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桃は皮ごと食べたほうが美味しい?
実は、桃を食べるとき「皮ごと食べたほうが美味しい」というのをご存知でしょうか。桃を皮ごと食べることは桃農家さんの間では一般的なことで、それには理由があります。
桃は皮に近づくほど実が甘くなり、旨みが増していきます。ですが、そのまま皮を食べてしまうと産毛によって食感を損なう原因にもなりかねません。
そこで今回の記事では、桃を皮ごと食べる方法やポイントについて詳しくご紹介していきます。
桃は皮に近づくほど実が甘くなり、旨みが増していきます。ですが、そのまま皮を食べてしまうと産毛によって食感を損なう原因にもなりかねません。
そこで今回の記事では、桃を皮ごと食べる方法やポイントについて詳しくご紹介していきます。
桃農家さんは皮ごと食べる!その理由は?
もし「果物は皮を剥いて食べる」ということが習慣になっていたら、桃を皮ごと食べると聞いてイメージしてしまうのが、「そもそも美味しいの?」「皮は食べられるの?」というようなことではないでしょうか。桃は皮を剥くとツルリとみずみずしい果肉が引き立ちますし、皮を剥くことは一見メリットのようにもみえます。
しかし、桃の一番美味しい食べ方を知っている桃農家さんが、あえて皮ごと食べてしまうのにはちゃんと理由があります。それは、桃の一番美味しい部分が皮付近の実にあるからです。
しかし、桃の一番美味しい食べ方を知っている桃農家さんが、あえて皮ごと食べてしまうのにはちゃんと理由があります。それは、桃の一番美味しい部分が皮付近の実にあるからです。
桃は部位によって味がちがう!?
桃を食べていると、ひとつの同じ桃を食べているはずなのに「甘いなあ」と感じたり、「あんまり甘くないなあ」と感じたり味に差がみられます。これは桃の実のなかの部位によって、味が異なるからです。さらに、実の外側にいくほど、つまり皮の下のギリギリのところに近づくほどに、甘みが強くなっているという性質があります。
つまり皮ごと食べるということは、その一番甘い部分を捨てずに食べるということであり、「皮ごと食べるのが一番美味しい」ということに繋がっています。
またただ美味しいだけではなく、桃の皮付近の実は栄養も豊富に含んでいます。そのような美味しい部分を捨ててしまうのはもったいないです。桃農家さんも桃を皮ごと食べることをしています。
つまり皮ごと食べるということは、その一番甘い部分を捨てずに食べるということであり、「皮ごと食べるのが一番美味しい」ということに繋がっています。
またただ美味しいだけではなく、桃の皮付近の実は栄養も豊富に含んでいます。そのような美味しい部分を捨ててしまうのはもったいないです。桃農家さんも桃を皮ごと食べることをしています。
桃を皮ごと食べる方法をご紹介!
では、「皮ごと食べる」ための桃の食べ方やコツなどをご紹介していきましょう。
まず桃を皮ごと食べるなら、一度はチャレンジしてみたい方法があります。それは、「切らずにそのまま食べる」ことです。そのまま丸かじりしてしまうことで、実を崩してしまうことなく桃全体の美味しさを味わうことができます。
もちろん桃の味わい方は丸かじりばかりではありません。切り分けても美味しく食べることができます。先ほど「桃は部位によって味が違う」とご説明しましたが、それならば「味に差が出ない切り方」をすれば良いと言えます。ここでは、切り方のポイントを押さえておきましょう。
まず桃を皮ごと食べるなら、一度はチャレンジしてみたい方法があります。それは、「切らずにそのまま食べる」ことです。そのまま丸かじりしてしまうことで、実を崩してしまうことなく桃全体の美味しさを味わうことができます。
もちろん桃の味わい方は丸かじりばかりではありません。切り分けても美味しく食べることができます。先ほど「桃は部位によって味が違う」とご説明しましたが、それならば「味に差が出ない切り方」をすれば良いと言えます。ここでは、切り方のポイントを押さえておきましょう。
桃を切り分ける方法
桃を皮ごと切り分けるときは、縦にそぎ切りをします。その理由はすでにご説明したとおり、桃の部位による味の違いにあります。
部位による味の違いは、「皮に近くほど甘くなる」だけではありません。桃は頭側(枝付きの反対側)と皮の付近が最も甘みが強く、くぼみのある側と種の近くは味が薄めになっています。ですから、甘みの強い部分や弱い部分がバラバラにならないように、縦に切るのがベストです。そうやって縦に切れば、桃の美味しい部分を均等に味わうことができます。
また切り分けた場合は、時間が経つと果肉が変色してしまいます。切り分けた後は忘れずにレモンの絞り汁を塗ることで、変色を防ぐことができ、見栄えもアップします。
部位による味の違いは、「皮に近くほど甘くなる」だけではありません。桃は頭側(枝付きの反対側)と皮の付近が最も甘みが強く、くぼみのある側と種の近くは味が薄めになっています。ですから、甘みの強い部分や弱い部分がバラバラにならないように、縦に切るのがベストです。そうやって縦に切れば、桃の美味しい部分を均等に味わうことができます。
また切り分けた場合は、時間が経つと果肉が変色してしまいます。切り分けた後は忘れずにレモンの絞り汁を塗ることで、変色を防ぐことができ、見栄えもアップします。
ミキサーで皮ごと調理にチャレンジ!
丸かじりやカットで桃を味わうのも良いですが、さらにもっとお手軽に食べやすく桃全体を味わう方法があります。それは皮ごとミキサーにかけてしまうことです。ミキサーを使えばいろいろなスイーツ作りにも応用ができて、桃レシピの幅が広がります。桃農家さんのなかには桃でピザや冷製パスタを作るなど、スイーツ以外にも調理を工夫されている方もいらっしゃいます。
実を皮がついたまま入れてしまうことで、ミキサーの刃こぼれが心配されますが、それは大丈夫です。桃の皮はとても柔らかいですから、丸ごとミキサーにかけても歯を痛めるようなことはありません。むしろ、皮の近くに多くの栄養がありますから、皮ごとミキサーにかけてしまった方がお得とも言えます。
実を皮がついたまま入れてしまうことで、ミキサーの刃こぼれが心配されますが、それは大丈夫です。桃の皮はとても柔らかいですから、丸ごとミキサーにかけても歯を痛めるようなことはありません。むしろ、皮の近くに多くの栄養がありますから、皮ごとミキサーにかけてしまった方がお得とも言えます。
ミキサー調理のはスムージー
ミキサー調理をする場合は、まずは簡単にシンプルなレシピで、桃の豊富な水分と甘さを生かしたスムージー作りをするのがです。ドリンク状にしてしまえば保存もより簡単になりますし、丸かじりをするよりもさらに食べやすく、お子様でも手軽に桃を皮ごと味わうことができるようになります。
スムージー以外では、ムースやコンポートを作ったり、ケーキにしたりするなど、他にもさまざまなレシピがあります。
スムージー以外では、ムースやコンポートを作ったり、ケーキにしたりするなど、他にもさまざまなレシピがあります。
桃ってそもそも皮ごと食べて大丈夫?
[no_toc]ここまで桃を皮ごと食べる方法や良いところをピックアップしてご紹介してきましたが、「そもそも皮ごと食べることが大丈夫なのか?」という疑問が残っています。いくら美味しくても、皮を剥かないことで体に害があっては大変です。
下処理をすれば皮ごと食べてOK
結論から言いますと、桃は皮ごと食べても大丈夫です。ですが、必ず下準備が必要になります。後ほど詳しくご紹介しますが、皮ごと食べる際には「農薬を洗い流す」「産毛を取り除く」などの下準備が必須です。それをクリアしてしまえば、安全に美味しく桃を皮ごと食べることができるようになります。
桃農家の方たちや桃の産地では、「皮ごと食べる」ことがポピュラーな食べ方として普及しているのも、そんな下準備があってこそです。しっかり準備すれば皮ごと食べても問題はありません。
桃農家の方たちや桃の産地では、「皮ごと食べる」ことがポピュラーな食べ方として普及しているのも、そんな下準備があってこそです。しっかり準備すれば皮ごと食べても問題はありません。
食べきれないときは皮ごと冷凍できる
桃を常温で保存したときの賞味期限は、三日程度と言われています。冷蔵庫での保存を試みても、なんとか一週間が限度といったところです。
一旦熟してしまうと、ある程度日数が経過することで実は痛み始めます。また桃は冷気に弱いため、冷蔵保存することで甘みが損なわれてしまう可能性もあります。ですから、桃は風通しの良い冷暗所で常温保存するのが基本です。
「せっかくたくさん桃が手に入ったけれど、食べきれない」のはもったいないです。そんなときは桃を皮ごと冷凍保存しましょう。冷凍することで長期保存が可能になり、いつでも美味しい桃が手軽に味わえるようになります。
一旦熟してしまうと、ある程度日数が経過することで実は痛み始めます。また桃は冷気に弱いため、冷蔵保存することで甘みが損なわれてしまう可能性もあります。ですから、桃は風通しの良い冷暗所で常温保存するのが基本です。
「せっかくたくさん桃が手に入ったけれど、食べきれない」のはもったいないです。そんなときは桃を皮ごと冷凍保存しましょう。冷凍することで長期保存が可能になり、いつでも美味しい桃が手軽に味わえるようになります。
冷凍保存のポイント
冷凍保存をするときは、3つのポイントを押さえておきましょう。
①冷凍する前に水洗いする:いきなりそのまま冷凍するのではなく、しっかりと水洗いをしておきます。ゴシゴシと強くこする必要はないので、優しく洗い流すようにしましょう。
②処理するときは優しく扱う:桃を強く握ったり、実をつぶしてしまうと、冷凍焼けを起こしてしまう可能性があります。後で美味しく食べるためにも、実は慎重に優しく扱うようにします。
③二重で包んで冷凍する:桃をそのままやビニール袋などに入れるだけで冷凍するのはNGです。ラップでしっかり包んで密封し、さらにジッパー付きの冷凍可能な保存袋などで二重に包み、袋の空気をぬいた上で皮ごと冷凍します。
①冷凍する前に水洗いする:いきなりそのまま冷凍するのではなく、しっかりと水洗いをしておきます。ゴシゴシと強くこする必要はないので、優しく洗い流すようにしましょう。
②処理するときは優しく扱う:桃を強く握ったり、実をつぶしてしまうと、冷凍焼けを起こしてしまう可能性があります。後で美味しく食べるためにも、実は慎重に優しく扱うようにします。
③二重で包んで冷凍する:桃をそのままやビニール袋などに入れるだけで冷凍するのはNGです。ラップでしっかり包んで密封し、さらにジッパー付きの冷凍可能な保存袋などで二重に包み、袋の空気をぬいた上で皮ごと冷凍します。
解凍のポイント
桃は冷凍すれば約1カ月くらい保存することができます。食べるときには自然解凍します。完全に解凍しきってしまうと水分や旨みを逃してしまうため、半解凍の状態で食べるのがベストです。半解凍状態は少しシャリシャリとしたシャーベットのような食感があり、そのまま生で食べたときとはまた違った楽しみかたができます。
そして、もちろん皮ごと食べても良いのですが、もし皮をむきたくなっても冷凍することで皮と実間にすきまができて、皮がむきやすくなっています。
そして、もちろん皮ごと食べても良いのですが、もし皮をむきたくなっても冷凍することで皮と実間にすきまができて、皮がむきやすくなっています。
農薬の心配はあるの?
桃はとてもデリケートな果物です。病気や害虫に弱いために、農薬が使われることが多いです。農薬には殺菌剤や殺虫剤、除草剤などが使用されます。それらは出荷時に洗い流されてはいるものの、残念ながら皮の表面や皮下にはある程度の農薬が残っています。
ですが、正規の販売ルートで手に入れた桃なら、基本的には問題ないと言われています。きちんと検査されて、残留農薬を基準値内でクリアしているため、安全に食べることができます。とはいえ、桃を皮ごと食べるときは、自分でもしっかりと農薬を落とすことが基本になります。食べる前には水洗いの下処理を忘れずに行うようにしましょう。
もし、どうしても農薬が気になる場合は、減農薬や無農薬の桃も出回っていますので、そういった農薬の心配がより少ないものを買って食べるようにしましょう。
ですが、正規の販売ルートで手に入れた桃なら、基本的には問題ないと言われています。きちんと検査されて、残留農薬を基準値内でクリアしているため、安全に食べることができます。とはいえ、桃を皮ごと食べるときは、自分でもしっかりと農薬を落とすことが基本になります。食べる前には水洗いの下処理を忘れずに行うようにしましょう。
もし、どうしても農薬が気になる場合は、減農薬や無農薬の桃も出回っていますので、そういった農薬の心配がより少ないものを買って食べるようにしましょう。
桃は旨みと栄養がたくさんある!
桃の成分のほぼ8割から9割は水分で、さらにその中には豊富な糖質を含んでいます。夏が旬の果物でつらい暑さや渇きを潤し、疲れを癒してくれます。実の全体の栄養素としては、タンパク質やミネラル、ビタミンBやビタミンC、ショ糖・ブドウ糖、食物繊維などを含んでいます。
桃の皮付近の栄養
皮付近には、桃全体でもとくに甘みや栄養素が含まれています。
・老化防止などに効果のあるビタミンE
・血行を良くして二日酔いにも効果のあるナイアシン
・肌をすこやかに保ってくれるカテキンなど
そのため皮を剥いて食べてしまうと、せっかくの栄養を捨ててしまうことになってしまいます。また、桃の中で一番甘くて美味しいところを捨ててしまっているようなものです。桃全体を皮ごと食べることで、果肉全体に含まれる水分や栄養分、皮付近に含まれる旨みや栄養分を余すことなく味わっていきましょう。
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・老化防止などに効果のあるビタミンE
・血行を良くして二日酔いにも効果のあるナイアシン
・肌をすこやかに保ってくれるカテキンなど
そのため皮を剥いて食べてしまうと、せっかくの栄養を捨ててしまうことになってしまいます。また、桃の中で一番甘くて美味しいところを捨ててしまっているようなものです。桃全体を皮ごと食べることで、果肉全体に含まれる水分や栄養分、皮付近に含まれる旨みや栄養分を余すことなく味わっていきましょう。
皮についている毛はどうすればいい?
桃といえば、皮の表面全体をおおっている産毛が特徴的です。「皮ごと食べたら、毛がごわごわして美味しくないのでは」と懸念されそうですが、この毛はじつは簡単に取り除くことが可能です。
毛を取り除くことで食感もよくなり、農薬を洗い流すことができます。簡単にできてしまいますので、皮ごと桃を食べる前には必ず取り除くようにしましょう。
毛を取り除くことで食感もよくなり、農薬を洗い流すことができます。簡単にできてしまいますので、皮ごと桃を食べる前には必ず取り除くようにしましょう。
産毛の取り除き方
産毛の取り除き方はとてもシンプルです。ふきんなどの柔らかい布で桃の表面をやさしくぬぐいながら、流水に当てて洗って産毛を取り除けばOKです。表面がツルツルとしてきたらもう食べることができます。
注意点は「そっとなでるように洗う」ことです。桃はとてもデリケートで形が崩れやすい果物です。力を入れず、やさしく洗うのがポイントです。
注意点は「そっとなでるように洗う」ことです。桃はとてもデリケートで形が崩れやすい果物です。力を入れず、やさしく洗うのがポイントです。
皮ごと食べたい桃は?
しっかり洗って産毛を取り除き、農薬を洗い落とすことが、皮ごと食べるポイントとご説明してきました。では最後に、日本で食べられる主な桃の種類と、皮ごと味わってみたい品種をご紹介していきます。
日本の桃の主な種類
日本国内で出回っている桃には、主に「白桃」と「黄桃」「白鳳」「ネクタリン」があります。
白桃は果肉が白く、上品な甘さなのが特長です。続々と品種改良されているので、現在ではたくさんの品種が市場に出回っています。有名なのは山梨県の「浅間」や、和歌山県の「清水」です。
黄桃は鮮やかな黄色い果肉が特長で、よく缶詰で見かけられます。黄桃は山梨県で主に生産されていますが、栽培農家が少なく、生食用のものは高級品に分類されています。主な品種は「ゴールデンピーチ」や「黄身子」です。
白鳳は赤色に近い皮の色で、濃厚な甘みで酸味が少ないのが特長です。「桃の王様」とも言われています。
ネクタリンは桃の変種で、一般的なものよりも小ぶりで産毛がなく、ぎっしりと詰まったオレンジ色の果肉が特長です。主な品種は、「秀峰」「ファンタジア」「フレーバー」などがあります。
白桃は果肉が白く、上品な甘さなのが特長です。続々と品種改良されているので、現在ではたくさんの品種が市場に出回っています。有名なのは山梨県の「浅間」や、和歌山県の「清水」です。
黄桃は鮮やかな黄色い果肉が特長で、よく缶詰で見かけられます。黄桃は山梨県で主に生産されていますが、栽培農家が少なく、生食用のものは高級品に分類されています。主な品種は「ゴールデンピーチ」や「黄身子」です。
白鳳は赤色に近い皮の色で、濃厚な甘みで酸味が少ないのが特長です。「桃の王様」とも言われています。
ネクタリンは桃の変種で、一般的なものよりも小ぶりで産毛がなく、ぎっしりと詰まったオレンジ色の果肉が特長です。主な品種は、「秀峰」「ファンタジア」「フレーバー」などがあります。
日本の桃の主な生産地
日本で桃の生産量が多いのは何県かご存知でしょうか。生産量で上位に入るのが、山梨県、福島県、長野県の3県で、日本の桃の生産量の7割を占めていると言われています。
他にも日本の主な生産地には、長野県、和歌山県、山形県、岡山県などが挙げられ、それ以外にも全国さまざまな県で桃は栽培されています。ちなみに、輸入されたものではアメリカ産などが多いと言われています。
他にも日本の主な生産地には、長野県、和歌山県、山形県、岡山県などが挙げられ、それ以外にも全国さまざまな県で桃は栽培されています。ちなみに、輸入されたものではアメリカ産などが多いと言われています。
山梨県の桃は日本での生産量
全国にはたくさんの桃の品種があります。そのなかでも、全国1位の桃の生産量を誇る山梨県では、美味しい桃をたくさん生産するために「摘果」を行っています。桃の果樹に実がつき始めたら、状態の良い実だけを残して栽培することによって、大きくて美味しい桃が収穫できます。
初夏の比較的早い時期から食べられる早生種、夏の暑い時期にも食べられる晩生種と、桃は時期によって食べられる品種が変わってきます。それぞれに大きさや色づき、旨みの個性があるので、シーズン中にいろいろ食べ比べてみるのも一興です。
初夏の比較的早い時期から食べられる早生種、夏の暑い時期にも食べられる晩生種と、桃は時期によって食べられる品種が変わってきます。それぞれに大きさや色づき、旨みの個性があるので、シーズン中にいろいろ食べ比べてみるのも一興です。
山梨県の桃の品種6選
①ちよひめ
・山梨県で一番早く出回る早生種
・小ぶりだが果汁が多くて甘みがあり、酸味が少ない
・6月中旬から下旬が食べごろ
②日川白鳳(ひかわはくほう)
・山梨県の早生種の主力品種
・甘く白い果肉、果汁が多く繊維が少ない
・6月下旬から7月中旬が食べごろ
③夢しずく
・早生種のひとつ
・大玉で高い糖度をもつ
・7月上旬から中旬が食べごろ
④白鳳
・山梨県で最も多く生産されている
・果汁の多い白い果肉で、酸味が少なく上品な味
・7月中旬から下旬が食べごろ
⑤浅間白桃(あさまはくとう)
・白桃に次ぐ主力の品種
・300gほどの大玉で、甘く香り高い
・7月下旬から8月上旬が食べごろ
⑥川中島白桃
・晩生種の主力品種
・300gを超える大玉で、甘みが多く日持ちする
・8月上旬から中旬が食べごろ
・山梨県で一番早く出回る早生種
・小ぶりだが果汁が多くて甘みがあり、酸味が少ない
・6月中旬から下旬が食べごろ
②日川白鳳(ひかわはくほう)
・山梨県の早生種の主力品種
・甘く白い果肉、果汁が多く繊維が少ない
・6月下旬から7月中旬が食べごろ
③夢しずく
・早生種のひとつ
・大玉で高い糖度をもつ
・7月上旬から中旬が食べごろ
④白鳳
・山梨県で最も多く生産されている
・果汁の多い白い果肉で、酸味が少なく上品な味
・7月中旬から下旬が食べごろ
⑤浅間白桃(あさまはくとう)
・白桃に次ぐ主力の品種
・300gほどの大玉で、甘く香り高い
・7月下旬から8月上旬が食べごろ
⑥川中島白桃
・晩生種の主力品種
・300gを超える大玉で、甘みが多く日持ちする
・8月上旬から中旬が食べごろ
「柔らかい桃」と「かたい桃」の豆知識
さまざまな桃の品種を見てきましたが、最後に桃を食べるタイミングの目安となる「完熟」についての豆知識をご紹介します。桃が完熟したときが美味しく食べられるタイミングですが、完熟というと「柔らかくなった」というイメージを抱きやすいのではないでしょうか。
実際のところは「完熟=柔らかい」とは言い切れません。桃の品種には「完熟しても柔らかくならないもの」もあります。ですから、食感の好みによって柔らかいもの、かたいものを選ぶことでも、桃のいろいろな美味しさを味わうことができます。
柔らかい品種には「日川白鳳」や「夢しずく」があります。完熟してもかたいものは、10月頃に収穫できる珍しい品種の「大寿蜜桃」などがあります。収穫シーズンだけでなく、お好みの柔らかさの桃を見つけてみましょう。
実際のところは「完熟=柔らかい」とは言い切れません。桃の品種には「完熟しても柔らかくならないもの」もあります。ですから、食感の好みによって柔らかいもの、かたいものを選ぶことでも、桃のいろいろな美味しさを味わうことができます。
柔らかい品種には「日川白鳳」や「夢しずく」があります。完熟してもかたいものは、10月頃に収穫できる珍しい品種の「大寿蜜桃」などがあります。収穫シーズンだけでなく、お好みの柔らかさの桃を見つけてみましょう。
贅沢に桃を皮ごと味わおう!
[no_toc]桃を皮ごと食べるのは旨みや甘みを味わえるだけでなく、豊富な栄養も取り込むことができて、体に良いことがたくさんあります。
今までは皮を剥いて捨ててしまっていた方も、桃が美味しい旬を迎える初夏から夏の間はチャンスです。「皮ごと食べる桃」で美味しさを余すことなく、贅沢に味わってみましょう。
今までは皮を剥いて捨ててしまっていた方も、桃が美味しい旬を迎える初夏から夏の間はチャンスです。「皮ごと食べる桃」で美味しさを余すことなく、贅沢に味わってみましょう。