酒

日本酒とひとくちに言っても、上撰や純米酒、本醸造酒や純米吟醸酒などさまざまな種類に分類されていますが、それらの成分値に大きな差はありません。

日本酒のエネルギー量は100gあたり103~109kcal前後と考えておきましょう。

ビール

ビールにはさまざまな商品があり、一概には言えませんが普通のビールだと1缶350ml(約350g)で、140~170kcalとエネルギー量には若干幅があります。だいたいどこのメーカーのビールでも、エネルギー量は100gあたり40~48kcalと、他のお酒と比較すると低めだということがわかります。

太るのを気にする方向けの「ゼロ」や「ダイエット」とうたっている商品もありますが、これらはエネルギー量が0なのではなく糖質が低めになっているというふうに捉えましょう。

ウイスキー・ブランデー

ウイスキーやブランデーは、エネルギー量があるだけで他の栄養価に関しては、ほぼゼロもしくはゼロに近い数値といえます。ウイスキーやブランデーは糖質を含みませが、とても強いお酒ですので少しずつゆっくりと時間をかけて飲むことをします。

ウイスキー、ブランデーのエネルギー量は100gあたり237kcalです。

焼酎、チューハイ

焼酎のエネルギー量は、無味無臭のものと原料の香りがするもので違ってきます。無味無臭の焼酎は、100gあたり206kcal、原料の香りがするものは、100gあたり146kcalとなっています。焼酎はワインなどに比べてエネルギー量が高いので、太るリスクが高いと思われるでしょう。

太るのを気にされる方は、チューハイを飲むときにジュースやカルピスなど糖分の多いもので割ったお酒よりも、ウーロンハイや緑茶ハイなど、お茶などの甘くないもので割ったものを選ぶとよいでしょう。

太らない飲み方でワインを楽しみましょう

ここまでワインを飲むタイミングや太る原因となるのかについて述べてきました。痩せたいけれどお酒が好きでやめられない、お酒を飲むと太るしダイエットが成功しない、と悩んでいる方もいるでしょう。

アルコールを摂取すると、血糖値が上がりずらくなり満腹感を感じにくくなります。それにより、つい食欲に負けておつまみを食べ過ぎてしまったりと太る原因はお酒だけにあることではありません。特にダイエット中や、太るのを気にしている方はお酒の適量をしっかり守って、おつまみにも気を使いながらお酒を楽しみましょう。

ここまでワインだけでなく、さまざまなお酒のエネルギー量と含まれる糖質の量もご紹介してきました。太るのを気にしている方は、飲むお酒を選ぶときにぜひ参考にしてみてください。
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