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ベランダとバルコニーの違い|目的別の選び方・構造

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ベランダとバルコニーの違い

定義

ベランダとバルコニーは同じものだと考えてしまいがちですが、明確な定義が存在しています。1番分かりやすく簡単な説明は屋根の有無です。ベランダには屋根が有り、バルコニーは屋根がなく手すりの付いている作りとなっています。

建築用語

建築用語としてのベランダは、ひさしや屋根がかかっている建物の外壁から張りだした部分を指します。軒下に収まっており、洗濯物などを干すのに最適です。

またバルコニーは、屋根や天井がなく地面から離れて建物の外壁から張りだした、床と手すりで構成されたものです。

建材

一般的に使用されているのはアルミタイプのものです。アルミの床に化粧素材として、樹脂でできたタイルなどを使用する場合もあります。横格子、縦格子の違いやパンチパネル、すりガラス調のパネルを使用しているものもあります。

価格

後付けの場合、使用する資材や設置する形によっても金額は上下しますが、アルミ素材で出来たバルコニーであれば10万円強から設置できます。ベランダとなるとそこへ屋根が必要になってくるので、屋根の費用が必要になってきます。最低ラインで10万円程度となっています。

メーカー

他にもメーカーはたくさんありますが、よく目にするメーカーをピックアップしてみました。リフォームする際にも力になってくれるメーカーです。

三協アルミ

パネルのバリエーションが豊富で住宅外観を自分好みに変えることが出来ます。アルミ色から木彫色のパネル部分と、床部も塩ビデッキやルーバー床他、好みで選ぶことが出来ます。

LIXIL

外観の美しさにこだわり、機能も充実させたバルコニーを演出します。バルコニーに雨樋機能を持たせるなどの工夫がされています。

目的別の選び方

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目隠し

ベランダのパネル部分は目隠しにもなります。格子が細かいものや、すりガラス調になっていたりするものはその要素が高いです。現在、デザイン性の高いものも多くなっています。風通しが良いのに視線を遮る構造になっているものもあり、選べる種類も増えてきました。ベランダでもバルコニーどちらを選んでも良いでしょう。

インテリア

ウッドデッキ調のベランダも出てきて、インテリアとしての外観も楽しめるようになってきています。機能性も高まっていますが、床材も木目調のものやタイルなど選べる種類も多くなりました。ベランダとバルコニーのどちらを選んでも見た目的にはさほど影響がありません。

物干し

ベランダを物干しに使う方は多いでしょう。屋根があれば雨が吹き込まない限り、少量の雨であれば洗濯物を干すことが可能です。また屋根がなくても、天気が良ければスペースを有効活用し物干しとして使用できます。しかし、突然の雨でも対応できる屋根付きのベランダの方が物干し場としてはです。

サンルーム

サンルームは雨や花粉などの心配なく洗濯物が干せる、ひなたぼっこができるなどの利点があります。しかし、高温になるので換気などが重要になります。ベランダやバルコニーとは違うものですが、天気に左右されずリラックスできる空間が得られ、戸建ての方にはです。

庭への移動を考えた際、戸建ての場合はテラスなどがあると便利です。テラスは2階以上にあるベランダやバルコニーとはまた別になります。こちらも、屋根のない場所になりますが、足下はコンクリートなどが多い構造になっています。庭を眺めながらバーベキューなどはこちらで行うことも多いでしょう。

収納

収納として使用するのは、ベランダ、バルコニー共にあまりは出来ません。雨ざらしになってしまうため、保存には向かないからです。しかし、タイヤなどの多少濡れても平気なものはビニール袋などをかぶせて収納可能です。本格的に収納をベランダなどに求めるならば、サンルーフの方が良いでしょう。

また、マンションやアパートにお住まいの方の場合、消防法で避難経路として使用されるベランダやバルコニーにはものを置かないよう決められています。避難する時に邪魔になるようなものは置かないように気をつけましょう。

緑化

マンションやアパート住まいの方の中でベランダ農業、ベランダ菜園が流行ってきていますが、ベランダを植物の栽培場所にしている方も多くいます。多くの土を使用しなくても栽培できるような野菜をプランターで作ったり、また観葉植物を栽培したりと様々です。ベランダ、バルコニー共に緑化には最適です。

ただし注意が必要なのは、マンションやアパートはベランダが避難経路になっている場合が多くあり、そこは共有空間となっていることがあります。避難する時に邪魔になるようなものは置いてはいけないと消防法で決められています。足の踏み場もないといったことがないように気をつけましょう。

ベランダとバルコニーの構造

建材

ベランダやバルコニーに使用される建材は、アルミ製のものがほとんどです。アルミは錆が表面で止まり奥まで進行しないため、建材に適していると言われます。

マット

ウッドデッキパネルや人工芝、樹脂製マットなど様々な種類があります。通販でもすぐに手に入れることが出来るので、ベランダやバルコニーの模様替えも業者を介さずとも簡単にすることが出来ます。少し気分を変えてみたい方にです。
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アイアン

基本的にはアルミ製のものが多いですが、家を建てる際に建物一体型としてンダやバルコニーをこだわって作る際は、鉄製のデザイン性に長けたアイアンを使用する方もいます。しかし、後付けのベランダやバルコニーはデザインが似通っているものが多く変更も難しいので、アイアンだけを変更ということはできないと思っていた方が良いです。

アルミ

ベランダやバルコニーの後付けのものは、全体を通してアルミ製のものがとても多くなっています。建物一体型の場合は、手すりなどにアルミを使用する場合が多くあります。

ウッドデッキ

建物一体型でなければ外観をウッドデッキ調にすることは難しいですが、ベランダやバルコニーを内側だけウッドデッキ調にすることは可能です。内側に目隠し材として、ホームセンターで売っている木でできたフェンスを設置します。そして床にはウッドデッキパネルを敷けば完成です。ぜひ、自分のいる空間をウッドデッキにしてみましょう。

ウッドパネル

ウッドパネルはとても便利なものです。DIYを簡単に行いたい場合に重宝します。あまりお金をかけずともウッドパネルを使用すれば、自分のベランダやバルコニーにウッドデッキ調の床を作ることが出来ます。ただし、避難経路を塞がないように細心の注意を払いましょう。

塗料

ベランダやバルコニーは資材にもよりますが、5~10年経つと、床材の劣化が見られるようになります。塗り増しというメンテナンスを行う際、使用される塗料が大きく分けて二つあります。ポリエステル系コートとウレタン系コートです。自分で行うよりは、業者に頼む方が良いでしょう。

建物一体型の場合、壁のメンテナンスも必要です。資材にもよりますが、水をかけるだけで汚れが落ちるものなども最近は多くなってきています。また、汚れではなくひび割れなどが起きている場合は、業者に頼むようにしましょう。

手すり

選べる自由度は、新築の方が圧倒的に高いです。後付けはデザインがほとんど決まっているので、手すりの形状などを選ぶことが難しいです。どうしても凝ったベランダやバルコニーを作りたい時は、新築やリフォームで行う必要があります。

日よけ

バルコニーやベランダのパネル部分をすりガラスや格子の細かいものにすると、日よけ効果もあります。ただし、パネルの高さや場所によっては効果を得られないこともあります。

パネル部分を格子状にするか、デザイン性の高いものにするかでベランダとバルコニーの雰囲気ががらりと変わります。しかし、デザイン性の高いものは建物一体型に多いので、後付けのものにはデザイン性を期待しない方が良いでしょう。

照明

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バルコニーやベランダに照明をつけたい場合は、ランタン型LEDライトなどを使用すると雰囲気が出ます。また、防雨タイプのLEDセンサーライトやソーラーパネルで充電するタイプの照明ですと、電気も使用しないのでです。

ベランダとバルコニーを快適に!

ベランダとバルコニーの違いは屋根にあるということですが、どちらもあると便利なものです。物干しや家庭菜園、また気分転換のためのスペースと様々な使い道があります。自分の使いやすい、過ごしやすい空間にするためにDIYで模様替えを行ったりするのも楽しいでしょう。この機会に、ベランダやバルコニーを快適に過ごせる場所にしてみませんか。
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