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ベーコンの賞味期限は?ベーコンが長持ちする保存方法5つ

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ベーコンはどんな食べ物

ベーコンとは、豚の脇腹の肉(豚バラ肉)を塩漬けにしてから燻製にした加工品です。塩漬けすることで細菌などの微生物を排除し、燻製にして肉を乾燥させることで肉の中で菌を繁殖させない環境を作り出します。

豚バラ肉をベーコンに加工することで、長期間保存が効くようになります。豚の旨みが凝縮されて保存も効くベーコンは、色々な料理に活用することができます。

今回はベーコンをより長持ちさせるコツをお話していきます。

ベーコンは料理に合わせやすい

ベーコンは豚肉の旨みが凝縮されている乾燥食材です。生の豚肉の使う代わりに料理に使うことができ、保存が効くため賞味期限も長く重宝します。

カリカリに焼いて朝食にしたり、細かくカットして焼いたものをサラダやパスタ料理のトッピングにするなど、使いやすい食材です。

ベーコンは保存食

ベーコンは、紀元前のデンマークで航海用に豚肉を火であぶっていたところ、薪に火が付かずずっと煙で燻していただけの豚肉が、焼いた肉より美味で保存が効くことが判明して広まっていったことに由来します。

爆発的に世間に広まったのは、中世イギリスで艦隊の保存食として大量に調達された結果と言われています。このように、ベーコンは古くから保存食として認知されています。

ベーコンの賞味期限は?

ベーコンはある程度保存が効く食材ですが、ベーコンの一般的な賞味期限をご存じでしょうか。大手食品メーカーが工場で大量生産したり、牧場や個人で手作りしたりなど、作った時の状況次第でベーコンの賞味期限は変わります。

冷蔵保存の場合で、手作りベーコンの賞味期限は2週間から3週間程度と言われています。市販の真空パック処理されたベーコンの中には3か月以上保存できるものもあり、メーカーの製法により異なります。

ベーコンは腐るとどうなる

ある程度保存が効くベーコンですが、賞味期限を超過して腐った場合、どのような変化が生じるのかをご存じでしょうか。

普段は燻した香りが漂うベーコンですが、雑菌が繁殖すると鼻につくような酸っぱい臭いが感じられるようになります。また、ピンクがかった明るい色の肉の表面に、黄ばみ白や緑の斑点が浮かんでいることもあります。

そして、腐ったベーコンの表面を触ると、豚の脂とは違ったべたつきを感じることができます。

ベーコンを保存する5つの方法

ベーコン自体、比較的賞味期限の長い食品です。しかし、市販のベーコンなど、長い間使わずに冷蔵庫に入れたままにしておくとやはり劣化して腐っていきます。

入手したベーコンをしばらく使わない場合、どのように保存しておくことでよりベーコンを長持ちさせることができるでしょうか。

ここでは、ベーコンの適切な保存方法についていくつか挙げていきます。

1:保存袋に入れる

賞味期限まで余裕があるうちに、開封したベーコンをきっちり保存しておくことでより長持ちさせることができます。

真空パックされた市販のベーコンを開封し、空気に触れるとそこから劣化が進んでいくので、速やかにジップロックなどの専用の保存袋に入れ、袋の中の空気を抜きながら閉じてください。

すぐ使う場合は冷蔵庫で賞味期限通りに使いましょう。しばらく使わない場合は、冷凍庫で約1ヵ月を目安に保存が可能です。

2:ラップで包む

ジップロックなどの専用袋と同時にラップを使うと、より空気に触れることなくベーコンを保存することができます。

ブロックベーコンの場合は、そのままラップをベーコンに巻き付けジップロックに入れ、袋の空気を抜くようにジッパーを閉じます。

スライスベーコンの場合は、1枚ずつにラップをかけるか、数枚並べた上にラップをかけ、その上にまたベーコンを並べて重ねてラップを敷き、ジップロックに入れて保存します。
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3:食べる大きさに切る

ベーコンを使いたい料理があらかじめ決まっている場合は、料理に合わせてベーコンをカットしてから冷凍保存するのがです。

賞味期限が近くてすぐに調理することもでき、時間がない時の時短メニューに使うこともできます。細長くカットしてひとまとめにしたものをラップしてジップロックに入れたり、ざく切りにしてなるべく平たい状態でラップしてジップロックで保存します。

使いたい時に取り出してすぐに使えます。

4:冷蔵する

賞味期限に余裕があり、ベーコンを使い切る目途が立っている場合は、冷蔵保存で差し支えないでしょう。

真空パックの市販のベーコンなどを開封した場合は、ラップなどに包んで空気に触れないようにし、冷蔵庫のチルド室で保存します。2日から3日程度で使い切りましょう。

5:冷凍する

ベーコンを長持ちさせたい場合に一番保存方法が、冷凍庫での冷凍保存です。上手に冷凍保存することで、賞味期限より長く保存することが可能になります。

スライスペーコンを並べてラップしてジップロックに入れたり、カットしたベーコンをまとめてラップしてジップロックに入れて冷凍しましょう。1ヵ月から3か月は保存できます。

冷凍庫やラップの臭いがベーコンに移らなければ、半年近く保存できる場合もあります。

正しく保存できれば大量買いもできてお得

ベーコンはある程度の冷凍保存が効くので、指定されている賞味期限より長く保存することが可能です。そのため、おいしいベーコンを一気に大量に購入し、すぐに使わない分を丁寧にラップしてジップロックに入れていけば長期間保存しておくことができます。

通信販売や業務用スーパーマーケットなどで大きなブロックベーコンや、スライスベーコンのパックを見つけたらぜひ購入して、冷凍保存することをします。

賞味期限切れの前に!ベーコンを使ったレシピ

使おうと思っているうちに、賞味期限が迫ってきたベーコンが冷蔵庫にありませんか。ベーコンは保存が効くので「まだ大丈夫」と考えているうちに、いつのまにか賞味期限が迫って焦りがちな食品です。

賞味期限が迫ってから慌てて冷凍保存するのもできないので、ベーコンの臭いや感触が変化しないうちに、使い切ってしまいましょう。

ベーコンをたっぷり使えて簡単においしくできるレシピをいくつかご紹介します。

1:ジャーマンポテト

ベーコンの賞味期限が迫ってきたら、まず作りたいのがこのジャーマンポテトです。ベーコンと玉ねぎをじっくり炒めて、熱を通しておいたジャガイモと合わせて塩コショウで味を整えます。

ジャガイモは熱が通るまでに時間がかかるので、先に熱湯でさっと茹でるか電子レンジで熱を加えておきましょう。ベーコンの風味がジャガイモと好相性のレシピです。

じゃがいも 3個

玉葱 1個

ベーコン 2枚

ブラックペッパー 少々

塩 少々

オリーブオイル 大1~2

1.じゃがいもの皮をむき、厚さ3~4ミリ程度の薄切りにして耐熱容器に並べる。

2.ベーコンは3ミリ幅程度の薄切り、玉葱は8ミリ幅程度に切る。

3.1にラップをかけ、電子レンジで4~5分加熱。

4.フライパンにオリーブオイルを熱し、2を炒め、玉葱が少ししんなりしたら3を加え炒め合わせ、塩、黒胡椒で味を調えて出来上がり。

http://www.recipe-blog.jp/profile/244907/recipe/1183629

2:ごろごろベーコンのポテトサラダ

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冷蔵庫で眠っているベーコンの賞味期限が気になったら、ベーコン入りのポテトサラダを作ってみましょう。

茹でてマッシャーでつぶしたジャガイモに、一口大に切って茹でたベーコンを混ぜてマヨネーズと胡麻ドレッシングで味をつけたら完成です。

炒めたベーコンを、油ごとジャガイモに混ぜてもベーコンの風味がよく出たおいしいポテトサラダになります。キュウリや玉ねぎを入れて豪華なサラダに仕上げてもです。

じゃが芋 ・・・2個

ベーコン塊 ・・・100g

マヨネーズ・胡麻ドレッシング ・・・適量

1.ベーコンは一口大に切って、茹でます。

2.じゃが芋は皮を剥いて湯で茹で、水分を飛ばしてマッシャーでつぶします。

3.1と2とマヨネーズ・胡麻ドレッシングを混ぜて、出来上がりです。

http://www.recipe-blog.jp/profile/18369/recipe/1121077

3:きのことベーコンのチーズ焼き

きのことベーコンとの相性もよいので、合わせて炒めて仕上げにチーズを乗せてみましょう。にんにくの香りを油に移すように火にかけます。にんにくの香りが漂ってきたら、きのことベーコンを一緒に入れて炒めます。

塩コショウで味を整えたら、皿に盛り付けチーズを乗せ、チーズに焼き色がつくまでオーブンで加熱します。賞味期限が迫ったベーコンをすぐに使ってしまいたい時のお助けレシピです。

ベーコン ・・・40g

舞茸・しめじ ・・・各1P

にんにく ・・・1かけ

オリーブオイル ・・・大さじ2

塩・コショウ ・・・少々

ディル<ホール> ・・・少々

マヨネーズ ・・・大さじ1

とろけるチーズ ・・・3枚

1.フライパンにオリーブオイルを熱し、GABANディル<ホール>とにんにくを弱火で香りが出るまで熱します。

2.ベーコン・きのこを加えて炒めます。いたまったら塩・コショウで味付けしお皿に盛り付けマヨネーズをびゅーってして上にとろけるチーズをのせて

3.オーブンで作る場合は230℃に予熱したオーブンで3分焼きます。

私はグリルの中火と弱火で3分焼きました。

http://www.recipe-blog.jp/profile/18369/recipe/1325062

4:厚切りベーコンのカルボナーラ

使いきれなかったブロックベーコンの賞味期限が迫ってきたら、贅沢なカルボナーラスパゲッティに挑戦してみましょう。

ニンニクとオリーブオイルを弱火で温め、ニンニクの香りが立ってきたら厚切りベーコンを入れてカリカリになるまで一緒に炒めます。ボウルに粉チーズと炒めたベーコンと卵を入れ、茹で上がったパスタをすばやく絡めて10秒ほど蒸らします。

お皿に盛り付け、塩コショウを振りかけて完成です。

スパゲッティ 1人前

厚切りベーコン 適量

ニンニク(チューブ) 3CMくらい

オリーブオイル 適量

卵(常温) 1個

粉チーズ たっぷり

黒コショウ 少々

1.スパゲッティを茹でる。

2.フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを炒める。

3.香りがたったらベーコンを加えてコンガリと炒める。

4.ボールの真中に粉チーズで仕切りを作り、両脇に卵・【3】のベーコンを入れる。

5.茹であがったスパゲッティをのせて10秒蒸らす。

6.手早く混ぜ合わせる。

7.お皿に盛り付けて黒コショウをふる。

http://www.recipe-blog.jp/profile/224611/recipe/1315448

5:ほうれん草とベーコンのソテー

賞味期限が気になるベーコンを、たっぷりのほうれん草と手早く炒めて食べ応えのある一品に仕上げましょう。

にんにくと玉ねぎとベーコンを炒めて、香りが立ってきたらほうれん草を入れてしんなりするまで炒めます。塩コショウで味をつけて完成です。仕上げに醤油やバターを少々加えても美味しい炒め物を楽しめます。

ほうれん草の風味とベーコンの香りの相性が良い、レシピです。

ほうれん草 ・・・1袋

ベーコン ・・・2束

玉ねぎ ・・・小4分の1個

にんにく ・・・2片

塩コショウ ・・・適量

サラダ油 ・・・大さじ1

1.フライパンにサラダ油を熱し、スライスしたにんにく・玉ねぎ・ベーコンを炒めます。

2.塩・コショウで味を調えて出来上がりです。

http://www.recipe-blog.jp/profile/18369/recipe/947828

ベーコンの賞味期限と保存方法を知ろう

ベーコンは豚バラ肉を塩漬けにしてから燻製にして、雑菌が繁殖しないように加工した保存食品です。

そのままの状態でもある程度の保存は効きますが、ラップや専用の保存袋を用いてなるべく空気に触れないように冷凍保存することで、賞味期限を超えて長期間保存することが可能です。

上手に保存したベーコンをご家庭に常備することで、時間がない時や買い物に行けない時のメニューに活用して、あなたの時間を有効に使いましょう。

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上手にベーコンを保存できるようになったら、ベーコンを使って作れる料理のレシピも増やしてみましょう。

カリカリに焼いたベーコンでできるレシピと、ベーコンの風味が決め手のカルボナラースパゲッティのアレンジ方法を参考に、あなたの手料理のラインナップにベーコン料理のレシピを加えてみてはいかがでしょうか。
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