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【種類別】みかんの育て方|はるみ/はるか/早生/せとか

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種類別みかんの育て方

はるみの育て方

はるみみかんは、清美とポンカンの交雑種です。糖度が高くて甘みがあり、果肉がつぶつぶして食感がとても良い種類です。サイズは、200gまで育ち1月ごろから出荷されます。

植え付け時期

はるみみかんの植え付け時期は、9月から11月、3月から4月の年2回あります。日当たりがよく、水はけのよい土に植えます。必要に応じて腐葉土などを植え付け、穴に入れて土壌改良する育て方が良いとされます。冬場の最低気温が5度以下になると育成に悪いため、5度以下にならない地域で育てます。

苗木を購入してから収穫までは約3年かかります。少しでも早く収穫をするなら、ある程度度だった状態の苗木を購入する育て方もあります。収穫時期は、1月ごろから3月上旬まで、とても寒い時期に収穫をするので、寒害を防ぐために実に白い袋をかけると良いでしょう。

病気

はるみみかんは、ハモグリガの被害がかいよう病の発生に関わりますから、防除が必要です。苗木は、特に注意が必要で徹底して育てます。他にも、灰色かび病、黒点病などにかかりやすいため、ミカンサビダニやミカンハダニの防除対策をする育て方をします。

肥料

育て方で大切な肥料は、忘れてはいけません。12月から1月の冬季は、油粕などの有機質の肥料を与えると良いでしょう。

はるか

はるかは、日本が原産国の柑橘類です。見た目は、レモンのような黄色で、酸味の無い味は幅広い世代に好まれます。日向夏が進化してはるかが誕生したので、非常に爽やかな香りと小ぶりなサイズが特徴です。

苗の植え付け

地植えの場合、南向きで冬の風が強くあたらない日当たりの良い場所に植えます。水はけの良い土壌使った育て方をします。苗を植え付けつけた時は、水をたっぷり与え、1週間位は水を与えます。

それ以降は、雨が極端に少ない時以外水やりの必要はありません。気温が高くなる夏場は注意して、観察し様子を見ながら育てましょう。

鉢植えの場合は、半日以上日の当たる場所で育てます。日当たりがよく風通しの良い場所に置き、土の表面が乾いたら水を与えます。春になると気温が上昇し始めるので、開花の時の水切れには注意します。このタイミングで水切れをすると、せっかく咲いた花が落下して実になりません。

しかし、あまり気を使い過ぎた育て方で、常に水を与えて肥料も多く与えすぎるとみかんが枯れて失敗します。あまり過保護にならないように育てるのがポイントです。

肥料

はるかみかんの肥料は、春、夏、秋に与えます。2月下旬~3月上旬になると気温が上昇し、大きく成長する時にあわせて与えます。そして、4月中旬に緩効性肥料を与える育て方です。

5月下旬から6月中旬になると即効性肥料を使い、成長期の早い品種の品質を高めるなら夏肥は減らすようにします。

9月上旬になると果実肥大を促進する目的で肥料を与えます。即効性肥料を与え、みかんを大きくします。10月中旬からは、冬支度のために土温が10度になる前に即効性肥料を与えます。

早生

早生みかんは9月ごろから収穫できる品種で、多くの種類が販売されています。鉢植え栽培では満足できる収穫が望めないので、地植えをして育てると良いでしょう。

日当たりのよい環境で、水はけのよい土壌で育てます。根に触れないように堆肥と肥料、苦土石灰をたっぷり入れて苗を植えます。支柱をたててサポートし育てます。
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肥料

カルシウム、リン酸出実の付きを良くして、窒素肥料で葉を茂らせます。6月の追肥の他に、みかんが多く実った場合は、8月末に肥料を与えます。温暖な地域は、10月中旬から11月にも肥料必要でしょう。

元肥を与えるタイミングは年末あたりのお好みで与え、鶏糞などの安価なものでかまいません。

せとか

幻の果実と言われるせとかみかん、自宅で育ててたっぷり食べられると幸せです。せとかみかんの育て方も、日当たりの良い水はけの良い土壌を好みます。苗を植えた時はたっぷりのお水を与えます。鉢植えより地植えの方が育ちやすく水やりの管理がらくです。

肥料

せとかみかんは温州ミカンよりも樹勢が弱いため、他の柑橘類より20%多めの肥料を与える育て方をします。肥料が少ないと毎年収穫できなくなるので、適度な量を与える必用があります。

なつみ

なつみみかんは、山口県の大島で誕生した品種です。5~6月に収穫するみかんで、花の香りが良いのが特徴です。温州みかんより糖度と酸味が強くとてもおいしいみかんです。

家庭菜園の入門苗としてもがあり、3~4月ごろに植え付けをする育て方です。日当たりを好み、水はけの良い場所に植えてあげると良いでしょう。関東から南では、露地栽培でも十分育成でき、株周りに敷き藁やバークチップを覆ってあげると元気に育てられます。

水はけの良い肥沃な土を好み、花が咲き始めるまでは肥料は控えめにします。みかんの土を使って育てるととても手軽に成長させられます。

みかんの種からの育て方

種まき

みかんを種から栽培すると果実がなりにくいのが特徴です。みかんの種は20度以上で発芽し4~5月、10月が発芽のチャンスです。種からみかんを育てると、実が収穫できるまで10年以上かかります。甘いみかんが育って種を収穫しても同じ味にはなりませんから、増やすには接ぎ木が一般的です。

肥料

みかんの種は、鉢植えでも地植えでも育てられます。3月、6月、10月に有機肥料か即効性のある液体肥料を与える育て方です。鉢植えの場合は、6月と9月ごろに化学肥料を与えると良いでしょう。地植えの場合は、3月は有機肥料にして残り2回はどちらでもかまいません。

消毒

みかんは大きな被害になるような病害はありませんが、害虫は茎葉に付着するタイプのカイガラムシや、葉肉の部分を蛇行状に食害するハモグリバエが付きやすいです。見つけた時は、消毒をして早めに処置しましょう。

みかんの苗木からの育て方

みかんは収穫まで長期なので、苗木から大きくする育て方がとても便利でしょう。ホームセンターなどで苗木を購入して、3月から4月にみかんの苗木を鉢や地面に植える育て方です。鉢に植えられて売られている苗は、次の植え替えまでそのまま育ててもかまいません。

ホームセンターなどで販売されている苗木は、接木苗が多いので植えつける前に、接いでいる所よりも40cm上あたりの所を切り詰めるとバランスよく育ちます。
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鉢植えの苗木

鉢植えでの育て方は、苗よりも一回り大きい鉢を用意し、小粒の赤玉土7~8:腐葉土2~3割を混ぜた土に植えます。配合するのが面倒な時は、果実用培養土を使用します。

1.鉢底ネットを敷いた植木鉢に鉢底石を入れます。

2.鉢の底から1/3~1/2まで土を入れ苗を置く。

3.苗の周りに土を入れて、鉢の縁から2~3cmまで土を入れる。

4.箸などでつついて根と土をなじませ、たっぷり水を与える。

地植えの苗木

1.日当たりのよい水はけのよい場所を選び、深さと幅約50cmの植え付け穴を掘る。

2.掘った所に土5:腐葉土3:小粒赤玉土2の割合で土を作り肥料を加える。

3.配合した土を穴の1/2~2/3まで入れて、中心に苗を置き植える。

4.水をたっぷり与えて完成。

水やり

春から夏の間はみかんの苗が最も成長する時期なので、水をたっぷり与えます。実が成熟る晩秋から冬にかけては、乾燥気味にし育て方にします。鉢植えの場合は、土の表面賀乾いてからたっぷり水を与えるようにします。

鉢植えのみかん苗は、夏に水切れを起こしやすいので注意して育てます。地植えの場合は水やりは不要ですが、冬の乾燥した時期が続いた場合は水やりをすると元気になるでしょう。

肥料

みかんは植える時に化学肥料を施す育て方をしますから、地植え場3月、6月9月に同じ肥料を株元に与えます。鉢植えのみかんは、11月もプラスして与えると元気に育つでしょう。みかん苗の様子を常に観察して、木の勢いが弱い時は即効性のある液体肥料を追加するとグングン大きくなるでしょう。

みかんは家庭菜園でも育てられる

みかんの育て方はあまり難しくないようです。初心者は苗から育てて大きくすれば、家庭で楽しむだけの収穫ができるでしょう。気温や日当たりなどの環境が揃ったら、みかんを育ててみましょう。
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