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お酒の酔わない飲み方10選・酔ってしまったときの対処法

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お酒とは

アルコールを1%以上含む飲み物のことを「お酒」といいます。アルコールにはエタノールやメタノールなどいろいろ種類がありますが、一般的にお酒として飲まれるのはエタノールです。

エタノールは体内に入ると、酵素の働きにより、最終的に水と二酸化炭素に分解されて、汗や尿、息から排出されます。

お酒で酔う原因

お酒で酔う原因となるのは「アルコール」です。アルコールは主に、胃や肝臓などの消化器、血管や脳などに影響を及ぼします。

お酒に酔った状態は、アルコールによって脳が麻痺している状態を指します。酔いの程度は、脳内のアルコール濃度によって判断されますが、脳のアルコール浸透度は計測できないので、代わりに血中のアルコール濃度で判断されます。

二日酔い

二日酔いは、アルコールを自分自身の代謝能力以上に摂取することによって引き起こされる状態です。

体内に入ったアルコールは、まず毒性が強いアセトアルデヒドという物質に分解され、最後は水と二酸化炭素に分解されて体外に排出されます。

しかし、その日の飲み方や体調によっては、アセトアルデヒドがうまく分解されずに体内に残ってしまい、二日酔いを引き起こします。夜にお酒を飲んで、翌朝の起床時に現れることが多いです。

お酒の酔わない飲み方10選

酔いの原因は体内に入ったアルコールということが分かりましたが、そうは言っても酔ってしまう人は多いです。楽しいお酒の席を最後まで楽しみ、翌日二日酔いに悩まされないように、悪酔いしない飲み方をしましょう。

ここからは、酔わないお酒の飲み方を紹介していきます。

方法1:お酒を飲む前に軽く食べておく

お酒を飲む前に軽く食べておくことで、空腹でお酒を飲むことを避けられ、悪酔いしなくなります。

バター類やチーズ類、油を含むドレッシング類に含まれている脂肪分を摂取することで、アルコールの吸収を穏やかにすることができます。市販の栄養ドリンクや二日酔い対策ドリンクを飲むのもです。

方法2:肝機能を高めるクエン酸を飲む

クエン酸には肝機能を高める効果があります。アルコールを分解するのは肝臓なので、肝機能を高めることによってスムーズなアルコールの分解を促します。

クエン酸は、レモンやグレープフルーツなどに含まれています。コンビニなどで販売されている黒酢系ドリンクやトマトジュースでも手軽に摂取できます。

方法3:タウリン配合の栄養ドリンクを飲む

タウリンにも、クエン酸と同じく肝機能を高める効果があります。タウリンを含む代表的な栄養ドリンクに、コンビニでも買える「ユンケル」や「リポビタンD」などがあります。
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方法4:アルコール度数の低いお酒を飲む

アルコール度数の高いお酒を飲むと、肝臓で分解されないアルコールが増えて悪酔いにつながるので、アルコール度数の低いお酒を飲むようにしましょう。

お酒にはいろいろな種類がありますが、同じアルコール度数であれば、違うお酒を飲んでも体内に入るアルコール量は一緒なので、酔い方は変わりません。アルコール度数の低いお酒を飲むことで、肝臓にたまるアルコール量を減らしましょう。

方法5:ゆっくりと飲む

お酒を飲むペースが速いと、血中アルコール濃度が高まるスピードも速くなり、酔いやすくなります。

ゆっくり飲むことで、アルコールの吸収スピードを遅らせ、悪酔いを回避することができます。普段はペースを気にしない人も、ゆっくり飲むことを心がければ、その場での悪酔いや二日酔いを予防できます。

方法6:酔いにくいおつまみを食べる

酔いにくいおつまみを食べることで、悪酔いを予防できます。

チーズ類に含まれる脂肪分は、体内で吸収されるペースが遅く、アルコールの吸収を抑制してくれます。枝豆や豆腐に含まれるたんぱく質は、肝機能を高めてアルコールの分解を促してくれます。酔いにくいおつまみを食べながら、お酒を楽しみましょう。

方法7:アルコールと同じくらい水を飲む

ウイスキーなど度数が高いお酒をストレートで飲むとき、口直しに「チェイサー」と呼ばれる水や炭酸水をはさむ飲み方がありますが、これが悪酔いを予防する方法の1つです。

水だけを頼みづらいという人は、水割りが許されるお酒であれば、水を多めに入れて割って飲んでも効果があります。

方法8:トイレは我慢せずに行く

お酒を飲むとトイレが近くなりますが、これはアルコールによって引き起こされる現象なので、我慢せず行きましょう。

お酒を飲んでいるときは、体内に取り込んだ余分な水分を排出するだけでなく、アルコールに反応して必要な水分も排出しやすくなり、脱水症状になりやすいです。我慢せずトイレに行くことはもちろんですが、脱水症状を避けるためにトイレの後は水を飲むようにしましょう。

方法9:飲んだ後もしっかり水分を摂る

お酒を飲んだ後も体内にはアルコールが残っているので、しっかり水分を摂るようにしましょう。

お酒を飲んだ後の水分補給を怠ると、脱水症状になりやすくなります。体内に残ったアルコールを薄める効果もあるので、飲んだ後は水分をしっかり摂りましょう。

方法10:女性は月経中は酔いやすいので気を付ける

月経中は、女性ホルモンが減少することによって体全体の能力が低下しています。

体の機能が低下することによって、アルコールを分解する能力も落ちます。月経中でもどうしても飲まなければならないときは、飲み方に注意しつつ、赤ワインや日本酒のように体を温める作用があるお酒を飲むことで、体にかかる負担を減らすことができます。

酔いと飲み方に悩むあなたにアイテム

お酒を飲んだときの悪酔いを回避する方法はもちろん、最新医学を元に、体にいいお酒の飲み方も紹介しています。

お酒が引き起こすさまざまな体の変化と、その対処法が学べます。酔いや飲み方に悩んでいる人はもちろん、健康的で楽しいお酒の飲み方を知りたい人に1冊です。

酔ってしまったときの対処法

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お酒に酔う原因はアルコールですが、その耐性には個人差があります。普段は平気な量でも、その日の体調や飲み方次第では悪酔いしてしまうこともあります。ここからは、悪酔いしたときの対処法を紹介します。

飲酒を中断する

悪酔いした場合、体内に入ったアルコールの分解が摂取量に追い付いていないので、飲酒を中断することをします。

酔った状態の体は、血中アルコール濃度が高くなっています。そのままお酒を飲み続けると、急性アルコール中毒などの命に関わる病気を発症してしまう可能性があります。

チョコなどの糖分を摂取する

お酒を飲んだ後は、アルコールを肝臓で分解する際に糖分を必要とします。

お酒を飲むと血糖値が減少するので、チョコなどを食べて糖分を摂取することで、足りなくなった糖分を補給します。しかし、肝臓で分解されたアルコールも糖分に変化します。糖分は脂肪に変わるので、摂りすぎには注意が必要です。

スポーツドリンクを飲む

お酒を飲むと、アルコールに反応して利尿作用が働くので、脱水症状になりやすくなります。

酔ってしまったときは、体内に分解されていないアルコールが残っています。スポーツドリンクを飲むことで、脱水症状を防ぐことができます。また、スポーツドリンクには適度に糖分も含まれているので、アルコールの分解で失われた糖分を補給することができます。

お酒の飲み方を工夫して楽しく飲もう

お酒の飲み方を工夫し、自分に合った飲み方を見つけることで、お酒を楽しく飲めるようになります。

お酒に強い人もいれば弱い人もいるように、お酒の飲み方は人それぞれ違います。あなたに合った飲み方を工夫することで、悪酔いすることなくお酒を楽しみましょう。

お酒についてもっと知ろう

お酒についてもっと知ることで、自分に合ったお酒や飲み方を見つけることができます。

お酒によってアルコール度数が違うことはもちろんですが、「身体を温める赤ワインや日本酒」「身体を冷やす焼酎やビール」のように、それぞれのお酒が持つ特徴もあります。

お酒について詳しく知ることで、これまでの間違った飲み方を変え、自分に合った飲み方を見つけることができます。
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