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バタールとは|バタールの食べ方10選と保存方法

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バタールとは

パン屋さんで立てかけるように置かれているフランスパンに「バタール」「バゲット」などと名前がふられているのを見たことがありませんか。

「これはフランスパンじゃないのか」と疑問を感じたことのある人も少なくはないでしょう。「バタール」は、いわゆるフランスパンの一種です。

フランスパンは、バターや卵、砂糖が使われてない、麦粉、酵母、食塩、水といったシンプルな材料のみで作られるパンを指して呼ばれています。

バゲットとの違いは?

フランスパンは、その分量割合や成形方法の違いによって異なる名前がつけられていて、たくさんの種類があります。

バゲットは、フランス語で「棒」や「杖」といった意味があり、生地が細長く伸ばされているのが特徴です。

バタールとバゲットは、同じ生地が使われていますが、バタールの成形時には太さを出し、長さも短く仕上げます。細長いバゲットとずんぐりむっくりのバタールでは、形だけでなく、食感も異なります。

クープって何?

パン作りをしない人にとっては、「クープ」は聞いたことがない用語でしょう。クープとは、フランスパンを釜へ入れる前に、生地に入れる切れ目のことを言います。

クープを入れたフランスパンが焼きあがると、薄茶色のレモン型に見える模様になります。クープを入れることで、パンを焼く際にパンが膨らむのを助ける効果があります。

バタールにはクープを3つ入れます。バゲットとの違いとしてクープの数が挙げられることもあります。

バタールの食べ方10選

ここでは、バタールを美味しく食べるアレンジレシピをご紹介します。

バタールは一般的なフランスパンなので、たいていのパン屋さんで購入することができ、バゲットに比べると切断面が広くなるので、具材を載せたりといったアレンジも簡単に行えます。

バタールは、フレンチトーストに使われるパンとしても有名なので、バタールのアレンジレシピの多くが「フレンチトーストのバリエーション」ということもできます。

1:バタールのアイス添え

ここでご紹介するのは、レシピというほどきちんとした調理方法でもなく、バタールがあればトーストしてアイスを載せて、フルーツを散らしてできあがり、という簡単アレンジです。

写真では、お店で食べるデザートのようにかわいく盛り合わせてありますが、ご自宅で簡単に済ませるなら、バタールのトーストにアイスを載せるだけで、同じ味が楽しめます。

バタールはシンプルな味のパンなので、甘辛どちらの食材もよく合います。

今日も疲れた…

冷たくて甘いものが食べたいよー

遅めのランチは昨日のバタールをトーストして

アイスクリーム乗っけて食べました

http://www.recipe-blog.jp/profile/130908/blog/16295273

2:バタールのフレンチトーストモーニング

バタールは、表面をかための皮で覆われ、中は粗目でシンプルな味のパンなので、卵液に浸け置くフレンチトーストに向いているパンです。

卵液に一晩浸けておいてもパンが崩れるということがありません。また、バタールの内面はキメが粗いので卵液が適度に浸み込みます。

卵液をしっかり浸み込ませるためには、一晩おく必要がありますが、調理自体は難しくないので、朝飯に作ってみてはいかがでしょうか。

材料

◯2人分

・バタール ── 4枚

・☆卵 ── 1個

・☆豆乳 ── 150cc

・☆パルスイート(砂糖) ── 小さじ1(大さじ1)

・バター ── 10g

・メープルシロップ ── お好みで

・蜂蜜 ── お好みで

詳しい作り方

01

☆の材料を全て混ぜ合わせて

卵液を作る

02

ジップロックにバタールと

卵液を入れて1晩冷蔵庫で寝かせる

03

フライパンでバターを溶かして

しっかり卵液を吸わせた

バタールの両面をこんがり焼く

04

お好みでメープルシロップや

蜂蜜をかけて完成

http://www.recipe-blog.jp/profile/125409/blog/16290304
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3:サフラン風味のフレンチトースト

ここでご紹介するレシピでは、通常のフレンチトーストの卵液にサフランをプラスすることで、彩の美しいフレンチトーストを焼き上げることができます。

レシピにあるように、焼き上がったフレンチトーストにりんごとアーモンドを一緒に盛り合わせ、カフェでいただくようなおしゃれなフレンチトーストをいただくことができます。

簡単なメニューですが、たんぱく質もビタミンも摂取できる、朝食向きともいえる一皿ができます。

材料

(約2人分)

フランスパン(バゲット、バタール等) 4切れ

卵 小1個

牛乳 50cc

サフラン 少々(20本くらい)

塩 ひとつまみ

りんご 小1個

アーモンドスライス 少々(ローストしたもの)

蜂蜜 適宜

米油 少々

バター 小さじ1

作り方 

1.牛乳を温め(人肌くらい) サフランを浸けて しばらくおいておく。     (牛乳が黄色っぽく色づく)

2.卵を溶きほぐし1と塩を混ぜて 卵液を作り、フランスパンをじっくり浸ける。

  (時間がないときは、爪楊枝でついて卵液の浸透をよくする)

3.米油をフライパンで熱し、2を色よく両面焼く。フライパンの空いたスペースでくし切りにしたりんごを炒める。バター少々で少しやわらかくなり、透明感が出るくらい。

  フレンチトーストは、美味しそうに焼き色がつくと取り出す。

4.器にフレンチトーストとりんごを盛りつけ、アーモンドを散らして、はちみつをかけていただく。

http://www.recipe-blog.jp/spice/recipe/83480

4:バタールでシチューパン

ここでご紹介するレシピは、作り方というよりはアレンジアイディアです。シチューがあれば、簡単にでき、調理時間も短くてすみます。

バタールを厚めに切り、中を少しくりぬいてカップ状にします。このバタールで作ったカップにシチューを入れて、オーブンで軽く焼くだけでできあがります。

バタールの端を使うと丈夫なカップになるのでです。簡単に済ませたいランチにも向いていますが、夕食にしても食べ応えがあります。

見た目は別にして太めのこのバタールで食べたかったのはこのシチューパン

カットしたパンの中味をくり抜き中にシチューを入れてピザ用チーズのせてオーブンでチーズが溶けるまで焼いただけです。

http://www.recipe-blog.jp/profile/89759/blog/14112253

5:ピーマンとひき肉のオールスパイス炒めのせ

ここでご紹介するレシピでは、ピーマンとひき肉のスパイス炒めをバタールに載せたオープンサンドイッチのようなトーストを作ります。

炒め物をするひと手間はかかりますが、そんなに時間がかかるひと手間でもなく、たったひとつのトーストでありながら、栄養豊富なトーストに仕上がります。

忙しい朝でも、このレシピならしっかりとした朝食を短時間で摂ることができます。朝食からしっかり栄養を摂りましょう。

材料

バタール2切れ分

・パン(今回はバタールを使用しました)…2切れ

・ピーマン…1個(細切り)

・豚ひき肉…30g

・GABANオールスパイス…2〜3振り

・塩…少々

・黒コショウ…少々

・オリーブオイル…小さじ1/4

・シュレッドチーズ…20g

作り方

1.フライパンにオリーブオイル小さじ1/4を熱し、細切りにしたピーマンを入れ、塩ひとつまみ(人差し指と親指でつまむくらいの量)を振って炒める。

2.しんなりしてきたら豚ひき肉を加え、色が変わったらGABANオールスパイスを2〜3振りする。

3.火が通ったら、黒コショウを挽き、パンに「シュレッドチーズ→2の具材→シュレッドチーズ」の順にのせる。

4.トースターで3〜4分焼いたら出来上がり

http://www.recipe-blog.jp/spice/recipe/52287

6:オレンジ風味のフレンチトースト

ここでご紹介するのは、1ステップ上のフレンチトーストともいえる、カフェにわざわざ行って楽しむかのような、おしゃれフレンチトーストです。

フレンチトーストに果物をはさんで焼き上げ、さらにヨーグルトとフルーツソースコンポートでトッピングします。フレンチトースト自体もオレンジの風味が加えられています。

お客様への軽食として振る舞っても感激してもらえる一品になります。

材料

フランスパン(バタール等切り口の大きめの 2切れ(幅3cm弱)

卵 1個

オレンジジュース 80cc

バナナ 1/2本

マテルネ・ブルーベリーコンポート 大さじ2+約50g

バター 大さじ1

プレーンヨーグルト 225g(1/2箱)

マテルネ・オレンジコンポート 約大さじ5

オレンジ 1/2個

レモン汁 お好みで少々

作り方

1.卵を割りほぐし、オレンジジュースをよく混ぜて、切り込みを入れたフランスパンを漬け込む(フレンチトーストの要領で)

2.薄切りのバナナとブルーベリーコンポート(大さじ2)をパンの切り込みにはさみ、バターを熱したフライパンで両面色よく焼く。

3.ヨーグルトを水切りして約100gにして、オレンジコンポートを、軽く混ぜる。

4.焼き上がったフレンチトーストに3と切ったオレンジを添える。

5.ヨーグルトのホエイにブルーベリーコンポートを加え混ぜて、氷とレモン汁を入れて添える。

http://www.recipe-blog.jp/profile/143717/recipe/1055701

7:ごま香るマシュマロ・チーズトースト

ここでご紹介するレシピでは、フランス代表ともいえるバタールが、ごま・ごま油を合わせることで、中華風味のトーストに仕上がります。

マシュマロを使うことで焼きマシュマロの食感も楽しむことができます。少し不思議な感覚・味わいのトーストになり、大人も子供も楽しめます。

ちょっと変わったトーストを食べたいときに、食べてみてはいかがでしょうか。

材料

バタール(フランスパン) 8切れ(2cm厚さ)

マシュマロ 16個

ピザチーズ 80g

(金)ごま油 小さじ4

炒りごま(白・黒) 各大さじ1弱

作り方

1.厚さ2㎝位に切ったバタール(フランスパン)の切り口に、ごま油を塗り、炒りごまをちらす。

2.1の上に、横2つ切りにしたマシュマロを並べて、ピザチーズを上にのせ、炒りごまを散らす。

3.予熱で温めたオーブントースターやグリルでチーズが溶けてこんがり色づくまで焼く。

http://www.recipe-blog.jp/profile/143717/recipe/1055698
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8:ピザパン(マルゲリータ風)

ここでご紹介するレシピの中では、カンパーニュを使っていますが、カンパーニュもバタールも同じフランスパンなので、バタールを使っても美味しいピザに仕上がります。

カンパーニュを使う場合よりも、バタールを使って作った場合の方が、サックリ・パリパリとした食感に仕上がります。

カジュアルな感じのピザパンとして楽しみたい場合は、バタールを使って作ってみましょう。オーブントースターでも美味しく作れます。

材料

トマトソース(今回使用は関連記事参照) 200g

パン(カンパーニュ) 4~5枚

生ハム 5枚

ピザチーズ又はモッツァレラ 50g

エキストラバージンオリーブオイル 適量

バジルのフレッシュリーフ 適量

ブラックペッパー(荒挽) 適量

1.トマトソースは

今回、自家製ソースを、ラップに包んで(200g)冷凍保存したものです、解凍し火を入れておきます

2.カンパーニュを

2cm厚さにスライスします(今回は自家製のあこ天然酵母のパン2種を使用)

3.②に、①を塗り広げ

ピザチーズをのせ

オリーブオイルをたらし、バジルを、ちぎり、のせる

4.200度に予熱したオーブンでチーズが焼けるまで、今回⇒5分ほど焼く

5.ブラックペッパー

をふり、生ハムを軽くたたんで、ピザパンに、1枚のせる

6.トマトジュースを練りこんだトマト パン ド カンパーニュとソフトライ麦カンパーニュの2種です

http://www.recipe-blog.jp/profile/90987/recipe/1053499

9:カルダモン香る紅茶のフレンチトースト

ここでご紹介するレシピは、フレンチトーストとしてのバリエーションアレンジです。

通常卵液を使う浸け液に紅茶を加え、さらにカルダモンパウダーを加えることで、大人向けのスパイシーなフレンチトーストになります。

カルダモンは、清涼感のある芳香でピリッとした辛みとほろ苦さのあるスパイスなので、ほんの少量でも効果があります。色々な甘いものに合うので、自宅に用意しておくのもスパイスです。

材料

(1〜2人分)

バタール 厚さ2.5cmカットを2枚

紅茶 5g

水 80cc

牛乳 50cc

卵 1

砂糖 5〜10g

GABANカルダモンパウダー 小さじ1

バニラアイス 適量

クルミ 適量

お好みのフルーツ

バター 10g

1、濃い目に紅茶をいれ、冷めたら濾して、牛乳と合わせて100ccにする。

2、ボールに卵、砂糖、カルダモンパウダー、1を入れ、よく混ぜ、バタールを入れ、約10分浸す。(途中で裏返す)

3、フライパンにバター半量を入れ、火にかけ、2を中火で焼く。焼き色がついたら、残りのバターを入れ、バタールを裏返し弱火にしてふたをし、約10分焼く。

4、皿に3を盛り、バニラアイス、クルミ、お好みのフルーツを散らす。

http://www.recipe-blog.jp/spice/recipe/41237

10:キャラメルシナモン香るフレンチトースト

ここでご紹介するレシピも、フレンチトーストとしてのバリエーションアレンジです。通常の浸け液にスパイスパウダーを少量振るだけ、という超簡単なレシピです。

通常の浸け液でも、好みのスパイスや甘味料を少し加えるだけで、色々なフレーバーのフレンチトーストを味わうことができます。

フレンチトースト作りに慣れてきたら、色々なスパイスや甘味料を試して、自分オリジナルのフレンチトーストフレーバーを開発してみましょう。

材料

フランスパン(バタール) 1/2本

☆牛乳 100cc

☆生クリーム 100cc

☆卵 1個

☆砂糖 20g

バター 10g

サラダ油 大1

SBキャラメルシナモンシュガー 適量

作り方

1.フランスパンを厚めに切り混ぜ合わせた☆に一晩じっくり漬けて染み込ませる。

2.フライパンにサラダ油とバターを入れ弱火でじっくり焼く。

3.表面にキャラメルシナモンシュガーをふりオーブンで5分ほど焼く。

http://www.recipe-blog.jp/profile/14542/recipe/1052834

バタールを焼いてみたくなった人に

バタールのアレンジだけでなく、バタール自体を自分で焼いてみたいと考えている人には、本書をします。

ホームベーカリーを使うことが前提になっているレシピですが、バタールなどの基本的なフランスパンから、クロワッサン、メロンパンといった昔からなじみのあるパンをおいしく焼くことができます。

本書の中ではパナソニック製のホームベーカリーを使っているので、同じ機種を持っている人には、特に本です。

バタールの保存方法と消費・賞味期限

バタールを含むフランスパン類は、よほど暑い夏の時期や湿気の強い時期でない限り、常温保存で構いません。

バタールをパン屋さんで購入すると、紙袋に入れてくれるパン屋さんと、ビニール袋に入れてくれるパン屋さんがあります。どちらが保存方法として適しているのでしょう。

購入してきたまま紙袋に入れっぱなしにしておくと、乾燥してかたくなってしまいます。ビニール袋に入れておくと、表面のパリパリ感がなくなってしまいます。

冷凍保存

バタールを長く美味しい状態で保ちたいのなら、冷凍保存が一番向いています。食べやすい大きさにあらかじめカットしておき、一切れごとラップに包んでおきます。

フリーザーバッグに、ラップしたバタールを重ならないように入れ、しっかりと空気を抜いておきます。金属トレーの上に置いて冷凍すと急速冷凍になり、劣化が防げます。

なお、解凍しても美味しく食べるためには、バタールのカットは、5~25cmくらいがです。
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冷蔵保存

パン類をとりあえず冷蔵庫に入れて保存する、という人は少なくありませんが、バタールに限らず、パン類は冷蔵庫で保存すると劣化します。

実は、パンが一番劣化しやすい温度というのが5℃程度とされており、冷蔵庫は一番劣化しやすい温度に近いためです。

バタールを長く美味しく楽しみたかったら、冷蔵庫での保存は絶対に避けるようにしましょう。

常温保存

バタールは、通常であれば常温保存で構いません。夏の時期など、とても暑かったり湿気が高かったりする場合は、購入当日以外は常温は避け、冷凍保存にしてしまうことをします。

消費・賞味期限は

バタールの冷凍保存の賞味期限は、1週間程度です。思いのほか短いと思われたのではないでしょうか。バタールなどパン類は、市販品では製造日から2~3日程度の賞味期限が設定されています。

冷凍したからといって飛躍的に賞味期限や消費期限が伸びるわけではないので、注意が必要です。

ただし、美味しく食べられる賞味期限ではなく、消費期限という観点では、冷凍保存で1か月程度は食べることができます。

おいしくバタールを食べよう

バタールは、シンプルで飽きの来ない、主食として食べるのに適したパンです。

単にスープとパンとサラダという組み合わせで、毎日食べ続けることもできますが、アレンジレシピを上手く使って、毎日楽しみながら食べ続けるのもです。

バタールはじめ、フランスパンは、少し皮がかためで、噛めば噛むほどおいしさががあふれてきます。バタールによく合うアレンジを加え、パンそのものの味も一緒に楽しみましょう。

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本記事に掲載したバタールのアレンジレシピだけでは足りない、もっといろいろなアレンジの仕方を知りたいという人には、以下の関連記事もします。

バタールのアレンジの仕方は、いくつかのレシピを参考に調理してみれば、自分なりのアレンジの仕方もきっと見えてくるはずです。

いくつかのレシピを参考にバタールをアレンジしてみたら、次は自分なりのアレンジレシピを考案してみましょう。
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