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親嫌いを改善する方法5つ・親嫌いの理由4つ|毒親について

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親嫌いの理由4つ

全ての人間が、無条件に親のことを愛しているわけではなく、中には親のことが嫌いな人も当然いるでしょう。では、一体何が原因で親を嫌いになるのでしょうか。

まずは、以下で親嫌いの理由をご紹介します。

親のことが好きな方も、嫌いな方も、「こういう理由で嫌いになっていくんだ」と参考にしてみてください。

理由1:親が暴力的

許されない行為ですが、親嫌いの理由として、親が暴力的というのが挙げられます。

暴力とは、目に見える「殴る」「蹴る」だけではなく、「暴言」などの言葉の暴力、精神的な暴力も引っくるめて指します。このような環境で育つと、子供はトラウマを抱えたまま大人になっていってしまいますので、暴力的な親を嫌いになって当然と言えるでしょう。

このような親とは、距離を置いて接した方が無難です。

理由2:褒められずけなされた記憶しかない

子供のことを褒めず、逆に「あれもできない」「これもできない」とけなされたことしかない場合も親を嫌いになる理由になってしまいます。

子供は親に「認めてもらいたい」「褒めてもらいたい」と思うから頑張ります。しかし、本当にできてないから褒めない場合もあるでしょうし、どうやって褒めるのか分からない親もいるでしょう。ですが、いつまでもその頑張りを褒めなかったら、嫌気が指して当然と言えます。

理由3:人と比べられた

兄弟や友達など、いつも誰かと比べられてきた場合も親を嫌いになってしまう理由の一つとなる場合があります。

「○○ちゃんはもう○○ができるのに、あなたは全然駄目ね」「お兄ちゃんはできるのに、あなたはできないのね」などのように、誰かと比べられ続けると、子供は劣等感を抱いてしまいます。

そして強い劣等感を抱くと、親だけでなく、次第に兄弟や比べられたその友達さえも嫌いになってしまうことがあります。

理由4:お小遣いを全くもらっていなかった

全くお小遣いをもらっていなかった場合も親嫌いの理由の一つとして挙げられます。

小さい頃は親にお小遣いをもらって、お菓子や本など好きなものを買ったり、友達と遊んだ時に一緒に何かを買った経験のある人は多くいるでしょう。

しかし、お小遣いを全くもらっていなかったら、その友達の輪の中に入れず仲間外れになることもあります。その結果、お小遣いをくれなかった親に対して怒りに似た感情を抱いている場合もあります。

親嫌いを改善する方法5つ

前述では、親嫌いの理由を述べましたが、次は親嫌いを改善する方法を5つご紹介します。親嫌いを克服したいとお考えの方は、最後まで読んで、ぜひ実践できそうなものはどんどん実際にやってみてください。

方法1:距離を置く

物理的にも精神的にも距離を置いてみるのも一つの方法です。遠く離れて暮らしてみたり、既に離れて暮らしている場合でも取り合う連絡を必要最低限で済ませてみるのも良いでしょう。

離れてみると冷静になれます。自分の心の中を整理することができるようになりますので、自分にとって親はどういう存在なのか、親はどんな気持ちで○○をしたのかなど、ゆっくり考えてください。そして、整理がついたらまた親と会話してみましょう。

方法2:口に出すと怒るNGワードを把握する

もし、言葉にすると怒るようなNGワードがあるなら、それをしっかり把握しておきましょう。逆の言い方をすると、そのNGワードを出さなかったら親は怒らない、いつもどおりの親ということです。

したがって、そのNGワード、それに関連しそうな内容もできるだけ避けて会話するようにしてみてください。

方法3:こういう人なんだと割り切る

「私の親はこういう人なんだ」と割り切ることも大切です。逆の言い方をすると、「この人は変わってくれない」「私の言いたいことも分かってくれない」などと、期待することを辞めることです。

相手に期待するから勝手に失望して嫌いになっていくので、その期待することを辞めて「この人はこういう人だ」と認めることで、親嫌いを克服できるようになる場合もあるでしょう。
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方法4:毅然とした態度で指摘する

メンタルが強くないとできないかも知れませんが、嫌いなところや駄目だと思うところを毅然とした態度で指摘してみるのも親嫌いを克服する一つの方法です。

言わずに我慢することはストレスを抱え続け、嫌いな気持ちをより一層強くしてしまいます。それをストレートに伝えてみることで、我慢からくるストレスも軽減されますし、親も反省して指摘されたところを直すかも知れません。一歩前進できる良いチャンスになる場合もあります。

方法5:他人だと思って接する

「自分の親」として見るから甘えたり期待することがあるので、「他人」と思って接してみるのも一つの方法です。

他人には、そこまで期待する(甘える)ということはないでしょう。なので、「この人は親ではなく、他人。通りすがりの人なんだ」と思って接してみてください。心の距離を離れさせてみることで、見えてくるものがあるかも知れません。敬語で話すようにしてみたり、接し方に変化をつけてみてはいかがでしょうか。

親が嫌いな人に読んでみてほしい一冊

親のことが嫌いな人に一度読んでみてもらいたいのが、この「ワタシの母は、毒親でした。」です。

自分の母親が毒親であると思っていた著者は母親と絶縁したものの、6年の歳月を経て親子関係を取り戻していく実話で、実は「母親は毒親ではなかった」という展開に注目してみてください。親子関係で悩んでいる方や、生きづらさを感じている人に本です。

「毒親」の可能性もある

親嫌いの理由と克服方法をご紹介しましたが、実は親が「毒親」である場合もありますので注意が必要です。

毒親とは何なのか、自分の親は毒親かどうかを診断する方法など、以下で詳しくご説明します。

毒親とは

「毒親とは毒になる親」と比喩されていることから、子供にとって「毒」の存在である親のことを「毒親」と呼ばれています。端的に言うと「毒親」とは、子供に悪影響を及ぼす親のことです。

暴力や性的な虐待だけでなく、精神的な虐待や過度な干渉も毒親の特徴とされています。

子供に対し良くない影響を及ぼす親のこと

殴る蹴るなどの暴力や性的虐待、育児放棄や暴言を浴びせる親は「毒親」だとすぐ分かりますが、また過干渉も子供に対して良くない影響を与えます。洋服や持ち物、進路や恋愛に至るまで、あらゆることに干渉する親も「毒親」です。

このような毒親による歪んだ親子関係は、子供に心的外傷を与え、大人になっても対人関係で悩んだり依存症に陥るケースは多くあります。まさに「毒親」は子供に対して悪い影響でしかありません。

毒親かどうか診断できるサイト

「毒親」についてご説明しましたが、ご自身のやが「毒親」かどうかなんて、あまりはっきりと分からないのが実情でしょう。

そこで、毒親かどうかを診断できるサイトをご紹介します。「もしかしたら、うちの親は毒親なのかも」と感じる方や、親の干渉が酷い、暴力を振るわれていた方など、ぜひ一度チェックしてみてください。

ココオル

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「ココオル」とは、臨床心理士・社会福祉士などの専門家による「お悩み専用相談サービス」で、そのコンテンツの中に毒親傾向度診断チェックがあります。

利用するには会員登録が必要ですが、無料で登録が可能です。登録内容もメールアドレス、パスワード、ユーザーIDのみですので、個人情報などの心配も特にいりません。興味のある方は、以下のリンクをご参照ください。

親嫌いを克服して歩み寄る手段はたくさんある

親嫌いを克服する方法は、前述したように、距離を置いたり、こういう人なんだと割り切ったり、他人だと思って接したりと方法は色々とあります。親嫌いを克服しようと歩み寄ることはとても大事なことです。

ですが、中には子供にとって悪影響でしかない「毒親」がいることも頭の片隅に置いておきましょう。毒親かどうかの診断は、上記のリンク先をご活用ください。

親が嫌いな人はどのくらいいる?

実際に親が嫌いな人はどれぐらいいるのでしょうか。あえて口にしていないだけで、実は親嫌いの人は結構いるのでしょうか。

以下の記事で、母親が嫌いな人の割合についてご紹介しています。母親が嫌いな方や父・母関係なく親が嫌いだという方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
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