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一人暮らしのお金の内訳・一人暮らしに最低限必要なお金

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憧れの一人暮らし

実家暮らしは楽だけど、一人暮らしにも憧れる方は多いのではないでしょうか。一人暮らしを始めたら実家暮らしの頃より自由度が増えます。自分の好きなことをできる時間も増え、実家で口うるさく言われていた趣味などに口を出されることもなくのびのびとした生活を送ることができます。

また、一人暮らしをすることによって、お金の使い方・管理の仕方が身についたり、自炊することによって料理の腕があがるのではないでしょうか。

家具も自分好みのソファやテーブルを置けて、自分だけの空間を作ることができます。自分だけのこだわりの空間、自分の好きなものだけを詰め込んだ空間を手に入れることができます。

想像すればするほどに、楽しいことがたくさん待っていそうな一人暮らしですが、一人暮らしをするにはどれくらいお金が必要なのか、一人で本当に生活していけるのかなどの不安を抱いていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方たちに一人暮らしに必要なお金やお金の管理の仕方をご紹介します。

一人暮らしに必要なお金の内訳

みなさんは一人暮らしするにあたってどれほどのお金が必要かご存知でしょうか。一人暮らしする際にあたり、一ヶ月間での必要となってくるお金をケース別でみていきましょう。

大学生の一人暮らし

大学生で一人暮らしする人は、実家から大学が遠いことから、一人暮らしをする人は珍しくありません。アルバイトをしつつ、親からの仕送りをもらっている方が多いです。

・家賃(1LDKで45,000円)
・水道・光熱費(7,000円前後)
・交際・交友費(10,000円)
・携帯代(人によりますが6,000円程度)
・食費(自炊をたまにしかしない場合で30,000円)
・オシャレ(10,000円)
・プロバイダ代(2,000円)
・交通費(4,000円)

トータルで少なくとも11,000円は必要です。低く見積もってこの費用です。娯楽や趣味に没頭しがちな方はもっとお金を散財しているでしょう。

大学生の例

項目 出費 補足

家賃 45,000円 普通の1DK。比較的田舎

食費 30,000円 自炊はたまにしかしない

水道光熱費 7,000円 夏と冬は若干高くなる

交際費 10,000円 デートや友達と遊ぶお金

携帯代 6,000円 いつもだいたいこのくらい

娯楽費 10,000円 月に1本ぐらいゲームを買う

プロバイダ代 2,000円 毎月変わらない出費

おしゃれ費 10,000円 洋服は比較的安く

交通費 4,000円 大学までの交通費

合計 124,000円

http://%E4%B8%80%E4%BA%BA%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97.tokyo/living-cost/

社会人の一人暮らし

社会人で自立した生活をしている人は、それなりに収入があり、お金の余裕もあるでしょう。

・家賃(2DKで72,000円)
・食費(コンビニや外食が多いので40,000円)
・水道・光熱費(12,000円)
・交際費(飲み代として15,000円)
・携帯代(人によりますが10,000円程度)
・プロバイダ代(3,000円)
・オシャレ(5,000円)
・交通費または駐車場代(5,000円〜8,000円)
・保険料(医療保険5,000円)

車で通勤していらっしゃる方の場合は駐車場のお金も必要です。社会人になりますと、経費で落とされることが大半ですが、時には自腹を切ってお酒を飲む場に参加しなければいけない時があります。会社や上司、同僚などと頻繁にお酒を飲むような場合になりますと、相当コストがかかりますので、お金の管理は気をつけるべき点です。

社会人(男性)の例

項目 出費 補足

家賃 72,000円 比較的田舎の2DK

食費 40,000円 コンビニや外食が多い

水道光熱費 12,000円 PCは付けっ放しが多い

交際費 15,000円 たまに飲みに行くお金

携帯代 10,000円 毎月だいたいこのくらい

娯楽費 5,000円 本やDVDに使うお金

プロバイダ代 3,000円 毎月変わらない出費

おしゃれ費 5,000円 普段スーツなので服はあまり買わない

交通費 8,000円 会社に行く電車の定期代

保険料 5,000円 いざというときのための医療保険

合計 175,000円

http://%E4%B8%80%E4%BA%BA%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97.tokyo/living-cost/

初めての一人暮らし

初めて一人暮らしする際には何かとお金が必要になってきます。実家を離れ、一人暮らしをスタートする際に必要なお金は余裕を持ってみると20万円以上あると良いでしょう。

・敷金礼金(およそ家賃一ヶ月分)
・共益費(3,000円程度)
・家賃(1Rで30,000円〜50,000円)
・ルームクリーニング料金(30,000円)
・水道・光熱費(8,000円程度)
・食費(自炊する場合は1,0000円)
・ご近所の方への手土産(5,000円程度)

自分で全て引越しの荷造りから荷ほどきまでしてしまう場合は、引越しする際のお金は省くことができます。引っ越す前に、管理会社がサービスとしてルームクリーニングを行ってくれますが、基本的に有料です。

また、引越して荷ほどきなどが完了したら、近隣の方へ挨拶をしに行かなければいけません。手ぶらで行くのはご法度です。お金のかかる高級なものではなくて良いので、手土産を用意して挨拶しにいきましょう。

一人暮らしはお金がかかるのか

一度も実家を出たことがない方は一人暮らしするには「お金がかかる」と思い込んでいらっしゃるのではないでしょうか。確かに必要なお金はかかります。

実家で生活していた時のように好きな時にお風呂に入ったり、シャワーを出しっ放しにしたり、普段から節約を心がけないと積みかさなり出費は大きなものになります。

引越しする際の初期費用は多く見積もって300,000円程度です。家具や家電など一切用意されていない場合はこれくらいはかかります。実家から持ち出せるものは持ち出してしまえば、もちろんその分だけ安くつきます。

多くの人が疑問を抱く「一人暮らしはお金がかかるのではないか」という問題は、本人の日頃からの心がけと、お金の管理能力で万事解決することです。

一人暮らしのお金の管理方法

最初のうちは、お金の管理が上手にできません。誰だってそうです。はじめから一人暮らしでお金の管理が上手にできている人などいません。自分なりのお金の管理の仕方・無駄遣いしないように気をつけることで「お金がない」という状態を回避することができます。

少し工夫して、意識的にすることによって、お金の管理は簡単にすることができます。お金の節約にもつながるため、悩んでいる方はぜひチャレンジしてみてください。
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食費

食事は、ズボラな方だと外食やコンビニ弁当などですませてしませてしまいます。疲れている時や。余裕がない時は致し方ありませんが、基本的には自炊をしましょう。

まず、一ヶ月分の食費を決め、それを一週間に振り分けます。封筒などにお金を入れておくと管理がしやすいです。一週間に一度、振り分けられた金額に収まるように一週間分の食材を購入します。

こうすることによって、食費の管理はとても簡単に行えます。また、余ってしまったお金は来月分に回したり、自分へのご褒美として外食をしても良いでしょう。

電気代

まず、電気はなるべくつけないことです。昼間からバカみたいに電気をつけるのはやめましょう。カーテンを開き、陽の光だけで部屋の中は十分に明るくなります。陽の光は身体にも良いため、単なる節約ではありません。

普段使用しない電気用品のコンセントを抜いておくこともです。

財布に余分なお金を入れない

財布の中に余分なお金が入っていると、外出先でついつい散財など、無駄遣いをしてしまいがちになります。「ちょっとだけの無駄遣い」が積み重なることによって金額は相当なものになってしまいます。

「必要でないお金以外は入れるな」とは言いません。日頃から財布に余分なお金を入れないようにしましょう。

一人暮らしはお金がもったいないのか

実家住まいの方の場合、「一人暮らしなど金の無駄だ」と親に断固反対されてしまうこともあるでしょう。「だらしない生活をするのではないか」「無駄遣いばかりするのではないか」と、マイナスなイメージばかりを持ち、自分の目の届く範囲から子供が出て行くのを嫌がっているのです。

しかし、実際一人暮らしをするとなるとお金のことよりももっと素敵なものを得られます。一人暮らしのノウハウや、お金の管理の仕方、家事能力など、人としてステップアップしていくことができます。

それを考えると「一人暮らしはお金がもったいない」と、頑なに反対することはできないでしょう。お金は確かにかかりますが、そのお金は一人暮らしをする本人への未来への投資と考えましょう。

一人暮らしに最低限必要なお金

家具や家電、生活必需品などが一切ない場合は購入しなくては生活することができません。それらが揃っている上で、一ヶ月一人暮らしをする際に最低限必要なお金はなんと120,000円です。「そんなに安くつくものなのかな」と不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。

これは娯楽や趣味や無駄遣い全てを省いた、「家賃・食費・水道光熱費・生活必需品」であるからです。お金がない状態に追い込まれれば誰だってなんとか節約できるようになります。

家賃などにもよりますが一人暮らしの最低限必要なお金を知ることによって、お金の賢い使い方・無駄遣いを減らすことができ、お金の管理能力まで習得することができます。

新生活をスタート!

いかがでしたでしょうか。一人暮らしをするにあたり、少しは参考にしていただけたでしょうか。初めて一人暮らしをする場合は、初期費用がかさんできますが、それを乗り越えてしまえばあなたの工夫とお金の管理の仕方で金銭は無駄遣いされることなく「賢いお金の使い方」ができるようになるでしょう。

期待と不安が入り混じった一人暮らしで、きっとあなたは成長できます。さあ、あなたの新しい生活を始めましょう。
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