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なめこって何?
ぬるぬるとしたぬめりが特徴のきのこと言えば「なめこ」ですが、なめこを洗う洗わないで迷っている人は多いのではないでしょうか。実際になめこは洗う派と洗わない派に別れており、それが原因でけんかになってしまう方もいらっしゃるようです。
今回は、そんな洗うのか、洗わないのかが疑問視される「なめこ」をテーマにお送りします。早速ですが、まずは「なめこ」がどんなものなのか知識を深めておきましょう。
今回は、そんな洗うのか、洗わないのかが疑問視される「なめこ」をテーマにお送りします。早速ですが、まずは「なめこ」がどんなものなのか知識を深めておきましょう。
なめこはモエギダケ科スギタケ属
なめことは、「モエギタケ科スギタケ属」のきのこで、主にブナやナラなどの枯れ木や切り株に生えます。なめこは日本全国で栽培、生育することができるため古くから日本人の食文化に取り入れられてきました。このなめこは名前からも連想されるように表面がヌルヌルとした粘質に覆われていて、みそ汁などに入れると粘り気のあるオクラのような役割をします。見た目は山吹色の少し丸っこい傘が特徴的です。
状況別なめこは洗うのか・洗わないのか
通常なめこはスーパーなど市販されているものは真空パックなどのパックに入れられて販売しています。野菜コーナーの一角に置いてあるので、誰しも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。なめこのぬめりを敬遠して、あえて口にしないという人もいますが、「洗うとぬめりかなくなるのでは?」との考えから洗わないで使用する方もいるそうです。
さて、なめこは洗うのが正解なのか、洗わないのが正解なのか、ここではなめこの状況別にご紹介していきましょう。
さて、なめこは洗うのが正解なのか、洗わないのが正解なのか、ここではなめこの状況別にご紹介していきましょう。
真空パックされたなめこ
スーパーで販売されているなめこは、ほとんどの商品が真空パックされています。袋を開封したら普通の野菜なら洗いますがきのこは例外です。きのこは洗わなくても良いとされている植物で、そのまま調理に使用することができます。しかし、生育中についたごみやオカクズ、鮮度が落ちている、ぬめりを取りたい、そんな時は洗うことで落としてあげても良いでしょう。
気になる人は洗うという選択肢も間違いではないですし、洗わないのも間違いではないということです。
気になる人は洗うという選択肢も間違いではないですし、洗わないのも間違いではないということです。
天然のなめこ
天然で育ったなめこはやはりごみがついていることも考えられます。心配な場合は旨味を落とさない程度にサッと洗い流すと良いでしょう。天然のなめここそ、そのままいただくのが良いとされますが、調理前にザルで洗ってあげると表面についたごみなんかは落とすことができます。
缶詰のなめこ
なめこは真空パックされているもの以外にも缶詰で販売されている商品があります。缶詰に入っているなめこは洗わずにそのまま食べましょう。既に調理済みになるので、ご飯の上に乗せて醤油を垂らして食べるのがおすすめです。
冷凍保存したなめこは洗うか
冷凍なめこは解凍せずそのまま使う
つい安売りで買い過ぎてしまったり、使うつもりだったなめこが残ってしまった場合など、なめこは冷凍保存することが可能です。なめこを冷凍保存する場合、生のなめこであれば洗わずに手でばらしてから冷凍します。真空パックになっているものであれば、そのまま冷凍すると良いでしょう。
どちらのなめこにも言えますが、冷凍保存後はそのまま解凍せずに使用します。その際特に洗う必要はありませんが、どうしても洗う場合は使用する直前にサッと水通し、または湯通しを行います。冷凍保存したからと言って特別に洗う必要もありませんし、気になる場合だけで特に問題はありません。
どちらのなめこにも言えますが、冷凍保存後はそのまま解凍せずに使用します。その際特に洗う必要はありませんが、どうしても洗う場合は使用する直前にサッと水通し、または湯通しを行います。冷凍保存したからと言って特別に洗う必要もありませんし、気になる場合だけで特に問題はありません。
スーパーのなめこは調理の際に洗うか
上記でも触れましたがスーパーのなめこは真空パックにて販売されているものがほとんどです。真空パックされているなめこに限らず、スーパーで販売されているなめこは特別に洗う必要はありません。理由としては、やはりきのこ自体が洗ってから使用するという概念がないからです。ほこりが気になれば洗うのも良いですが、洗いすぎるとせっかくのうま味であるぬめりが落ちてしまうことも考えられるので、洗うとしても洗い過ぎには注意が必要です。
もしも洗う場合は、サッと素早く洗うことが鉄則だと言えるでしょう。
もしも洗う場合は、サッと素早く洗うことが鉄則だと言えるでしょう。
なめこのぬるぬるは洗うべきか
先述したように、なめこには汚れがついている場合があります。きのこは基本的に洗わなくても大丈夫とされていますが、気持ちサッと洗ってあげると良いでしょう。しかし「なめこのぬるぬるは洗うべきか」と言われたら、これは洗わない方が良いです。
ぬるぬるが苦手という人も中にはいらっしゃいますが、できるのであればぬるぬるは落とさず、あえてぬめりを活かした調理法をした方が良いでしょう。
ぬるぬるが苦手という人も中にはいらっしゃいますが、できるのであればぬるぬるは落とさず、あえてぬめりを活かした調理法をした方が良いでしょう。
なめこは洗い過ぎてはいけない
なめこは洗うとしてもサッと洗う程度だとご紹介しましたが、具体的になめこを洗いすぎるとどうなるかというと、まず、風味や旨みなどなめこ本来の味わいが薄くなってしまうことが挙げられます。そして、傷みも早めてしまうのです。
これらマイナス面があるため、洗う場合はサッと洗うこと、これは冷凍後であろうが調理前であろうがどんな時も同様に言えることを覚えておきましょう。
これらマイナス面があるため、洗う場合はサッと洗うこと、これは冷凍後であろうが調理前であろうがどんな時も同様に言えることを覚えておきましょう。
なめこを使ったレシピの紹介
なめこはぬめぬめとしたぬめりが非常に特徴的なきのこです。ぬめりを活かした調理法で美味しくいただいてはいかがでしょうか。
片栗粉でとろみをつけて頂くようなレシピであれば、なめこを入れても違和感なく美味しく食べる事ができるのでオススメです。
片栗粉でとろみをつけて頂くようなレシピであれば、なめこを入れても違和感なく美味しく食べる事ができるのでオススメです。
ねばねばうどん
食欲のない季節にこそ試していただきたいのが、こちらのねばねばうどんです。ねばねばした食品の代表格である、めかぶや納豆といった材料を合わせることで、なめこだけのぬめりはほとんど気になりません。和風だしをかけて頂いても良いですし、レモンドレッシングでさっぱりいただくのも食をそそるのでおすすめです。
なめこの卵とじ
味噌汁など和風な食し方だけがなめこの食べ方ではありません。こちらのレシピはなめこのぬめりを利用した卵とじです。味付けは焼肉のタレを使っているのでご飯と食べても相性ばっちりですし、お酒のつまみにもおすすめです。
ベーコンとキノコのミルクスパゲッティー
こちらのレシピはなめこをいれることでサラッと食べる事ができるミルクスパゲティです。なめこだけでなく色々なきのこを取り入れ、王道のベーコンのうま味と合わせればたべやすく、ランチにピッタリな一品の完成です。洋食好きな方こそ、なめこを使って挑戦してみてはいかがでしょうか。
なめこは洗っても洗わなくても大丈夫
今回は永遠のテーマともいえる「なめこ(きのこ)を洗う・洗わない」について解説して参りました。きのこを洗わずに使用する、というのに抵抗がある人は汚れを落とすつもりでサッと洗うと良いでしょう。ゴシゴシ洗うことは傷みを早めるだけでなく、美味しさも半減させてしまいます。
ぜひぬめりを活かした調理法で美味しくいただきましょう。
ぜひぬめりを活かした調理法で美味しくいただきましょう。