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電子レンジのアース線ってそもそもなぜ必要なの?
新しい電子レンジを購入したり、引っ越しなどで新居に電子レンジを設置したりする際、電源コードとともにアース線が付いていることに気付くことでしょう。
このアース線、一体なぜ付いているのかをご存じでしょうか。まずは電子レンジのアース線について、その必要性を確認していきましょう。
このアース線、一体なぜ付いているのかをご存じでしょうか。まずは電子レンジのアース線について、その必要性を確認していきましょう。
アース線とは?
アース線は、家電に付いている緑色または緑と黄色のストライプ状の細いコードのことで、漏電の際に感電を防ぐためのものです。電子レンジに限らず洗濯機や冷蔵庫、エアコン、シャワートイレなどの多くの身近な家電に付けられています。
水気や湿気の多い場所で使うことの多い家電の場合、万が一故障などで漏電した際に感電してしまうリスクが高くなります。
地面とつながったアース端子に接続して「大地への電気の逃げ口」を作るアース線は、感電から身を守るためにとても重要な役割を果たしています。
水気や湿気の多い場所で使うことの多い家電の場合、万が一故障などで漏電した際に感電してしまうリスクが高くなります。
地面とつながったアース端子に接続して「大地への電気の逃げ口」を作るアース線は、感電から身を守るためにとても重要な役割を果たしています。
電子レンジにアース線が付いている理由とは
電子レンジは、調理や洗い物の途中に触れたり、水気のある食品や飲料を温めたりする機会の多い家電です。またキッチンなど水を使う場所に設置することも多く、万が一故障や水濡れにより漏電が発生してしまった場合には感電してしまう危険性も十分にあります。
また平成17年からは、電子レンジや冷蔵庫などの特定の機器を設置するためのコンセントには、アース工事を行うことが義務付けられました。
このように、電子レンジにアース線が付いていることには理由があります。安全に電子レンジを使用するためにもアース線を正しく取り付けましょう。
また平成17年からは、電子レンジや冷蔵庫などの特定の機器を設置するためのコンセントには、アース工事を行うことが義務付けられました。
このように、電子レンジにアース線が付いていることには理由があります。安全に電子レンジを使用するためにもアース線を正しく取り付けましょう。
ケース別!電子レンジのアース線の取り付け方
ここからは実際に電子レンジのアース線をどのように取り付けるのか、ケース別にご紹介していきます。正しく取り付けができていないとアースとしての役割を十分に果たさないこともあるので、電子レンジを設置するご自身の環境に合った方法を、しっかりとチェックしましょう。
まずはアース端子があるか確認しよう!
電子レンジの電源プラグを接続するコンセントを見てみましょう。コンセントの差込口の下に「アース端子」または「アースターミナル」と呼ばれる接続口があるか確認します。まずはこのアース端子があるコンセントへの取り付け方法についてご紹介していきます。
アース端子付きのコンセントってどんなもの?
では「アース端子」または「アースターミナル」の付いたコンセントとは、どのようなものなのでしょうか。実際の商品を見てみましょう。
パナソニック埋込アースターミナル付コンセント
2口のコンセントとアース端子が付いた、パナソニック製の埋込み型コンセントです。コンセントの下にアースと書かれたカバーがあり、家電のアース線を取り付ける際には、このカバーを手前に開いて接続します。
アース線の取り付けは誰でも行えますが、このコンセントそのものの取り付け、施工は電気工事士の資格が必要ですので注意しましょう。
アース線の取り付けは誰でも行えますが、このコンセントそのものの取り付け、施工は電気工事士の資格が必要ですので注意しましょう。
[no_toc]元のコンセントのアース部分がネジになっていて出っ張っているので、出っ張りのないこのタイプに交換した。見栄えも良くなり出っ張りを気にせずプラグが接続できるのでよかった。
http://urx3.nu/JGmY
ネジで固定する場合
アース端子には何種類かのタイプがあります。まずはネジでアース線を固定するタイプのアース端子について取り付け方の手順をご紹介していきましょう。
手順 | 内容 | 注意点・備考 |
---|---|---|
1 | 作業前に電子レンジの電源コードを抜いておく | 電源コードをつないでの作業は、感電の危険性があります。必ず電源コードを抜きましょう。 |
2 | アース端子のフタを開けて中にネジがあることを確認する | 手で開かない場合はマイナスドライバーなどを差し込んで開けます。 |
3 | ネジをドライバーで緩める | 左向きに回すとネジが緩みます。 |
4 | アース線を電源コードより20cmほど長い部分で切断する | アース線の先端にU字などの接続金具が付いている場合には切ったり銅線のカバーをむいたりせずにそのまま接続できます。 |
5 | アース線の外側のカバーを先端1.5cmほどむく | 内部の銅線いよう慎重に行いましょう。 |
6 | アース線先端の金属部をネジを緩めた部分の隙間に差し込む | ネジにアース線を巻きつけるようにすると上手に取り付けられます。 |
7 | ネジをしっかりと締める | アース線が動かないようにしっかり固定しましょう。 |
8 | カバーを閉める | 埃の付着などを予防するためにもカバーは閉めておきましょう。 |
取り付ける際はここに注意しましょう!
アース線の内部の銅線がバラバラになっているとアース端子にしっかりと差し込めないことがあるため、軽く指で撚り合わせておくと、よりスムーズに取り付けることができます。
またアース線を差し込む際は固定する部分の金属部分にしっかりとくっつけるようにしましょう。
またアース線を差し込む際は固定する部分の金属部分にしっかりとくっつけるようにしましょう。
差し込むだけのワンタッチ式の場合
特に新しい家に設置されているコンセントのアース端子は、アース線を差し込むだけのワンタッチ式のものが増えています。
このタイプの場合には、電源コードより20cmほど長い位置でアース線を切断し、先端1.5cmほどのカバーをむいて内部の金属部分に差し込んでカバーを閉めるだけで取り付けが完了します。
ネジで固定するタイプの場合同様、アース線を差し込む際に内部の金属部分にしっかりくっつけ、容易に抜けないようにすることが重要です。
このタイプの場合には、電源コードより20cmほど長い位置でアース線を切断し、先端1.5cmほどのカバーをむいて内部の金属部分に差し込んでカバーを閉めるだけで取り付けが完了します。
ネジで固定するタイプの場合同様、アース線を差し込む際に内部の金属部分にしっかりくっつけ、容易に抜けないようにすることが重要です。
電子レンジのアース線を延長したい場合は?
電子レンジを設置する場所からアース端子まで距離があり、もともと付いているアース線では長さが足りないという場合には、アース線を延長する必要があります。アース線を延長するには、付属していたアース線を付け替える、または新たなアース線を継ぎ足すという2種類の方法があります。
電子レンジ付属のアース線を付け替える方法
基本的に電子レンジに付属しているアース線は、製品の裏側などにネジで固定されているだけで、プラスドライバーを使えば簡単に取り外しができるようになっています。そのため電子レンジのアース線がアース端子に届かない場合には、より長いアース線を購入して付け替えることが可能です。
アース線は家電量販店やホームセンターのほか、インターネット通販などでも購入することができます。
製品によって異なりますが、一般的なアース線には一方の先端にU字の金具が付き、もう一方の先端は何も付いていません。この場合には金具のついた方を電子レンジ本体に接続して使用すると良いでしょう。
アース線は家電量販店やホームセンターのほか、インターネット通販などでも購入することができます。
製品によって異なりますが、一般的なアース線には一方の先端にU字の金具が付き、もう一方の先端は何も付いていません。この場合には金具のついた方を電子レンジ本体に接続して使用すると良いでしょう。
アース線を継ぎ足す方法
もともと付いているアース線に、別のアース線を継ぎ足すことで延長することもできます。その場合にはまず、双方のアース線先端のカバーをむいて、銅線部分をしっかりつなぎ合わせます。そしてその上から絶縁テープを巻きつけましょう。絶縁テープを巻く前に銅線部分にハンダ付けをすれば、よりしっかりと固定することができます。
ただしこの延長方法の場合、接続がうまくできていないと、アースとしての機能を十分に果たさない危険性もあります。電子レンジの取扱説明書に、アース線の継ぎ足しをしないよう書かれている場合もあるため、延長する場合には付属のアース線を交換する方法を優先的に検討する必要があります。
ただしこの延長方法の場合、接続がうまくできていないと、アースとしての機能を十分に果たさない危険性もあります。電子レンジの取扱説明書に、アース線の継ぎ足しをしないよう書かれている場合もあるため、延長する場合には付属のアース線を交換する方法を優先的に検討する必要があります。
要注意!接地極付きコンセントの場合
電気工事における民間自主規格である内線規定が改定され、平成17年10月から電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫など特定機器用のコンセントには接地極付きコンセントを設置することが義務付けられました。
接地極付きコンセントの設置が義務付けられている特定機器とは以下のとおりです。
・電気冷蔵庫
・電子レンジ
・電気洗濯機、電気衣類乾燥機
・温水洗浄式便座
・電気食器洗い機
・電気冷暖房機
・電気温水器
・自動販売機
先にご紹介した通常のアース端子付きコンセントとは違い、この接地極付きコンセントの場合には、アース線の取り付けに注意しなければならない点があります。
まずは接地極付きコンセントとはどのようなものか、実際の商品を見てみましょう。
接地極付きコンセントの設置が義務付けられている特定機器とは以下のとおりです。
・電気冷蔵庫
・電子レンジ
・電気洗濯機、電気衣類乾燥機
・温水洗浄式便座
・電気食器洗い機
・電気冷暖房機
・電気温水器
・自動販売機
先にご紹介した通常のアース端子付きコンセントとは違い、この接地極付きコンセントの場合には、アース線の取り付けに注意しなければならない点があります。
まずは接地極付きコンセントとはどのようなものか、実際の商品を見てみましょう。
パナソニック接地極付ダブルコンセント
[no_toc]接地極が付いたタイプの埋め込みアースターミナル付きコンセントです。コンセントの差込口の下に開いているのが接地極用の穴で、コンセントプラグにアースピンと呼ばれる金属棒が付いている場合には、差しこむだけでアース線の取り付けと同じ働きをしてくれます。
なお、この商品の場合にはアース端子が付いており、通常のアース線を接続して使うこともできるようになっています。
なお、この商品の場合にはアース端子が付いており、通常のアース線を接続して使うこともできるようになっています。
アース線取り付けの際の注意点とは?
ご紹介した接地極付コンセントには、アース線を接続する端子が別途に付いていますが、中にはアース端子のない接地極付コンセントもあります。その場合に接地極にアース線を差し込んで使用するのは感電や火災の原因にもなりかねません。絶対にやめましょう。
もしも接地極付でアース端子がないタイプのコンセントが設置されている場合には、アースターミナル付変換アダプタが販売されていますので、アダプタを差し込んだうえで接続を行うようにしましょう。
もしも接地極付でアース端子がないタイプのコンセントが設置されている場合には、アースターミナル付変換アダプタが販売されていますので、アダプタを差し込んだうえで接続を行うようにしましょう。
変換アダプタへのアース線接続方法は?
変換アダプタを使用する場合、アース線の取り付け方法は簡単です。ネジ式のアース端子への接続と同じように、アダプタ付属のネジをドライバーで緩め、電子レンジのアース線を挟み込んで再びネジを締めて固定するだけです。
なお、電子レンジの場合は基本的に問題なく使用できますが、シャワートイレなど漏電保護プラグが付いたコンセントの場合に変換プラグを使用すると、接続が不安定になるため注意が必要です。電子レンジに限らず他の家電のアース線の接続も見直す場合には、接続する家電のコンセントタイプを必ず確認しましょう。
なお、電子レンジの場合は基本的に問題なく使用できますが、シャワートイレなど漏電保護プラグが付いたコンセントの場合に変換プラグを使用すると、接続が不安定になるため注意が必要です。電子レンジに限らず他の家電のアース線の接続も見直す場合には、接続する家電のコンセントタイプを必ず確認しましょう。
他のアース線を取り付けてしまっている場合は?
場合によっては電子レンジを接続したいアース端子に、すでに冷蔵庫など他の家電のアース線を取り付けてしまっているケースもあるでしょう。その場合には、ひとつのアース端子に複数の家電のアース線を取り付けても問題ありません。
ただし、すでに何本もアース線を取り付けており、追加したいアース線がきちんと接続できないような場合に無理に取り付けるのは大変危険です。安全に使用するためにも、電子レンジのアース線を延長して他のアース端子に取り付けるなど他の方法を検討しましょう。
ただし、すでに何本もアース線を取り付けており、追加したいアース線がきちんと接続できないような場合に無理に取り付けるのは大変危険です。安全に使用するためにも、電子レンジのアース線を延長して他のアース端子に取り付けるなど他の方法を検討しましょう。
電子レンジのアース線の取り外し方は?
買い替えや引っ越しで電子レンジのアース線を取り外したいという場合には、取り付けの際とは逆に手順をたどれば、簡単にアース線を外すことができます。
ただし感電防止のため、取り外しを行う前に必ず電子レンジの電源コードを抜いておきましょう。また濡れた手で作業を行うのも危険です。
ただし感電防止のため、取り外しを行う前に必ず電子レンジの電源コードを抜いておきましょう。また濡れた手で作業を行うのも危険です。
ネジ式の場合の取り外し方
ネジでアース線を固定している場合には、電源プラグを抜いた後にアース端子のカバーを開け、ドライバーでネジを緩めてアース線を抜きます。
ワンタッチ式の場合の取り外し方
ワンタッチ式のアース端子の場合には、ネジ式と同じく電源プラグを抜き、カバーを開けてアース線を引く抜くだけです。
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電子レンジのアース線は取り付けなくても良い?
ここまで電子レンジのアース線の必要性や、取り付け方などをご紹介してきましたが、中にはこれまで電子レンジのアース線を取り付けないまま使用してしまってきたという方もいるのではないでしょうか。アース線を取り付けずに電子レンジを使用することに問題はないのか、確認してみましょう。
アース線を取り付けなくても電子レンジは動くの?
製品の取扱説明書などには必ず取り付けるよう注意書きがされているアース線ですが、電子レンジそのものはアース線を取り付けなくても動作します。ただし先にご紹介したとおり、アース線は万が一にも漏電した際に、感電を防ぐ目的で付けられています。
「今まで何年もアース線を付けずに電子レンジを使ってきたものの問題がなかったから」「漏電なんてめったに起こらないから」など、大丈夫だろうという考えのもと、アース線を取り付けずに使用するのはとても危険です。
「もしも」が起こった際にご自身や大切な家族の身を守るためにも、アース線は正しく取り付けて使用するようにしましょう。
「今まで何年もアース線を付けずに電子レンジを使ってきたものの問題がなかったから」「漏電なんてめったに起こらないから」など、大丈夫だろうという考えのもと、アース線を取り付けずに使用するのはとても危険です。
「もしも」が起こった際にご自身や大切な家族の身を守るためにも、アース線は正しく取り付けて使用するようにしましょう。
アース線の付いていない電子レンジの場合
例えば電子レンジを中古で譲り受けて、もとからアース線が取り外されてしまっている場合は、新しいアース線を用意して取り付ける必要があります。
また、そもそも電子レンジ本体にアース線を付ける場所が見当たらず、取り付けができないような場合には販売店や家電修理を行っている電器店、専門店などに一度相談してみましょう。
アース線が付いていないから接続を行わずに使用できる製品である、ということではありません。安全に電子レンジを使用するためにも、必ずアース線を取り付けて使用する必要がある家電であるという認識をしておきましょう。
また、そもそも電子レンジ本体にアース線を付ける場所が見当たらず、取り付けができないような場合には販売店や家電修理を行っている電器店、専門店などに一度相談してみましょう。
アース線が付いていないから接続を行わずに使用できる製品である、ということではありません。安全に電子レンジを使用するためにも、必ずアース線を取り付けて使用する必要がある家電であるという認識をしておきましょう。
アース線が劣化している場合には?
アース線が付いているものの、腐食していたり絶縁のカバーが傷んでいたりするような場合にもそのまま使用することは危険です。専門家に相談し、必要に応じてアース線の交換、製品そのものの買い替えなどを検討する必要があります。
アース端子がない!対処法はあるの?
自宅のコンセントにアース端子がまったくない場合、あるいは電子レンジのアース線を接続できそうな場所にある端子がすべて埋まっており、近くに端子のないコンセントしかない場合にはどうすれば良いのでしょうか。ここからはアース端子がない場合の対処法や注意点について詳しくご紹介していきます。
アース端子付きコンセントの設置をしよう!
アース端子付きのコンセントがまったくなく、電子レンジのアース接続ができない場合には、アース端子付きのコンセントを設置する工事が必要です。
ただし自分自身で工事を行えるわけではありません。アース設置工事を行うことができるのは、電気工事士という有資格者に限られており、無資格者が工事を行うことは法律で禁じられています。アース端子付きコンセントを設置する場合には、電子レンジを購入した販売店や、電器店、電気工事業者など専門家に相談、依頼しましょう。
ただし自分自身で工事を行えるわけではありません。アース設置工事を行うことができるのは、電気工事士という有資格者に限られており、無資格者が工事を行うことは法律で禁じられています。アース端子付きコンセントを設置する場合には、電子レンジを購入した販売店や、電器店、電気工事業者など専門家に相談、依頼しましょう。
水道管などへのアース線取り付けは危険!
アース端子がないからと言って、水道の蛇口や水道管、ガス管などにアース線を取り付けるのは大変危険です。
以前は水道管へのアース線取り付けを行うことも一般的でしたが、現在の住環境は昔のものとは大きく異なります。電子レンジのアース線は、必ずアース端子に取り付けるようにしましょう。
以前は水道管へのアース線取り付けを行うことも一般的でしたが、現在の住環境は昔のものとは大きく異なります。電子レンジのアース線は、必ずアース端子に取り付けるようにしましょう。
アース線を取り付けてはいけない箇所 | 危険性 |
---|---|
水道の蛇口や水道管 | 現在はポリ塩化ビニール製の水道管が多く、アースとしての役割を十分に果たさない可能性があります。また金属配管だった場合でも電蝕と呼ばれる腐食が発生する可能性があるため危険です。 |
ガス管 | ガス漏れや引火、爆発の可能性があります。 |
電話のアース | 落雷の際に危険です。 |
避雷針 | 落雷の際に電流が家電に流れてしまい大変危険です。 |
漏電ブレーカーがあればアースは必要ない?
住宅の分電盤に付いている漏電ブレーカーは漏電を感知するとブレーカーが自動的に落ちて電流を止めてくれる装置です。漏電発生時にすみやかに電気の流れをストップしてくれることから、これがあればアースは不要と思われがちですが決してそうではありません。
漏電ブレーカーはアースへの漏電を感知して作動します。これはアース線を取り付けていない状況ではたとえ漏電が生じていても正常に働かないことを意味します。
人体への感電を防止するためのアースと、漏電発生時に電流をただちに止めることで、火災などを防いでくれる漏電ブレーカーはそれぞれが正しく設置されて、はじめて効力を発揮するということを覚えておきましょう。
漏電ブレーカーはアースへの漏電を感知して作動します。これはアース線を取り付けていない状況ではたとえ漏電が生じていても正常に働かないことを意味します。
人体への感電を防止するためのアースと、漏電発生時に電流をただちに止めることで、火災などを防いでくれる漏電ブレーカーはそれぞれが正しく設置されて、はじめて効力を発揮するということを覚えておきましょう。
アースの代わりになる?プラグ型漏電遮断器
[no_toc]アース端子がない場合、その対処法として「プラグ型漏電遮断機はアースの代わりになる。」と紹介する記事もありますが、本当にそうなのでしょうか。
プラグ型漏電遮断機の代表的な商品をご紹介するとともに、その機能や、アースの代わりになるか否かをチェックしてみましょう。
プラグ型漏電遮断機の代表的な商品をご紹介するとともに、その機能や、アースの代わりになるか否かをチェックしてみましょう。
テンパールビリビリガードプラグ形漏電遮断器
プラグ型漏電遮断機は、漏電を感知した際に、電気を遮断して漏電による感電や火災の被害を軽減してくれます。
分電盤の漏電ブレーカーは異なり、その遮断機に接続した家電製品のみに働くのが特徴です。
分電盤の漏電ブレーカーは異なり、その遮断機に接続した家電製品のみに働くのが特徴です。
これはいい。大元のブレーカーが切れるのでどの電気製品が原因か解らなかったが、これを購入し付け替えしていったら製氷機が原因と判明した。
http://urx3.nu/JHcH
プラグ型漏電遮断機はアースの代わりにはならない!
コンセントに差し込むだけで簡単に設置できるプラグ型漏電遮断器ですが、アースの代わりとしては使用できません。
プラグ型漏電遮断器は漏電を感知しなければ作動しません。アース線を取り付けない状態で万が一電子レンジに絶縁不良が発生した場合、電気を逃がす道がないため漏電は発生せず、人が機械に触れて感電して、はじめて電気を遮断する機能が働くことになります。
アース線を正しく取り付けた状態で併用して使えば、安全性をより高められるプラグ型漏電遮断機ですが、アース線を取り付けずに単体で使用してもアース線を取り付けることの代わりとして機能するわけではありません。
費用や手間はかかってしまいますが、アース端子がない場合には、工事を行ってアース端子付きのコンセントを設置することを検討しましょう。
プラグ型漏電遮断器は漏電を感知しなければ作動しません。アース線を取り付けない状態で万が一電子レンジに絶縁不良が発生した場合、電気を逃がす道がないため漏電は発生せず、人が機械に触れて感電して、はじめて電気を遮断する機能が働くことになります。
アース線を正しく取り付けた状態で併用して使えば、安全性をより高められるプラグ型漏電遮断機ですが、アース線を取り付けずに単体で使用してもアース線を取り付けることの代わりとして機能するわけではありません。
費用や手間はかかってしまいますが、アース端子がない場合には、工事を行ってアース端子付きのコンセントを設置することを検討しましょう。
電子レンジを安心して使うためにアース線は不可欠!
いかがでしょうか。ここまで電子レンジのアース線の必要性や、取り付け、取り外し方、取り付けない場合のリスクなどについてご紹介してきました。
実際に漏電が発生しなければ、電子レンジの買い替えまでその機能を使うことがないアース線ですが、安全に家電を使用するためにも不可欠であることがわかるでしょう。
近年電子レンジ本体については、漏電が起こりにくいように製品の改善がされています。しかしながら100%危険性を排除することは難しいのが現状です。安心して日々電子レンジを使うため、また万が一の時に自分自身や生活を共にする大切な人の命を守るためにも、アース線は正しく取り付けるようにしましょう。
実際に漏電が発生しなければ、電子レンジの買い替えまでその機能を使うことがないアース線ですが、安全に家電を使用するためにも不可欠であることがわかるでしょう。
近年電子レンジ本体については、漏電が起こりにくいように製品の改善がされています。しかしながら100%危険性を排除することは難しいのが現状です。安心して日々電子レンジを使うため、また万が一の時に自分自身や生活を共にする大切な人の命を守るためにも、アース線は正しく取り付けるようにしましょう。