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一人暮らしの食費の節約方法・平均の食費の目安|自炊

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一人暮らしの食費の節約方法

社会人や大学生になり、一人暮らしをはじめると、何かとお金がかかります。光熱費や家賃も一人で払わなければならないため、大変です。ファッションや趣味にかけるお金は、必要に応じて我慢できますが、食費というのは必ずかかります。そこで今回は、一人暮らしの食費の節約方法をご紹介します。

できる範囲で食費を節約することによって、貯金もできますし、足りないところに節約したお金を回すこともできるでしょう。また、節約が習慣になれば、それほど無理をしている感覚もなくなります。賢く節約して、しっかりお金を浮かせましょう。

社会人

水筒持参

社会人となると、廊下に自動販売機が設置してあったり、コンビニで飲み物を買って持って行ったりすることがあるでしょう。意外に食費の負担となっているのが、この飲み物代です。なにしろ仕事で頭はフル回転していますから、糖分をほしがります。気付いて見ると1日4~5本の缶コーヒーを飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。

また、500mlのペットボトルでも、2本ほどは軽く飲んでしまいます。夏に猛暑のなかを通勤してくれば、到着早々飲み干してしまうということもあるでしょう。このため、水筒を持参していくことは、一人暮らしの食費を生活する大きな助けになります。ペットボトルに入れ替えていくのもよいでしょうが、せっかくなら保温、保冷効果のある水筒を選びましょう。

自炊

一人暮らしの食費の節約のカギは自炊にあります。

仕事が忙しく、自宅で料理する気も起きないという気持ちも分かりますが、週に2~3回自炊するだけでも、食費は全く違います。節約をするには、胸肉などの安い食材を多く使うことがコツです。なにしろ100g当たりの価格は豚肉に比べても6割程度なので、普段の料理のレパートリーに加えることで、食費の節約に大いに貢献することでしょう。

特に男性の場合、外食が多かったり、コンビニ弁当を買ってくることが多い傾向にありますが、これらを自炊に置き換えていくことが大切です。また、若いうちは胃も体も丈夫で、太りにくいですが、30歳半ばを過ぎると徐々にお腹が出てきたり、油っぽいものばかり食べていたツケが回ってきます。

また、社会人になり一人暮らしをはじめたばかりの場合は、環境の変化やストレスもあり、食事がバランスを欠いたものであると、体調を崩してしまうことがあります。実際、入社して2~3年の間に、食事が原因の全てではありませんが、同期が10人ほどいれば、1人は入院が必要なほど体を壊してしまうと言われています。今から、食事について良い習慣をつけておきましょう。

カード決済

スーパーなどでは、カード決済をすることができます。

大抵のスーパーでは「ご一括で承りさせていただきます。」などと声をかけられ、いちいちサインなどせずとも、簡単に決済を行うことができます。このとき、大手のスーパーの多くでは自社のクレジットカードを用意しています。例えば、「ウォルマートカードセゾン」「イオンカードセレクト」「セブンカード・プラス」などです。

毎日の食材のスーパーが決まっているという人は多いでしょう。この場合、数万円の食費がスーパーに払われていることになります。クレジットカードを賢く利用すれば、大体2%ぐらいのポイント還元があるはずです。このため2万円の食費であれば、労せずして400円の食費節約が可能になります。

もし、スーパーがこのようなクレジットカードを用意していないならば、楽天カードなどを作るのも良いでしょう。同じくポイントが2%溜まりますし、楽天でショッピングするときにはいろいろな特典がありますから他の買い物でも節約することができるでしょう。

スマホでチラシをチェック

漫画やドラマなどで、賢い主婦がチラシを見比べたりといった光景を見たことがある方は多いでしょう。もちろん今でもチラシはありますが、現在は時代が変わり、スマホでチラシをチェックすることができます。

社会人であれば、帰りの電車のなかでネットチラシをチェックしておきましょう。いわゆる「広告の品」は夕方、夜では売り切れていて、残念な思いをすることがありますが、肉や野菜などは残っていますから、一人暮らしの食費を削るには必須の努力と言えるでしょう。

調味料や缶詰など、保存が効くものはまとめ買いをしてしまいましょう。スマホ料金の最安値を探し回っているなら、その代りにこうした地道な努力をすれば、月1000円ほどは節約できます。

努力、とはいってもさらっと流し読みしておくだけなので、手軽に行うことができる食費節約と言えます。スーパーによってはクーポン券などと連動しているアプリもあるので、お近くのスーパーがそのようなサービスを行っていないかチェックしてみましょう。

お酒

一人暮らしの食費を大きく圧迫しているのがお酒という方も多いです。お酒が好きな人は、ビールなどを1本飲むと、2本目、3本目とつい調子が出て飲んでしまうことが多いです。このような一人暮らしを送っていればお酒が食費に占める割合というのが、多ければ半分以上となってしまうこともしばしばです。

これを我慢するというのもつらいという方も多いでしょう。もしビールを飲んでいるのであれば発泡酒に切り替えるなどが可能です。また、ワインなどではネットショッピングで12本まとめ買いなども有効です。

値引きサービスが優れている酒屋が近くにないならば、ネットショッピングで買った方が値段が安いことがほとんどです。一人暮らしの食費を節約するにはネットショッピングも利用しましょう。

また根本的に、ご自宅の冷蔵庫などにお酒があること自体が問題という人もいるでしょう。この場合は、毎日飲むと決めた分だけ買って帰るという方法をします。または、休肝日をつくって、そのかわり週末はちょっといいお酒を飲むなど、メリハリをつけるというのもよいでしょう。

飲み会・食事会

一人暮らしをしていると、彼氏彼女がいたとしても、平日は一人で暮らすことが多くなります。このため飲み会や食事会などがあるとついつい楽しくて毎回参加してしまうという方も多いでしょう。同期や上司、部下などとのコミュニケーションは、楽しいという面に加え、仕事を円滑に進める上でもかかせません。

また、食費を削りたいからと毎回断っていては付き合いの悪い奴だと思われてしまいかねません。も、後輩がいるなら、奢ってあげたり多めに支払いをしたりということもあるでしょう。

このため、飲み会・食事会については、年間を通して使う額を大体決めておくなどにしておいたほうがよいでしょう。日々の食費の生活と飲み会や食事会の費用は分けて考えたほうが良いです。このため、飲み会・食事会の費用は遊興費の扱いにしたほうが良いでしょう。

もし、飲み会などに参加しすぎてしまったら、普段の食費ではなく、趣味などにかけるはずだったお金を我慢するなどしましょう。

女性

弁当

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一人暮らしの節約には、自炊がよいということはすでに説明しましたが、やはり女性のほうが自炊をしている割合が高いデータが出ています。このため、得意不得意はありますが、割合としては料理が上手な人が男性に比べて多いです。

一人暮らし男性の場合、親子丼や牛丼などをがっつり食べて満足という人も多いでしょうが、一人暮らしの女性の場合、サラダを作ったり、きんぴらごぼうやひじきの煮物を作ったり、充実した副菜がある人も多いことでしょう。

こうした場合には、お弁当を作っていくのがよいでしょう。どんなに安い市販のお弁当でも300円はしますから、お弁当をつくっていけば食費を大きく節約できます。コツは、冷凍できるものを大目に作っておくことです。そうすれば、忙しいときは冷凍庫から取り出すだけなので簡単です。

男性の一人暮らしで、食費を節約するためにお弁当をもっていくというのは、ちょっと恥ずかしいという方もいるでしょう。しかし、目的があって、そんなことは気にしないという人は、男性でも弁当を持っていきましょう。

甘いものを控える

「甘いものは別腹」とはよくいったもので、ついついデザート代が馬鹿にならないという一人暮らしの女性の方も多いでしょう。大福1つとか、シュークリームひとつとか毎日追加されていくたびに、一人暮らしの食費は徐々に増えて行ってしまいます。

これを防ぐためには、期間限定のダイエットを敢行してみるなどがあげられるでしょう。食事の量も通常減りますし、甘いものもNGとなるでしょうから、美容効果もかねて一石二鳥となります。ただ、甘いものが日々の楽しみという人もいるでしょうから、例えば水曜日と日曜日は食べれるなどとマイルールを作るのが良いでしょう。

一人暮らしの平均の食費の目安

一人暮らしの食費がどれぐらいかかっているか、正確に把握している人は少ないでしょう。もし、正確に計算したいならば、レシートを読み取って、自動的に家計簿をつけてくれるアプリなどがありますので、それを利用して食費を計算してみることをします。

一般的に一人暮らしにかかっている食費の平均は、2万円~3万円と言われています。ただこのデータは、大学生からお年寄りまでのすべての年代でとった統計データです。節約している大学生ならばもっと少ない額の食費でしょうし、逆にある程度収入がある社会人では食費の額は大きくなることでしょう。

ただし、収入に応じた一人暮らしの食費というものが、やはりあります。もし収入が20万円ならば、食事は2.4万円以内に収めることがよいと言われてます。つまり収入の12%以内が理想的と言われます。もし、この計算の結果、一人暮らしの食費が大幅にオーバーしているようなら、注意が必要です。

これをきっかけに一人暮らしの食費軽減に取り組んでみましょう。

一人暮らしで食費3万円は可能か

先ほどのような結果のため、贅沢をしなければ一人暮らしで食費3万円で生活することは十分可能です。こだわりの有機農法の野菜を食べているとか、美容のためにどうしても高価なフルーツをスムージーにして飲みたいからという理由であるならば、それぞれの考えなのでかまいません。

しかし、もし外食が原因で食費が3万円をオーバーしているなら、一人暮らしの食費節約が必要かどうかは別として、健康面で不安があるといえるでしょう。「おいしいものは糖と脂肪でできている」とはよく言ったもので、外食が多いとどうしてもこのような料理が多くなり、メタボなどの原因となってしまいます。

また、味付けも濃く、野菜も少ないため、毎日食べるには健康的な食事とはいえません。もし、このような生活を送っている人がいれば、この機会に食生活の改善に取り組んでみましょう。

一人暮らしで食費2万円は可能か

多くの人にとって、一人暮らしで食費2万円というのは十分可能ですし、それほど無理せず達成できるでしょう。すでにご紹介した節約方法を駆使して、削れるところを削れば必ず食費2万円は可能です。

冬などは、一人暮らし用に鍋つゆがいろいろ売っているので、これをローテンションしたりするのも良いでしょう。きのこ類や豆腐は値段がいつでも安定していますし、栄養も豊富です。そして値段も安く作ることができ、料理の手間もかかりませんので一人暮らしにはもってこいの料理です。

外食していたのを、家鍋料理に変えるだけでも、食費をずいぶん抑えることができるでしょう。

一人暮らしで食費を5000円にする方法

かつて某テレビ番組に「1カ月1万円生活」というのがありましたが、一人暮らしで食費を5000円に抑えるというのは、なかなか覚悟が必要と言えるでしょう。番組では高熱費などもありますが、やはり食費が多く、そして相当苦労しなければ1万円を達成することはできませんでした。

一人暮らしで食費5000円を達成するならば、ある程度、住んでいる環境によるといえるでしょう。激安スーパーが近くにあるとか、環境面で整っていないと難しいと言えるでしょう。しかし、場合によっては不可能ではありません。もし挑戦してみるなら、という前提でいくつかあげましたので、参考程度にお読みください。

粗食

江戸時代の庶民はお肉をほとんど食べませんでした。朝食はご飯とみそ汁、昼はご飯と野菜、または魚、夜はお茶漬けというのが一般的です。ただし、成人男性のお米の摂取量は毎日5合が普通であったといいます。

これは現代人にとっては、一人暮らし用の炊飯器では3合ほどしか炊けないですから、かなりの量といえるでしょう。また毎日ご飯を5合食べるとなると、10kgの米でも66合なので、2週間ほどで消費してしまいます。10kgのお米は、安くても3000円程度しますので、米だけでも5000円という食費をオーバーしてしまいます。

このため、ここでいう粗食は、栄養不足になってしまいます。一人暮らしの食費節約ができるとはいえ、健康面を考えるとダイエットなどで期間を区切って行った方がよいでしょう。

スーパー半額

スーパーも夕食時を過ぎると、半額値引きなどを行い始めます。また野菜コーナーにも見切り品として、野菜が安く売っています。常に、半額のものを買いつづけるというのも、時間に余裕があり、スーパーの癖やタイミングを見極めれば不可能ではないでしょう。

そうすれば2万円の食費も、計算上は1万円にできますし、それに他の節約技術を合わせれば、一人暮らしの食費5000円達成も夢ではありません。ただ、やはり健康は大事ですので、あまり無理はしないようにしましょう。

自給自足(釣り、家庭菜園)

現実的には、この自給自足があるとかなり楽です。魚釣りなどの環境が近くにある一人暮らしの方は、メイン食材もただで手に入ります。また野菜の値段も馬鹿になりませんから、家庭菜園ができれば助かります。ただ、一人暮らしの場合、だいたいはマンションか、アパートに暮らすことが多いでしょうから、あまり現実的ではないでしょう。

コストコまとめ買い

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コストコが近くにある、一人暮らしの人限定になりますが、安いものを大量に購入するというのは食費の節約になります。例えば、「塩サバフィレ」は13枚で1400円ほどなので、単純に、これをメインに他のおかずを組み合わせれば、晩御飯は月4000円ほどしかかかりません。

他の食材も工夫すれば、月5000円の達成が目指せます。朝食で食べるようなパンも、コストコでは大容量のものが売っています。一人暮らしでは食べ切れないので、冷凍などを利用して節約することができるでしょう。

一人暮らしの食費をシェイプアップしよう!

今回は、一人暮らしの食費をテーマにご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。皮肉なもので、一人暮らしをしていたころが一番リッチだったというのも良くあるケースです。子供ができたりすると、何かとお金がかかってしまう場合も多いでしょう。

しかし、この記事を読んでくださった方は、真剣に一人暮らしの食費を節約しようとしているはずです。まずは無理のない項目から取り組んでみてはいかがでしょうか。料理をしたことがない方などが、いきなり毎日の夕食を自炊に切り替えるというのも無理があります。

今まで、かつ丼を外で食べていたのを、スーパーのトンカツをひとつと卵を買ってきて作ってみる程度からでもよいでしょう。これですら、1000円程度が200円程度で作れるのですから、一人暮らしの食費軽減に大いに貢献したと言えるでしょう。

せひご自身が続けられる、一人暮らしの食費対策で、賢く生活していきましょう。
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