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賞味期限切れの缶詰は食べられる?チェック方法6選

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賞味期限とは

商品に記載された方法で保存した場合において、期待されるすべての品質を充分に保っていると認められる期限を示す年月日のことを賞味期限といいます。

賞味期限とは、おいしく食べることができる期限です。賞味期限を過ぎても食べることはできますが、賞味期限を過ぎれば過ぎるほど期待される品質(味など)ではなくなるため、自己判断による自己責任となります。

消費期限との違い

賞味期限はおいしく食べられる期限のことを言いますが、消費期限は安全に食べることができる期限のことを言います。賞味期限を過ぎても食べることはできますが、消費期限を過ぎたものは食べないことをします。

消費期限が過ぎている商品は変敗、腐敗している可能性が高いため、食べたことにより体調を崩すということが充分に考えられるからです。

缶詰の賞味期限はどれくらい?

地震や台風といった被害に合うことの多い日本に住む私たちにとって、災害対策をしておくことはとても大切なことです。来たるべき災害に備え、缶詰など食料を備蓄しているという方は少なくないでしょう。災害用の食料として缶詰を備蓄している場合、どのくらいの期間保存できるのか賞味期限について知っておく必要があります。

ここでは水産物・畜産物の缶詰、フルーツ・野菜の缶詰の賞味期限についてそれぞれ紹介していきます。

水産物・畜産物の缶詰

水産物・畜産物の缶詰の賞味期限は、製造日から3年です。水産物の缶詰としてはいわし缶やさば缶など魚系の缶詰めが、畜産物の缶詰にはコーンビーフなど肉系の缶詰があります。

フルーツ・野菜の缶詰

フルーツ・野菜の缶詰の賞味期限は製造日から2~3年です。水産物・畜産物の缶詰と比べると、フルーツ・野菜の缶詰は賞味期限が短くなっているので要注意です。フルーツの缶詰にはみかんやパイナップルなど、野菜の缶詰にはたけのこやスイートコーン、マッシュルームなどの缶詰めがあります。

賞味期限切れの缶詰のチェック方法6選

賞味期限が過ぎた缶詰であっても食べることは可能ですが、いくつかチェックしなければならない項目があります。ここでは、そうした場合にチェックするべき項目とチェック方法について紹介していきます。

1:缶が錆びていないか

まずチェックして欲しい項目は、缶詰が錆びていないかどうかです。缶詰が錆びている場合、缶詰自体が腐敗してしまっている可能性が高いです。缶詰は腐敗すると穴が開きやすくなり、開いてしまった穴から空気や水分と一緒に空気中に潜む微生物も中に入ってしまいます。

食料品は空気に触れると酸化してしまうため、缶詰が腐敗した場合には、目に見える穴が開いていなかったとしても、中のものを食べないようにしましょう。

2:缶のフタが膨らんでいないか

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続いてチェックして欲しい項目は、缶のフタが膨らんでいないかどうかということです。缶詰に穴が開くなどで中に微生物が入ってしまうと、ガスが発生し缶詰自体が膨らんでしまう可能性があります。また、缶詰の内部に腐敗が起こると水素が発生し、その場合にも缶詰自体が膨らんでしまいます。

缶詰が膨らんでいる=缶詰内に異変が行っているということになるため、食べないようにする必要があります。

3:缶のフタを押してもペコペコへこまないか

続いてチェックして欲しい項目は、缶のフタを押してもペコペコとへこまないかどうかということです。

缶詰のフタを押してペコペコへこむということは、缶詰内にガスが発生し膨張しているということになり食べることができないため、すぐに廃棄するようにしましょう。正常な状態の缶詰ならば、とても硬くて押してもペコペコ変形することはありません。

4:湿気の多い場所に置いていないか

続いてチェックして欲しい項目は、缶詰を置いていた場所です。缶詰は湿気の多い場所で保管していると錆びやすくなると言われているため、湿気の多い場所での保管は避けなければなりません。缶詰を備蓄している人は、今一度保管場所を確認する必要があります。

5:直射日光に当たっていないか

缶詰の置き場所に関するチェック項目ですが、直射日光が当たる場所に置いていないかどうかもチェックする必要があります。缶詰は湿気を避ける必要もありますが、同時に直射日光が当たらない場所で保管する必要もあります。賞味期限が長いと言われる缶詰ですが、それは適切な場所に保管した場合のことですので、保管場所については必ず適した場所に保管するようにしましょう。

6:温度の高い場所に置いていないか

缶詰を置いていた場所に関するチェック項目ですが、湿度の高い場所に置いていないかどうかもチェックする必要があります。湿度の高いじめじめした場所に缶詰を置くと腐りやすくなってしまうため、湿度の低い場所で缶詰は保管するようにしましょう。缶詰を保管するのに適した湿度は25度以下であると言われています。

缶詰の収納に!

缶詰の保管場所に迷っているのであれば、缶詰を保管するためにストッカーを買ってみてはいかがでしょう。缶詰の保管は湿気の少なく、直射日光に当たらない、湿度の低い場所が適しています。木でできているストッカーであるため風通しが良く、じめじめする心配はないため缶詰の保管に適しています。

またこちらのストッカーは一番下にペットボトルの保管ができるサイズであるため、災害用としての備蓄にです。

缶詰以外の食品の賞味期限

缶詰以外の食品にも賞味期限がありますが、どのくらいの賞味期限となっているのでしょう。レトルト食品、スナック菓子、乳製品、発酵製品の賞味期限について紹介していきます。

レトルト食品

レトルト食品は、缶詰と同じく災害時に重宝される食品です。レトルト食品には、おかゆ、カレー、ハンバーグをはじめとして、さまざまな商品が販売されており、バリエーションが豊富となっています。レトルト食品の賞味期限は、レトルトおかゆで1年~1年半、レトルトカレーで2~3年、レトルトハンバーグで3ヶ月~1年となっています。

レトルト食品は未開封で膨張していなければ、賞味期限が過ぎても2年は大丈夫であると言われています。

スナック菓子

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さまざまなお菓子メーカーから販売されているスナック菓子は、子供だけでなく大人にもがあります。スナック菓子の賞味期限はメーカ-により若干異なりますが、賞味期限を過ぎても賞味期限の1.5倍までの期間であれば大丈夫であると言われています。

乳製品

長期保存に向かないことで知られる乳製品の賞味期限は、開封していない状態で牛乳は1週間、ヨーグルトで約2週間であると言われています。開封してしまうと細菌が繁殖しやすくなるため、すぐに飲み・食べきる必要があります。

賞味期限が過ぎてすぐに食べれなくなるわけではありませんが、異臭がする、分離している、白いぶつぶつができている場合にはすぐに廃棄するようにしましょう。

発酵食品

納豆などの発酵食品は、発酵しているため消費期限はないと思われがちですが、他の食品と同様にあります。意外にも納豆の消費期限は短く、賞味期限をきれて1ヶ月経つようであれば処分した方がいいと言えるでしょう。その理由は、発酵した食品でも必ず腐敗するものだからです。腐敗した納豆は異臭がし、どろっと溶けているようになります。

賞味期限切れの缶詰は早めに消費しよう

缶詰の賞味期限について紹介していきました。賞味期限を過ぎても食べることはできますが、缶詰はおいしく食べることができる時期に食べるようにしましょう。また、もし賞味期限が切れた缶詰を食べようとしている場合は、今回紹介した6つのチェック方法でチェックすることを忘れないようにして下さい。

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