芋焼酎に合うつまみのおすすめ3選・レシピ

冬はお湯割り、夏はロックと芋焼酎を1年中楽しんで飲んでいる方も多いでしょう。本記事は、そんな芋焼酎が大好きな方へ、芋焼酎に合うおつまみをご紹介していきます。また、芋焼酎をそれほど飲まない方も、おつまみ次第で新しい芋焼酎の魅力を発見することができるでしょう。

美味しい芋焼酎をさらに美味しく飲むためにはおつまみがかかせません。まずは、おすすめ3選をご紹介していき、次にレシピやコンビニで買えるおつまみ、飲み方別のおすすめのおつまみをご紹介していきます。さらに、スイーツ好きの方のために、お菓子のおつまみもご紹介します。芋焼酎片手にぜひ読んでみてください。

濃厚な味わいが魅力の芋焼酎は、とくに美味しいものを「フルーティ」などと表現することもあります。また、他の焼酎に比べ香りが引き立っていることも特徴です。昔は「臭い」などと言われましたが、最近の芋焼酎は花、果実、柑橘系の成分を上手に配合しており、香りを楽しむのも魅力のひとつとなってきました。

つまり、これらの濃厚な味、香りに相応しい、がっつりめのおつまみ、料理こそが芋焼酎にはぴったりということができます。そこで思い浮かべるのが、やはり九州の郷土料理です。例えば鹿児島の郷土料理は、芋焼酎のために作られたのではないかと思える、美味しそうな食べ物がたくさんあります。

芋焼酎に合うおつまみ、料理の第一要素は「濃い味付け」です。芋焼酎のつまみは、がっつり四つに組める味の濃さが必要不可欠です。それには、醤油ベースの濃厚な味付けが筆頭にあげられるでしょう。

芋焼酎に合うおつまみの第二要素は「油」です。やはり豚の角煮に代表されるような油っぽいものがおつまみには欲しいです。濃厚かつ油っぽい、この要素が芋焼酎のおつまみとして最高といえるでしょう。

それでは、芋焼酎に合うおつまみレシピを3つご紹介します。たまには違うものを食べてみても、結局、芋焼酎好きは濃厚かつ油っぽいというセンターポジションに帰ってきます。

まず一つ目のレシピはは手羽先です。これは子供も大好きな料理ですから大量に作っておき、芋焼酎のおつまみ分を確保しておきましょう。味は濃いめが鉄則です。味付け卵も一緒に作っておくと最高です。

手羽先は食べにくいと言う方は、関節の部分を包丁で簡単に断ち切ることができるので、煮込む前に二つに分けておきましょう。さらに、骨に沿って切れ目をいれておけば味が染みやすく、濃厚さがアップします。

また、煮こごりも同時に作れます。芋焼酎とともに至福の時間を過ごしましょう。味付け卵、煮こごりと、やや反則気味のランクインですが、芋焼酎好きにはたまりません。フライパン一つでできるので、ぜひマスターしましょう。

レシピブログから、おすすめをご紹介します。手羽先のレシピはたくさんありますが、こっくり味のレシピとしておすすめです。じゃが好きの方はぜひ作って下さい。

この味の濃さ、そして七味に負けないのが芋焼酎です。料理としても美味しいですが、つまみとしても最高です。このレシピなら誰でもとろとろの柔らかい牛スジが美味しく作れるので、ぜひ挑戦してください。休日に作れば家族に感謝される上に芋焼酎が気持ちよく飲めますので、ぜひお勧めします。

厚揚げや木綿豆腐などを入れればボリュームアップできます。冷めても美味しいので、おつまみとしても最高です。

最後はさつまあげです。この手軽さ、そしておいしさ、芋焼酎との相性は、まさしく殿堂入りと言ってよいでしょう。さつまあげは熱湯で油を切った方が美味しい場合もありますが、芋焼酎を片手に食らいついてもよいでしょう。後ほどご紹介しますが、芋焼酎と柚子こしょうは相性抜群なので、柚子こしょうもそばに置いておきましょう。

さつまあげは、あまりの美味しさに、おでん、ゴーヤチャンプルなどレパートリー豊富ですが、どれも芋焼酎との相性は抜群です。スーパーなどに行けばいつでも芋焼酎の最高の相棒を手軽に購入することができます。

「手羽先」「牛スジ」のおつまみもご紹介しましたが、ここでは芋焼酎に合うレシピを改めてご紹介します。

西郷隆盛が愛した「とんこつ」は、肉じゃがと遠からずのレシピと考えてよいでしょう。鹿児島の郷土料理で、砂糖ではなく「黒砂糖」、みりん・酒ではなく「芋焼酎」、それに味噌を足します。

豚肉はアバラを使うのがいいでしょう。しかし、スーパーでもスペアリブとして売っており、リーズナブルな値段で気軽に作ることができるでしょう。こんにゃく、人参、生姜なども入って、栄養満点の一品です。

昔の料理のため、レシピはありませんが、美味しく作れるレシピをご紹介します。日本人なら定番のレシピなので、アレンジすれば「とんこつ」に近い芋焼酎のおつまみのレパートリーにできるでしょう。ぜひ一度作っていただき、西郷どんと同じ至福を味わってください。

芋焼酎には柚子こしょうがとてもよく合います。ご紹介したレシピはたけのこをバターと柚子こしょうでソテーするだけで簡単に作れるおつまみになります。今回ご紹介したレシピに限らず、アクセントとして柚子こしょうを使うのが、芋焼酎にぴったりなおつまみを作るコツです。何か足りないなと思ったら柚子こしょうを使うのもよいでしょう。

コンビニにも芋焼酎に合うおつまみがたくさんあります。ここでは、とくにおすすめのおつまみをご紹介します。

芋焼酎にはもつも合います。真空パックのもつを食べて美味しくなかったという人にもぜひファミリーマートの牛もつ煮込みは食べてほしいです。濃いみそ味でとても美味しいと評判です。量もたっぷりあるので、コンビニで買って帰れば立派なおかずにもなるでしょう。

うずらの卵はスーパーで殻をむいた状態で売っていますが、コンビニの場合、絶妙な味付けで、しかも賞味期限を気にしなくてもよい真空パックで販売されています。芋焼酎にとっても良き時代となりました。

ロック、お湯割り、お好みの飲み物で割るなどができる芋焼酎ですが、ここではそれぞれに合うおつまみをご紹介します。

お湯割りは芋焼酎の香り、味を邪魔しないさっぱりとしたお豆腐がベストマッチします。がっつり系のレシピを多めにご紹介してきましたが、夏はやっこ、冬は湯豆腐と年間を通して食べられる豆腐は定番としてやはり外せません。

ロックの芋焼酎に意外に合うのがチーズ系です。ゴーダチーズ、パルミジャーノなどの風味と芋焼酎の香りは合うと言われています。また、チーズの味を芋焼酎でクリアする効果もあるので、相乗効果で美味しくいただけます。このため、チーズがたっぷりのピザも芋焼酎にはとても合います。ピザ自体の味が濃いので、ロックかストレートがいいでしょう。

他にもチーズを使うことが多いパスタ料理にも芋焼酎は合います。日本料理にしか合わないというイメージがある芋焼酎ですが、洋風との組み合わせもいろいろ試してみると新しい発見があるはずです。

芋焼酎にお菓子を合わせるのが抵抗がある方もいますが、ブランデー、ウィスキーにチョコというのは定番のおつまみです。しかし、芋焼酎でもチョコが合います。新しいおつまみを試してみませんか。

インターネットの口コミなどを読んでいると、男性の場合は「チョコは洋酒にしか合わない」「おつまみとしてチョコはない」という意見が多いですが、女性の場合「チョコがぴったり」とか「甘い物も一緒に食べられるおつまみとして良い」といった意見があります。

おつまみではありませんが、芋焼酎のホットチョコレート割りもおすすめです。ホットココアで割っても良いでしょう。

黒糖に黒糖泡盛はよくあうといわれます。同じもので作られているので、当然ともいえるでしょう。同じ理由で、芋焼酎には芋ようかんが合います。ただし、食べ方には注意が必要です。芋ようかんは甘味が強いので、普通に食べてしまうとさすがの芋焼酎も負けてしまいます。チーズやサラミのように小さく切るのがおつまみとしてはおすすめです。

さつまいもを使っていれば合うと考えればよく、スイートポテトもおすすめです。こちらも、普通よりは少しずつ食べることで芋焼酎に合うおつまみになるでしょう。

醤油ベースで濃いめの味付けが芋焼酎に合うのは缶詰も同じです。この牛肉の大和煮は300円程度でありながら、たっぷりと牛肉があるのでおすすめです。また、アマゾンでは売っていなかったのでご紹介できませんでしたが、マルスイの「鯨大和煮」もおすすめです。鯨の味と芋焼酎はとてもよくあいます。少しさっぱりさせたいときは、ねぎを刻んでかけるのがおすすめです。

今回は芋焼酎に合うおつまみを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。冬はお湯割りの芋焼酎で体が温まります。濃いめの味付けのおつまみや料理があると心までも温まり、とても幸せな気持ちになります。

また、夏は芋焼酎に冷やっこがあれば立派なおつまみになります。さつまあげは年中スーパーに売っており、値段も安いのでヘビーローテーションになるおつまみといえるでしょう。

また、意外にも、チーズやピザ、お菓子ではチョコ、芋ようかんがおつまみとして合うこともご紹介いたしました。まだまだ芋焼酎に合う食べ物はたくさんありますので、新しいおつまみを見つけてみてはいかがでしょうか。