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アロマオイルの使い方|使用場所・使用方法・効果や効能

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日々の生活にアロマを

みなさんはアロマに興味はありませんか。アロマオイルを使って、今の生活に少し余裕を足してみてはいかがでしょうか。日々の生活をゆったりとリラックスした中で過ごせたら、今よりももっと気持ち的に上質な時間を過ごすことができます。この記事では、アロマオイルの使い方や効能、アロマオイルを使うのに場所などを紹介していきます。

場所別のアロマオイルの使い方は?

日常の生活の中で、この場所に好きな香りがあったらいいなと思うところがいくつかあります。それは仕事をする場所だったり、睡眠をとる場所だったり、お風呂やトイレもそうです。そういう場所に効果的にアロマオイルを使って、素晴らしい空間にしてしまうといいのです。香りを足すだけで、仕事に集中できゆっくり眠れるのならば、ぜひ試してみるべきです。ここでは、シーン別のアロマオイルの使い方とアロマの効果も併せてご紹介します。

トイレでのアロマオイルの使い方は?

トイレといえば、やはりにおいが気になる場所でもあります。市販のトイレ芳香剤もいいですが、少しにおいが強すぎていかにもという感じが苦手の人もいます。臭いを本当に消したいときのためにスプレーの消臭剤を一つ置いて、普段はアロマオイルをかすかに香らせるという使い方がいいです。

トイレでのアロマオイルの使い方としては、殺菌や抗菌の作用も持つレモン、ペパーミント、ローズマリーなどがです。これらは、すっきりとフレッシュな香りでトイレを落ち着ける空間にしてくれます。またベルガモットやオレンジスイートは、体の緊張をほぐしてくれる効果があるので、便秘症の方にできます。

職場でのアロマオイルの使い方は?

職場でのアロマオイルの使い方は、主に気持ちがリフレッシュできて集中力が高まるものがいいです。集中力が上がりやる気が出てくれば、仕事の効率がアップする効果が期待できます。気持ちのリフレッシュ効果があるものとして、レモンやロースマリーがあります。他に眠気覚ましにはペパーミント、やる気を出すにはグレープフルーツなどでもいいです。気持ちを高揚させて、集中力を高めたいときにはレモングラスがです。

それとは逆に、イランイラン、オレンジ、ジャスミンなど鎮静作用やリラックス作用の強いアロマオイルは、使い方として仕事や運転をするときなどは逆効果になるので控えたほうがいいです。さらに仕事をする場所が自宅だったり自分だけのスペースが与えられている場合以外では、周りの人のことも考えなければいけません。パソコンのUSBにつなぐタイプのディヒューザーや首から下げるアロマペンダントなど、あまり香りを広げないアロマグッズを選んでみるといいです。本当に自分だけで楽しみたいのなら、マスクにアロマオイルを付けるという使い方もあります。

寝室でのアロマオイルの使い方は?

寝室で使うアロマオイルは、やはり睡眠に効果のあるものがいいです。鎮静作用のあるアロマオイルを使えば、落ち着いてゆったりと眠ることが出来ます。鎮静作用のあるアロマオイルは、ラベンダー、カモミール・ローマン、オレンジスイートなどがあります。夜用のアロマとして、ラベンダー2にオレンジ1の割合でブレンドしたものが特に作用があるといわれています。

寝室でのアロマオイルの使い方としては、ディヒューザーで、部屋全体を香りで満たすのがいいです。ディヒューザーにもいろいろとおしゃれなデザインのものがあるので、お部屋の雰囲気に合ったものを選びましょう。

眠る前に軽い読書や音楽鑑賞をするという人向けには、ローズウッドのアロマオイルがいいです。ローズウッドは、イライラや不安、うつな気分を和らげリラックスさせる作用があります

玄関でのアロマオイルの使い方は?

玄関でのアロマオイルの使い方は、靴や下駄箱のにおいを抑えるために消臭殺菌効果のあるものがいいです。そのうえで、お客様を初めにもてなす場所でもあるので、さりげなく馴染みやすい香りがいいです。玄関には、消臭効果のあるミントや嫌いな人が少ない柑橘系の香りがです。柑橘系では、オレンジスイート、グレープフルーツ、ベルガモット、シトロネラなどがあります。お家の顔でもある玄関での使い方は、お客様を気持ちよく迎えるためにもみんなに好まれるアロマを置くことが大切です。

浴室でのアロマオイルの使い方は?

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お風呂でのアロマオイルの使い方は、浴槽の中にアロマオイルを入れて楽しむアロマバスがです。浴槽にアロマオイルを数滴たらすだけで、立ち上がる温められた湯気とアロマの香りが、一日の疲れをゆっくりと癒してくれます。

お風呂で使うアロマオイルは、ゆっくりとリラックスできる香りがいいです。リラックスしたいときはぬるめのお湯で、逆にリフレッシュしたいときには熱めのお湯にします。香りは、ラベンダー、サンダルウッド、ローズ、イランイラン、ジャスミンなどがリラックス作用があるのでです。体のにおいが気になるときは、サイプレス、グレープフルーツ、ティーツリーなどが適しています。

よくアロマバスは肌を痛めるからできないという話を聞きますが、キャリアオイルと呼ばれる植物油、牛乳、はちみつや日本酒などを一緒に混ぜて使うと、エッセンシャルオイルが直接肌にあたらないために、肌のトラブルも防げます。しかし、それでも刺激の強いアロマオイルには注意が必要です。タイム、シナモン、グローブ、フェンネルは、刺激が強いためにアロマバスには向いていません。肌の弱い人は、柑橘系のオイルも避けたほうがいいです。さらに赤ちゃんや乳幼児も、肌が敏感なのでアロマバスは控えたほうがいいのです。

使い方の工夫で効果的に

アロマオイルは、工夫次第で色々な場面で活躍します。買ってきたアロマオイルを、ディヒューザーに入れて炊いているだけではもったいないです。体や気持ちの面で様々な作用が期待できるアロマオイルは、多様な使い方をすることでよりその効果を発揮します。しかし間違った使い方をすれば、危険な場合もあるので注意が必要です。

例えばアロマオイルを香水のように肌に直接つけたりするのは、肌を痛めトラブルのもとになるのでやめてください。アロマオイルは基本的に薄めて使い、ほんのり香る程度で十分効果を発揮します。いろいろと使い方を試す場合でも、この点には注意してください。

アロマオイルの使い方として気を付けたいのは、自分がいつもいない場所も全部アロマだらけにしておくのはコスト的にももったいないです。せっかくアロマに包まれた生活を送りたいと思っていても、お金をかけ過ぎては長続きしません。それに家中全部をアロマの香りだらけにしておくことで、たまに体調が悪くなった時に逃げ場がなくなるというのも避けたいです。色々な香りを使いすぎてにおいが分からなくならないように、必要な所だけに使うようにしてください。

枕に使って心地よい眠りを

夜寝るときに寝室にアロマを焚いて寝ると、睡眠に良い作用をもたらすことは前にも述べましたが、専用のディフューザもないし無理して部屋中をいい匂いにしなくてもいいという方は、枕を利用してみてはどうでしょうか。香りに飽きたときに、まだ部屋中匂っていたら、逆に疲れることにもなります。

使い方は簡単で、寝るときにお好きなアロマオイルをほんの一滴枕の隅に垂らすだけでいいのです。枕でなくても、シーツの隅に一滴たらすだけでも十分に効果があります。これは、自分の周りの必要なスペースをピンポイントでいい香りにすることができるという意味で、非常に効率的な使い方です。

この枕を使う方法は、簡単なだけでなく安全面でも優れています。アロマオイルを下からあぶって蒸発させるやり方のように火も使わなくて済みますし、ディヒューザーのように電気をつけたまま眠ることもありません。当然、水が全部なくなって空焚きになる心配もないのです。気をつけることは、量に気を配り決してオイルを垂らしすぎないことです。

アロマで使うオイルは、十分に濃縮されて取り出された精油(エッセンシャルオイル)だからです。する香りの種類は、睡眠に適しているものがいいので、ラベンダー、ジャスミン、イランイランなどがいいでしょう。

加湿器にするかディヒューザーにするか

アロマは、加湿器でもディヒューザーでも楽しむことが出来ます。ここで疑問に思うのは、加湿器にアロマ機能が付いた「アロマ加湿器」と「アロマディフューザー」は何が違うのかということです。ディフューザー(diffuser)とは散布器という意味なのでアロマディヒューザーはアロマ散布器ということになります。

したがってディヒューザーでも加湿はできますが、アロマを散布するついでに加湿する程度で水を入れる容量も300ml~500mlと少なく本体も割りと小さめです。一方アロマ加湿器のほうは、加湿器なので容量も2リットルから4リットル程度と多く、本体も大きくどっしりとした感じになります。

購入するときは、使い方も使い道も違うので目的別に選ぶのが大切です。乾燥が気になる人はアロマ加湿器を、アロマでの癒しやデザイン重視ならアロマディフューザーを選びます。

PZX 加湿器 超音波式 3L 大容量 アロマ

こちらのアロマ加湿器は、3リットルの大容量タイプです。連続8時間は運転し続けるので一晩中大丈夫です。超音波振動でミスト化するので火の心配もいらず、しずくの形でかわいい商品です。

超音波式の加湿器を初めて使いましたが加湿力もそこそこありますしこれからの時期も暑くなくていいですね。音も全くせずすごく快適に使っています。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3NKY7E0AVVCIR/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B01MQMB1HE

超音波式 アロマディフューザー 木目

こちらはアロマディヒューザーです。300ml入りますが、加湿機能よりもデザインやアロマでの癒しのほうに力を入れている商品です。卓上にも置けるスライムタイプで、木目調が落ち着きを感じさせます。

一見、黒に見えますが濃いこげ茶色でシックな雰囲気です。

普通のコンセント式で静音タイプ、300mlの容量なので一晩は持ちます。

水が少なくなると自動的に停止する空炊き防止機能が付いているので

就寝中に水切れした時も安心です。

水を入れる部分から内部の部品が少しスケルトンで見えていて面白いです。

就寝中に咳が出る症状が劇的に緩和されました。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R93WEV5H9RXFM/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B06XR9BR3C

マスクを使って自分だけの世界に

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人のことを気にせずにアロマを楽しみたいという人には、マスクにつけるという使い方もあります。こうすれば仕事中だけでなく通勤や移動しているときにも、心地よい香りの中で過ごすことが出来ます。たまに香水のきついにおいをふりまいている人がいますが、マスクなら人に迷惑をかけることもありません。風邪もひいていないのにマスクなんてという人向けには、ハンカチなどにしみこませるという使い方もあります。薄めたアロマオイルを1~2滴しみこませておいて、人前で緊張するときや気分をリフレッシュさせたいときなどに取り出してにおいをかげば、自分のペースに戻ることができるでしょう。

マスクに使うときの注意点は?

枕のときの使い方と同じように、マスクやハンカチにもアロマオイルのつけすぎには注意が必要です。特にマスクはハンカチのように嗅ぎたいときだけ取り出すということではないので、香りが強すぎると酔ってしまって具合が悪くなる恐れがあります。もしも香りに酔ってしまったときは、すぐににおいを遠ざけて、水を多めに飲みます。それは鼻から入ったアロマの成分が血液中に吸収されたのを、早く薄めて戻すためです。

マスクに染みこませる使い方は、アロマオイルが直接肌につく可能性があるので皮膚トラブルも心配です。使い方次第では風邪の予防や呼吸器の改善などに作用があるアロマですが、程度を超えると逆効果になることもあるのです。これを防ぐには、最初からマスクやハンカチ用にアロマオイルを薄めたものを用意しておきます。アロマオイルを少量のエタノールで薄め、精製水と混ぜてスプレーの容器に入れておくだけです。こうすれば香りが強すぎて、具合が悪くなったりすることを防ぐことができます。マスクにつける使い方は、においがこもるので時々外して換気することも大切です。

アロマオイルを使ってマッサージも

アロマオイルの使い方で、マッサージに利用することでもその効力を発揮します。マッサージは誰でもできるので、わざわざサロンに行かなくてもアロマオイルの力を借りて自宅でリフレッシュできます。アロママッサージは、アロマオイルの成分を香りとして吸うだけでなく、皮膚からも効率的に吸収させることができます。お風呂上りにアロマの香りを楽しみながら、リラックスした状態でマッサージをするという使い方がより効果的です。

マッサージで使うときはキャリアオイルで薄めてから

アロママッサージには、アロマオイルを肌に使ってマッサージすることから使い方で注意する点もあります。まず大切なことは、アロマオイルの原液を直接肌につけてはいけません。

アロマオイルは、キャリアオイルと呼ばれるベースとなるオイルで薄めて使います。キャリアオイルは(carrier=運ぶもの)という意味から来ていて、アロマオイルが肌の中に浸透していくのを助ける働きをしています。キャリアオイル自体にも保湿機能などのお肌に有用な成分が入っているので、それだけで使っても効果が期待できます。種類も色々あるので、使い方を守って自分の肌に合ったものを選びましょう。マッサージをするときは、事前にアロマオイルをキャリアオイルで薄めてマッサージ用のオイルを作っておきます。その後で、使い方を守って体の気になるところをマッサージします。

GAIA (ガイア) キャリアオイル スイートアーモンド 50ml

主成分はオレイン酸で、低温でも固まりにくいしっとりタイプのキャリアオイルです。内容量は50mlと1000mlがあります。使い方は精油と混ぜるほかに、保湿効果があるキャリアオイルだけでマッサージしても、肌への効果が期待できます。

アーモンドオイルは癖がないので、レッグマッサージにバジルやジュニパーと混ぜて使っています。

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効果的な使い方で自然治癒力アップ

ここでは、種類別のアロマオイルを使ったアロマテラピーで得られる効能と効果、使い方について紹介します。アロマテラピーとは、直訳すると芳香療法と訳されます。植物から抽出された精油を使って、その香りや成分が鼻の粘膜や肌から体内に吸収されることで、さまざまな作用が期待できるのです。これらの効能が、人間の自然治癒力を高め体調不良を治したり疲れをとったりして、体にいい作用をおこすのです。このようにアロマを使って行う療法は、体を治療するというのではなく癒すものなのです。

アロマオイルの香り7つの系統とは?

アロマテラピーに使われる精油の数は300種類以上もあり、それぞれにそれぞれの香りがあり、使い方も効能も違ってきます。自分に合ったものを探すためには、さまざまなアロマオイルについて理解することが重要です。

まず精油の香りは、大きく7つの系統に分けられます。ハーブ系、柑橘系、フローラル系、オリエンタル系、樹脂系、スパイス系、樹木系の7つです。ブレンドして自分のオリジナルオイルを作るときは、使い方に合わせて同じグループの精油同士で作ると相性がいいのです。自分に合ったオリジナルオイルを作るために、それぞれの系統別に使い方を紹介します。

ハーブ系アロマオイルの使い方

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ハーブの花や葉から抽出されたアロマオイルは、気分転換したいとき、集中力を高めたいときや、ストレスを感じているときなどに使いたい香りです。リフレッシュをうたっている市販のガムやキャンディーも、ペパーミントやスペアミントなどのハーブ系の味のものも多いです。代表的なものは、ペパーミント、ローズマリー、タイム、フェンネル、クラリセージなどがあります。

ペパーミントの使い方

ペパーミントは、名前を聞いただけでどういう香りかどういったときに効き目がありそうかは推測できると思いますが、眠気覚ましやリフレッシュに役立ちます。他にも使い方として花粉症や鼻づまりの時にもいいですし、かゆみや虫刺されにも効果が期待されます。

フェンネルの使い方

フェンネルは、イライラした気持ちを落ち着かせる作用があります。したがってフェンネルの使い方は、ダイエット中や月経前のイライラを落ち着かせるのに利用できます。古くから漢方薬にも使われてきたように、消化器系の調子を整える作用もあるのでダイエットをしている人に特にがあります。他にも利尿作用をうながしてむくみをとったり、マッサージで肌のシワやたるみを予防するという使い方もあります。

柑橘系アロマオイルの使い方

柑橘系の果物やそれに似た香りを持つハーブから抽出されたアロマオイルは、甘さと酸味のあるフレッシュな香りで気持ちをリセットさせて前向きな気持ちになりたいときに向いています。誰にでも好まれるさわやかな香りなので、使い方はお客さまをお迎えする玄関やお店の受付、待合室などに最適です。またみんなに好まれる香りなので、親しい人へのプレゼントにする使い方やアロマを始めようと思っている人にもです。

柑橘系アロマオイルの代表的なものには、オレンジスイート、グレープフルーツ、ベルガモット、シトロネラ、レモングラスなどがあります。

オレンジスイートの使い方

オレンジスイートは、すべてのアロマオイルの中でもよく使われる香りの一つでオレンジの甘酸っぱい香りがです。使い方は、リラックス効果があるので緊張した場面やストレスを感じるときなどに適しています。また、睡眠をしっかりとりたいときにも香りです。食欲がないときにも効果が期待できますが、逆にダイエット中にはできません。肌への使い方で効果的なのは、毛根に刺激を与えるので育毛にも役立つということです。

シトロネラの使い方

シトロネラの香りの使い方は、虫の嫌う成分があるため様々な防虫グッズに利用されることです。また体臭の気になる人や汗をかいたときなどに効果的で、デオドラントスプレーにするという使い方もあります。スポーツをするときや夏場のアウトドアの時などに活躍するでしょう。

その他の柑橘系オイルの使い方

他にもベルガモットは、アールグレイという紅茶の香りづけにする使い方が有名ですし、レモンやライムなどは、カクテルの香りづけに必要です。このように柑橘系の香りは、日常の生活にもいろいろと役立つ使い方ができることが分かります。

フローラル系アロマオイルの使い方

フローラル系のアロマオイルは、主に花から抽出されます。華やかでエレガントな香りで、お花を好きな女性に特にがあります。ラベンダー、ローズ、カモミール、ジャスミンなどの、香りでがある花のものが多いです。使い方は、お花特有の優しい香りで、不安なとき、イライラしているとき、疲れたときなどに作用して気持ちを落ち着け癒しを与えてくれるので、お風呂の時などに使うのがいいです。気持ちに余裕を持ちたいときには、フローラル系の香りがですが、花から採れるだけに抽出できる量が少なく高価な物が多いのも特徴です。

ラベンダーの使い方

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ラベンダーはアロマの中でも代表的な香りで、リラックスしたいときには特にです。このオイルの使い方は、安眠効果が有名なのでゆっくり休みたいときに利用します。就寝用に他の香りと混ぜて、自分だけのアロマオイルを作るという使い方にも適しています。

ローズの使い方


ローズは、花の中でもみんなが知っているバラの香りで「香りの女王」とも呼ばれています。バラの使い方は、美容や健康だけにとどまらず精神面でもその効能が期待されています。しかし、バラの採油率は特に低く精油1滴で200個のバラの花が必要とされています。このため、ローズオイルが高価なのは仕方がないことなのです。一番使い方は、その香りを生かして芳香浴や入浴時に使うのがいいです。

ジャスミンの使い方

ジャスミンは、快感ホルモンとも呼ばれるドーパミンの分泌を促す作用があり、インドやアラブ地域では多幸感をもたらす媚薬としても使われてきました。ジャスミンの使い方は、性的な感情にも働きかけるので雰囲気作りに使うのが適しています。
このように花というのは、使い方次第で見ても嗅いでも人の心を和ませてくれるものだといいうことが分かります。

オリエンタル系アロマオイルの使い方

オリエンタル系のアロマオイルは「エキゾチック系」ともいわれ、個性的な香りが多く雰囲気作りや瞑想などへの使い方がです。濃厚で独特の香りは、他の香りと混ぜ合わせることでバランスが良くなります。効能としては、心を落ち着かせてリラックスさせる作用があります。さらに官能的で神秘的な香りは、性的な感情への作用が期待できます。代表的なものは、イランイラン、サンダルウッド、ベチバーなどがあります。

イランイラン、サンダルウッドの使い方

イランイランの使い方は、甘くて濃厚な香りでリラックス作用が高いので睡眠時によく利用されます。さらに催淫があるともいわれ、性的な感情への働きかけにも効果が期待できます。

サンダルウッドは、日本ではお香の香りとして使われてきましたが、インドのお寺では修行の瞑想や儀式でという使い方もされてきました。神聖な場所で使われることが多く、深くリラックスできる落ち着いた香りです。

樹脂系アロマオイルの使い方

樹脂系のアロマオイルは、木の樹脂から抽出されます。甘くて落ち着きのある、癒される香りが特徴です。この香りは心を落ちつける効果があり、不安な気持ちを和らげます。さらに保湿効果が高いため、使い方としては様々な保湿クリームなどに利用できます。シストローズ、ベンゾイン(安息香)などがありますが、樹脂系の多くは上級者向けの香りが多いのです。

シストローズは「ラブダナム」や「ロックローズ」とも呼ばれ、世界で最古の天然芳香剤として知られています。シストローズは、石鹸や洗剤などのほかお酒やソフトドリンクなどにも利用されています。

ベンゾインは、バニラのような甘い香りが特徴です。別名「安息香」と呼ばれるように、呼吸を楽にする作用があります。宗教的な儀式でも使われ、独特な雰囲気を醸し出します。効能は、呼吸を楽にする作用とともに鎮静作用もあり緊張や不安などを落ち着かせる効果が期待できます。マスクに染みこませる使い方がです。

スパイス系アロマオイルの使い方

スパイス系のアロマオイルは、料理でもお馴染みの香辛料などからも抽出されます。料理で使われるだけあって食欲を増進したり刺激を与えたりと、いい意味で角が立った香りが特徴です。このグループのアロマオイルには、刺激的な香りのものが多いです。しかし他のグループの香りと合わせることで、全体にアクセントをつけるという使い方ができます。よく知られるものでは、シナモン、ジンジャー、ブラックペッパーなどがあります。

シナモンには殺菌作用があり、虫やカビの発生の抑制に効果が期待できます。さらに消毒の作用もあるので、風邪やインフルエンザといった感染症を予防するという使い方もできます。

ジンジャーは、刺激的な香りで薬草やスパイスとして古くから使われてきました。血行促進作用があるのは有名で、冷え症や肩こり腰痛など様々な場所に効果が期待できます。また消化器系にも良い作用があり、二日酔いのときなどにも使われます。このグループのアロマオイルの使い方は、香りが独特なので上級者向けのものが多いです。

樹木系アロマオイルの使い方

樹木系のアロマオイルは、樹木の葉、樹皮などから抽出されます。森林の静かな雰囲気や木の優しい感じは、香りをかぐことによってそのままイメージすることができます。ユーカリのような鋭いイメージの香りはクリアに、ヒノキのように温かいイメージの香りは穏やかな気持ちにしてくれます。

ヒノキは、昔から建物の材料としても使われてきて、防虫や防腐効果があります。その香りは癒しを与えてくれるので、お風呂などリラックスできる場所でも利用されてきました。樹木系アロマオイルのさわやかな木の香りは、リラックス効果とリフレッシュ効果を感じることができます。

妊娠中のアロマオイル使用には、注意が必要

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妊娠中にアロマオイルを使用するときは、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。今までは何も気にせずに使っていたアロマオイルも、妊娠中は避けたほうがいいものもあります。妊娠による緊張を和らげたり、気分転換を図ったりと役に立つ効果も期待されるので、上手に使っていきたいです。

独自の判断は禁物

まずはじめに、アロマでやってもいいことやダメなこと、いろいろな情報に触れると思いますが迷ったときは産婦人科で見てもらっている先生の言うことを聞くのが大切です。インターネットや本で書いてあることはあくまでも一般論なので、その人個人に合うかどうかはやはり主治医の先生に聞くのが一番信用できます。

妊娠の初期(8週~11週)は、非常にデリケートな時期なので原則としてアロマオイルの使用は控えます。安定期(16~20週くらい)に入っても、妊娠に悪い影響があるものは使うことはできません。

エストロゲンと似た働きのあるホルモン様作用、通経作用、子宮収縮作用、そして神経に対して強い毒性を持つとされるアロマは使用してはいけません。クラリセージ、フェンネル、アニス、スターアニス、セージ、ニアウリ、ラベンダー、サイプレス、カモマイル・ローマン、ローズ、ローズマリー、シナモンカッシアなどがその作用があるとされていますが、他にもいくつか該当するものがあるので、使うときはは確認することが必要です。さらに、皮膚に刺激を与えるものにも注意が必要です。

良い眠りには、入眠儀式が効果的

夜寝る前に行うことで、睡眠に容易に入ることができるとされる習慣を入眠儀式といいます。音楽を聴いたり、読書をしたり、お風呂に入ったり、ストレッチや歯磨きなどでもその効果を感じることができます。アロマオイルを使っていい香りの中で眠るというのもそのうちの一つです。入眠儀式をすることで寝つきがよくなるばかりではなく、睡眠中も脳に作用してより深い眠りに入りやすくなるのです。

就寝時にアロマオイルは?

就寝前のアロマオイルの使い方は、アロマディヒューザーやアロマポッド、アロマキャンドルなどが思いつきますが、必ずしもアロマ用品を一式そろえなくても楽しむことはできます。またアロマポッドやアロマキャンドルは、火を使うので睡眠中は気をつけなければなりません。枕に一滴たらすという方法を紹介しましたが、ハンカチやティッシュペーパーでも代用できます。特にティッシュペーパーなら、洗濯する必要もないので手軽にできます。

睡眠に良い作用をもたらすとされるアロマはたくさんありますが、特に不眠に効果があるといわれるものには、ラベンダーとカモミールが知られています。ラベンダーは脳の興奮を鎮める働きがあり、心を落ち着かせてくれます。カモミールも、リラックス作用があるので深い眠りにつけるとの香りです。

アロマで心にゆとりを

アロマオイルは、使う場所や目的、そのシチュエーションによってさまざまな使い方ができます。自然由来のものですから上手に使えば体に害はないのですが、使い方を誤ったり使用量を守らなかったりすると、体調を崩して思わぬトラブルにもなりかねません。日本ではアロマオイルはおしゃれな芳香剤というイメージがありますが、西洋では漢方薬のような扱いを受けることもあるのです。その使い方次第では、毒にも薬にもなりえるものなのです。

しかし、使い方としてアロマオイルを医薬品代わりにするよりは、その香りを楽しみたいだけだという人のほうが実際には多いはずです。アロマオイルの効能や作用は、文字にすれば読むこともできますが、香りは正確に伝えることはできません。まずは、香りが何本かセットになったものから購入して始めることを勧めます。それを使ってみて、自分の体に合ったものや気に入った香りを探していけばいいのです。どんなに仕事で疲れても辛いことがあっても、自分の好きな香りの中で過ごすことができれば心に余裕を持つことができるはずです。
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