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一人暮らしにネット回線・回線は必要か・工事方法

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一人暮らしにネット回線

一人暮らしにネット回線とはいうものの、個々の条件によりは変わります。住んでいる場所、回線料金、固定回線か無線でいいのか、賃貸なのか持ち家なのか、通信量とスピードはどれくらい必要なのかなど、考慮すべき要件は多岐に渡ります。

そこで、一人暮らしを中心にある程度ライフスタイルを設定して最適なネット回線を選んでみました。一人暮らしをするというイメージで真っ先に思い浮かぶのは、大学などへ進学した人と新社会人です。他には単身赴任が決まった人もいれば、実家で世話になるのはやめようと思い立った人もいるのではないでしょうか。

以上をふまえて、一人暮らしに最適なネット回線をする人は、大学や専門学校などへ進学した学生、新社会人、それから単身赴任を想定して解説します。

光回線

一人暮らしを始めるときに、最適なネット回線として、通信速度と安定性を重視するなら光回線は第一候補です。後述するオンライゲームにも余裕を持って対応できる品質があります。オプションをつけるとひかりTVなどいろいろなコンテンツを楽しめるのは嬉しい限りです。

デメリットは、工事に時間がかかること、賃貸物件によっては物理的に回線が引き込めないこともあります。当然ですが、無線回線のように外で使うことはできません。それをカバーするように、2017年5月頃まではフレッツスポット(公衆無線LANサービス)が利用できましたが、現在は新規申し込みが終了しています。

光回線は絶対欲しい。一人暮らしだけど、外でも使いたいという人は、iPhoneアプリ、アンドロイドアプリに対応している公衆WiFi接続アプリ「タウンWiFi」をダウンロードしてみましょう。これなら巷に存在している無料WiFiスポットに自動で接続してくれます。

WiMAXとポケットWiFiの違い

一人暮らしを始めるときに高速のネット回線の光回線が欲しかったけれど、入居予定の物件では工事ができなかったという場合は、WiMAXとポケットWifiを検討しましょう。どちらもモバイルWiFiルータといって持ち歩いてネットに接続できる端末です。それ自体は電波の中継をするだけなので、じっと見つめても何も起きません。

その違い

見た目はそっくりのその違いは、エリアと料金とネット回線の速度でした。速度は、WiMAXが最大440Mbps、ポケットWifiが261MbpsなのでWiMAXが速いです。しかし、常にこの速度が約束されるわけではありませんし、一昔前の光回線の速度が100Mbpsだったことを振り返ると必要十分な人が多いでしょう。

次はエリアです。詳細は、それぞれのサイトでエリア確認しましょう。大まかに説明するとWiMAXのほうが若干広くなっていますが、電波の特性上、地下街ではポケットWifiのほうが繋がりやすくなります。人口が集中するエリアではほとんど差はありませんが、市街地から離れるとき、一人暮らしを予定している地域のエリアなどをチェックしましょう。

気になる料金は

一人暮らしは何かとお金がかかるもの、ネット回線通信費も気になります。WiMAXの料金は月額4,400円ほどです。提供する会社は数十社ありますし、キャンペーンやオプションによっても異なりますので参考程度に見てください。

Y!mobileが提供するポケットWifiも月額4,400円程度とほとんど同じ料金です。違うのは契約期間が3年(WiMAXはだいたい2年)であることです。キャンペーンやキャッシュバックなどによっても変わってきますので、ここではおおよその金額をお伝えしました。

口座引き落としが可能なWiMAX

WiMAXを契約する場合、支払方法はクレカのみというケースが多いです。Y!mobileのポケットWifiは口座引き落としが可能です。そこで口座引き落とし可能なWiMAX提供会社をいくつかご紹介します。

1:UQWiMAX、2:BIGLOBE、3:BroadWiMAXです。どちらにしても口座引き落としは時間がかかります。例えば、BIGLOBEは郵送でのやりとりなのでルータが届くまで10日以上かかります。

よって、そのタイムラグを気にしない、どうしても口座振替がいいという人に向いています。一人暮らしを始める前にそれを契約するのか、新居に落ち着いてから契約するのか余裕を持って進めましょう。

ADSLは検討の余地ありISDNは問題外

一人暮らしを始めたものの物件の詳細を確認しなかったために光回線はエリア外、もしくは工事ができないという人もいるでしょう。そんなときは、もう一つの固定回線ADSLを検討してください。

数年後は廃止が決定しているサービスですが、光回線のエリア外ならまだ新規受付しています。その速度は最大50Mbps。これは、実行速度ではなく基地局から遠ざかるほど、また諸条件により減衰していきます。実効速度は数メガバイトあれば十分という方は検討の余地ありです。

もう一つの固定回線のISDNはその速度が64kbpsと超低速。通常のウエブサイトを閲覧するだけでも支障をきたすほど。強固なセキュリティは評価できるが通信料が多くなりがちな最近のWEBサービスには支障がでるでしょう。よって、こちらはしません。

一人暮らしのネット回線は必要か

一人暮らしのネット回線はそもそもいらないという人もいます。スマホのテザリングでパソコンにも繋がるし、月当たり7GBあれば十分という人は他に回線を準備する必要はありません。

スマホのテザリングでは不十分、固定回線、もしくは無線回線で専用のネット回線が必要な人は、やはり高速大量の通信をする人でしょう。あるデータによれば、ほとんどの人は、月当たり7GBの容量と5Mbpsの速度があれば十分という結果もあります。

それでも足りないという人は、音楽のダウンロードを数十曲もやる、YouTubeなどの動画を高品質で長時間閲覧する、そしてオンラインゲームに夢中な人でしょう。
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光回線対WiMAX

ネット回線の対決です。光回線対WiMAX。安定性を求めるなら光回線一択です。しかし、WiMAXの速度が2017年現在440Mbpsまで向上してきたので、FPSはほとんどしないという人なら検討してみましょう。WiMAXを提供する「GMOとくとくBB」なら申し込みから20日以内であれば無料でキャンセルできます。この間に試用して使えるかどうかを確認しましょう。

一人暮らしでネット回線を整備してオンラインゲームをとことん楽しもうという人は、光回線とWiMAXをとことん比較しましょう。

※FPS(First Person Shooter)とは、シューティングゲームの一種。ゲーム空間を自由に移動できる。プレーヤーの姿が見えるTPSとは区別される。

一人暮らしのネット回線の契約方法

光回線でもWiMAXでもほとんどがウエブで契約申し込みが可能。家電量販店や電気店でも申し込みできますが、WEBで申込みする場合と比して高くなります。よって、契約するならWEBがお得です。

光回線を申し込むなら、一人暮らしをする物件を契約する前に、そこに光回線を導入することができるかをチェックしましょう。物件詳細情報には、高速ネット回線対応とか、ネット利用料無料と書いているので見逃さないで下さい。

注意すべきは、ネット利用料無料の場合、これは低速の回線をセットにすることでお部屋の価値を高めているケースです。その場合は、通信速度が低速で使い物にならないことがありますので、契約前には詳細を確認してください。

工事

光回線は申し込みから利用開始間まで約1か月ほどかかります。回線の申し込みから打ち合わせ、工事の決定から宅内工事に、宅外工事と必要な手続きが多いのがネック。それらを乗り越えたなら思う存分ネットライフを楽しめます。

そして、一人暮らしのネット回線は、フレッツ光でオーケーという人ならフレッツ光のサイトから検索するとその「物件」がフレッツ光のネット回線に対応しているかを検索できます。一人暮らしの見方です。

マニアックな回線(一人暮らし用)

こちらは少しマニアックな方法です。一人暮らしだけど仕事が忙しくて工事に立ち会えない、工事は1か月先といわれてもそんなに待てない、料金もまだまだ高すぎる、最初は多少金額がかかってもいいから毎月のネット回線のコストを極限まで落として、すぐにでも利用したいというわがままな人に向いた方法です。それは、格安SIM+SIMフリーモバイルルータの組み合わせです。

ここでは、一例としてDTIをご紹介。DTIのネットつかい放題というサービスのSIMを手に入れましょう。ネット回線はデータ通信のみでよいという場合です。これは、税抜2,200円(月額)でネットに接続でき、通信料の制限はほぼありません。

実効速度は概ね2~50Mbpsです。1日の通信料が概ね1.5GBを超えると通信速度が200kbpsに制限されますが、ら毎日23時には制限が解除されます。1日に1.5GBも使わないという人にとっては激安プランです。

SIMフリーモバイルルータ

DTIのSIMを手に入れたなら、それに対応するSIMフリーモバイルルータを手に入れましょう。一例をあげます。NECのAtermMR05LN(約18,000円)です。こちらに先ほどのDTIで契約したSIMを入れて自前のWiFiルータ作ります。これなら初期費用は掛かりますが、月額2,200円程度で家でも外でもネットに接続できます。

一人暮らしでネット回線を格安に快適にしたいというあなたにぴったりの組み合わせです。多少のことは自分で調べて対応できることが条件です。それをクリアすると一人暮らしのネット回線としては申し分ないでしょう。

ネット回線はWiMAXがピッタリな人

一人暮らしにとってどんなネット回線がピッタリなのかを解説してきました。ここの状況に応じて最適なネット回線は異なりますが、時間が無くてどれを選んだらいいのかわからないという人もいるでしょう。そんなときはWiMAXです。

なんといっても工事が不要で、手に入れたその日から使える。契約期間は2年間だけど提供する会社によっては申し込みから20日まではキャンセル手数料がかからないなど、事前に使えるかどうかを試すこともできます。

さらに、WiMAXは2020年の東京オリンピックまでにその速度を1Gbpsにする予定です。ドンドン利用環境がよくなるので、迷ってしまったときはこれがです。
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