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食べることができる花の種類13選|食べ方4つ

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食べることができる花って?

食べられる花をご存知ですか。おしゃれな料理の上に飾られている食べられる花をよく見かけますが、それだけではありません。普段何気なく食している食べ物の中に、実は植物の花が隠れています。

食べられる花と聞くととてもロマンチックで夢がありますが、食べられる花とはいったいどのようなものなのでしょうか。

エディブルフラワー

エディブルフラワーとは、植物の花の部分を食材として使用することを指します。「食用花」とも呼ばれていて、味よりも食卓の彩りとして使用されています。

私たちに馴染みのあるところでいうと「ブロッコリー」や「カリフラワー」、「ふきのとう」や「ハーブ」もエディブルフラワーの一種です。基本的に毒がなく、食べられる花は全てエディブルフラワーと呼ばれています。

食べることができる有名な花の種類・栄養価と食べ方

みなさんは食べられる花をどれだけ知っていますか。また、どんな花を食べたことがありますか。ブロッコリーやカリフラワーも植物でいうと花の部分ですが、どちらかといえば野菜として有名です。

普段花屋さんで見かける花でも、実は食べられるものがたくさんあります。食べられる花にはどのような栄養があるのでしょうか。食べられる花の種類についてご紹介します。

食べられる花の種類13選

花は私たちの生活に彩りを与えてくれる存在です。花をもらうと嬉しい気持ちになりますし、きれいな花は癒しにもなります。おしゃれな料理の上に食用の花が乗っているところを見たことはありませんか。

普段観賞用として愛でている花は食べる事を躊躇してしまいますが、食べられる花の種類にはどのようなものがあるのでしょうか。

種類1:カーネーション

母の日にプレゼントをする花の代表とも言えるカーネーションは、実は食べられる花の一つです。カーネーションの花は渋みがなく、食材として非常に使いやすいのが特徴です。食物繊維や糖質が豊富で、疲労回復に効果があります。

カーネーションは、主に花びらの部分を食べます。ゼリーやケーキ、クッキーなどのデザートだけでなく、お酒に漬け込むカーネーション酒もです。

種類2:カモミール

カモミールは「マザーハーブ(母の薬草)」と呼ばれるぐらい有名な食用ハーブです。カモミールには鎮静効果があり、不眠症の改善や消化促進、美肌効果など女性に嬉しい効果がたくさんあります。

カモミールはカモミールティーにして飲むのがポピュラーですが、サラダの彩りやケーキの飾りとしても使用できます。「踏まれても丈夫に育つ」といういわれがあるぐらい丈夫なので、自宅で育てることも可能です。

種類3:サクラ

桜の塩漬けやジャムを食べたことはありませんか。淡いピンクと独特の甘さが癖になる一品です。桜といえば春に公園などでお花見をしますが、食用として使用される桜と、公園などに咲いている桜とでは種類が違います。

一般的に食用にされている桜は「普賢象」や「関山」といった八重桜です。八重桜は花の色が濃く、花のつき方も豪華なので、食用としての見栄えが良いのが特徴です。

種類4:キク

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菊は食べられる花として一番有名なのではないでしょうか。食用の菊は「食用菊」として栽培されているもので、花屋さんで見かけるものとは違います。菊はもともと中国で延命長寿の花として、お茶や漢方薬として飲まれていました。現在の食用菊は苦味が少なくなるように品種改良されています。

茹でておひたしにしたり、酢の物やてんぷらにして食べられています。刺身やちらし寿司のつまにされているのも、食用菊です。

種類5:サフラン

サフランとはアヤメ科の植物で、雌しべの部分を乾燥させた香辛料です。香りが非常に強いのが特徴で、パエリアやブイヤベースによく使われています。

ひとつまみで料理が鮮やかな黄色になります。サフランは一般的なスパイスよりも価格帯が高く、高価な物です。魚介の生臭さを消す役割をしています。

種類6:ディジー

ディジーは別名「雛菊」と呼ばれている、菊の仲間の花です。小さく可愛い鞠のような花をつけます。ディジーとは「Day’s eys(太陽の目)」が鈍った名前だとされています。

芯には苦味がありますが、花びらの部分は甘みがあり食べられる花とされています。甘く強い香りが特徴です。

種類7:ひまわり

ハムスターなどの小動物の餌には、よくひまわりの種が使用されます。ひまわりは種だけでなく、花、茎、葉まで食べられる植物です。ひまわりもキク科の植物なので、食用できる部分が多くあります。

ひまわりは大きく成長する植物のため、成長するにつれて茎や葉は固くなっていきます。しかし、ひまわりは油にもなるため栄養価が高いのが特徴です。

種類8:マリーゴールド

鮮やかな黄色がかわいいマリーゴールドも食べられる花です。マリーゴールドには、サプリメントとして販売されているルテインが含まれています。ルテインは活性酸素を抑えたり、有害な光を吸収したりと、主に眼を守る働きをしています。

ルテインはケールにも含まれていますが、マリーゴールドと比べるととても少ないです。マリーゴールドは独特の香りが特徴なので、ハーブティーによく使用されています。

種類9:ローズ

食べられるローズに魅せられて起業した女性もいるように、ローズには食べられる花としての夢が詰まっています。大腸機能の強化や老化防止、免疫力の強化といったさまざまな効能があり、体と心を回復してくれます。

食べられる花は野菜や果物に比べて栄養価が高い物が多く、ローズもその一つです。ビタミンCはレモンの約17倍、ビタミンAはトマトの約20倍もあります。

種類10:パンジー

パンジーはイエローヤパープル、ブルーやピンクなどさまざまなカラーバリエーションがあります。花びらも華やかなので、料理への彩りに最適なエディブルフラワーです。味はレタスに近く、淡白なので料理自体の味付けを邪魔しないのも特徴です。

エディブルフラワーをあまり使用したことがない人には、まずはサラダに入れてみるのがです。慣れてきたらクラッカーにのせたり、ヨーグルトに飾ってみると良いでしょう。

種類11:ビオラ

ビオラはパンジーとよく似ていますが、パンジーよりも花の大きさが小ぶりでかわいらしい見た目をしています。エディブルフラワーとしてはパンジーと同じで使いやすく、定番の花です。

香りは良いですが味はあまりしないので、パンジーと同じように料理の味を損なうことはありません。食物繊維やビタミンも豊富なので、優秀なエディブルフラワーだと言えます。

種類12:はまなす

はまなすは「Japanese Rose」とも呼ばれていて、赤紫色や白い色の花を咲かせます。はまはすの実の部分は食べられることで有名ですが、はまなすの花の部分も食べることができます。

はまなすの花はビタミンCが多く含まれており、美肌効果など女性に嬉しい効果があります。はまなすの花の蕾は、乾燥させればお茶として飲むことも可能です。また、はまなすの花にはリラックス効果があります。

種類13:ハイビスカス

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紅茶やジャムとして有名なハイビスカスも食べられる花としてです。しかし、私たちのよく知っているハワイに咲いているようなハイビスカスと、食べられるハイビスカスには違いがあります。

食べられるハイビスカスは「ローゼル種」という物で、ハビスカスティーやジャムに使用されているのは、花が枯れた後の実の部分です。ハイビスカスティーは、クレオパトラが愛した飲み物としても有名です。

Aカロチンを含んだ食べられる花

Aカロチンは、βカロチンと同じカロチノイドの仲間です。ニンジンやかぼちゃ、のりに多く含まれており、ビタミンAやβカロチンよりも高い栄養素を持っています。普段の食生活の中で積極的に摂取しようとあまり意識しないAカロチンですが、Aカロチンを含んだ食べられる花には、どのような花があるのでしょうか。

花1:カレンジュラ

カレンジュラは別名「キンセンカ」とも呼ばれています。カレンジュラは鮮やかな黄色がとてもかわいい花で、カクテルに浮かべたり、お菓子に混ぜ込んだりするのがです。柑橘系の甘い香りが特徴で、マリーゴールドとよく似ていますが、違う花です。

リンゴに含まれるAカロチンは100g当たり約18mgですが、カレンジュラには100g当たり約9400gのAカロチンが含まれています。カレンジュラには、ビタミンAもパセリより豊富に含まれています。

花2:ナスタチウム

ナスタチウムは葉が丸く蓮の葉に似ていることから「金蓮花」とも呼ばれています。オレンジや黄色の花にはピリッとした辛味があり、サラダのアクセントになります。

ナスタチウムには、Aカロチンが約1900mg含まれています。私たちが普段口にする野菜は果物にはAカロチンがそこまで多くは含まれていないので、この数値は食べられる花ならではといえます。

ビタミンCを多く含んだ食べられる花

ビタミンCは私たちの食生活の中で欠かせない栄養です。タバコやストレスなど、ビタミンCを体内から奪う物はたくさんありますし、ビタミン不足は体調管理に深刻な影響を与えます。最近ではサプリメントでも手軽にビタミンCを補給できますが、ビタミンCを多く含んだ食べられる花には、どのような種類があるのでしょうか。

花1:カーネーション

カーネーションには100g当たり約78mgのビタミンCが含まれています。他にも食物繊維や糖質が多く含まれおり、便秘の改善に効果があります。見た目も華やかで女性に嬉しい効果がたくさんあるのが、カーネーションの特徴ではないでしょうか。

花2:スナップドラゴン

スナップドラゴンとは、金魚草のことを指します。金魚がひらひらと泳いでいるような花びらが特徴で、カラーバリエーションも豊富です。

スナップドラゴンは熱に強いので、炒め物にもできる珍しい花です。100g当たり250mgのビタミンCが含まれています。食べられる花の中でもスナップドラゴンはビタミンCが豊富です。

花3:バラ

バラには栄養がたくさん含まれています。植物性女性ホルモンのエストロゲン、アントシアニン、ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンAなどです。バラに含まれるビタミンCは、レモンの17倍と言われています。

花4:パンジー

バンジーも食べられる花の中でも栄養素が高いです。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB1、カリウムなどが含まれています。花もカラフルなので目にも楽しい花です。パンジーには100gあたり130mgのビタミンCが含まれています。

食べられる花の食べ方

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食べられる花にはたくさんの種類があることがわかりましたが、実際に食べられる花を手に入れても、どのように調理したら良いかわからないという方がほとんどなのではないでしょうか。食べられる花の調理法をご紹介します。

レシピ1:タコとベビーリーフのカルパッチョ

まずは「タコとベビーリーフのカルパッチョ」です。タコはカルパッチョにすると美味しく食べられますし、野菜を取ることもできます。食べられる花を飾りとして入れれば、まるでお庭のような盛り付けにすることができるのでです。

【材料】

ゆでタコ 足1~2本分

ベビーリーフ・エディブルフラワー 適量

☆ポン酢 大さじ1

☆オリーブオイル 大さじ2

☆塩・胡椒 少々

☆レモン汁 少々

☆マスタード 小さじ1/4

【作り方】

1.☆の材料を混ぜておきます。

2.ゆでタコを食べやすい大きさにカットします。

3.お皿にベビーリーフ、エディブルフラワー、タコを盛り付け、1をかけてできあがり。

http://www.recipe-blog.jp/profile/34109/recipe/290435

レシピ2:菊の花のツナサラダ

菊は食べられる花の代表です。黄色や紫色の菊の花、きゅうりの緑、ツナを入れると今風のサラダに仕上げることができます。しゃきしゃきとした菊の歯ごたえ、ほろ苦く独特の風味が特徴です。

【材料】

・菊の花 適量

    ・ツナ缶 小1缶

    ・きゅうり 1/2本

    ・酢 大さじ1/2

    ・〇マヨネーズ 大さじ1

    ・〇塩・黒胡椒 少々

    ・白ごま 適宜

【作り方】

①菊の花は花びらのみにし、熱湯に酢を入れてさっと茹でる。

     冷水にとり、しっかりと水気を絞る。

    ②きゅうりは半月切りにし、塩を振ってしばらくおき、水気を絞る。

    ③①、②、ツナ、〇を和え、器に盛り付け、白ごまを振る。

http://www.recipe-blog.jp/profile/8461/blog/14760157

レシピ3:お花溢れるHappy節分ごはん

「お花溢れるHappy節分ごはん」は、巻き寿司と添え物のサラダの彩りがとても綺麗な料理です。カラフルな料理は目にも楽しく、食べられる花には栄養もあるのでとても使い勝手の良い食材です。

お寿司の中にエディブルフラワーは入れませんが、サラダの彩りとして使用すれば、普通の野菜よりも高い栄養を取り入れることができます。

【材料】

中巻き1本・2人分

酢飯・・・ 200g

海苔・・・1 枚

粗挽きこしょう・・・適量

粉チーズ・・・大さじ 2 ~ 3

エキストラヴァージンオリーブオイル・・・大さじ1と1/2程度

バジルの葉・・・数枚

具材

クリームチーズ・・・ 20g

カニカマ・・・3本

きゅうりスティック・・・長さ 20cm 1本

★サーモンフレーク・・・大さじ5

★マヨネーズ・・・小さじ1

<作り方>

1 ) ★を合わせて混ぜる。クリームチーズをスティック状にカットする。

  (サーモンフレークの代わりにツナ、きゅうりのほかにレタス、

   アボカドを入れるのもおすすめ。)

2 ) 海苔の全面に酢飯 130g を広げ、粗挽きこしょうをふる。

3 ) 2 をラップの上に裏返しておき、残りの酢飯を海苔の 2/3 程度まで広げ

   具材を中央にのせる。

4 ) 3 を巻き、巻きすで形を整える。

  (親指と人差し指で手前の海苔を持ち上げて、

  残りの指で具材を押さえながら巻くと巻きやすい。)

5 ) 4の表面にエキストラヴァージンオリーブオイルを塗り、粉チーズをまぶしてカットする。バジルの葉をのせる。

http://www.recipe-blog.jp/profile/174250/blog/17288289

エディブルフラワーの調理法を知りたい方は?

エディブルフラワーはまだ認知度が低いので、一般的な食卓に馴染みのある食材手はありません。しかし栄養価が高く見た目もかわいいので、エディブルフラワーを使用したレシピが知りたいという方は多いでしょう。

そんな方へなのが「Mieko’s Garden EDIBLE FLOWER LIFE」です。約100種類のエディブルフラワーの種類が写真付きで載っているだけでなく、レシピもたくさん掲載されています。

食べられる花の注意点

花屋さんや庭、公園など、花はいたるところに咲いています。よく見かける花の中にも食べられる花があることがわかりましたが、その辺りに咲いている花を普通に食しても良いのでしょうか。食べられる花には何か注意点はないのでしょうか。

食用栽培

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食べられる花というのは、食用に栽培されている花です。花屋さんの花には農薬が使用されていますし、庭や公園に咲いている花は食用に栽培されているものではないので、うかつに食べてはいけません。

山菜などは別ですが、食べられる花は食べられる花として販売されています。エディブルフラワーを調べてみて、お店で購入すると良いでしょう。

食べられる花の購入先

食べられる花は見た目もかわいいですし、栄養価も高いのがわかりました。サラダやデザートに使用すればパーティー向けの料理にもなりますし、かわいいものや珍しいものが好きな女性にとっては話題の種にもなります。

食べられる花はもともと食用に栽培されているので、その辺りに咲いている花とは違います。食べられる花はどこで購入することができるのでしょうか。

1:夜のケーキ屋さん

まずは「夜のケーキ屋さん」です。夜のケーキ屋さんは新宿の歌舞伎町と、福岡の中州でデリバリーをしているケーキ屋さんです。スタンダートなホールケーキからオーダーメイドのケーキ、パーティー向けのケーキを注文することができます。

その中で、食べられる花であるエディブルフラワーをデコレーションしたケーキがあります。フルーツと一緒に乗せられたカラフルなエディブルフラワーのケーキはとてもがあります。

2:エディブルガーデン

エディブルガーデンは、業界最高水準の業務用エディブルフラワーを販売しているショップです。販売だけでなく、農薬を使用しないエディブルフラワーの栽培、卸売をしています。

ミントやタイムといった馴染みのあるハーブから、バラやビオラ、ナデシコといったさまざまなエディブルフラワーを販売しています。単品でも販売していますが、何種類かの花をミックスしたパックも販売しています。

3:土佐島津農園

土佐島津農園は高知県にある農園で、高知の温暖な気候を生かしたエディブルフラワーの栽培、通信販売をしています。注文の受注が入ってから早朝に花を摘み取り、梱包して発送します。

エディブルフラワーなのでもちろん無農薬で育てられています。さまざまな花をミックスしてパックされているものや、金魚草やナスターチュームなど、単品で販売されている物もあります。

見た目も綺麗で栄養もばっちり

食べられる花であるエディブルフラワーはあまり広く認知はされていませんが、野菜や果物に比べて栄養価も高く、何より見た目がすごく綺麗です。おもてなし料理や特別な日の料理の彩りとして乗せれば、周りとの差をつけることもできます。

その辺りに咲いている花とは栽培方法が違うので、エディブルフラワーは専門のショップで購入する必要があります。ぜひエディブルフラワーでおしゃれな料理を作ってみてはいかがでしょうか。

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エディブルフラワーは植物のため、火に強くはありません。そのため、必然的に生で食べることが多くなるのでサラダやスープのトッピング、デザートの飾りになります。やはり、エディブルフラワーは野菜や果物との相性が良いです。

野菜や果物の調理法によって、エディブルフラワーの見せ方も変わってきます。エディブルフラワーと相性の良い食材も一緒にチェックすると良いでしょう。
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