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マットレスの選び方
日本人の平均睡眠時間が8時間ですから、寝ている時間は人生の3分の1ということになります。この3分の1をいかに充実させられるかは、寝具にかかっているといっても過言ではありません。
とくに寝具の中でもマットレスは、おいそれと交換できるものではないので、しっかりと自分に合ったマットレスの選び方を知っておくことは大切です。マットレスの選び方で参考にしたいポイントをご紹介します。
とくに寝具の中でもマットレスは、おいそれと交換できるものではないので、しっかりと自分に合ったマットレスの選び方を知っておくことは大切です。マットレスの選び方で参考にしたいポイントをご紹介します。
体重
体重とマットレスの関係は、寝心地に影響を及ぼすので重要な選び方のポイントになります。自分の体重と合っていないマットレスを使っていると、疲れが取れなかったり、腰痛の原因になったりします。
体重が標準よりも軽い人のマットレスの選び方は、寝たときにマットレスが沈み込む度合いが少ないので、包み込むような寝心地が特徴の低反発マットレスを選ぶといいでしょう。
逆に標準体重よりも重い人のマットレスの選び方は、マットレスにかかる圧力が高くなり、マットレスが凹むので、柔らかい低反発マットレスは避けて、体重をしっかりと支えてくれる高反発マットレスを選ぶといいでしょう。
体重が標準よりも軽い人のマットレスの選び方は、寝たときにマットレスが沈み込む度合いが少ないので、包み込むような寝心地が特徴の低反発マットレスを選ぶといいでしょう。
逆に標準体重よりも重い人のマットレスの選び方は、マットレスにかかる圧力が高くなり、マットレスが凹むので、柔らかい低反発マットレスは避けて、体重をしっかりと支えてくれる高反発マットレスを選ぶといいでしょう。
厚み
マットレスの厚みは、厚ければ厚いほどいいとは限りません。厚いマットレスのメリットは、耐久性が高く、体をしっかりと支えてくれる、体圧分散性が高いという点です。半面、移動するのが大変だったり、通気性が低くなったりするといったデメリットもあります。
薄いマットレスは、軽量でお手入れが楽です。通気性がよく、気候によって他の寝具と組み合わせができるといったメリットがあります。その半面で、薄いため耐久性が低く、体を支える力が弱いので体に負担をかけてしまうといったデメリットがあります。
このようにマットレスの厚みは、「誰が使うのか」、「どのような環境下で使うのか」、「どんな効果を期待するのか」によって選び方のポイントが違ってきます。
薄いマットレスは、軽量でお手入れが楽です。通気性がよく、気候によって他の寝具と組み合わせができるといったメリットがあります。その半面で、薄いため耐久性が低く、体を支える力が弱いので体に負担をかけてしまうといったデメリットがあります。
このようにマットレスの厚みは、「誰が使うのか」、「どのような環境下で使うのか」、「どんな効果を期待するのか」によって選び方のポイントが違ってきます。
素材
ひと口にマットレスといってもさまざまな素材があります。選び方として、何を優先したいのかをハッキリとさせておくと間違いが少ないでしょう。
ボンネルコイル
最も普及している素材です。コイルが連結しているので、体を面でしっかりと支えます。耐久性が強く、コイルの部分に空間があるので通気性にも優れています。
デメリットとしては、コイルが連動しているので、寝返りを打つと振動が大きく、隣で寝ている人を起こしてしまう可能性もあります。通気性がよくて、固いマットレスが好きという人に合います。
デメリットとしては、コイルが連動しているので、寝返りを打つと振動が大きく、隣で寝ている人を起こしてしまう可能性もあります。通気性がよくて、固いマットレスが好きという人に合います。
ポケットコイル
コイルが連動しておらず、独立しています。体を面ではなく点で支える構造で、ボンネルコイルよりも柔らかめの弾力です。体に合わせて圧を分散することができるので、負担を軽減することができます。
デメリットとしては、腰や背中など一部のコイルに多くの圧がかかるので、ヘタレやすいという点です。通気性がよくて体にフィットするマットレスが好きという人に合います。
デメリットとしては、腰や背中など一部のコイルに多くの圧がかかるので、ヘタレやすいという点です。通気性がよくて体にフィットするマットレスが好きという人に合います。
綿(コットン)
日本でもおなじみの敷布団として使われてきたマットレス素材です。折りたたんで押し入れに入れることができるので、収納性に優れています。また、天日干しや丸洗いをすることもできるので、衛生面として優れています。
デメリットは、中の綿がヘタリやすいので、使っているうちに寝心地が変わってしまうという点です。部屋のスペースを有効利用したい人に合います。
デメリットは、中の綿がヘタリやすいので、使っているうちに寝心地が変わってしまうという点です。部屋のスペースを有効利用したい人に合います。
ウレタン
ウレタン素材は、体にかかる圧力を分散する機能に優れています。
デメリットとしては、空気が入り込む空間がないため保温効果が高いのですが、夏は暑さを感じやすくなります。バランスの取れたマットレスを選びたい人にです。
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デメリットとしては、空気が入り込む空間がないため保温効果が高いのですが、夏は暑さを感じやすくなります。バランスの取れたマットレスを選びたい人にです。
低反発ウレタン
ウレタン素材の反発力を低くしたマットレスです。体の圧力によってマットレスが変形するので、寝心地がよく、体圧を分散して体の一部分だけの負担を解消してくれます。
デメリットとしては、気温の変化によって固さが変わってしまうことと、寝返りが打ちにくい点です。柔らかい寝心地が好きという人に合います。
デメリットとしては、気温の変化によって固さが変わってしまうことと、寝返りが打ちにくい点です。柔らかい寝心地が好きという人に合います。
高反発ウレタン
ウレタン素材の反発力を高くしたマットレスです。体圧を分散するとともに反発力の高さによって、姿勢を整えながら寝返りも打ちやすくなります。
デメリットは、空気を保つための空間がないため、冬は温かいのですが、夏は暑いと感じることです。腰痛持ちの人にしたいマットレスです。
デメリットは、空気を保つための空間がないため、冬は温かいのですが、夏は暑いと感じることです。腰痛持ちの人にしたいマットレスです。
エアーブレス
繊維構造を持つマットレスです。網目状になった繊維構造で体圧を分散させ、高反発マットレスのように体をしっかりと支えます。さらに、通気性がよいという点で夏でも快適に眠ることができます。
デメリットとしては、耐久性が低く、使っているうちにヘタレやすくなってしまうことです。涼しくて、寝心地のよいマットレスが欲しいという人に合っています。
デメリットとしては、耐久性が低く、使っているうちにヘタレやすくなってしまうことです。涼しくて、寝心地のよいマットレスが欲しいという人に合っています。
ラテックス
ゴムの木の樹脂でつくられたマットレスです。ゴムと同じように反発力が高く、しっかりと体を支え、寝返りがしやすいという特徴があります。
デメリットは、ゴム素材であるため通気性が低く、蒸れやすいという点です。寝返りが打ちやすいマットレスを求めている人にピッタリです。
デメリットは、ゴム素材であるため通気性が低く、蒸れやすいという点です。寝返りが打ちやすいマットレスを求めている人にピッタリです。
固さ
マットレスの固さは、人それぞれの好みにもよります。「固い」「柔らかい」というのは、寝る人の感じ方であって、数値で表わせるものではありません。固さを表す数値には「ニュートン」という表示があり、それを参考にするという選び方もありますが、それでも「固い」「柔らかい」は個人の感覚に頼るしかありません。
一般的には、体重の軽い人は、柔らかめのマットレス、重い人は固めのマットレスを使うとよいといわれています。また、腰痛を抱えている人や上手く寝返りを打てないという人も固めのマットレスの方がよいとされています。
固さはマットレスの厚さなどほかの要素でも感じ方が異なるものです。購入するときには、寝心地などを実際に試すと失敗がなく安心です。
一般的には、体重の軽い人は、柔らかめのマットレス、重い人は固めのマットレスを使うとよいといわれています。また、腰痛を抱えている人や上手く寝返りを打てないという人も固めのマットレスの方がよいとされています。
固さはマットレスの厚さなどほかの要素でも感じ方が異なるものです。購入するときには、寝心地などを実際に試すと失敗がなく安心です。
価格
マットレスの選び方として、価格で決まるというケースは多くなります。マットレスの価格は、ピンからキリまであります。ホテルでも使われている有名ブランドのマットレスは、シングルサイズでも15~40万円します。市販されているマットレスも1万円を切るものから100万円近いものまであります。
マットレスは、見た目だけではこの値段の差はあまりよくわかりません。価格の差は中身と連動しています。同じスプリングでも安いものと高いものでは材料も製造方法も全く異なります。価格が高ければ、寝心地や耐久性もよいものになります。
たいていの人は、予算の範囲内で購入することになりますが「安物買いの銭失い」には注意しましょう。
マットレスは、見た目だけではこの値段の差はあまりよくわかりません。価格の差は中身と連動しています。同じスプリングでも安いものと高いものでは材料も製造方法も全く異なります。価格が高ければ、寝心地や耐久性もよいものになります。
たいていの人は、予算の範囲内で購入することになりますが「安物買いの銭失い」には注意しましょう。
通気性
マットレスの選び方で大切なのは、通気性です。通気性は、寝心地や衛生面に直結するからです。
通気性の悪いマットレスは、寝ている間に出た汗を吸収したままとなってしまうため、マットレスが蒸れて寝心地を悪くしてしまいます。また、マットレスに湿気がこもると、ダニや雑菌の温床になります。カビの原因にもなり、健康面でもよくありません。
通気性の悪いマットレスは、寝ている間に出た汗を吸収したままとなってしまうため、マットレスが蒸れて寝心地を悪くしてしまいます。また、マットレスに湿気がこもると、ダニや雑菌の温床になります。カビの原因にもなり、健康面でもよくありません。
固さのあるマットレスの選び方
マットレスの選び方で重要なのは、固さです。固さによって、寝心地が変わったり、体への負担も変わったりします。
ニュートン
マットレスの選び方で、固さを目安にする単位があります。それがニュートンです。「N」という単位で表示されます。これは、家庭用品品質表示という法律で決められている基準です。
目安としては柔らかめが60N未満、ふつうの固さは60N~100N、かためが100N以上というのが一般的な固さの基準になっています。
しかし、この数値はあくまでも参考であり、マットレスの選び方として固さがすべてではありません。フィット感や寝返りのしやすさなど、数値に表われないポイントもあるので、ニュートンだけ参考にした選び方は危険です。
目安としては柔らかめが60N未満、ふつうの固さは60N~100N、かためが100N以上というのが一般的な固さの基準になっています。
しかし、この数値はあくまでも参考であり、マットレスの選び方として固さがすべてではありません。フィット感や寝返りのしやすさなど、数値に表われないポイントもあるので、ニュートンだけ参考にした選び方は危険です。
低反発
低反発マットレスの選び方として「適度な反発力があるか」を確認することが大切です。低反発マットレスは、ゆっくり変形するというのがひとつの特徴となっています。しかし、変形した後にすぐに元に戻らず、そのままになってしまうマットレスは選ぶべきではありません。
高品質の低反発マットレスの選び方は、体の動きに合わせて、適度に押し返してくる物を選ぶことです。常に体にフィットして包み込むような寝心地をキープしてくれます。
高品質の低反発マットレスの選び方は、体の動きに合わせて、適度に押し返してくる物を選ぶことです。常に体にフィットして包み込むような寝心地をキープしてくれます。
高反発
高反発マットレスの選び方として「ある程度の沈み込みがある」という点です。高反発マットレスは、低反発マットレスに比べるとそれほど沈み込むことはありません。体重をかけると、ある程度のところまでは沈み込みますが、それ以上になると、押し返してくる反発力があります。この反発力のおかげで、寝返りが打ちやすい、体圧を分散しやすいということにつながります。
腰痛で悩んでいる人や、ギックリ腰になりやすい人などは、腰が沈み込まない高反発マットレスの方がよいとされています。
腰痛で悩んでいる人や、ギックリ腰になりやすい人などは、腰が沈み込まない高反発マットレスの方がよいとされています。
悩み別マットレスの選び方
普段使っているマットレスが体に合わないと、徐々に体に不具合が生じてきます。体の疲れを取るための睡眠が、かえって体に負担をかけてしまことになります。体に負担をかけないマットレスの選び方をしましょう。
腰痛
平均すると8時間は眠っています。体を寝かせたときに、どこに一番負担がかかるかという実験が行われました。その結果、お尻に44%、背中の上部や肩甲骨の周りに33%、脚に15%、頭に8%というものでした。実にお尻と背中だけで77%もの負担がかかっていることになります。
お尻と背中が沈み込むことで、腰痛の原因になります。沈み込むことで血行が悪くなります。また、寝返りが打ちにくくなるため、血行不良や筋肉、骨のゆがみなどが起こりやすくなり、筋肉疲労徐々に疲労して腰痛を発症します。さらに、椎間板に圧がかかるためギックリ腰になりやすくなります。
この負荷を分散させて、腰やお尻を沈み込ませないようにするためのマットレスの選び方としては、高反発マットレスを選ぶことです。反発力が強いため腰の部分が沈み込まず、体圧もしっかりと分散してくれます。
お尻と背中が沈み込むことで、腰痛の原因になります。沈み込むことで血行が悪くなります。また、寝返りが打ちにくくなるため、血行不良や筋肉、骨のゆがみなどが起こりやすくなり、筋肉疲労徐々に疲労して腰痛を発症します。さらに、椎間板に圧がかかるためギックリ腰になりやすくなります。
この負荷を分散させて、腰やお尻を沈み込ませないようにするためのマットレスの選び方としては、高反発マットレスを選ぶことです。反発力が強いため腰の部分が沈み込まず、体圧もしっかりと分散してくれます。
肩こり
肩こりは、肩周りの血行不良が原因で起こります。そのため、睡眠時にできるだけ肩周りに負担をかけないマットレスの選び方が大切になってきます。柔らかく沈み込むような寝心地のマットレスは、寝返りが打ちにくいので、肩周りの血流が悪くなってしまい肩こりになりやすくなります。適度に固さのあるマットレスを選びましょう。
また、血行が悪くなる原因としては、体が冷えることも関係しています。そのため、保温性に優れたマットレスを選びましょう。
また、血行が悪くなる原因としては、体が冷えることも関係しています。そのため、保温性に優れたマットレスを選びましょう。
寝方別マットレスの選び方
寝方にも仰向け、横向き、うつ伏せと人それぞれ癖があります。枕にも横向き用、うつぶせ寝用があるように、マットレスも寝方に合った選び方をするといいでしょう。
横向き
横向きで寝る人は、仰向けで寝る人とほぼ同じ割合です。横向きは、仰向けで寝るよりも、一方に体重がかかることになり、部分的に負荷をかけてしまう寝方になります。横向きで寝るときに一番ストレスのない寝方は、「横向きで寝たときに背骨がまっすぐになるようにする」ことです。そのためには、肩への圧力を下げるマットレスの選び方が大切になります。
横向きで寝るときのマットレスの選び方は、肩に負担のかかる固いマットレスは避けることです。肩の負担を少なくするためには、柔らかく包み込むような柔らかい低反発マットレスを選んだ方がいいでしょう。
横向きで寝るときのマットレスの選び方は、肩に負担のかかる固いマットレスは避けることです。肩の負担を少なくするためには、柔らかく包み込むような柔らかい低反発マットレスを選んだ方がいいでしょう。
うつ伏せ
[no_toc]うつ伏せは、顔や胸がマットレスに密着するため、安心感があってよく眠れるという人もいます。うつ伏せ寝は、腰をそらせる状態となるので、腰に負担をかけることになります。
うつ伏せ寝が習慣になっている人は、包み込まれるような感触の低反発マットレスを好む傾向があります。しかし、低反発的レスは、体の沈み込みが大きいので、腰だけでなく、肩こりの原因になります。
そのため、うつぶせ寝に合うマットレスの選び方は、沈み込みの少ない高反発マットレスにすることです。寝心地があまりよくないので、自然と仰向けに寝る習慣に移行することも期待できます。
うつ伏せ寝が習慣になっている人は、包み込まれるような感触の低反発マットレスを好む傾向があります。しかし、低反発的レスは、体の沈み込みが大きいので、腰だけでなく、肩こりの原因になります。
そのため、うつぶせ寝に合うマットレスの選び方は、沈み込みの少ない高反発マットレスにすることです。寝心地があまりよくないので、自然と仰向けに寝る習慣に移行することも期待できます。
種類別ベッドのマットレスの選び方
ベッドにはいろいろな種類があります。その種類に合わせてマットレスの選び方を考えなければ快適な睡眠を得ることはできません。
2段ベッド
子供部屋などに置く2段ベッドのマットレスの選び方には、2つのポイントがあります。ひとつは、通常のベッドよりもコンパクトにできているので、小さめのものを選ぶ必要があります。
もうひとつの選び方のポイントは、通気性です。2段ベッドは、意外と通気性が悪くなっています。とくに、下の段のベッドは、上の段のベッドに比べると空気がこもりやすくなります。また、主に子供が使うので、大量の汗もかくので、通気性のよいマットレスを選ぶことが大切です。
もうひとつの選び方のポイントは、通気性です。2段ベッドは、意外と通気性が悪くなっています。とくに、下の段のベッドは、上の段のベッドに比べると空気がこもりやすくなります。また、主に子供が使うので、大量の汗もかくので、通気性のよいマットレスを選ぶことが大切です。
ロフト
ロフトベッドは、高い位置に設置するタイプのベッドです。その下に机や本棚などの家具を設置して、狭い部屋を有効利用するのに便利です。
ロフトベッドは、通常のベッドよりも頑丈にできていません。そのため、マットレスの選び方も重さに耐えられるように薄めのものを選ぶようにしましょう。また、あまり厚みがあると、寝返りを打ったときにストッパーを乗り越えて落下してしまうという危険性があるので、ロフトベッドのマットレスの選び方は注意しましょう。
さらに、部屋の上の方というのは、暖かい空気は上に行くので熱が集まりやすくなります。とくに夏になると、暑苦しくなるので、通気性のよいマットを選ぶようにしましょう。
ロフトベッドは、通常のベッドよりも頑丈にできていません。そのため、マットレスの選び方も重さに耐えられるように薄めのものを選ぶようにしましょう。また、あまり厚みがあると、寝返りを打ったときにストッパーを乗り越えて落下してしまうという危険性があるので、ロフトベッドのマットレスの選び方は注意しましょう。
さらに、部屋の上の方というのは、暖かい空気は上に行くので熱が集まりやすくなります。とくに夏になると、暑苦しくなるので、通気性のよいマットを選ぶようにしましょう。
介護ベッド
介護ベッド用のマットレスの選び方で重要なのは、介護する人の状態を見極めるということです。たとえば、できるだけベッドから離れた生活を目指すという場合には、寝返りが打ちやすいマットレス、ベッドから離れやすい高さのマットレスが選び方のポイントになります。
一方、ベッドでの生活がほとんどだという人にとっては、床ずれ予防のための体圧分散マットレス、撥水加工がされたマットレス、通気性のよいマットレスなどが選び方のポイントになります。
介護する人の身体能力や生活の状況に合わせて、何を優先するのかを考えた選び方をするようにしましょう。
一方、ベッドでの生活がほとんどだという人にとっては、床ずれ予防のための体圧分散マットレス、撥水加工がされたマットレス、通気性のよいマットレスなどが選び方のポイントになります。
介護する人の身体能力や生活の状況に合わせて、何を優先するのかを考えた選び方をするようにしましょう。
和室のマットレスの選び方
和モダンを好む人も増えて、畳のよさも再認識されるようになってきました。お年寄りは、やはり和室で生活するとホッとします。和室には、フローリングやベッドとは違ったマットレスの選び方があります。
畳
畳にマットレスを敷くなら、畳に合わせたマットレスの選び方が必要になります。畳はフローリングと違って、湿度を調整する効果があります。そのため、フローリングに直接マットレスを敷くよりも、カビは生えにくくなります。
とはいっても、通気性の悪いマットレスを選んでしまうと、カビの原因になります。畳にまでカビが生えてしまうと、後が大変です。和室で使うマットレスの選び方は、通気性がよくて、たたむことができる収納可能なものを選びましょう。こまめに天日干しするようにしましょう。
とはいっても、通気性の悪いマットレスを選んでしまうと、カビの原因になります。畳にまでカビが生えてしまうと、後が大変です。和室で使うマットレスの選び方は、通気性がよくて、たたむことができる収納可能なものを選びましょう。こまめに天日干しするようにしましょう。
布団
和室では、敷布団を使うことになります。しかし、敷布団が薄い場合、畳に直接敷くと固すぎて、体に負担がかかることがあります。また、冬は底冷えして背中の方が寒く感じてしまいます。
そのような場合には、敷布団用のマットレスを敷布団の下に敷くと快適になります。そのときのマットレスの選び方は、通気性のよいものにしましょう。通気性のよいマットレスでも、敷きっぱなしにすると、カビが生えたりするので、必ず押し入れに収納するか、部屋の隅に畳んでおくようにしましょう。
そのような場合には、敷布団用のマットレスを敷布団の下に敷くと快適になります。そのときのマットレスの選び方は、通気性のよいものにしましょう。通気性のよいマットレスでも、敷きっぱなしにすると、カビが生えたりするので、必ず押し入れに収納するか、部屋の隅に畳んでおくようにしましょう。
健康のためにも自分に合ったマットレス選びを
自分に合った寝具の選び方は、健康のためにも非常に大切なことです。人生の3分の1を共にするマットレスは、睡眠の質を左右するので、とくに慎重に選びましょう。
マットレスは、いくら固さや素材がわかっていても、実際に寝てみないと自分に合っているかどうかわかりません。必ず、ショールームなどに行って体感してみることが選び方のコツです。時間はかかりますが、いくつか試しているうちに、必ず「これだ」と思えるマットレスに出会えるはずです。自分に合ったマットレスで、気持のいい朝を迎えましょう。
マットレスは、いくら固さや素材がわかっていても、実際に寝てみないと自分に合っているかどうかわかりません。必ず、ショールームなどに行って体感してみることが選び方のコツです。時間はかかりますが、いくつか試しているうちに、必ず「これだ」と思えるマットレスに出会えるはずです。自分に合ったマットレスで、気持のいい朝を迎えましょう。