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網戸の張り替えのコツ|ゴムの太さ/カッター/サッシ

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網戸の張り替えに必要なものは?

網戸の張り替えを自分でやったことはありますか。小さな穴が空いた時などは、100均やホームセンターで販売されている修復キットで修繕を行う方が多いでしょう。しかし、大きく壊れてしまった場合は諦めて張り替えるしかありません。業者にもっていくのもちょっと、という場合は自分で張り替えてみましょう。

網戸の張り替えは難しいと思われがちですが、網戸は材料とコツさえ理解すれば簡単に張り替えることが可能です。まずは網戸を構成しているものを把握し、必要な材料を揃えることから始めましょう。

サッシ網戸に使用されているものは?

家庭に多くあるサッシ網戸を構成しているのは、サッシ枠組みと網と網を抑えるゴムです。網はサッシの溝にゴム紐を押し込むことで固定されています。たったこれだけで網戸は構成されているため、個人でもコツを掴めば簡単に張り替えることができます。

ゴムが切れたりしていない場合は再利用することも可能なので、工具なども揃っている場合、張り替える際に用意するのは新しい網だけです。

サッシ網戸以外の網戸って?

アコーディオン網戸、ロールタイプ網戸、折戸網戸などがあります。しかし、どちらも張り替えには向きません。かろうじてアコーディオン網戸には張り替えられる種類があるだけで、壊れてしまった場合は買い換えとなります。張り替えができないのは不便ですが、使用する場所によってはとても重宝する網戸たちです。

網の種類

編み目の細かさと色に違いがあります。購入する際は、その点を注意してください。

一般的に色がグレーのものが多く販売されています。中には黒いものもあり、それは室内から外がきれいに見えます。最近があるのは内側が黒く外側が銀色のもので、目隠し機能があります。内側からは外が見通せて、外からは内側を見ることができません。

編み目が細かいものは小さな虫を通しにくくなりますが、空気を遮りやすくなります。ご自分の家庭に合うものを使用するようにしましょう。

張り替えのコツって重要?

サッシ網戸を張り替える際のコツはいくつかあります。ポイントを押さえて作業することで、網戸を美しく効率よく張り替えることができます。そのコツをこれからご紹介していきます。

網戸の張り替えのコツって?

まずは必要な材料と工具を集めましょう。自分が張り替えるサッシのサイズよりも大きめの網を用意します。余分な分が出るのは勿体ないと考える方もいるでしょう。しかし、ピッタリとしたサイズではきれいに張ることが難しいので、多少余裕を持って購入しましょう。

下記に、網戸の張り替え時にあると便利な工具を記載しました。工具の使い方やコツを掴んで簡単に張り替えていきましょう。家にあるものを使用して問題ないものもあるので、参考にしてください。

ゴムの太さ

今、使用しているゴムの幅を測ってみましょう。経年劣化で今販売されているサイズと違う可能性がありますが、細すぎると緩くなってしまうので太めのものを選びましょう。例として、使用していたゴムが4ミリだった場合、4.5ミリを選ぶのが良いということです。もちろん、同じ太さのものがあればそちらを用意しましょう。

使用していたものを再利用することも可能ですが、途中で切れたりするときれいに張り替えすることができなくなるので、心配な時は新たに用意する方が安心です。

サッシの大きさにもよりますが、だいたい1枚のサッシの網を張り替えるのに必要なゴムの長さは6~7メートルほどになります。

カッター

カッターは家にあるもので構いませんが、大きめのカッターがあればそちらの方が網戸やゴムを切りやすいです。ハサミは使用しづらいので、カッターを用意した方が効率よく作業できます。たまにゴムを溝に押し込むローラーにカッターが付いているものも売っています。使い勝手の良いものを使用してください。
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ローラー

網戸を張り替える際、こちらがあると溝にゴムを抑えるのが容易になります。また、ものによってはカッターがついているものもあります。一気にゴムを押し込むことができるのでこれはあった方が便利です。使い方のコツを掴めば一気に作業が進むので、ぜひ1本用意しておきましょう。

網戸クリップ

あると便利ですが、家にある少し大きめの洗濯ばさみで代用できます。あまりきっちり抑えてもよれてしまうことが多いので、なくても問題ありません。

網戸交換セット

ローラーと専用カッター、押さえゴム、ストッパー、張り替えの仕方DVDがセットになった網戸の張り替えに便利なものも売っています。しかし、必要な工具が揃っていますが押さえゴムが家のサッシと合わないと無駄になってしまうので、きちんと家の網戸を確認してから購入するようにしましょう。

また、こちらはセットといっても網は別売りですので気をつけましょう。

自分で網戸の張り替えをするコツは?

プロの手さばきは見ているだけで圧巻ですが、いくつかコツを掴めば素人でもきれいに網戸を張り替えることができます。使用するものも技術もただ張り替えるだけであればそれほど必要ではありませんが、細かな配慮とコツでとてもきれいに仕上がります。

美しく仕上げるコツの1つとして、要らなくなった歯ブラシを用意しておくと網を取り外した時に、溝の汚れを落とすのに便利です。この作業をするかしないかで、仕上がりに差が出ます。

サッシを置ける場所を確保する

網戸の張り替えをする際、たるむことなく網を張り替えるためのコツはサッシを平らに置ける場所を確保することです。フローリング、ベランダ、畳の上でも良いですが、まずは平らにサッシをおける場所の確保をしましょう。ここが一番重要なコツです。

置く場所を確保したら埃などが落ちるので、下にいらない新聞紙を敷いてからサッシを置くようにしましょう。

溝を掃除しよう

網とゴムを取り外したら、まずは溝にあるゴミを丁寧に取り除きましょう。劣化した網戸の繊維や細かなゴミが詰まっています。要らなくなった歯ブラシや箒などでゴミを取り除くのが、網とゴムがきれいに溝にはまるコツです。この作業をするかしないかで差が出るので、ぜひきれいに張り替えることができるコツとして、作業の工程に加えてください。

ゴムを新しいものに変えてみよう

網を抑えるゴムを新しいものに変えるのが、きれいに張り替えるコツのひとつです。今まで使用していたゴムは、固くなっていたりヒビが入っていなければもう一度使うことができます。しかし、よく見えても経年劣化で多少は弱ってきているので思い切って変えてしまうのも良いでしょう。

ゴムを変える際はゴムの幅を確認し、それと同じか少し大きめの太さのゴムを用意することがコツです。溝よりも細めのゴムではしっかり押さえることが難しいことがあります。

網は少し大きめのものを用意しよう

きっちりサイズを用意してしまうと、網が溝にはまる分を確保できず隙間が空いてしまいます。隙間が空いてしまえば網戸の意味がありません。そうならないためにも、少し大きめの網を用意しましょう。

サッシ枠と平行になるように網を重ね、ゴムで押さえていきます。コーナーはしっかりと押さえながらゴムを張っていきます。最後の溝を押さえていく時に、網をピンと張るのがコツです。これでたるみのないきれいな網戸が完成します。

余分な網部分を切ったら網戸の完成です。
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コツを掴んで簡単張り替えを!

網戸の張り替えは、材料と工具を用意してコツを掴めば簡単に一人で張り替えることができるようになります。コツといっても本当に簡単で小さなことなのですが、それを行うことできれいに張ることができます。

網戸は網の種類にもよりますが、なにも衝撃を与えなくてもだいたい5~10年で傷んでしまい張り替えが必要になります。ボロボロの網戸は見た目がよくありません。1度張り替えてしまえばコツを掴んで簡単に張り替えることができます。痛んだ網戸を見つけたらササッと張り替えて、いつまでも快適な暮らしを送りましょう。
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