ケーキの号数の目安｜4号から10号までの直径・人数の目安

ケーキのお店でホールケーキを見てみると、サイズを「センチ（㎝）」と表記しているお店もありますが、だいたいが「号数」単位でサイズ表記しています。

「号数」表記がなぜ使われているのかというと、日本洋菓子交会連合会によると昔の尺貫法の名残とのことです。ケーキの円形の大きさを表すのに5・6号と使われているのは、昔の尺貫法から来ています。1号は直径1寸（約3㎝）を意味し、5号は直径5寸（約15㎝）となります。

尺貫法によると1号は直径約3㎝となります。そのため、ケーキの号数からサイズを計算する場合、「号数×3㎝」と計算することになります、号数からケーキの直径を算出することができます。

また、お店で販売している号数は4号サイズからで、5号や6号のサイズを買う人が多く、さらに上の号数では8号サイズまで販売しています。最近でこそ、1人用として3号のホールケーキが出回るようになりましたが、まだまだ一般的ではありません。

ケーキの種類は大きく分けて7種類あります。それぞれ下記の系統に分けられます。

・スポンジケーキ系（ショートケーキ・ロールケーキ・モンブランなど）
・チーズケーキ系（ベイクド・レアなど）
・バターケーキ系（パウンド・マドレーヌ・マフィンなど）
・チョコレート系（ガトーショコラ・オペラ・ブラウニーなど）
・パイ系（ミルフィーユ・アップルパイなど）
・タルト系（フルーツタルト・フロランタンなど）
・シュー系（シュークリーム・エクレアなど）

お店でケーキを買う際に、人数的にちょうどいいのがどのサイズなのか、悩んだことはないでしょうか。号数が直径の大きさを表記しているのものだと分かっていても、人数分にはどの号数を買うのが適しているのか分からないことも多いでしょう。せっかく買っても人数分が足りなかったら困ります。

ここでは、ホールケーキの場合の号数による大きさと、それに対する人数の目安についてご紹介します。号数別にご紹介するので、ぜひ参考にして下さい。

【直径】
4号サイズ直径：12㎝

【人数】
2～4人

【目的】
あくまで目安になりますが、一般家庭で十分な号数は4号や5号サイズになります。彼氏・彼女のふたりだけで食べる場合、または夫婦と子供2人の4人家族で食べる場合は一番小さい号数となる4号サイズを選ぶといいでしょう。子供が小さくて、ほとんどケーキを食べないのであれば、4号サイズで余裕がある大きさです。

【直径】
5号サイズ直径：15㎝

【人数】
4～6人

【目的】
一般家庭で十分な号数は5号サイズです。もっとも需要が多いのがこのサイズです。夫婦と子供2人、祖父母を加えた6人家族で食べる場合、5号サイズを用意するとちょうど良いでしょう。お年寄りの場合、若い人のようにケーキをたくさん食べるとは考えにくいため、5号のケーキを選べば十分足ります。

【直径】
6号サイズ直径：18㎝

【人数】
6～8人

【目的】
6号サイズは見た目もボリュームを感じる大きさになります。6人家族で子供がよく食べるという場合、6号サイズを選ぶと足りない事はなく安心です。一般的なケーキ店でショーケースに置いてある最大サイズは6号サイズになります。

大人5人の場合や甘い物が好きでたっぷり食べたいという場合には、6号サイズで余裕を持たせるとよいでしょう。

【直径】
7号サイズ直径：21㎝

【人数】
8～10人

【目的】
7号サイズは、親族を交えた大人数で食事会をするような祝いの席に適しています。また、7号サイズから上の号数になると、ケーキ店でも常備していないところが多くなります。そのため、注文を受けてから作るという事が多いため、予約が必要になります。

【直径】
8号サイズ直径：24㎝

【人数】
10～12人

【目的】
8号サイズは、大人数での食事会や誕生日などのパーティーに適した大きさになります。甘い物が好きな人や女性や子供が多く集まる会などでは、人数を多めに見積もってケーキを選ぶとよいでしょう。

店にもよりますが、一般的に店頭で販売されているケーキでは8号サイズが最大です。事前に予約しておかないと作成不可となる号数です。事前確認することをします。

【直径】
9号サイズ直径：27㎝

【人数】
12～14人

【目的】
9号サイズは、誕生日や記念日などの大人数のパーティーに適した大きさで、結婚式の二次会でも選ばれるサイズです。せっかくのパーティで、人数に対してケーキが足りないと盛り上がりに欠けがちです。「人数分より少し多いかも？」と思うくらいのサイズを選ぶのがベストです。

特注サイズとなるので、人数と用途を説明して、予約をしておきましょう。

【直径】
10号サイズ直径：30㎝

【人数】
14～16人

【目的】
10号サイズは、大人数でのパーティーやウェディングケーキとして用いられるようになりました。ただし、丸型のホールケーキは大人数分のカットが難しくなります。そのため、切り分けの心配があるのであれば、四角い形のスクエアケーキを用意する方が安心でしょう。

10号サイズも特注のサイズになるので、人数や用途を伝えて予約をする必要があります。

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スクエアケーキは、四角い形のケーキで、注文に合わせてかなり大きいサイズも作られるのが特徴です。最近では結婚式やホームパーティーなどで用いられることも増え、ホールケーキよりも切り分けやすい利点があります。

スクエアケーキの号数は直径ではなく縦×横のサイズで表し、ホールケーキ同様、号数の大きさはそれぞれ3㎝刻みになります。ホールケーキよりもスクエアケーキのほうが多少容量が多くなります。

【直径】
4号サイズ：12×12㎝

【人数】
2～4人

【目的】
形が四角になり、容量がホールケーキよりも大きいのがスクエアケーキの特徴です。人数分としてはカップルや夫婦、小さい子供のいる家族などが想定できます。

スクエアケーキは、店頭に並ぶことは少なく、基本的に注文生産です。フルーツをふんだんに使ったケーキ、写真ケーキ（オリジナルの写真シートでデコレーションするケーキ）も増えてきました。

【直径】
5号サイズ：15×15㎝

【人数】
4～6人

【目的】
誕生日やちょっとした記念日に、家族や友人など少人数でのお祝いの席でなのが5号サイズです。ホールケーキよりやや容量が多いので、あまり甘い物が好きではない、または、それほと量を食べられないという人がいる場合、丁度よい大きさになります。

また、5号サイズのケーキは、お祝いやお祝い返し、お土産などで贈るケースにも最適です。

【直径】
6号サイズ：18×18㎝

【人数】
6～8人

【目的】
6号サイズは、「ちょっと大きいかな？」と感じられる大きさになり、誕生日や記念日などのお祝いにです。このサイズから、家族で食べるには多すぎるサイズになっていきます。友人や親せきで集まったお祝いの席で用意するのに最適です。

【直径】
6号サイズ：21×21㎝

【人数】
8～10人

【目的】
かなりのボリュームとなるため、大人数でも十分余裕があるケーキです。多人数でのお祝いやホームパーティーの席でのケーキに適しています。予定人数が多少前後しても、調整が利くので、このサイズはです。

【直径】
8号サイズ：24×24㎝

【人数】
10～12人

【目的】
8号サイズから、ウェディングケーキとしても使える大きさになります。結婚式だけでなく、誕生日や記念日、お祝いなどで用意するとよいでしょう。大きいサイズとなるため、デコレーションの幅が広がり、フルーツなどで鮮やかにデコレーションすることができます。そのため、華やかなパーティーのケーキとして最適です。

【直径】
9号サイズ：27×27㎝

【人数】
12～14人

【目的】
9号サイズはウェディングケーキとしても、大人数のパーティーでのケーキとして適しています。誕生日や記念日、結婚式の二次会やコンパ、仲間内でのお祝いの席などでもケーキです。

このサイズは、大きさや重さで嵩張ります。そのため、持ち運びに苦労することになります。玄関まで運んでもらえるネットショッピングで購入するほうがいいでしょう。

【直径】
10号サイズ：30×30㎝

【人数】
14～16人

【目的】
ウェディングケーキや二次会でのある、大きな特注サイズのケーキです。パーティにどれくらい参加するのか分からない場合には、四角くカットしていくだけでスクエアケーキがです。パーティーの参加人数に変動があっても、調整ができるので安心です。

ケーキの号数は1号＝直径3㎝を意味するため、1号大きくなるごとに3㎝直径が長くなります。そのため、5号サイズであれば、5号×3㎝=直径15㎝となります。ただし、号数の基準はケーキそのものの大きさではなく、焼く際に使う型の直径です。

ケーキは焼き上がりやデコレーションの方法、お店によっても、サイズが異なる事があります。もしも不安な場合は販売スタッフに相談すると安心です。

街に出ればいろいろなお店を見かけます。ケーキ店、モーニングに力を入れているカフェ、ランチメニューがお得なレストラン、こだわりのダイニングバーなどさまざまです。また、おしゃれで女性にお店やがっつり食べられるお店など、ジャンルも実にさまざまです。

以下では、ほんの一部をご紹介します。世の中にはいろいろな情報が出回っているので、自分に合ったお店を見つけ、毎日を楽しく過ごしてはいかがでしょうか。