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ケーキの型・クリーム・生地の種類|誕生日/ウェディング

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どんな種類のケーキが好き?

多くの女性が(男性も)心躍らせる、ケーキ。誕生日やクリスマス、大切な人とのデート、あるいは仕事を一生懸命頑張った後のご褒美としてなど、特別なときに食べる特別なスイーツではないでしょうか。

一口にケーキと言っても、たくさんの種類があります。種類が多すぎて選べない、なんてこともよくあります。

そして、ケーキの好みというものは、人によって千差万別です。甘くてクリームたっぷりのふわふわした種類のケーキが好きな人もいれば、洋酒の効いたどっしりめのが好きな人もいます。その両方が好きな人もいます。逆にどちらも苦手で、チーズケーキしか食べないなんて人もいたりします。

特別なスイーツだからこそ、自分の好みにぴったり合う種類のケーキを食べたい。でも、自分が好きなケーキの種類は何なのか。

この記事を読めば、あなたの好みのケーキはどんな種類なのか、きっとわかるようになるでしょう。

ケーキの生地の種類を大まかに分けると

大まかに分けると、ケーキには以下の種類があります。スポンジケーキ、チーズケーキ、チョコレートケーキ、バターケーキ、パイ、タルト、シュー。

それぞれの中でもたくさんの種類がありますし、すべてをこのとおりに分類できるわけではありません。また、モンブラン・ミルクレープ・ティラミス・バウムクーヘンなど、種類分けが難しいケーキもあります。プリンやババロアなどもケーキの一種になります。

パティシエの個性が出る部分でもありますから、近年はより細分化している傾向にあります。その中でも代表的な4種類について、詳しくご説明します。

スポンジケーキとは

砂糖・卵・小麦粉を泡立てて作るスポンジケーキは、ケーキ類のなかでも基本中の基本です。生地がシンプルなので、どんなクリームにもフルーツにも合います。

卵をしっかりと泡立てることで、その起泡性を利用して膨らませるのがスポンジケーキです。卵黄と卵白を別々に泡立てる別立て、一緒に泡立てる共立ての2種類があります。別立ての方がよりふんわり、共立ての方がしっとりした生地に仕上がります。

ショートケーキやロールケーキに使われることが多いですが、タルトの土台になったりコーヒーを染み込ませてティラミスに使われたりもします。

ちなみに、カステラもスポンジケーキの1種です。

チーズケーキの種類

チーズケーキには大きく分けると3つの種類があります。

まず、オーブンで焼いたベイクド・チーズケーキ。ニューヨーク・チーズケーキとも言います。型にパイ生地やクラッカーを砕いたものを敷き、チーズの入った生地を流し込んで焼いたものです。基本的にはクリームチーズで作ることが多いですが、カッテージチーズやマスカルポーネを使うこともあります。

次に、冷蔵庫で冷やし固めるレアチーズケーキ。クリームチーズと生クリームを混ぜた生地を、ゼラチンや寒天で固めたものです。

3つ目がスフレチーズケーキ。卵白を泡立てたメレンゲを使っているので、口どけの良いふわっとしたできあがりになります。実はこれ、日本発祥と言われていて、海外では「Japanese cheesecake」と呼ばれることもあります。

チーズケーキの多彩な楽しみ方

もちろんそのまま食べてもいいのですが、生クリームを添えたり、ジャムやはちみつをかけたりしてもまた違う味が楽しめるのがチーズケーキのいいところ。

また、生地にココアを入れればチョコレートチーズケーキに、抹茶パウダーを入れれば抹茶チーズケーキになります。他の素材とのマッチングもチーズケーキの魅力です。

カカオ香るチョコレートケーキ

チョコレートケーキといえば、ガトーショコラやザッハトルテを思い浮かべるのではないでしょうか。生地にチョコレートやココアパウダーが入っていたら、それはチョコレートケーキになります。

しかし、ガトーショコラやザッハトルテはチョコレートケーキのほんの一部でしかありません。生地・チョコレートの種類(ダーク・ミルク・ホワイト)、チョコレートを中に入れるのか外をコーティングするのかなどの違いにより、たくさんの種類があります。

チョコレートケーキの種類

チョコレートケーキの種類にはどんなものがあるでしょうか。

例えば、ナッツなどを入れて平たく焼いたブラウニー。ナイフで切ると中から熱いチョコレートが流れ出すフォンダン・オ・ショコラ。イギリス生まれのケーク・オ・ショコラ。チョコスポンジを使ったアメリカのジャーマンケーキ。クリスマスの定番ビュッシュ・ド・ノエルもチョコレートケーキの仲間です。

ヨーロッパでは18世紀からカカオを使ったケーキが作られるようになり、現在に至るまで本当にたくさんの種類のチョコレートケーキが誕生してきました。

材料や製法が同じでも、国によって見た目や味が少しずつ違います。好みのチョコレートケーキがあったら、それがどこの国が発祥なのか調べてみたら、なるほどと思うことがきっとあるでしょう。

バターたっぷりバターケーキ

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代表的なのがパウンドケーキです。小麦粉・砂糖・バター・卵を同量ずつ(1ポンドずつ)使うことからその名がつけられました。フルーツやナッツ、ドライフルーツを入れたりココアや抹茶パウダーを入れたりといろんなバリエーションがあります。

その他のバターケーキの種類としては、マドレーヌ・カップケーキ・バナナブレッドなどが挙げられます。いずれも材料を混ぜて焼くだけなので、ケーキ作りビギナーにはです。

ホールケーキとは?

ホールケーキというと、誕生日やクリスマスに食べる、切り分ける前の円柱状のデコレーションケーキを思い浮かべるでしょう。もちろん、それもホールケーキには違いありません。

ホール(whole)の意味は「全体」です。つまり、ホールケーキとは、カットする前のケーキのこと。四角いケーキやロールケーキも、カットする前の状態はホールケーキと呼ぶのです。

対して、ホールケーキからカットした部分はピースと呼びます。これは、ケーキの種類や材料に関係なく、同じように使われる呼び方です。

ケーキに使用する小麦粉の種類は?

小麦粉は、中に含まれるグルテン(タンパク質)の量によって、強力粉・中力粉・薄力粉の3種類に分けられます。ケーキに使われるのはそのうちの薄力粉で、グルテン含有量が少ないものになります。

この薄力粉の中でもいろんな種類があるのですが、よほどのこだわりがある場合以外は、市販の薄力粉を使用すれば問題はないです。

薄力粉はケーキの他にも天ぷらなどの料理にも使えますので、使い切れずに余ってしまうようなこともほとんどないでしょう。

小麦粉を使わないケーキ

小麦粉アレルギーの人、実は結構多いです。ケーキなど洋菓子は小麦粉を使っているのが当たり前ですが、最近はグルテンフリーのケーキも登場しています。

小麦粉の代わりに米粉を使っているので、味に大きな違いはありません。グルテンフリーのケーキを作っているお店もありますし、市販でグルテンフリーのケーキミックスも販売されています。

小麦粉アレルギーの人はもちろん、ダイエット中の人にもです。

のケーキの種類

ケーキの種類がどれほど多彩か、わかっていただけたでしょうか。

ここで、ケーキの種類のを発表します。

5位 フルーツタルト

生のフルーツがたっぷり載ったタルトはが高いです。季節によっていろんな種類のバリエーションが楽しめるのも理由の一つ。ざくざくのタルト生地とクリームと生のフルーツのハーモニー、たまりません。

4位 モンブラン

女性の強い、栗を使ったケーキ・モンブラン。栗の優しい甘さとクリームの相性が抜群です。中に栗の甘露煮が入っているものもまたおいしいです。栗ではなくサツマイモを使ったモンブランという別種類もあります。家で手作りもできますが、パティシエによって味も見た目もさまざまなので、お気に入りを見つけるのも楽しみです。

3位 ガトーショコラ

チョコレートケーキの代表選手。濃厚なチョコレートの味は一口だけでも満足感に浸れます。生クリームやジャムを添えて食べるとまた違った味わいを楽しめます。

実は、ガトーショコラ(ガトー・オ・ショコラ)はフランス語でそのまんま「チョコレートケーキ」のこと。ですので、他の種類のチョコレートケーキも「ガトーショコラ」なのですが、日本では生地にチョコレートを入れてしっかりと焼いたものを指します。

本場のフランスでは、生地がレア状態の方がおいしいとされているので、日本とはかなり違います。チョコレートケーキが好きな人は、いつか本場のガトーショコラも食べてみてください。

2位 ショートケーキ

ケーキといえばショートケーキ、その中でも苺のショートケーキはまさにケーキ・オブ・ケーキ。ベーシックだからこそ作り手の個性が光ります。はじめてのお店ではまずこれを買う、と決めている人もいることでしょう。

苺のショートケーキ以外にも、フルーツ多めの種類やクリームを味わう種類などさまざまあります。自宅で自分好みのショートケーキを作るのもまたよいです。

1位 チーズケーキ

もはや不動のはチーズケーキです。男女とも・年齢問わずにがあります。味も食感もいろいろあり、チーズが濃厚なものからあっさりしたもの、どっしり固めのものからとろっとなめらかなものなどとにかく種類のバリエーション豊かです。

チーズケーキの歴史は長く、古代ギリシャの時代から食べられていたそうです。現在の形になったのは中世から。日本に伝わったのは戦後です。

いろんな種類のケーキの中でも、私たちと付き合いが長いチーズケーキ。自分好みのチーズケーキを探していろんなものを食べ比べるのも楽しいです。

ケーキの型の種類

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ケーキの型の種類と聞くと、ホールケーキの大きさを表す4号・5号といったものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。確かにそれも種類の一つではありますが、それ以外にも、形・材質などによってさまざまな種類があります。

ケーキを自作してみようと思う人は、どんなケーキを作りたいかによって用意する型が変わってきますので、ぜひ参考にしてください。

型の材質

一般的に多いのが、焼き上がりにムラができやすいが錆びにくく扱いやすいステンレス製・安価できれいな焼き色がつくが錆びやすいブリキ製・焦げ付きにくくシフォンケーキ型に多いアルミニウム製でしょう。

最近は、フッ素加工やシリコン製の型も登場しています。どちらも使い勝手が良く手入れもしやすいので、ビギナーにです。

また、紙製のパウンドケーキの型・カップケーキの型もあります。これは100円ショップなどでも手に入り、型から取り外す必要がないので非常に楽です。そのままラッピングしてプレゼントにもできます。

底が取れるか取れないか

ケーキ型の底が外れるタイプの型があります。焼き上がった後、側面と底を別々に外せるので、型からきれいにケーキを外すことができます。

底が取れない共底タイプの型は、ケーキを外すときに失敗する可能性があります。しかし、あらかじめオーブンシートを敷いておけば問題はありませんし、底が外れるタイプよりこちらの方が安価で手に入ります。

汎用性があるのは後者なので、まず買ってみようと思った場合は共底タイプで問題ありません。

形の違い

まずはスポンジケーキなどで使われる円筒の型。直径○㎝という表記がありますので、作ってみたいケーキのレシピにあるサイズで選ぶとよいでしょう。

長方形のパウンドケーキ用の型も、長い辺の長さで○㎝という表記があります。17㎝~24㎝までいろいろありますが、プレーンなど具材を混ぜないパウンドケーキの場合は小さめを、フルーツなど具材を混ぜて作りたい場合はもう少し大きめの型を使用するとちょうどよいです。

他にも、シフォンケーキ用、タルト用、マフィン用、マドレーヌ用などたくさんの種類があります。

ただ、シフォンケーキをパウンド型で作ることもできますし、型のいらないタルトの作り方もあります。必ずしもその型が必要とは限らない場合もありますが、ケーキ作りに慣れていない人は、まずはレシピどおりに作ることをします。

ケーキに使用するクリームの種類

ケーキの中にサンドしたり、デコレーションに使ったり、ただ添えたりと、いろんな形でケーキのお供をしてくれるクリーム。中には、主役はクリームと言えるようなケーキもあります。

そのクリームも、材料によってさまざまな種類があります。あなたのお好みのクリームはどれでしょうか。

生クリーム

クリームと言えばイコール生クリームと言っても差し支えないでしょう。牛乳から乳脂肪分以外のものを除去した脂肪分18%以上のものが生クリームと定義づけられています。

中でも、ケーキに使われるホイップ用の生クリームは、脂肪分が30~48%のものです。脂肪分が高ければ高いほど味が濃厚でコクが感じられます。また、余計なものが入っていないので、消費期限が短いです。

ちなみに、「ホイップクリーム」という名称で販売されているものもありますが、これは原料が植物性脂肪で、生クリームの代替品です。安くて日持ちはしますが、砂糖や添加物が入っています。

ケーキのデコレーションなどには使えますが、あくまで生クリームとは別物だと覚えておいた方がいいでしょう。

チョコレートクリーム

湯せんで溶かしたチョコレートに生クリームを混ぜたものがチョコレートクリームです。ガナッシュとも言います。

生クリームと同じように泡立てればスポンジケーキのデコレーションになりますし、泡立てずに滑らかになるように混ぜればケーキにサンドしたり、丸めて固めればトリュフになったりします。

どの種類のチョコレートを使うかで生クリームの分量が異なりますので、自作する場合はレシピをきちんと確認しましょう。

カスタードクリーム

卵黄・砂糖を混ぜ、小麦粉を加え、温めた牛乳を加えてとろみがつくまで加熱すると、カスタードクリームができます。生クリームに比べて安価なので、いろんな洋菓子に使われています。ケーキでは、フルーツタルトとの相性が抜群です。

また、加熱しても変質しないという特徴があるので、焼く前に生地の中に挟み込むことができます。ケーキ以外にも、クリームパンやたい焼きの中身に使われているのはそういう理由があるからです。

バタークリーム

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バタークリームというと、小さい頃に食べた、甘ったるくて安っぽいケーキというイメージがあるのではないでしょうか。実際、冷蔵・冷凍設備が普及し生クリームが主流になるまでは、それの代用品としてバタークリームを使うことが多くありました。

基本的なレシピとしては、バター・砂糖・卵白を、空気を入れながらよく混ぜ合わせるだけです。しかし、レシピのバリエーションが多く、全卵を使ったもの、卵を使わず水あめを入れるもの、メレンゲを入れるものとさまざまあります。

ジャムやシロップで味付けをすることもできますので、いろんな味の種類のクリームを作ることができるのもバタークリームの特徴です。

誕生日ケーキ

バースデーケーキといえば、その日の主役の好みに合わせて用意することが多いでしょう。

中でもが高いのが、生クリームのデコレーションケーキ、フルーツたっぷりのタルト、チョコレートケーキ。もちろん、主役が好きなら、チーズケーキだってモンブランだって、誕生日プレートを付ければバースデーケーキになります。

しかし、ここでしたいのが、プリントケーキです。写真を食べられる紙に印刷しケーキの上に貼りつけるので、世界に一つしかないケーキができあがります。誕生日はもちろん、結婚記念日などのアニバーサリーにもとてもです。

プリントケーキはもちろん街のケーキ屋さんでもやっているところはありますし、ネットで注文ができるお店もあります。

大切な人のために特別なケーキを用意できたら、いいサプライズになりますね。

ウェディングケーキの種類

ケーキカットやファーストバイトと言えば、結婚式で盛り上がる場面の一つ。ですから、新郎新婦はどんなウェディングケーキがいいか、とっても悩みます。

ウェディングケーキも多様化しており、何段にも重なったもの、スクエア型で一段だけのもの、イミテーションで一部のみが食べられるようになっているものなど、こだわりと予算との兼ね合いでいろんなものが選べるようになっています。

また、最近は、「カラードリップ」が流行っています。新郎新婦がウェディングケーキの上から鮮やかな色のついたソースをかけ、参列者の前でケーキを完成させるという演出です。

他にも、フルーツいっぱいのケーキやお花で飾りつけられたケーキ、プリントケーキなどもあります。あえて台座のスポンジを見せるネイキッドケーキ、カップケーキをタワー状に並べたカップケーキタワーといった変わり種もあります。

結婚する予定がある人もない人も、どんな種類のウェディングケーキがいいかしらと調べて妄想するだけでも楽しいです。

好きなものについて知ることの意義

非常にざっくりとですが、ケーキについておわかりいただけたでしょうか。

ケーキについての知識があると、あなたの好きなケーキはどんな種類で、その種類には他にどんなバリエーションがあって、ということは今まで食べたことのないこのケーキも好きかもしれない、ということがわかるようになります。

他のケーキについても、種類や材料が分かれば興味を持つことができます。大切な人へのプレゼントにはどんなケーキがいいか、探すときの手助けにもなります。

自分のために、大切な人のために、あるいは記念すべき日に、スペシャルなケーキを楽しんでください。
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