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【種類別】ドラセナの育て方|観葉植物/室内/屋外/挿し木

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種類別ドラセナの育て方って?

観葉植物のドラセナは「幸福の木」とも呼ばれているの植物です。ドラセナは色鮮やかな細長い葉が特徴的です。ドラセナは店舗やオフィスのインテリアにも多く使われている植物です。

繊細な姿が綺麗で魅力的なドラセナの種類別の育て方、室内や屋外での育て方などをご紹介していきます。

ドラセナってどんな植物なの?

ドラセナは、リュウゼツラン科の観葉植物で、熱帯アジアとアフリカが原産の植物です。約160種類もの種類が自生していていると言われていて、葉の色や形、模様、太さなど特徴はさまざまです。

ドラセナの中のマッサンゲアナはハワイでは、玄関に飾ると幸せが舞い込むと言われています。そのため「幸福の木」とも呼ばれています。ドラセナにはどのような種類があるのか見ていきましょう。

コンシンネ

ドラセナ・コンシンネはリュウケツジュ科ドラセナ属の観葉植物です。コンシンネはアフリカのマダガスカル島が原産で、常緑低木で暑さには強いですが寒さには弱い植物です。

コンシンネは熱帯の観葉植物の中では比較的に育て方が簡単です。新築祝いやお店の開店祝いなどにがあります。

マッサンゲアナ

ドラセナ・マッサンゲアナはキジカクシ科ドラセナ属の観葉植物です。マッサンゲアナは熱帯アジア、熱帯アフリカが原産で暑さにはやや強く寒さには弱い観葉植物です。

マッサンゲアナは「幸福の木」とも呼ばれていて、縁起の良い名前から新築祝いなどに送られることが多い観葉植物です。ドラセナの中で最も一般的で育て方も簡単な初心者にも植物です。

コンパクタ

ドラセナ・コンパクタはリュウケツジュ科ドラセナ属の観葉植物です。コンパクタは熱帯アフリカが原産で、暑さには強いですが、寒さには弱い観葉植物です。

コンパクタは光沢のある濃い緑色の葉が密に生えます。成長は遅いので長期にコンパクトな育て方ができます。

サンデリアーナ

ドラセナ・サンデリアーナはリュウケツジュ科ドラセナ属の観葉植物です。サンデリアーナは熱帯アフリカ西部原産の常緑低木で、暑さには強いですが寒さには弱い観葉植物です。別名ミリオンバンブー、ラッキーバンブーとも呼ばれています。

サンデリアーナは幹が竹のように見えます。サンデリアーナの育て方としては、水栽培(ハイドロカルチャー)が向いています。

レモンライム

ドラセナ・レモンライムはリュウゼツラン科ドラセナ属の観葉植物です。熱帯アフリカ原産で、暑さには強いですが寒さには弱い観葉植物です。通称ワーネッキーと呼ばれています。

葉は明るい緑色で白い線が入っています。光沢があり明るい感じなので部屋に置くと部屋が明るく感じます。レモンライムの育て方としては、成長が遅いのであまり大きくなりません。

ハワイアンサンシャイン

ドラセナ・ハワイアンサンシャインはリュウゼツラン科ドラセナ属の観葉植物です。ハワイアンサンシャインは日本が原産で葉の中央に黄色の斑が入り模様はマッサンゲアナに似ています。

ハワイアンサンシャインは寒さに強く室内で越冬することができます。一般的に生産量が少ない希少品種で流通量が少なくなっています。

マジナータ

ドラセナ・マジナータはコンシンネの別名です。「真実の木」とも呼ばれていて、真実さという花言葉を持っています。葉は細長く尖った形をしているのが特徴です。新築祝いや開店祝いなど贈り物にがあります。
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レインボーなど

ドラセナはラテン語でメスの竜といわれています。ドラセナのいくつかの種類に真っ赤な樹液を出す種類があることからそう言われています。

15世紀のカナリア諸島でこの真っ赤な樹液を固めた物を竜血という特産品として取引していました。この竜血を採取できる木のことを竜血樹(ドラセナ)と名付けました。

ドラセナには虹のように見えるレインボー、3色の葉をもったカラフルなトリコロール(トリカラー)、花が豊かな香りを放つことから名付けられたフレグランスなどの種類があります。

観葉植物としてのドラセナの育て方は?

ドラセナを観葉植物として部屋に飾る場合の育て方ではちょっとした注意が必要です。観葉植物としてドラセナを楽しむ場合は、熱帯アフリカが原産なので日差しに強いイメージですが、ドラセナに直接日を当ててしまうと葉が焼けて枯れてしまいます。カーテンなどで日差しを遮るなどの工夫が必要です。

日当たり・置き場所

ドラセナを室内に置く場合は明るい窓際に置きますが、葉に直射日光が当たると葉が焼けて枯れ落ちるのでレースのカーテンなどで強い光を遮ります。冬場の場合のドラセナは寒さに弱いので、窓から離して置くか鉢の周りを囲って冷気に当たらないようにすることが、上手な育て方です。

窓から離したドラセナが日光に当たらなくなる場合は、日中の暖かい時間に窓際などに移動して日光を当ててあげるといいでしょう。

水やり

ドラセナは春から秋にかけて生長しますが、冬になると成長は休眠するサイクルなので、そのサイクルに合わせて水をあげるタイミングが重要です。生長する時期は土の表面が乾いたらすぐに水をあげます。

気温が下がってきたら水をあげる期間を長くしていきます。冬の休眠の時期は土が乾いてから2~3日経ってから水をあげます。しかし室内が10℃以上に保てる場合は、水をあげる間隔を短くします。

また土は乾いてなくても葉がシワシワに乾燥する場合は、霧吹きなどで葉に水をかけてあげましょう。こまめに観察することがドラセナの育て方には必要です。

肥料

ドラセナは生長する春から秋4~10月に最も生長します。ドラセナの育て方ではこの生長期に栄養が必要なので肥料を与えます。初めて育てる場合の肥料は液体タイプが扱いやすいです。説明書に従って薄めた肥料を10~15日に1回水の代わりに与えます。

固形の肥料を使う場合は、根や幹に近いとかえって傷めてしまうことがあるので、根や幹から話して与えます。気温が下がり休眠の時期に入る時期に肥料が多くなると、肥料焼けを起こしてしまうので注意が必要です。

ドラセナの枯れた花の育て方は?

ドラセナは比較的簡単に育てることができますが、ドラセナを長く育てていると花芽がでてきて花が咲くことがあります。咲いた花をいつまでも咲かせておくと株の栄養が花に取られてしまうので、ドラセナの花芽がでてきたら花芽の根元から切ってしまいます。

また花をいつまでも咲かせておくと、花から蜜がでて葉や幹をベタベタにしてしまいます。ベタベタになった葉は埃がつきやすくなって美しくありません。

ドラセナの枯れる原因は?

ドラセナの育て方では、大切に育てているつもりなのに枯れて来ることがあります。ドラセナの元気がなくなり枯れる原因と対処法をご紹介します。

ドラセナの枯れる原因

ドラセナは丈夫で育てやすい植物ですが、枯れてしまうことがあります。枯れる原因にはさまざまあります。育て方には次のことに注意しましょう。

・日光はたりているか
・直射日光に当てていないか
・水はやりすぎていないか
・乾燥させていないか
・植木鉢の大きさは適当か
・熱い場所、寒い場所ではないか
・害虫
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ドラセナの枯れる対処法

ドラセナは日当たりを好みますが直射日光は嫌います。水やりは土が乾いたらあげます。寒さには弱いので窓際などの温度の下がる場所には置きません。このような育て方をしても枯れてしまった場合は、植え替えや挿し木で対処します。

・大きめの鉢に植え替えることで元気になります。
・元気な茎を土に挿す挿し木で対処するとまた生長させることができます。
・土にカビが生えていないか、葉に害虫がついていないかなど、日ごろからチェックしておくことがドラセナの育て方では重要です。

ドラセナの種からの育て方って?

ドラセナの種類の中でドラセナ・ドラコという種類は希少性が高い植物です。ドラセナ・ドラコは苗の入手が難しく高価なので種からの栽培がです。

元は熱帯の植物なので日本はあまり適した土地ではありません。また生長が遅いので観葉植物として生長するまでにはかなりの時間がかかります。

ドラセナ・ドラコの育て方としては、乾燥したした地域の植物なので根がいつも湿っていると根腐れを起こすので、土が乾燥するまで水を与えません。

ドラセナ・ドラコは観葉植物としては比較的大きな植物なので、肥料も高濃度のものが必要です。肥料は一般的な観葉植物と同じ窒素、リン、カリウムが入った緩効性の化学肥料を置き肥するのが上手な育て方です。

ドラセナの苗からの育て方って?

ドラセナの育て方としては、苗から育てるのが一般的ですが、水耕栽培(ハイドロカルチャー)でドラセナを育てることも可能です。ここではハイドロカルチャーでの育て方をご紹介します。

ハイドロカルチャー

ドラセナは切り戻した枝でもハイドロカルチャーは可能ですが、長く楽しみたい場合は水耕栽培用の苗が適しています。ハイドロボールを容器に入れ、水を入れたらドラセナを挿します。

ハイドロカルチャーは土を使わないので、テーブルや机の上でも育てることができます。ハイドロカルチャーでの育て方は、水を腐らせないことがポイントです。

ドラセナの室内での育て方って?

ドラセナの室内での育て方では、直射日光を避けてレースのカーテン越しの明るい窓辺に置きます。ドラセナは春から秋にかけて生長します。冬は休眠期に入るので、この生長サイクルに合わせて水と肥料を与えます。

水やり

ドラセナの育て方として、生長期の春と秋に鉢の土が乾いたらすぐに水をあげます。その後は気温が下がってきたら、水をあげる間隔をあけていきます。冬では土が乾いてから2~3日経ってから水をあげます。

土が乾燥していなくても葉が乾いてシワシワになっているときは、霧吹きで葉に水を吹きかけます。この葉に水を吹きかけることを葉水(はみず)といいます。

肥料

ドラセナは春から秋はよく生長する時期なので栄養を必要とします。ドラセナの育て方としては、この時期に肥料を与えて生長を促します。休眠期は肥料を与えると肥料焼けを起こすので注意します。

ドラセナの屋外での育て方って?

ドラセナは寒さに弱く直射日光にも弱いので、一般的には屋外には置きません。室内のインテリアとしての育て方をします。
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挿し木で丈夫なドラセナの育て方って?

ドラセナを増やす方法として挿し木があります。挿し木は枝から根を生やし、新しい木に生長させる方法です。5~9月に挿し木用の土とハサミ、小さな鉢があればできます。

・新芽のついた枝を先端から10~15cmに切ります。
・切り口を斜めにカットします。
・枝の先端の葉を3~4枚残します。
・残した葉を半分に切ります。
・枝の切り口を水に数時間つけます。
・小さな鉢の8分目ぐらいまで土を入れます。
・土の中心に穴をあけ、枝を挿します。
・土が乾かないように水をやり、日陰で管理します。
・1ヶ月ぐらいで新芽と根が生えます。
・一回り大きな鉢に植え替えます。

ドラセナを育てて幸せを呼びましょう

ドラセナの育て方をご紹介してきました。ドラセナはさまざまな種類があり、葉の形や色などが豊富な観葉植物です。新築祝いや開店祝いでプレゼントしたり、インテリアとして飾っているお宅もあります。

ドラセナは幸運に関連する花言葉を持っています。ドラセナの中には「幸福の木」とも呼ばれている種類もあります。ドラセナを育てて幸せを呼び込みましょう。
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