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お酒のカロリー比較9選・カクテルのカロリー・糖質ゼロのお酒

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お酒の成分

大人になるとお酒を飲む機会ができ、社会に出ると量や回数も増えてきます。すると、「体重や脂肪分の増加が気になる」という悩みも出てくるでしょう。

なぜお酒の摂取が体型に影響してくると考えられているのか、ご存知ですか。果たして、お酒に含まれる成分に原因があるのでしょうか。

お酒にはアルコールの他、糖質やプリン体といった成分が含まれています。しかし、必ずしも体に変化を及ぼす程の含有量ではありません。

お酒は太るのか

「飲み会が増える時期には体重も増える」と危惧している人も多いですが、決してお酒の存在そのものが脂肪を作り上げるわけではありません。お酒自体のカロリーはそれほど高くないからです。

ただし、アルコールの作用によって体内の活動を弱め、脂肪を蓄えやすい体にしてしまうことが考えられています。また、割り物やおつまみのカロリーが高い傾向にあり、総合的な評価において酒の席は太りやすいという結論に至ります。

お酒のカロリー比較

お酒にはたくさんの種類があります。ビールやワイン、日本酒、焼酎、カクテルなど味もアルコール度数もそれぞれが全く異なります。お酒を飲む人の中でも、ビールは飲めるけど日本酒は飲めないという人や、カクテルやサワーしか飲めない人などいろいろな方がいるでしょう。

では、飲むお酒によって太りやすいか否かを区別することはできるのでしょうか。お酒の割り方などを考慮すれば、カロリーをより多く摂取しやすい種類が見えてきます。

お酒1「ビール」

ビールのカロリーは、「100mlあたり、40kcal」です。1缶350mlあたりは約140kcalとなります。ビールの飲みすぎはお腹が出る原因と深く信じられていますが、純粋にカロリーだけを見れば大した数値ではありません。

ビールの場合、一度に飲む量が多いことに注意してください。カロリー自体はそう高くなくとも、量をたくさん飲めばそれだけカロリーを摂取することになります。

お酒2「ホッピー」

ホッピーのカロリーは、「100mlあたり、約11kcal」です。ビールに比べてもかなり低いことが分かります。焼酎と割ってもビールより低いカロリーで飲めるほどです。

さらに低糖質な上プリン体も0なため、体への影響も出にくいと言われています。カロリーは抑えたいけどお酒は飲みたい、という時には良いでしょう。

しかし、低カロリーや低糖質という意識から、飲みすぎや食べすぎを誘発する危険性があるため注意は必要です。

お酒3「日本酒」

日本酒のカロリーは、「100mlあたり、約109kcal」です。1合180gあたりにすると、約196kcalとなります。単純に数値だけを見ればビールよりも倍以上高いと言えますが、飲み方を考えればカロリーの摂取量はそう多くならないでしょう。

日本酒はがぶがぶと飲むものではありません。つまみと交互にチビチビと飲み進める方が一般的で、つまみのカロリーさえ抑えれば心配するほど高カロリーにはなりません。

お酒4「ワイン」

ワインのカロリーは、「100mlあたり、約73kcal」です。グラス1杯80mlあたりにすると、約58kcalとなります。赤ワインも白ワインも同様のカロリーと覚えておきましょう。

ワインは比較的カロリーが高く、飲む量も人によっては少なくありません。おつまみには肉やチーズなど高カロリーなものを用いることが多いため、ワインを飲む機会にはカロリー摂取も多いと考えた方が良いでしょう。
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お酒5「ウイスキー」

ウイスキーのカロリーは、「100mlあたり、約237kcal」です。シングル1杯29gあたりにすると、約69kcalとなります。これまでに紹介してきたお酒の中でもダントツでカロリーが高く、割り物次第ではさらに高カロリーになることが考えられるでしょう。

ロックで量を飲む場合もあり、カロリー摂取は大きくなるものと考えて間違いありません。ダイエット中には控えた方が良いお酒と言えます。

お酒6「ハイボール」

ハイボールのカロリーは、ウイスキーと炭酸水の割合にもよりますが「100mlあたり、約30~50kcal」と言われています。缶の場合にはメーカーによっても大きく変わりますので、成分表を確認してみてください。

純粋に炭酸水で割ればカロリーを抑えることはできますが、その分飲む量が増えがちなので油断はできません。また、割り物によっても大きくカロリーは変化しますので、計算して飲む必要があるでしょう。

お酒7「焼酎」

焼酎のカロリーは、甲類焼酎の場合「100mlあたり、約206kcal」、乙類焼酎の場合は「100mlあたり、約146kcal」です。純度の高いアルコールを生成する甲類焼酎の方が乙類焼酎より高いのが分かります。

甲類焼酎はクセが少なく、レモンサワーや酎ハイなどアレンジが楽しめるでしょう。一方乙類焼酎は、原料の香味成分が残り独特の風味があり、ロックや水割り、お湯割りといった飲み方が主流です。

お酒8「チューハイ」

チューハイのカロリーは、焼酎と炭酸水の割合によりますが大体は「100mlあたり、約58kcal」と言われています。カロリーだけを見れば、ビールと大差はありません。

カロリー自体は特別高くありせんが、飲みやすいお酒であるため一度に飲む量には気をつけなければなりません。飲む量が多ければカロリー摂取も大きくなるでしょう。カロリーが高くないからと油断する状態こそ危険です。

お酒9「梅酒」

梅酒のカロリーは、「100mlあたり、約162カロリー」です。飲み安く女性にもの梅酒ですが、カロリーはかなり高めに位置します。

ロックや水割り、ソーダ割りで飲むことが多く、いずれにしても進みの良いお酒なので注意が必要です。ついつい飲みすぎてカロリーオーバーということも充分考えられます。

梅酒を飲む場合には、さっぱりと低カロリーなおつまみを添えるように気をつけましょう。

お酒の味を楽しもう

お酒が好きという人の中には、お酒の席が好きという人もいるでしょう。お酒そのものというよりも、お酒を飲んでいる状態が好きな人もいるでしょう。雰囲気が好きな人の場合、酔うことが好きでお酒の量もいたずらに増えてしまうことが考えられます。

そのような人ほど特に、お酒の味をしみじみと飲んでみてはいかがでしょうか。おつまみにも趣向を凝らし、ワンランク上のお酒を楽しむことで、カロリーを抑えることにも繋がります。

カクテルのカロリー

お酒というと、特に女性にのある甘いカクテルも外せません。見た目も華やかで味もジュースのようで飲みやすいカクテルですが、その甘さの分カロリーが気になるという人も多いでしょう。

リキュールはもちろん、割り物のカロリーも高くなる傾向にあり、ダイエット中には控えたほうが良いと言えます。

とは言え、お酒の味が苦手という人には欠かせないのがカクテルです。カロリーを把握して上手にカクテルを飲みましょう。

カクテル1「カルアミルク」

コーヒー牛乳のような飲み口のカルアミルクは、「1杯あたり、約200kcal」です。甘いコーヒーリキュールを高カロリーな牛乳で割るため、かなり重たい飲み物となります。飲んだ感覚としてもこってりとした味わいであり、納得のカロリーです。

カクテルの中でも1番カロリーが高いとされ、何杯も飲むとあっという間にカロリーオーバーしてしまいます。

カクテル2「ダイキリ」

フルーティーな味わいのダイキリは、「1杯あたり、約135kcal」です。カルアミルクに比べれば低カロリーですが、お酒としては甘い分やはりカロリーは高めになります。

ダイキリとはラムを使ったカクテルで、レモンやライムといった爽やかなフレーバージュースで割った飲み物です。味わいとしては柑橘系の爽やかさがあり、ラムの甘い風味も相まって飲みやすいカクテルと言えます。
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カクテル3「マルガリータ」

さっぱりと飲みやすいマルガリータのカロリーは、「1杯あたり、約125kcal」です。マルガリータとは、テキーラをベースとしたカクテルで、オレンジの風味が香るリキュールとレモンジュースを混ぜた飲み物です。グラスの縁に食塩をつけるため、塩気も加わり大人な味わいになっています。

爽やかな飲み口ではありますが、テキーラをベースとした強いお酒でありカロリーもそこそこあるので、飲みすぎには注意したい一杯です。

カクテル4「カシスオレンジ」

最もポピュラーでの高いカシスオレンジは、「1杯あたり、約182kcal」です。カシスオレンジとはカシスリキュールにオレンジジュースを合わせたカクテルで、フルーツジュースのような飲みやすさがあります。「カシオレ」という略称も口馴染みがよく、お酒デビューにも名の挙がる一杯です。

その甘さのとおりカロリーは高めです。ジュース感覚で飲んでいると、あっという間にカロリーオーバーしてしまうでしょう。

カクテル5「ジンライム」

大人の辛さもありつつ爽やかなジンライムは、「1杯あたり、約110kcal」です。カクテルの中では比較的低カロリーですが、濃い味のおつまみを誘う味なため、注意が必要です。おつまみのカロリーを気にしてさえおけば、ジンライム自体の量はそこまで気にせずとも良いでしょう。

アルコール度数とカロリーの関係

さまざまなお酒の種類からカロリーを比較してきましたが、そのカロリーにアルコール度数は関係しているのでしょうか。結論から言うと、関係はあります。アルコール度数が高いほどカロリーは高いと覚えておきましょう。

アルコールは「1gあたり7kcal」であり、アルコールが多いほどカロリーが高いということになります。したがって、アルコール度数が高くアルコールを多く含んだお酒ほどカロリーが高いと言えます。

糖質がゼロのお酒は?

現代においては、肥満や通風といった健康被害への対策として「糖質0」や「プリン体0」というお酒も多く販売されています。しかし、糖質0のお酒だからと言って、飲んでも太ることがないとは言い切れません。なぜならアルコール自体に太りやすい体を作る作用があるからです。

アルコールには体内の活動を鈍らせる効果があり、脂肪の燃焼を妨げます。さらに食欲増進効果もあり、ついつい食べ過ぎてしまうことにもなりかねません。

お酒は適量を楽しんで飲もう

いかがでしたか。この記事では、お酒のカロリーについてご紹介しました。甘いリキュールと甘い割り物を使うカクテルは全般的に高カロリーですが、純粋なお酒自体は低カロリーなものも多いです。

お酒を飲むときには、おつまみのカロリーと量に気をつけましょう。アルコールにより食欲が増し、高カロリーなものを多く食べてしまえば当然太ります。お酒もつまみも適量に抑えることができれば、太ることに警戒する必要はありません。

太らないお酒を選ぼう

お酒のカロリーを気にするのであれば、やはりカクテル類は避けるのが無難です。また、糖質制限をしている場合には糖質を含まないお酒を上手に飲むことができれば、ダイエットを妨げることもありません。

痩せるために大好きなお酒を制限するよりも、知識によって賢くお酒を取り入れたほうが、ストレスもなくダイエットも成功しやすいでしょう。以下の記事も参考にしてみてください。
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