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【特徴別】フライパンの寿命・長いフライパン・症状|フッ素加工

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フライパンの寿命はどのくらい?

皆さんはフライパンの寿命はどのくらいか知っていますか。そもそもフライパンに寿命があることを知らなかった方もおられるでしょうが、フライパンは消耗品です。物には必ず寿命があります。

フライパンに寿命があるとわかったところで、今回はフライパンの寿命を素材別にご紹介します。中には短いものもあれば長いものもあります。使い方次第ではとても長く使えるものもありますので、参考にして下さい。

では次からフライパンの素材別にその特徴と共に寿命を見ていきます。

フッ素加工のフライパンは?

最近の座を不動のものにしているフッ素加工のフライパンは、面倒なお手入れが不要、食材がくっつかないので料理しやすいと忙しい主婦にもです。そのフッ素加工のフライパンはどれくらい使えるのでしょうか。

フッ素加工のフライパンはその特徴から長くても2~3年程度しか持ちません。使っているうちにどうしても加工部分が剥げてきてしまいます。そして、実は強火で使うことが推奨されていないのですが、気が付かずに使っている方も多いのではないでしょうか。

何分忙しいご時世、料理も早く簡単にがテーマです。強火で使っていると、段々表面が傷んできて食材がくっつきやすくなってしまいます。こうなると表面のフッ素加工が剥げて料理に入ってしまいますので、健康に被害がないか心配になります。こんな場合は2~3年を待たずに買い替えましょう。他にもいくつか注意する点がありますので紹介します。

テフロンはすぐ剥げる?

先程強火で使うとテフロンの表面が傷んでしまうことを伝えましたが、痛みもそうですがテフロンは剥げやすい材質ですのでその扱いには注意しなければいけません。例えばお玉やフライ返しなどの材質が固い金属のようだと、テフロンの表面にすぐに傷がついてしまいそこから一気に傷んでいってしまいます。

また、炒めものや煮込み料理にも使えるフライパンですから、特に煮込み料理はそのままでき上がった料理をフライパンの中に入れておくこともあるでしょう。そのような状態が続いてもテフロンは傷んでしまいますので、でき上がった料理はお皿に移すなどして長時間フライパンの中に入れておかない方が良いでしょう。

洗う時も固いたわしなどの固いものやクレンザーは使わない方が良いでしょう。温度差にも弱いので使ったフライパンは冷ましてから洗う方が無難です。

鉄のフライパンは長持ち?

鉄のフライパンはその材質の強さから耐久性がありますので、使い方次第では寿命は100年と言われています。しかしお手入れを怠るとすぐに錆びてしまいますので、正しいお手入れ方法を確認し、使用前後はしっかりと油慣らしを行いましょう。

ここで油慣らしとは何か説明します。油慣らしとは、きれいにしたフライパンを強火で空焼きした後、使用済みの油を3分の1程度入れて5分程度弱火にかけて表面に馴染ませることです。この作業を使用前後に行うことで段々フライパンの表面に油が馴染み、使いやすいフライパンができてきます。

マーブル加工のフライパンの寿命は?

マーブル加工のフライパンをご存知ですか。マーブルとは大理石のことで、大理石を粉状にしたものをフライパンの表面にコーティングしたものをマーブル加工と言います。そんなマーブル加工のフライパンの特徴は、食材がくっつきにくいこと、お手入れが簡単であることが言えます。

特徴がテフロン加工のフライパンによく似ていますが、耐久性はマーブル加工の方が上です。同じ加工されたフライパンでも、値段もマーブル加工の物の方が高いですし、その寿命も倍ほどの違いを実感できます。

マーブル加工のフライパンの注意点、寿命を延ばすには?

しかしテフロンではなくマーブルで加工されているといっても表面加工されているものは耐久性はあまりありません。使用する際は高温使用を避けましょう。そして表面を傷つけないため、固い金属のヘラやフライ返しは使わないことをします。

また、料理を作ったらそのまま入れておかず別の入れ物に移すこと、加工部分は急激な温度変化に弱いので、使用後高温のまま水に浸けないようにしましょう。洗う際もたわしやクレンザーは使わないようにしましょう。この5点を気を付ければ、それなりに寿命ももつのではないでしょうか。

セラミックのフライパンは?

セラミックのフライパンとはセラミック加工されたフライパンのことです。セラミックとはガラスや陶磁器のことで、それを表面上にコーティングしてあり、本体自体はアルミなどの金属製のフライパンです。では他の加工されたフライパンと寿命は変わるのでしょうか。

ここでまずセラミックのフライパンの特徴をお伝えします。テフロンやマーブルなどで加工されたフライパンとほぼ同様、食材がくっつきにくい、お手入れが簡単という利点があります。そして耐熱温度は400度と高く、表面もすぐに傷がついてしまうテフロンよりは強くできています。

他のテフロンやマーブルなどに比べると比較的寿命が長いフライパンと言えるでしょう。

IH用のフライパンの寿命は?

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最近はオール電化の普及によってガスからIHへの使用に切り替える方も多くなってきました。そこで、IH用のフライパンの寿命はガスの時と変化があるのでしょうか。IH用のフライパンといっても、ガスを利用していた時と同じ材質のフライパンで兼用できるものもありますし、同じ材質で作られていますので利用上注意することにさほど変わりはありません。

しかしIHに代わって驚くことは、フライパンの底が変形してしまうことです。これはIHの熱の伝わり方がドーナツ状になっており、底面に均一に熱が行き渡らないため、歪みが生じてしまいます。ひどくなるとコンロ上におけなくなってしまいますので、そうなってしまったら寿命です。買い替えが必要です。

通常フライパンの寿命はどのくらい?

材質別にその特徴からフライパンの寿命を見てきましたが、それでは通常使っていて寿命はどれくらい持つものなのでしょうか。

もちろんその材質にもよりますが、寿命が長いものは鉄のようにお手入れをしっかりすれば100年でも持つと言われています。他にもステンレスという材質のフライパンも比較的寿命が長く耐久性に優れていると言えるでしょう。

長く使うためにはお手入れもさることながら、やはり材質が強いものが良いです。加工されたフライパンはどうしても加工部分が傷んでくると使用するに当たって今まで感じていた便利さがなくなってしまいます。その使い方にもよりますが、お値段と比較して考えれば買い替えた方が早いので、ますます寿命は短くなってしまうことでしょう。

新しいフライパンを買ってから半年後のテフロンのフライパンの様子は?

ここでは新しいフライパンを下ろしてから、半年後の様子を、一般的に寿命の短いと言われるテフロン加工のフライパンと寿命は長いがお手入れが必要な鉄のフライパンで比較してみます。

半年後、テフロンのフライパンはどんな様子でしょうか。一般的にテフロンのフライパンを好む方は忙しい方が多く、あまり手間がかからない、料理がしやすいといったメリットでこのフライパンを選びます。使い方はあまり丁寧とは言えないでしょう。

そのようなことから、テフロンのフライパンの加工部分も幾分か劣化し、傷がついているでしょう。そろそろ寿命を感じつつ、買い替えを検討する頃になってきます。

鉄のフライパンは半年後どんな風になっているの?

対して鉄のフライパンは、その特徴から毎日使う人であれば毎日使用前後に油慣らしのお手入れを必要としてきました。鉄のフライパンは使えば使うほど馴染んでくると言われます。

これはフライパン自体に油が馴染んで、食材がくっつかなくなり調理しやすくなるという意味です。恐らく、手をかけた分半年後には色合いも良い自分勝手の良いフライパンになっているのではないでしょうか。

このように半年後だけ考えてみても同じフライパンでも全然使いようが違ってきます。寿命が長いことが良いこととは限らないでしょう。毎日のお手入れでストレスを感じるのであれば、半年後買い替えを検討する必要があっても、今使い勝手の良い方を選ぶことが最良の選択と言えるでしょう。

寿命もそのフライパンの特徴の一つととらえて購入するのが良いのではないでしょうか。

寿命が長いフライパンとは?

これまでのことをふまえて、寿命が長いということでできるフライパンは、鉄のフライパンとステンレスのフライパンでしょう。これらは耐久性もありますので、高温や衝撃、傷にも強く長持ちするフライパンだと言えます。

お手入れが大変と最初は思うでしょうが、慣れてしまえば意外に苦にならなかったりします。長く物を使うにはお手入れは欠かせません。毎日のお手入れが難しければ、時間に余裕があり、料理を楽しみたい時に使っても良いでしょう。普段使いはお手入れの簡単な加工されたフライパンを使うのも良いでしょう。

使用するフライパンを1つに絞らず、幾つか自分の気に入ったフライパンを用意して使い分けることもフライパンの寿命を延ばす一つの方法といえるでしょう。

フライパンの寿命の症状とは?

これまで材質別にフライパンの特徴とその特徴ならではの使い方の注意点や長持ちするためにどうすればよいのかを見てきました。それぞれが特徴的ではありましたが、特にテフロン加工のフライパンは劣化するのが比較的早く、その寿命も使い方によっては一年と持たずに買い替えを検討した方が良さそうです。

それでは具体的に寿命が来たと思えるフライパンの症状とはどんなものでしょうか。

くっついてくる?

テフロンの加工フライパンでは、料理をしていて食材がくっつくようになってくると料理も思うように作れなくなってしまいます。こうなると表面が傷んできた証拠なので、元には戻せませんし、無理して使っているとテフロンが剥げて料理に入ってしまいます。これは身体的に悪影響があるのでしょうか。小さなお子さんのいる家庭は特に心配な点です。

剥げたテフロンの危険性は?

テフロンは身体に入ってもそのま体外に排出されるので、有害な危険性はないと言われていますが、その一方でがんの危険性もある、と言う意見もありますので、どちらにせよ体には必要のない物質です。できればそこまでフライパンの劣化をが進んだのなら買い替えを検討した方が良いでしょう。

そこまでいかなくても、固いもので擦ってしまい傷がついたときや、テフロンの表面の色が変色してきているときも劣化と見なして買い替えを考えても良い時期であると言えるでしょう。

自分に合ったフライパンを使おう!

フライパンの寿命について見てきました。寿命が短いけれど使い勝手良い、お手入れは大変だけど長持ちするなど、その特徴はフライパンによって色々です。自分がどんなフライパンを使いたいのか、どんなフライパンが自分に合うのかは寿命だけでは考えられません。自分に合ったフライパンを選んで、ストレスなく料理しましょう。
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