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おいしい焼酎の水割りを作る5つのポイント|前割り・黄金比

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焼酎とは

焼酎の作り方を紹介する前に、まずは焼酎の種類を簡単にご紹介します。ここでは焼酎を大きく2つに分けて、それらの特徴やポイントを紹介します。焼酎といってもいろいろな種類や特徴がありますので、ご紹介します。

甲類と乙類

甲類焼酎は、特にクセのないシンプルな焼酎です。独特の香りなどがないので、梅酒作りなどにもよく使われています。また、サワーやチューハイに使われているのもほとんどがこの甲類焼酎です。

乙類焼酎は本格焼酎とも呼ばれ、素材の香りを活かして作られています。芋や麦などを使って作られているものが多く、乙類焼酎ではなく本格焼酎と記載されているものがほとんどです。そのまま飲むのが一般的で、ロックや水割りなどで香りを楽しみながら飲みます。

焼酎の種類

焼酎には甲類焼酎と乙類焼酎があることが分かりましたが、その乙類焼酎からさらに分類分けをすることができます。芋焼酎や米焼酎、麦焼酎などそれぞれの特徴をみていきましょう。

種類1:麦焼酎

麦焼酎は、大麦や米麹から作られているのが一般的で、「いいちこ」や「二階堂」が麦焼酎の代表的な銘柄です。ウイスキーも麦からできていて、味や香りが似ているので洋酒が好きな人におすすめです。

種類2:芋焼酎

芋焼酎は、さつまいもと米麹からできています。味も濃厚で、香りにインパクトがあるため「臭い」と敬遠されていましたが、焼酎ブームにより芋焼酎の癖になる独特の甘みやおいしさが認められ、今ではどの居酒屋でも芋焼酎を見かけるようになりました。

種類3:米焼酎

米焼酎はすっきりとした味わいが特徴で、米と水だけでできた焼酎です。日本酒と似た味なので日本酒好きに好まれている傾向があります。沖縄で有名な「泡盛」も米焼酎に分類されますが泡盛は原材料にタイ米を使用しています。

おいしい焼酎水割りを作る5つのポイント

焼酎にはいろいろな作り方や飲み方がありますが、ここでは基本である焼酎の水割りの作り方のポイントや美味しく飲むコツを紹介します。いつも作っていた作り方でも、ちょっとした工夫をするだけでグッと美味しい水割りになりますのでぜひ参考にしてください。

方法1:氷の量

焼酎の水割りを作るときの氷は、グラスにたっぷりいれましょう。たっぷりといっても、溢れるくらい入れてしまうと飲みにくいので、グラスに対して氷ひとつ分のスペースを残すくらいの氷の量がおすすめです。

方法2:焼酎の量

焼酎の量はグラスに対して4割くらいの量を注ぎましょう。度数の高い25度などの焼酎や芋焼酎などは3割にすることをおすすめします。濃い目にすると芋焼酎などは癖が強く、お酒の味が残ってしまいます。まずは3割程度から始めてみましょう。
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方法3:水の量

焼酎を注いだら水をグラスの8~9部分目までゆっくり注ぎます。水を後から入れるのは、アルコールは水より比重が軽いため、対流が起こり混ざりやすいためです。氷がすぐに溶けないように冷たい水を用意しましょう。

方法4:割る水の種類

割るときの水は軟水を使うとより一層おいしくなります。ミネラルウォーターには硬水と軟水があり、硬水の場合、硬水の豊富なミネラル分が味のバランスを壊してしまいます。国産のミネラルウォーターのほとんどは軟水です。

方法5:マドラーでかき混ぜる回数

マドラーをつかうときは、グラスのふちを沿って4回ほどかき混ぜます。氷の外側をかき混ぜるイメージですが、こぼれる恐れもあるためがちやがちゃと氷を鳴らさないように気をつけましょう。
焼酎は一升瓶で購入するほうがコスパもいいですが、置き場所に困る人もいるでしょう。この焼酎サーバーは一升瓶がらくらく入るため経済的で、見た目もおしゃれなのでお部屋のインテリアの邪魔しません。

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前割りとは

水割りには、あらかじめ水と焼酎を混ぜておく前割りという方法もあります。その作り方は清潔で密封できる瓶などに好みの濃さで水と焼酎を混ぜ、1~3日程度冷蔵庫で保管してから飲みます。時間を置くことで水と焼酎が混ざり合い、口当たりの良い飲み口になります。

作りたての水割りとはまた違った味わいを楽しんでみてください。作りたての水割りと飲み比べをしてみると、その違いがよく分かります。

黄金比

一番おいしい作り方は、氷→焼酎→水の順番になります。ゆっくりと注ぐと、水と焼酎が程よく混ざり合います。一番スタンダードな割合は焼酎6割、水4割で「ロクヨン」と呼ばれる比率です。

人気の焼酎の6つの飲み方

焼酎は水割りだけでなく、いろいろなもので割って楽しめるのも人気のひとつです。工夫次第で自分好みの焼酎が作れるので、家庭にあるものでオリジナルな焼酎を作ってみましょう。

その1:水割り

初めて芋焼酎を飲む人には水割りがおすすめです。水と混ざって独特の香りが薄れて、持ち味の甘みやまろやかさを楽しむことができます。「二階堂」なども、水割りにすることによって、お酒が苦手な人にもすっきりと飲みやすさがアップします。
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その2:お湯割り

お湯割りの作り方には少しコツがあり、まず気を付けたいのがお湯の温度で、熱湯ではなく70~80℃のものを使うと、焼酎の香りが立ちます。お湯割りはグラスや陶器にまずお湯を注ぎ、そこにゆっくりと焼酎を注いで作ります。

ゆっくりと注ぐことで、グラスの中でお湯と焼酎が混ざり合います。特に混ぜる必要はなく、注ぐときに混ざるだけで十分美味しく飲むことが出来ます。

その3:ソーダ割り

焼酎ハイボールは、焼酎をソーダで割ったものです。ハイボールはウイスキーを炭酸で割ったものの名称ですが、焼酎ハイボールはウイスキーが使われているわけではありません。焼酎ハイボールはチューハイのことで、そのままでもシロップを加えても美味しく飲めます。

炭酸2割、焼酎1割で割ってから好みの果汁などを加えてみましょう。ジュースなどを入れて作る場合は、100%のものがおすすめです。

その4:緑茶割り

緑茶割りは食事とも相性が良く、女性からの人気も高いです。必要なものは焼酎と緑茶、氷です。作り方もシンプルで、グラスに氷と緑茶と焼酎を順番に注ぐだけで作れます。市販の緑茶でも作れますし、濃いめに淹れた緑茶を冷やしたものでも美味しく作れます。

美味しい緑茶割りを作るなら、やはり淹れた緑茶の方がおすすめです。割合はお茶2割、焼酎1割で作るとお茶の香りがしっかり感じられます。もっとアルコール度数を高くしたい方は度数の高い焼酎を選び、濃い緑茶を焼酎と同じ割合で混ぜると美味しいです。

その5:ロック

焼酎本来の美味しさを引き立てる飲み方でもあるロックは、ロック用の氷を使うことで美味しく作れます。またグラスを冷やしておくことと、静かに焼酎を注ぐということもポイントになります。

好みで梅干しやレモンを添えると、また違った味わいを楽しめるのでおすすめです。レモンや梅干しはそのまま入れて、少しずつ潰しながら飲むと徐々に味わいが変わっていくので楽しく飲めます。

おいしい水割り焼酎で楽しい飲み会にしよう

焼酎にはいろいろな飲み方があって、それぞれの飲み方にそれぞれの良さが味わえる飲み物です。今までお店でなんとなく酎ハイを頼んでいた方も、この記事を参考に、ぜひご自宅や飲み会で新しい飲み方を研究してみて下さい。きっと焼酎のことが今よりももっと好きになることでしょう。
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