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辛い大根おろしの辛味を取る方法6選|辛味の原因と対策

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大根おろしが辛い原因

大根を一生懸命すって食べたとき、ものすごく辛いときがあります。口の中がピリピリしたり、ほかの食材の味が分かりにくくなったりと不快に感じることでしょう。

いつも辛いわけではない大根おろしの疑問について、お答えします。なぜ大根おろしが辛いのか原因を見てみましょう。

原因1:部位

スーパーなどで流通している大根は、青首大根という種類です。大根は部位によって甘さが異なり性質も違ってきます。それを上手く活用しましょう。

大根の上の部位(葉に近い方)が一番甘さがあります。細くなった先にいくほど辛さが増します。なので、大根おろしなど生で食べるときに向いているのは上の方の部位です。

大根おろしにするときは大根の上の方を使ってみましょう。甘みが感じられ、美味しくいただけることでしょう。

原因2:すりおろし方

すりおろし方でも大根の辛さが変わってきます。怒りながらすったら辛くなるといわれるように、力を入れてガリガリおろすのは辛くなりやすいでしょう。

円を描くようにすりおろすと、辛くなりにくいです。持ちやすい棒切りにカットした大根を使えば、さらにすりおろしやすく美味しさもアップします。

輪切りですりおろす場合は、少し厚めに皮をむいておくと辛さが和らぎます。皮に近い部位に辛みが含まれているからです。

原因3:収穫時期

大根の収穫時期によっても辛さが変わります。大根が勢いよく成長しているときは辛さが増しています。大根は先の方が成長していくため、先の方が辛くなります。

成長期の大根は、 辛い大根おろしが好きな人には向いていますが、甘いほうを好む場合はじっくりと育てられて収穫された大根がです。

大根を選ぶときは、ひげ根の跡を見てみましょう。まっすぐのものは成長過程でのストレスが少なかった大根ですので甘くなります。

大根おろしの辛味を取る方法

せっせとすりおろした大根が辛いとき、なんとかしたいと感じます。すりおろし方や、何かを使って簡単に解決したいところです。大根おろしの辛味を取る方法を見てみましょう。 辛味を軽減して、美味しく食卓を彩りたいです。

方法1:すりおろす方法を工夫する

すりおろした大根おろしが辛いと感じたら、すりおろす方法を工夫してみましょう。あまり力を入れすぎないように、円を描くように優しくすってみて下さい。

さらに甘くするなら、輪切りではなく棒切りなど縦に切ってからすりおろしましょう。長い大根を寝かせるようにしてすりおろすと驚くほど甘くなります。ぜひ、お試し下さい。

方法2:すりおろしてから時間を置く

大根おろしが辛いとき、すりおろしてから時間を置くと辛さが減ります。30分以上置くと、食べやすい大根おろしになります。5分や10分ではあまり変わらないでしょう。時間が経つほど辛みが無くなります。

しかし、大根おろしは食べる直前にすりおろすのが最適といわれているように、15分以上放置すると大根に含まれる栄養が分解され少なくなってしまいます。減らない栄養素もありますが、栄養満点で食べたほうがいいでしょう。

方法3:電子レンジを使う

大根おろしが辛いときは、電子レンジを使ってみましょう。大根おろしが温かくなるまでレンジで「チン」します。取り出して冷まします。

とても簡単な方法で辛さが軽減されます。温めてから冷ますという工程で、大根の辛さが緩和されます。早く冷ましたいときは氷を少し入れて混ぜましょう。

大根の辛味成分は熱に弱いため、辛さが抜けます。辛さが抜けすぎることもあるので調節しながらお試し下さい。

方法4:真ん中あたりだけを使う

輪切りにした大根で大根おろしを作ると、辛いときがあります。大根の真ん中あたりだけを使うことで、とても甘い大根おろしが味わえます。

輪切りの大根で大根おろしを作ると、繊維を断ち切ったときに辛み成分が出現してしまいます。輪切りの場合は、なるべく厚めに皮をむくと良いでしょう。

棒切りなど縦に切れば、ムダなく真ん中あたりからすりおろすことができ甘くて美味しい大根おろしができます。
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方法5:すりおろし器を工夫する

すりおろし器によっても、大根おろしの辛さが変わります。一般的によく使われている金属製やセラミック製のすりおろし器は、細かい大根おろしがつくれますが、辛くなりやすいです。

「鬼おろし」を使うと辛くなりません。荒い大根おろしになりますが、大根の栄養分が残りやすいです。荒くすりおろすことで、辛み成分が出にくいのでしょう。鬼おろしがあることで辛い大根おろしから解放されます。

方法6:調味料でごまかす

大根おろしが辛いとき、調味料でごまかす方法もあります。家庭でよく使われる「味の素」を大根おろしにかけてみましょう。食べたときに調味料の旨味成分で辛さを感じにくいのでしょう。

また、ご家庭の冷蔵庫にある「マヨネーズ」を使ってみるのも良いでしょう。まろやかになり、辛さが緩和されます。

調味料を入れることで少し辛さが軽減されます。一手間で辛い大根おろしが美味しく変身します。

辛い大根おろしになりにくい大根の選び方

大根の選び方によっても、大根おろしの辛さが変わってきます。どんな大根を選べば良いのか知っておくと、辛い大根おろしにならなくてすみそうです。大根の選び方を見てみましょう。

選び方1:大きく育ったものを選ぶ

大根は、しっかりと大きく育ったものを選びましょう。成長途中にある大根を収穫していた場合、辛いことがあります。大根は、成長している間は辛くなります。

充分に育った大きい大根を選べば、辛さが少ないでしょう。そして、ひげ根の跡がまっすぐであることも重要なポイントです。大根のひげ根の跡が、上から下にまっすぐにあるのが理想的です。良い土壌ですくすく育った証であり、辛みが少ない大根です。

選び方2:旬の秋や冬に買う

大根にも旬があります。夏大根は辛く、冬大根は甘いといわれます。季節によって辛さが違うのは、気温が影響しているからです。

気温の低い時期の大根は、糖分を蓄えているため甘く感じられます。冬の寒さから身を守るためで、凍らないように糖分を蓄えています。そのため、甘くて美味しい大根になります。

気温の低い秋や冬に大根を買うことで、甘い大根おろしがいただけるでしょう。寒い冬大根なら、より一層甘く感じられそうです。

辛い大根おろしを防いで食材の味を引き立てよう

辛い大根おろしを防ぐことで、より食材の味を引き立てることができます。辛すぎると食材の美味しさが半減してしまったり、味覚が鈍くなってしまいます。

シンプルな大根おろしなら、スダチを絞ったり、カツオぶしをまぶしたりすれば、ワンランクアップします。魚のみぞれ煮や豚しゃぶにもピッタリです。

お鍋に使うなら、大根おろしアートをしてみるのも楽しいでしょう。白いクマやウサギなどを描けば、素敵なお鍋になります。

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