cms-import-kajikko-wp

木の種類一覧|クリスマスツリー/南国/まな板/継手/箸

[allpage_toc]

木の種類一覧

木は、古来から人間の暮らしに欠かせないものとしてさまざまに利用されてきました。住居や船などの建材、箸や包丁柄などの生活道具、鏡台、衣服などを収納する櫃、箪笥といった家具、仏像の彫刻など、実用品から崇拝、装飾品までその使用は広範にわたり、その種類は10万種あるとされています。

木の種類は、熱帯から温帯地域に広く繁茂する広葉樹と、温帯から寒冷地域に及んで森や林として自生する針葉樹に大きく分けられます。

広葉樹は、葉の形状が幅の大きな楕円や卵形の、ブナやナラ、アオギリ、カシワなどの落葉樹と、クスノキやカシ、アオキ、ツバキ、サカキなどの常緑樹の種類があります。

針葉樹は、細長いまち針の形状をしたスギやベイモミ、ヒノキ、アカマツ、タイヒなどの種類に分けられます。

ハーブ

「エルダー」別名セイヨウニワトコ、スイカズラ科の落葉低木、開花期5~6月は、白やクリーム色の小さな花が密集して咲く、マスカットフルーツの甘い香りのする花です。春になるとアイルランドでは、花をシロップやハチミツに漬けてつくるエルダーシャンペン(コーデイアル)や、ワインをつくって飲むのがです。

また花後に、たくさんの小さな房状の実が赤から黒色に熟し、液体を多く含んだ果実となります。この実をレーズンのようにカラカラに乾燥させて、洋菓子や果実酒を作って楽しみます。

ニオイヒバ

「ニオイヒバ」ヒノキ科の常緑高木、開花期4~5月は、北アメリカ原産の針葉樹で、濃いグリーン色の葉には、清々しいレモンによく似た香りがあります。春に花が咲き、秋に松ぼっくりの実が生ります。

この葉を入浴剤としてお風呂に入れたり、またポプリにしてクッションや、手作りのシューズキーパーに詰めたり、防虫剤代わりに使用します。

ティーツリー

「ティツリー」別名コバノブラシノキ、フトモモ科の常緑低木、開花期6月はオーストラリア原産で、先住民アボリジニがお茶にして飲んでいたことから、お茶の木「ティーツリー」と呼ばれるようになりました。

また、葉と幹に殺菌効用があり、傷薬として利用していたといわれています。現在も外傷や肌の美容ケアに使用されます。多くの種類があり、近い親戚に「ギョリュウバイ」、遠い親戚には「ブラシノキ」、「ユーカリ」があります。

ベイツリー

「ベイツリー」別名ローレル、和名ゲッケイジュ、クスノキ科の常緑高木、開花期4~5月は、つやつやした葉は香りがあり、乾燥させたものはより香り高くなるので、肉や魚料理の臭み消しに不可欠なハーブです。

「ベイツリー」の葉は、西洋の漬物ピクルスや、サラダドレッシングに風味を付けるために使用します。また米びつに虫が付くのを防ぐので、乾燥した葉を入れておくといいと言われています。天気のいい午前中に葉を摘み取り、風通しのいい所に広げて乾かして保存します。

リンデン

「リンデン」別名ライム、和名セイヨウボダイジュ、セイヨウシナノキ、シナノキ科の落葉高木、開花期6~7月は、古代ヨーロッパの時代から、「神聖な木、恋愛の木」として親しまれています。シューベルトの歌曲「リンデンバウム(菩提樹)」はこの木を指します。

花をハーブティーにして飲むと、気持ちを鎮める効果と血液をきれいにする作用があります。また、白い木質部分もお茶にして飲むことができ、腎臓機能の働きを良くするといわれています。

マイクラ

2009年に北欧スウェーデンで生まれた世界中でのゲームで、売り上げ販売数1憶を超えています。昔、アメリカという新大陸に渡り、未開の地を苦労して切り開いていった開拓者の気分が味わえるゲームです。

木を伐採して家を建てたり、畑を耕して野菜などを作って収穫し、牧場で家畜を飼い、ビレッジを形成したり、ほら穴に入って調べてみたりなど、自分の中のフロンティアスピリッツを発揮して楽しめます。親分的存在や怪物などがいますが、基本は好きなことをできるワールドです。

暖を取るための薪や、照明に使うたいまつなどに木は欠かせない素材で、切ってもなくなりはしませんが、木がなくなれば遠くへ足を運ばなければなりません。そういう時に木を植えて育てておけば、労力と時間をかけず手に入りやすくなります。

6種類の木

幹を切ると、樹木の苗が集められるので、それを土に植樹するだけです。あとは自然に自生するので畑や家畜の世話をしながら、木が大きく伸びるのを見守るだけです。

「オーク」(樫の木)は周辺に多く自生していて、建材や薪などに使用されます。「シラカバ」も樹木の苗が入手しやすく、周りに多く自生しています。「マツ」の木は、木肌はオークと同じですが、色が少しダークで、シックな雰囲気を醸し出し、アルプスの山小屋のムードがでます。

「アカシア」は、赤みがかったオレンジ色で、他の種類の建材と一緒にするのがです。「ダークオーク」はブラックな色で、マツより濃いダークブラウンは建材にすると、重厚で高級感がでます。「ジャングル」は、アカシアより赤くはないですが、オークなどより赤味があります。

オリーブなど

「オリーブ」別名オレイフ、モクセイ科の常緑高木、開花期6月は、地中海沿岸原産を代表する種類の木で、果肉と種からクオリティーの高いオリーブオイルをとります。十分熟してない実は塩漬けに、完全に熟した実はオリーブオイルに利用します。

アロマテラピーとして美肌に効果があり、オレイン酸とビタミンEがたくさん含まれています。肌がうるおい、目じりやほうれい線などのしわの予防になります。血行を促進し、肌を温めて手のあかぎれなどのケアにも効き目を発揮します。

同じモクセイ科の種類には、キンモクセイや花から抽出する精油が高価なジャスミン、ライラックなどがあります。

クリスマスツリーもみの木の種類は?

[no_toc]
「ウラジロモミ」マツ科モミ属、日本本州中南部~四国、九州、屋久島は、日本でもっともよくクリスマスツリーに使われるもみの木です。葉裏が白いことからこの名前があり、表側はつやがあり、濃いグリーン色でとんがり帽子のような均整な形が、クリスマスツリーとしてふさわしい木です。

他に同じ種類のマツ科モミ属で、クリスマスツリーとして飾られる木は、暖かい地域に自生する「ホンモミ」、アメリカオレゴン州などに自生して巨木になる「オレゴンモミ」、「ノーブルファー」、「ノーブルモミ」などあります。

「ドイツトウヒ」、「ヨーロッパトウヒ」、「オウシュウトウヒ」マツ科トウヒ属の種類はもみの木と同じ形状ですが、葉や実のつき方が違います。民謡「モミの木」は、「ヨーロッパモミ(シロモミ)」で、クリスマスツリーに使用されます。

南国にある木の種類は?

南国といえばヤシの木を思い浮かべますが、熱帯地域を中心に約数千種類以上あります。広く一般的に知られる「アレカヤシ」、ココナツの実が生る「ココヤシ」、丈夫でとても小さなイエローの花を咲かせる「テーブルヤシ」、外観が竹のような「シュロチク」、ドライフルーツの「デーツ」という実が食べられる「ナツメヤシ」などがあります。

他に葉の形状が、鳥の翼のような「ココスヤシ」、幹の下部が徳利のような膨らみで愛嬌がある「トックリヤシ」、摂氏0度の気温にも耐えられる「フェ二クス・ロべリニ―」、葉の外観が鳥の翼に似て優美な「クイーンパーム」、「ワシントンヤシ」、「ビロウ」また「ゴムノキ」などがあります。

ハワイなど

ハワイでもっともよく知られているヤシの木の種類は、ココナツの大きな実を付けるニウ(ココヤシ)です。他には「コスラヤシ」、ハワイの在来種「ロウル」があります。

日立株式会社のコマーシャルに登場する木は、ハワイのオアフ島、ホノルル市内のガーデンパークに立っている、「モンキーポッド」(アメリカネム、別名アメフリノキ)マメ科サマネア属で、高さ25メートルにもなる樹齢130年の木です。「日立の木」と呼ばれていて、他のどのモンキーポッドよりも大きいと言われています。

ちなみに「モンキーポッド」は、ハワイと並びのある南国の海外観光地、グアム島にも巨木が見られます。またグアム原生のポピュラーな木イフ(イフィット、イフィル)は、家具や美術品などに使用されます。

用途別木の種類は?

表札

表札に最適な木の種類は、「イチイ」です。関西では「アララギ」と呼ばれる、貴重で高価な木で、名の由来は「一位」という第一の階級の意味からきています。

表札に向いた木の種類は、他に「ヒノキ」がいいとされています。もっとも日本人が慣れ親しんできた上級の木です。古来からお寺や神社の建材に、神の宿る木として多く使用されてきました。耐久性、見た目の美しさ、ウッディな香りともに最上級な種類の木です。

また「ヒバ」は水分に強く、材質の硬さも強度が高く、耐久性があり、菌の繁殖を抑える成分ヒノキチオールは、「ヒノキ」より多く含まれていてます。

まな板

まな板に最適な種類の木は「青森ヒバ」で、雑菌の繁殖を抑え、かびによる黒ずみになりにくく、水分に強い木です。刃物のあたりも良く、ウッディで癒されるいい香りの、高価な木です。

まな板用に向いているもう一つの木は「ヒノキ」で、湿度に強く刃物のあたりのいい木で、生産地などの種類によりますが、比較的安いものもあります。他には刃物のあたりのいい「イチョウ」や「ヤナギ」などがあります。

継手

継手とは、釘やにかわなどの接着剤を一切使用せずに、木材をを接合部品としてはめ込んで、建物の耐久性を保持するのに使用される建材の一部です。法隆寺などはこの製法で建てられました。木のはめ込み方法は数百種類もあると言われていて、腐食しにくい「クリ」や「ナラ」などの種類の堅木を使用します。

箸など

箸は弥生時代に中国から伝来し、奈良時代には現在のような使い方になりました。高級なものでは、「縞黒檀」は品質が良く、「斧折橅(おのおれかんば)」は長持ちしやすく、吉野産の「スギ」や「ヒノキ」は軽量で慣れて扱いやすく、唇や歯のあたりがソフトで、子供や年配の方に向いています。

ちなみに木のスプーンも金属のものと違って、木特有の温かみが口に伝わり、歯のあたりもソフトで食器として使用するにはいいいでしょう。使われる木の種類は、「ヤマザクラ」や「カエデ」、「オニグルミ」、「トチ」、「ナラ」などの素材のいい天然の国産品があります。

身近な暮らしに木を取り入れよう

[no_toc]
木は人間の暮らしに欠かせないものとしてさまざまに用いられてきました。木は熱を伝えにくい特性があるので、木の玩具や食器などは温もりを感じ、木造の家屋は頑丈で安らぎをもたらしてくれます。さらに木の香りはリラックス効果があり、森の中にいるように感じて、癒されます。

たとえ森林などの自然の少ない街で生活していても、身近にできるだけ木を取り入れれば、忙しい日常から解放されて心が落ち着くので、木のある暮らしはです。
モバイルバージョンを終了