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正しいパスタの食べ方7つの手順|スプーンは使わない!

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正しいパスタの食べ方とは

あなたはパスタの食べ方に自信がありますか。

パスタとはスパゲティやマカロニのことでイタリアの代表的料理ですが、ソースが服にはねてしまったり、フォークに麺を上手く巻き付けられないなど、食べ方が難しいと感じている方もいらっしゃるでしょう。

今回はそのような方のため、本場イタリア流の正しいパスタの食べ方と手順、日本でのマナーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

日本とイタリアで違う

私たち日本人はパスタを食べる時、フォークとスプーンを使って食べるのがマナーだと思いがちですが、実は本場のイタリア人から言わせるとそれは幼い子供の食べ方なのだそうです。

日本のレストランでフォークとスプーンが用意されている場合は気にする必要はないですが、イタリアンレストンやイタリア現地で食事をする場合、外国人と食事を共にする場合には、マナー違反と思われないように知識として知っておくと良いでしょう。

スプーンは使わない

イタリア人はスパゲティなどロングパスタを食べる時にも基本的にスプーンは使いません。フォークで麺を巻き取って食べるいたってシンプルな食べ方です。

イタリア人は、ロングパスタもフォークだけで器用に巻き取り、食べることができるのですが、日本人がお箸でさまざまな料理を食べることができるのと同じ感覚なのでしょう。

正しくパスタを食べる7つの手順

本場イタリアではパスタはフォークだけを使って食べるということですが、それでは正しい食べ方とはどういったものなのでしょうか。

パスタの中でも特に難しいスパゲティなどのロングパスタの正しい食べ方を7つの手順に分けてご紹介します。

1:フォークだけを使う

本場イタリアではパスタを食べる時はフォークだけを使います。

なぜ日本ではスプーンを使うようになったのかというと、アメリカの影響があるとのことです。

一説によると、この食べ方はアメリカ軍がイタリアに進駐した際に考案したもので、左手でスプーンを持ちパスタを受けることによって、ソースのはねを減らし、上品に食べられるようにしたのだそうです。

2:食べられる分だけ麓のパスタをくずす

パスタが盛られたお皿が目の前に運ばれてきたら、頂上部分から食べ始めたくなるものですが、イタリアでは頂上ではなく、麓部分から少しずつパスタを引き出して食べるのがマナーです。

そのためには、まずはパスタ全体をお皿の端に少し寄せて、手前にスペースを作るのがコツです。

3:フォークを斜めから入れる

パスタの麓から麺を引き出す場合、フォークは垂直よりも斜めから入れたほうが引出す量が調節しやすいです。

垂直にフォークを入れてしまうと一度に大量の麺が巻き付いてしまうため、一口で食べることができません。

フォークは必ず斜めに入れて、歯で数本すくうようにしましょう。
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4:パスタを皿の端の方でフォークにからめる

パスタの麓からお皿の空きスペースに、麺を数本引出したらそこでフォークを垂直にしてくるくる巻いて麺を整えましょう。

初めは少し面倒に感じるでしょうが、このような手順を踏むことによって、口に入らないほどの麺を巻き取ってしまうことがなく、スマートに食べることができます。

5:フォークでパスタをまわす時は時計回りに

パスタを巻きつける時は、必ずフォークを時計回りに回しましょう。なぜなら、イタリアでは、反時計回りにフォークを回すと不幸が訪れるという言い伝えが信じられているからです。

これは、反時計回りにフォークを回すと、もしソースがはねてしまった場合、向かい合う食事相手の服を汚してしまう恐れがあると考えられているからです。

6:一口で食べる

フォークに巻き付けたパスタは、一口で食べるとスマートに見えます。

そのためには、自分が一口で食べられる量をあらかじめ計算して、フォークに巻き付けておくことが必要です。

何も考えずに麺を巻き付けてしまうと、口の中にすべて入りきらずに、口からはみ出したり垂れ下がったり、お皿に落ちたりする場合があり、食事相手に不快感を与えてしまうでしょう。

7:食べる時はすすらず音をたてない

パスタはすすらずに音をたてないように食べましょう。日本では、蕎麦やラーメンなど麺類はすすって食べる場合が多いですが、イタリアに限らず食事中に音をたてないのは、西洋料理の基本的なマナーです。

また、食事中はお皿やフォークなどもカチカチ音をたてないように気を付けましょう。

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日本でのパスタの食べ方のマナー

イタリア流パスタの食べ方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

イタリアではマナー違反のスプーンですが、日本ではパスタを注文した時に出されたものを使って食べるのがマナーということになるでしょう。

ただし、食器の音をたてたり大声を出したりするのは、当たり前ですが日本でもマナー違反なので気をつけましょう。

1:スプーンを使っても良い

パスタは日本を始め世界中で食べられていて、その国独自のアレンジや食べ方があります。

日本のレストランではパスタを注文するとフォークとスプーンが出される場合が多いので、その場合はイタリアでのマナーにこだわらず、スプーンを使って食べてもマナー違反にはなりません。

なお、本格的なイタリアンレストランなどでフォークのみ出された場合は、イタリア流の食べ方に挑戦してみましょう。
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2:お箸を使う場合もある

和風レストランなどでは、フォークやスプーンではなくお箸が出されることがありますが、フォークのようにくるくる麺を巻き付けることができないので逆に戸惑う方もいらっしゃるでしょう。

パスタをお箸で食べる場合は、基本的に一口で入る分量を取り、静かにすすって食べましょう。

ただし、お箸の場合も多くの麺を一度に口に入れたり、大きな音を立てながらすするのは、マナー違反です。

正しい食べ方でパスタをおいしく食べよう

かつてパスタが誕生した当時のイタリアでは、スパゲティを手で掴んで頭の上まで持っていき、垂らしたものを下からパクっと食べていたそうです。

食事の席では、食べ方一つで相手に与えるイメージが変わりますので、自分のマナーに自信がないとせっかくの料理も楽しめません。

あなたもパスタの正しい食べ方をマスターすれば、より一層パスタが美味しく感じられるようになるでしょう。

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