5人家族の生活費の内訳・食費・水道代・車

生活費と言っても家族の年齢や住んでいる場所などによって、その金額は違ってきます。なので、5人家族という少し多めの人数でも、手取りが28万円ほどでやりくりしている家計もあれば、40万円以上も生活費が必要という家庭もあります。

一般的には「子供が1人増えると生活費は3万円増える」と言われています。単純計算すると、現在のご自身の家計に＋3万円の余裕が持つことができれば、1人子供を増やせるというひとつの目安になります。

収入に対しての理想の生活費の比率があります。収入に対して家賃などの住居費用は25%〜30%が妥当と言われています。食費は15%、水道光熱費が5%です。なので、住む場所と、ご飯を食べる環境を整えることに収入の約半分ほどを使うことになります。

残りの半分を保険や医療費、教育費、雑費などに割り当てます。15%ほどは使わずにお金を残して、貯金することが理想とされています。

先に述べた通り、収入に対する食費の割合は15%が理想です。実際にかかる気金額として、5人家族の平均的な食費はひと月で約６万円と言われています。ですが、食費は子供の大きさによって、食べる量が変わってきます。子供たちがまだ赤ちゃん、もしくは幼児のうちはそれほど食費が膨らむことはありません。しかし、子供達が成長して育ちざかりになればなるほど、ご飯を食べる量が増えるので、家計に対する食費の割合も増えてきます。

買い物の際は特売日を狙うのはもちろんですが、スマートフォンの電卓を使用するなどして予算を意識しながら、少しでも安く買い物することを心掛けましょう。

子供たちが成長して、育ち盛り食べ盛りになれば主食をたくさん食べるため、パンやお米は必需品です。日持ちのする冷凍うどんや乾麺もストックしている家庭が多いです。お肉やお魚は特売日にまとめて購入し、冷凍保存しておくと長持ちしますが、そうは言ってもお肉やお魚は家計を圧迫するもの。

そこで便利なのが豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品です。この植物性タンパク質をとることで、お肉やお魚が少なくても、成長期に必要なタンパク質を補うことができます。

上記の通り、植物性タンパク質を使って料理ができれば、節約にもなりヘルシーで一石二鳥です。お肉やお魚が少なくてもしっかりと満足感が味わえる料理を作るようにしましょう。

豆腐は安く購入できる食材の定番です。しかし、豆腐はヘルシーすぎて子供たちに対するウケがあまり良くないという家庭も多いです。なので、豆腐を食べ応えのあるチキン南蛮風に仕上げることで子供たちも喜んで食べてくれるおかずになります。

調理手順や、材料の詳細などは下記のリンクよりご確認ください。

ロールキャベツで食べ応えを出そうとするとお肉の量を増やさなくてはいけなくなってしまいます。できれば値段の高いお肉は節約として使う量を減らしたいところです。なので、ロールキャベツに油揚げを使うことでかさ増しをします。

調理手順や、材料の詳細などは下記のリンクよりご確認ください。

揚げ物と鶏肉という組み合わせは子供が好きな定番です。しかし、鶏肉は意外と値段が高いので、頻繁に唐揚げなどを作ることはできません。なので、ささみと豆腐を組み合わせてナゲットにすると良いでしょう。

チーズを入れなくても十分に美味しい料理です。トースト用のチーズなどが賞味期限が近いのであれば使用しても良いでしょう。

調理手順や、材料の詳細などは下記のリンクよりご確認ください。

水道代は住んでいる地域によって大きく変わってきます。先に述べた通り、収入からの比率でいうと、理想の水道光熱費は家計の5%です。なので、電気代、ガス代を含めて5%の割合で収まるようにしましょう。

5人家族の場合、1ヶ月の水道料金の平均は7000円前後と言われています。水道料金を減らすには、当然ながら使う水の量を減らさないといけません。しかし、水は生活の必需品なので、簡単に減らすことができません。

なので、節水できるシャワーヘッドや、トイレの水をロスカットしてくれるアイテムなど、節水できる便利アイテムがあるので、これらを利用しても良いでしょう。

5人家族であれば毎日の洗濯物も相当な量になります。5人分の洗濯を1回でできなければ、1日で何回も洗濯機を回すことになります。何度も洗濯機を回すとい電気代も水道代もかかり、時間もかかってしまいます。

洗濯は毎日の家事なので、少しでも負担を減らした方が良いです。なので、5人家族のように、洗濯物が多い家庭では、洗濯物の量にあった洗濯機を選ぶことが重要です。

5人家族であれば最低限8㎏の洗濯容量があれば、比較的まとめ洗いがしやすいサイズと言えます。この洗濯機は「ナイアガラビート洗浄」という機能で頑固な汚れもよく落ちます。

部活動をしている子供や、まだ小さくて砂場や泥遊びが好きな子供がいる家庭では非常に助かります。また、洗濯槽の自動おそうじ機能もついているため、手入れ楽々でストレスフリーに使うことができます。

5人家族でお出かけするならば、車の方が便利です。子供が小さいと電車などで騒いだりしますし、お年頃になれば、5人家族揃ってお出かけしている姿を見られることが恥ずかしいという子供もいます。

2、3人の家族であれば気軽に使える車の方が良いですが、5人家族であれば車選びのポイントは変わってきます。

まず、子供が小さいのであればスライドドアが良いでしょう。スライドドアでない場合、子供が勢いよくドアを開けて、隣の車に傷をつけてしまう危険性があります。

また、5人家族だからと言って、大きくて広い車が便利とも限りません。子供に年齢差があると、習い事の送り迎えで車を使うことがあります。頻繁に車を使うのであれば、ある程度は小回りが利く方が便利なこともあります。

5人家族が生活するために必要な最低限の収入がなければ、いくら節約してもお金が足りなくなってしまいます。この生活するために必要な最低限の収入は、住んでいる地域や、家族の環境によって大きく左右されます。

田舎と都会では生活費に驚くほどの差が生じます。また、子供の大きさや、食品を取り扱う仕事などをしていると食材がもらえたりなど、環境によっても必要な生活費は大きく変化します。なので、いくらあれば5人家族が生活できるという明確な目安はありません。

年収450万円ほどで苦労なく生活している5人家族もあれば、年収600万円でも毎月赤字で悩む5人家族もあれば、年収800万円で何とかなっているという5人家族もあります。

5人家族であれば、いつどのような形でお金が必要になるかわかりません。また、老後のためにも蓄えは必要です。しかし、5人家族では出費も多くなり、なかなか貯金はできません。

総務省が発表した30代の貯金中央値は1052万円です。どこをどのように調べれば、このような結果になるのか謎ですが、これだけの貯金額を持っている30代の人はほぼほぼいません。

30代であれば貯金額の平均は200万円前後くらいではないか？もしくは、それよりも少ないのではないか？、と言われています。

全く貯金がないという人の割合は30代で45%前後とも言われています。さらに、40代でも40%近くの人が貯金できていません。50代になると、ローンが終わったり、子供が自立を始めるので、安定して貯金ができるようになる家庭が多いです。

5人家族では大変なことが多いです。出費も大きくなり、思うように生活できないこともあります。しかし、家族が多いということはそれだけ人の幸せがあるということです。大変なことも楽しく乗り切れるように明るい家族になりましょう。