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一人暮らしにネット回線・ネット環境の整え方・料金

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一人暮らしのネット回線の

一人暮らしを始める時、色々と準備しなければならないものや、環境を整えなければならないことはたくさんあります。家具家電を揃えて、ガス水道電気を開通させて、さあ終わり、ではありません。一人暮らしの目的は人それぞれです。「進学のため」「転勤のため」なんにしても今の世の中では、どうしても整えなければならない環境があります。「ネット環境」です。

しかしネットといってもその種類は膨大な数存在します。初めての一人暮らしだと。どのようにネット環境を整えればいいのか皆目見当もつかないことでしょう。中にはすでに一人暮らしをしていて、ネットの契約を検討している、または見直したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

人それぞれの用途によって、ネット環境は大きく変わっていきます。用途別のを踏まえつつ、「一人暮らしに最適なネット回線」をご紹介していきます。

WIMAX

モバイルルーターは持ち運びが可能なWIFIルーターです。パソコンにはもちろん、スマートフォンにも接続できますので、出先でネットをよく利用する人に回線と言えるでしょう。中でもWIMAXは、エリア拡大によって非常に便利に使えるようになったルーターです。回線速度も速く、一人暮らしならばこれで十分だという方も多いでしょう。

メリット

【家の中だけではなく外出先でもWIFIが使える】
一人暮らしで自分一人しか使う人がいないのだから、外出時も気軽に持ち運べます。サイズもコンパクトなので、ズボンのポケットや鞄に収納してもかさばりません。

【固定回線よりも料金が安い】
月7GBのプランだと「月額3696円」と、一人暮らしの財布に優しい料金設定がされています。auのスマホユーザーなら割引を受けることができますので、さらに安い料金でネットが使えるようになります。

【契約したその場ですぐに使える】
「今日一人暮らしを始めて、今日からすぐにでもネット回線が使いたい」という人には、即日ネット回線を利用できることは、何よりのメリットと言えるのではないでしょうか。

【キャッシュバックなどのサービスが豊富】
家電量販店でパソコンやタブレットのコーナーにポップが張り出されていたりします。キャッシュバックは条件が付いていることがほとんどなので、契約時によく確認しておくことが大切です。

デメリット

【エリア外だと繋がらない】
当然ですが、エリア外ではネットに繋ぐことはできません。稀にですが、エリア内でも接続が不安定な時があります。そういう場合は大抵、地下や建物の構造上電波が届きにくい、という理由から不安定になるそうです。店によってはレンタルが可能ですので、一人暮らしの家が決まっていたら一度レンタルして、実際に使って確かめた上で契約しましょう。

【速度制限がある】
固定回線と違ってモバイルルーターには「速度制限」が存在します。基本は月間無制限ですが「直近3日間で10ギガ以上」使っていると制限がかかるそうです。制限がかかっている状態でも、YouTube動画の標準画質レベルが視聴可能な速度はでるそうなのですが、気になる人は気をつけましょう。

光回線(フレッツ光、コラボ光など)

・ネットゲームが趣味
・youtubeなどの動画サイトをよくみる

家のパソコンをこのようなことに活用する、という人ならば、固定回線を契約することを推奨します。固定回線は、かつてはNTTと直接契約する「フレッツ光」が主流でしたが、現在はその回線を利用して提供される「コラボ光」が主流になってきています。

「コラボ光」は多数存在しています。よく誤解をされていますが、コラボ光はフレッツ光の回線をそのまま使っているので、品質はフレッツ光と全く同じです。しっかりと調べた上で自分に一番合ったコラボ光を選ぶことで、フレッツ光と全く同じ品質の回線が使えるうえに、さまざまなメリットを得ることができます。

メリット

【通信速度が速い】
光回線の1番の強みは、その通信速度です。フレッツ光ネクストや各携帯会社の光など回線では、上り下り最大1Gbpsを実現しています。実測でその速度が出ることはないのですが、それでもストレスフリーでネットが使えることは間違いありません。

【プロバイダが豊富】
プロバイダが豊富で、自分好みのメールアドレスやサービスを選べることも強みのひとつです。プロバイダによってサービスの内容が全く異なるので、わからなければ専門のスタッフに相談すると良いでしょう。

【コラボ光なら、料金に割引があることも】
一人暮らしの準備で家電量販店へ行く人は、自分の使っている携帯会社のコラボ光について詳しく聞いてみましょう。大抵の家電量販店には携帯コーナーが設けられており、スタッフが常駐しています。料金やサービスでどのくらいのメリットが得られるか確認してみましょう。家族向けの割引サービスになっていて、一人暮らしだとそこまで大きなメリットがない、なんてこともありますので注意が必要です。

【キャシュバックなどのキャンペーンが豊富】
タイミングが良ければ、期間限定のキャッシュバックで家電が安く購入できることがあります。一人暮らしを始める際には家電など何かとお金がかかるもの、話だけでも聞いてみる価値はあるでしょう。

デメリット

【工事が入る場合がある】
環境によっては工事が必要になる場合があります。工事が必要な場合はその立会いが必要になります。女性の一人暮らしだと、不安に思う方もいるでしょう。また工事の料金も発生しますので、なかなか痛い出費になります。コラボ光の中には工事代金が実質0になることがありますが、よく確認しておきましょう。

【開通まで時間がかかる】
開通までの期間が長いことも大きなデメリットと言えます。実際、工事のために業者が来てから「工事不可能」と判断されるケースもあります。いざ一人暮らしをしてみて、ネット環境が整うまでに一ヶ月以上かかってしまうのは、とても辛いことです。固定回線を引く場合は、一人暮らしをスタートする日から逆算して、なるべく早くに手続きを始めることをお勧めします。

ケーブルインターネット

ケーブルテレビがテレビにつなぐケーブルを利用して提供するネット回線です。一人暮らし用のマンションやアパートには初めから環境が整えられている場合があります。

メリット

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【料金が安い】
光回線に比べて格段に料金が安いのが特徴です。回線スピードにこだわりがないという方であれば、ストレスなく利用することができます。

デメリット

【回線速度が遅い】
安い代わりに、回線速度はフレッツ光と比べ物にならないくらい遅いです。一応プランによって速度は変わってくるのですが、一番回線速度が速いプランを選んだとしても「光より遅く、光より高く」ついてしまいます。早い回線が良いならば、「フレッツ光のエリア外」という止むを得ない事情がない限り、光回線を選んだ方が良いです。

一人暮らしのネット環境の整え方

インターネットの開通作業

持ち運びできるモバイルルーターは、契約してすぐにネット利用が可能なのですが、光などの回線を自宅に引いた場合は開通の手続きが必要になります。

選択するプロバイダによっては無料で開通の手助けをしてくれるサービスも存在しています。また、有料でも良いという方ならば、契約する店舗で出張設定をしてくれる場合もあります。機械に弱い人は特に、一人暮らしで周りに助けてもらえる人がいない、となると途方にくれることになりますので、その点をよく確認しましょう。

WIFI

家にネット回線を引いた場合、WIFIを使うには専用のルーターが必要になります。高ければ良いというものではありません。値段の高いものは「性能」も良いのですが、大半は「一戸建て向け」の製品です。一人暮らしする部屋の間取りにもよりますが、ワンルームや1Kならばそこまで高いものを用意しなくても大丈夫です。

また、契約した会社によっては無料や格安でルーターをレンタルすることも可能です。レンタルの利点は、「ルーターが不調の時に無料で交換対応してもらえること」です。購入しても全く問題はないのですが、雷で停電してしまった時などに故障をしてしまったら買い換えなければならなくなります。性能的にみても一人暮らしで使うのであれば、レンタルでも全く問題はないでしょう。

一人暮らしのネット代の料金ってどのくらい?

一人暮らしの毎月の生活費は、諸々含めると結構な額になります。削れるところは削りたいという思いから、なるべく安いネット回線を選択肢に入れる方もいらっしゃるでしょう。各ネット回線の月額はどのくらいのものになるのか?いくつか代表的な回線をご紹介していきます。

各社の料金比較

WIMAX

UQ flat ツープラス(7GBプラン)3696円
UQ flat ツープラス ギガ放題(無制限)4380円

WIMAXの無制限のプランだと、光回線のマンションプランとそう変わらない額になります。しかし工事代金がかからないので、初期費用を安く抑えることが可能です。auのスマホユーザーならばここからさらに割引が適用されます。

フレッツ光ネクスト

一戸建て 5700円
マンション 3350円
(上記に+プロバイダ料金 500円〜1200円)

一人暮らしの方ならばマンションプランを選択することになるでしょう。2年割などを適用すれば割引が入りますが、基本料金は上記のように少し高めに設定されており、それに合わせてプロバイダ料金がかかります。プロバイダによって料金は異なります。

ドコモ光

一戸建て:5200〜5400円
マンション:4000〜4200円
(プロバイダ料金込)

ドコモ光は「コラボ光」のひとつです。プロバイダが豊富で、地域によってはケーブルインターネットをドコモ光に切り替えることも可能です。上記のプランに「光電話(500円)」のオプションを追加することで、お手持ちのドコモのスマホに割引が適用されます。

ケーブルインターネット

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基本料金:3,000〜6,000円

月額でいうならば圧倒的に安いのがケーブルインターネット。ネットをあまりみない一人暮らしの方ならば大丈夫という方もいらっしゃるでしょうが、速度は「1Mbps〜160Mbps」とかなり遅いので注意してください。

一人暮らしのネット回線は必要?

いらない場合

一人暮らしするのにネットは「絶対」必要なわけではありません。インターネットを全く使わないという人が一人暮らしをするならば、ネット回線を契約をしても無駄に費用がかさむだけです。

特に、「出先で少しパソコンを使うことはあるが、ネットに繋げることがあまりない」というような場合にはわざわざ新たにネット回線を契約する必要はありません。スマートフォンを利用している人ならばテザリング機能で十分でしょう。今は携帯会社からも大容量プランが格安で提供されているので、ネットを契約するよりもそちらの方が安くつく場合があります。

しっかりとした下調べで、最適なネット環境を

一人暮らしの初めでよくわからないまま自分に合っていないネット環境を選んでしまうと、後々後悔することになります。自分に最適なサービスを提供してくれる会社を、しっかりと下調べした上で選択することは、一人暮らしの中で快適なネットライフを送るために、とても大切なことです。この記事がその選択の参考となれば幸いです。
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