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失敗しない自宅で羽毛布団を洗濯する方法とコツ
とてもデリケートな羽毛布団、クリーニングに出すとそれなりの料金がかかってしまいます。
羽毛布団は普段からお手入れをしていれば、洗う必要はないといわれています。羽毛は吸水性、発散性に優れています。
しかし、汚れはカバーを通して浸透していきます。汚れが目立ち洗濯が必要な時もありますし、目立った汚れがなくても見えない汚れはあり、洗えばきれいになります。ここでは、自宅で羽毛布団を洗う方法について紹介します。
羽毛布団は普段からお手入れをしていれば、洗う必要はないといわれています。羽毛は吸水性、発散性に優れています。
しかし、汚れはカバーを通して浸透していきます。汚れが目立ち洗濯が必要な時もありますし、目立った汚れがなくても見えない汚れはあり、洗えばきれいになります。ここでは、自宅で羽毛布団を洗う方法について紹介します。
自宅で洗濯とコインランドリーの比較
メリット
〈自宅〉
・費用を抑えることができる。
・自宅で洗うので様子を見ながら洗濯ができる。
・持ち運びする必要がない。
〈コインランドリー〉
・布団丸洗いのできる洗濯機があるので、乾燥まで一気に洗濯をすることができる。
・業務用の洗濯機なので、パワーがありしっかりとダニを落とすことが期待できる。
・洗ったその日に羽毛布団が使える。
・クリーニングにだすより、費用を抑えることができる。
・費用を抑えることができる。
・自宅で洗うので様子を見ながら洗濯ができる。
・持ち運びする必要がない。
〈コインランドリー〉
・布団丸洗いのできる洗濯機があるので、乾燥まで一気に洗濯をすることができる。
・業務用の洗濯機なので、パワーがありしっかりとダニを落とすことが期待できる。
・洗ったその日に羽毛布団が使える。
・クリーニングにだすより、費用を抑えることができる。
デメリット
〈自宅〉
・脱水時、自宅の洗濯機では、バランスが取れなくて停止してしまうことがある。
・浴槽で洗った場合、羽毛布団は水を吸うと重くなるので乾かすのが大変。
・洗濯機に羽毛が詰まることがある。
・浴槽で洗う場合は、かなり重労働になる。
〈コインランドリー〉
・店に自分で持ち運びをする必要がある。
・脱水時に洗濯機が止まってしまうとお金がもどらない可能性がある。
・業務用の洗濯機なので羽毛布団が破れることがある。
・脱水時、自宅の洗濯機では、バランスが取れなくて停止してしまうことがある。
・浴槽で洗った場合、羽毛布団は水を吸うと重くなるので乾かすのが大変。
・洗濯機に羽毛が詰まることがある。
・浴槽で洗う場合は、かなり重労働になる。
〈コインランドリー〉
・店に自分で持ち運びをする必要がある。
・脱水時に洗濯機が止まってしまうとお金がもどらない可能性がある。
・業務用の洗濯機なので羽毛布団が破れることがある。
自宅の洗濯機で洗う場合の注意点
タグの確認
自宅の洗濯機で洗う時は、まず布団のタグに記載されている洗濯表示を確認します。タグが水洗い不可やドライマークの場合は、自宅では洗うことはできません。
洗濯機の確認
次に自宅の洗濯機が布団を洗えるか確認します。一般的に洗濯機の容量が8kg以上あれば、シングルサイズの羽毛布団を洗うことができます。
洗濯ネットの入れ方
洗濯中の生地の傷みを防ぐため、小さくたたんで空気を抜きながら丸めて洗濯ネットに入れます。寝具用の洗濯ネットも販売されています。羽毛布団は、縦に3つに折りくるくると巻くと空気が抜けて小さく収まります。
予洗い
汚れのひどい部分は手洗いで予洗いをして汚れを落としてから洗濯機に入れます。「布団コース」がある場合は布団コースを選択し、布団コースがない場合は水量を1番多く設定して標準で洗います。
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脱水
脱水後は四隅を持って軽く振って羽毛が偏らないように整え、しっかり乾燥させます。乾燥が不十分だと、カビや臭いの原因になります。しっかり乾かすには、2日ぐらいはかかります。2日以上天気が続く日を選びましょう。
ドラム式洗濯機
ドラム式は縦型のように布団が浮き上がることはありませんが、浮いている場合は押して水を含ませます。脱水の時にバランスがとれなくて止まってしまう時は、他の衣類を隙間に入れるとスムーズに脱水できます。
縦型洗濯機
縦型の洗濯機を使う時は、水をためて洗剤を溶かしてから羽毛布団を中に入れます。十分に水を吸った状態にしてからスタートすると、羽毛布団が浮き上がらず洗うことができます。
お風呂で洗う場合の注意点
羽毛布団が自宅の洗濯機で洗えない場合は、浴槽を使って洗うことができます
洗う時の注意点
浴槽に15~20㎝程度のぬるま湯または水を張って液体洗剤を入れて洗浄液を作り、押し洗いまたは踏み洗いをします。強く踏みすぎると羽毛が傷んでしまうので気を付けましょう。また、濡れると空気が抜けなくなり羽毛が水を吸い込まなくなります。洗浄液を十分に吸い込ませるために空気を抜いてから洗います。
すすぎ
羽毛の中に洗剤が残ると臭いの原因になります。すすぎを十分にする為に、軽く洗濯機で脱水してその後きれいな水ですすぐという流れを3、4回繰り返します。
脱水
洗い終わったら、浴槽の側面にかけて脱水するか、自宅の洗濯機に入る場合は脱水にかけます。水を吸った布団はかなりの重さがあるので、まず浴槽の縁にかけて水を切るのがいいでしょう。
洗剤
羽毛布団の洗濯にはおしゃれ着用の洗剤がです。合成洗剤は羽毛の油分を落としてしまい保温効果が薄れてしまう可能性があるので、おしゃれ着用の中性洗剤を使います。
柔軟剤は使うべきか
羽毛布団のニオイが気になるときは、消臭効果のある柔軟剤を使うと羽毛独特のニオイを弱めることができます。しかし、柔軟剤により羽毛と羽毛がくっついてしまいふわふわ感がなくなってしまう可能性があります。
脱水の仕方とポイント
[no_toc]洗濯機で脱水する時は、羽毛が傷んでしまうので5分以内にします。脱水後は、布団の四隅を持って軽く振って羽毛が偏らないようにします。浴槽で洗った時も、洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水します。自宅の洗濯機に入らない場合は、浴室の縁にかけて水を切ります。
羽毛布団の乾燥の仕方とポイント
羽毛布団を乾かすのは時間がかかります。洗濯が終わってから48時間以内に乾燥させるのが望ましいといわれています。
よく晴れた日が続く日を選んで洗濯をして、しっかり広げて裏表、上下を変えながらまんべんなく均等に乾燥させます。1〜2時間おきに変えるのがよいでしょう。直射日光は生地や羽毛が傷んだりするので避けます。脱水機にかけてない場合は3〜4日、脱水機にかけている場合はでも、2〜3日間かけてしっかり乾燥させましょう。
よく晴れた日が続く日を選んで洗濯をして、しっかり広げて裏表、上下を変えながらまんべんなく均等に乾燥させます。1〜2時間おきに変えるのがよいでしょう。直射日光は生地や羽毛が傷んだりするので避けます。脱水機にかけてない場合は3〜4日、脱水機にかけている場合はでも、2〜3日間かけてしっかり乾燥させましょう。
吊り干し
風通しの良い日陰で吊り干しします。羽毛布団は水をたくさん含むので、物干し竿2本をまたぐように干すと早く乾かすことができます。乾燥してきたら裏返して形を整えます。また、時々向きを変えたりほぐしたりして羽毛の偏りを防ぎましょう。
乾燥機
家庭用のふとん用乾燥機を1時間ほど使用して乾燥させると羽毛布団はふっくら仕上がります。自宅で完全に乾かした後に、コインランドリーで数分乾燥させてもふんわりとします。
乾燥機付きの洗濯機は、洗濯可能な容量より乾燥可能な容量のほうが少ないので家庭用の洗濯機での乾燥は乾燥ムラの原因になる可能性があります。
乾燥機付きの洗濯機は、洗濯可能な容量より乾燥可能な容量のほうが少ないので家庭用の洗濯機での乾燥は乾燥ムラの原因になる可能性があります。
ダブルサイズの羽毛布団を自宅で上手に洗う方法
羽毛布団を自宅の洗濯機で洗う場合は、洗濯機の7〜8割くらいで収まることが必須条件になります。入らない場合は、浴槽で洗濯することになります。
羽毛布団を予洗いする
羽毛布団を4つ折りにして浴槽に入れ、シャワーで表面の汚れを洗い流します。ペットなどの毛もしっかり流しましょう。
洗い流したら、いったん浴槽の縁にかけて水を切ります。
洗い流したら、いったん浴槽の縁にかけて水を切ります。
洗浄液を作る
浴槽に水(ぬるま湯)と洗剤をいれてよく混ぜます。お風呂の残り湯は使わないようにしましょう。
羽毛布団を洗う
押し洗いをします。一部分だけではなく、まんべんなく押して洗います。
羽毛布団全体を洗ったら、水を入れかえてすすぎをします。すすぎは、洗う時と同じように押して洗っていきます。2~3回はくりかえしてすすぎましょう。
羽毛布団全体を洗ったら、水を入れかえてすすぎをします。すすぎは、洗う時と同じように押して洗っていきます。2~3回はくりかえしてすすぎましょう。
脱水する
水がしみ込んだ布団はかなりの重さになっています。自宅の洗濯機には入らない時は、しばらく浴槽の縁にかけておきます。30分~1時間はそのままにして水をきります。
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布団を干す
羽毛布団は吸水性がいいので十分に水を切ったつもりでも、運ぶときに水がたれることがあります。物干しにかける時は、まだかなりの重さがあるので、2本の物干し竿にまたがせてかけます。風通しもよくなり、乾くのが早くなります。
自宅で羽毛布団を洗濯してみよう
自宅で羽毛布団を洗うことができるのはとても経済的です。最近は、水洗い可能な羽毛布団も多いです。羽毛布団は自分で洗うのは難しいと思われがちです。しかし、コツをつかめば少し手間はかかりますが自宅で洗うことができます。ぜひ自宅で洗濯しようとおもっている方も多いのではないのでしょうか。今回紹介したことを参考にして自宅でお洗濯してみてください。