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【種類別】ピーマンの育て方と水やり方法|摘芯/水やり

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種類別ピーマンの育て方

ピーマンには色々な品種があります。品種によって育て方や育てやすさが変わってきます。また、実の大きさも変わってきます。どの品種にするかで育て方の難易度が変わるので初めて育てる人は品種選びから気を付けるといいでしょう。今回は育てやすい二つの品種を紹介します。

京みどりの育て方

京みどりは多くの方が育てたことがあるくらいの有名品種です。育てやすく実つきもよくがある品種です。実の大きさは中ぐらいの中型種です。農家でも多く育てられていて出荷するのにも適したピーマンです。色つやもよく色あせしにくく黒あざができにくい品種です。夏の暑さにも強いので育てやすいです。

京波

京波も京みどりと同じくが高い有名品種です。おしりのまとまりが良いのが特徴です。果実につやがあり、京みどりと同じく黒あざができにくい品種です。青枯病にも強いのでお子さんと一緒に育てるのにも向いています。たくさんの枝が出てきて実もたくさんつくので収穫も多く楽しめます。

ピーマンのプランターでの育て方

野菜を育てるというと大きな畑で育てるイメージが強いですがピーマンはプランターでも育てることができます。育て方も簡単なので誰でも気軽に始めることができます。

ピーマンだけでなく、トマトやナスなども育てることができます。プランターであればベランダなどの少しのスペースで育てることができるのでマンション暮らしの方でもピーマンを育てて収穫することができます。

プランターであれば移動させたい時にも簡単にできます。育て終わった後の処理も簡単なのでです。また、育て方のコツを覚えておくと畑よりも簡単に育てることもできます。では、プランターでの育て方のコツをいくつかご紹介します。

敵芯をしよう!

ピーマンは放っておくとたくさんの花を咲かせて実をつけます。良い事に聞こえますがたくさん花がついて実がなってしまうと栄養が足りずにひとつひとつか小さいピーマンになってしまいます。そのため、摘心する必要があります。では、摘心のコツをご紹介します。ピーマンは基本的に3本仕立てにします。

主枝と1番花の下にある2本の元気な枝を残してあとは剪定します。こうすることで蒸れて病気になることも防げます。絶対に必要な作業ではないですが摘心をしておくことで良いピーマンができやすくなります。また、摘心することで、その後の育て方も簡単になります。ナスも同じようにする場合が多いです。

わき芽って?

わき芽とは葉や茎の付け根から出る芽のことです。ピーマンはわき芽を適度に摘み取ることで、より良いピーマンを作ることができます。ピーマンの育て方の本などにもわき芽かきについて詳しく説明がされていることが多いですが本や育て方によってさまざまなのでどれが最適なのかが難しいです。

基本的に摘心の説明のとおり3本仕立てが多いので主枝と1番花の下の元気のいい枝を残して残りのわき芽は摘み取ります。わき芽は成長するたびに出てくるので株が混み合ってきたら摘み取ります。ただ、摘み取り過ぎてしまうと葉が少なくなり過ぎて光合成がしづらかったり実が日焼けを起こしてしまうので摘み取り過ぎにも注意してください。

支柱をたてよう!

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ピーマンは育てていくとどんどん背が伸びて風に煽られたりすると倒れてしまいます。ですので、ある程度大きくなってきたら支柱を立てる必要が出てきます。ピーマンの育て方の中で重要な工程です。支柱をしないと強い風が吹いたり、実がなってきて重くなると枝ごと折れてしまったり、主枝から折れてしまうこともあります。

ですので、必ず大きくなったら支柱立てるようにしてください。支柱は最初から長いものを立てておくと後で大きくなっても差し替えなくていいので楽でしょう。支柱を立てるときのコツはきつく締め過ぎないことです。枝は伸びると同時に太くもなるので紐などが食い込んでしまわないように注意しましょう。

水やりを忘れないように!

ピーマンは夏の野菜なので春から秋にかけて育てます。冬より気温が高く土の乾きが早いのでこまめにあげるようにしましょう。育て方のポイントとしても水切れは注意しておきましょう。水切れを起こしてしまうと実つきが悪くなったり、ひどい場合は枯れてしまいます。ですので、土が乾いたらたっぷり与えましょう。

気温が高くなるにつれて土の乾き具合も早くなるので真夏の暑い時は朝と夕と2回あげるくらいでいいでしょう。少しづつあげると土の中まで染み込まずに根がカラカラになってしまうのであげる際はたっぷりあげて下さい。水やりには土の中の余計なものを流す効果もあるので鉢底から出てくるようにたっぷりあげましょう。

病気になりにくいピーマンの育て方

ピーマンは春終わりから冬に入る前まで長い期間収穫が楽しめるためその分病気にもかかりやすいです。ピーマンを病気になりにくい育て方のポイントはネットを張って虫が寄り付きにくくすることと蒸れないようにすることです。病気には虫が運んでくる感染症や蒸れて腐って枯れる病気などがあります。

ピーマンによく見られるのがモザイク病といって、葉が波打ったようになる病気です。

これはアブラムシによって媒介されるので、ネットをはるなどしてアブラムシをつくのを防ぐことで病気にかかることを防げます。また、灰色かび病という病気は高すぎる湿度によってなってしまうので湿度が上がりすぎないようにする必要があります。風通しを良くして蒸れないようにしましょう。

ピーマンの畑での育て方

ピーマンの畑での育て方は簡単です。ピーマンは比較的育てやすい野菜なのでプランターでも畑でも元気に育ちます。畑で育てる場合は極度に乾燥しない限り水やりは雨任せで大丈夫です。肥料は植え付ける際に元肥を施しておくと楽です。畑で気をつけたいことは連作障害です。

ナス科の植物は連作を嫌うので植え付ける際は前作にナス科を作付けしていないところを選びましょう。畑での育て方は簡単でプランターなどより水やりなどの手がかかりませんが、害虫や連作障害に気をつけるようにしましょう。また、長く使用している畑だと土が痩せている場合があるのでその時は土壌改良をしてから植え付けるようにしましょう。

人別のピーマンの育て方

ピーマンは育て方が簡単なので幅広い世代の人が育てられます。例えば、幼稚園や小学校の畑に植えていたり農業高校では本格的に栽培、収穫していたりします。背丈もそんなに高くならないので幼稚園児や小学生でも育てることができて、収穫まで楽しめます。

また、老後に家庭菜園を楽しむ方でもピーマンは他の野菜に比べて手間が少ないのでできます。では、ピーマンは人別で育て方に違いはあるのでしょうか?人別にピーマンの育て方をご紹介します。

初心者

まず、初心者のピーマンの育て方ですが、ピーマンは野菜の育て方のお手本のようにほぼ基本のことしかありません。ですので、初心者にもピーマンはできます。ピーマンの育て方のポイントは成った実を早めに収穫することです。成った実を早く収穫することでその後の実つきを良くしたり、株が疲れるのを防ぐことができます。

ピーマンは収穫を早くすることでどんどん実がなります。ピーマンは緑のため成熟しているかどうかが分かりにくいですが、収穫が遅れたり、収穫せずに放っておくと赤く変色し、実が柔らかくなってしまい、ピーマンの良さが損なわれてしまいます。そのため少し小ぶりでも実がパンっと張っていて若いうちに収穫するほうがいいでしょう。

小学生

小学生がピーマンを育てる時の育て方のポイントは病気に気をつけてあげることです。ピーマンの育て方は簡単ですが、収穫できる時期が長いため病気にかかる可能性が高いです。そのため、病気対策や害虫対策が大切になります。まだ、小学生では病気予防や害虫対策はできない子が多いので親御さんが手助けしてあげるといいでしょう。

ピーマンで多いのがカビによる病気なのでカビを発生させないように注意が必要です。カビは高温多湿なところが好きなので風通しを良くするなどの対策を取りましょう。小学生のお子さんが育てる場合は農薬もできる限り使いたくないでしょうから病気になる前や害虫がつく前のの予防が大切です。

中学生

中学生がピーマンを育てる時の育て方のポイントはピーマンの仕組みを勉強しながら育てると楽しさが増します。ピーマンは野菜の基本のような育て方が簡単で単純な野菜です。そのため、こだわる部分や手間がかかる工程が少ないためピーマンの特徴や性質を勉強しながら育てると植物の奥深さなどもわかるため成長も楽しめます。

また、中学生でも1年生と3年生では忙しさが違いますし、部活などをやっていれば手をかける時間が限られるでしょう。そんな時は親御さんが代わりに育てるよりも植物は生き物だから世話をしてあげないと枯れてしまうという工程を教えてあげると良いでしょう。

アブラムシがつきにくいピーマンの育て方

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アブラムシは小さくて見えにくいので知らぬ間についていたという事がよくあります。加えて、アブラムシは一度に大量発生するので見つけた時にはたくさんのアブラムシが付いている場合が多いです。アブラムシをつきにくくする育て方は予防用の農薬を使うことです。

アブラムシは小さいため害虫対策のネットをかけても隙間から入ってしまうことが多いです。ですので、1番効果的なのは農薬を使うことです。どうしても農薬を使うことに抵抗がある方はアブラムシがついてからの対策になるでしょう。アブラムシがついてしまったらガムテープなどで取るか効果は低いですが牛乳スプレーをするなどしましょう。

ピーマンをたくさん収穫しよう!

ピーマンは育て方が簡単な上、たくさん収穫ができるので、小さいお子さんから老後の家庭菜園を楽しむ方まで幅広く楽しめる野菜です。ピーマンの育て方は野菜の基本の育て方のようなものなので野菜の育て方を勉強するのにもいいでしょう。

ピーマンは苦いため苦手な子供も多いですが、自分で育てて、自分で収穫したピーマンなら食べれるようになったりもします。夏休みの自由研究などで親子で楽しむこともできるでしょう。ぜひ、ピーマンを育ててみてください。ピーマンの育て方を理解したらどんどん色んなお野菜を育てていきましょう。
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