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【種類別】アイビーの育て方・鉢植え・地植え|スウェディッシュ

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種類別アイビーの育て方

プレクトランサス・ヌンムラリウス(スウェディッシュ・アイビー)

プレクトランサス・ヌンムラリウスは、一時期スウェディッシュ・アイビーの名前で販売されていたことがありますが、アイビーとは違うしそ科の植物です。アイビーとは違って花をつける種類などがあり、ユーラシア大陸やオセアニアの亜熱帯に約200種類分布しています。

プレクトランサス・ヌンムラリウスは、日当たりの良い場所に置き、土が乾いてきたら水を与える育て方をします。春から秋の育成期には緩効性肥料を2~3か月に1回与えます。大きくなったら株分けをして増やせますから、寄せ植えにして楽しんでも良いでしょう。

白雪姫

アイビーの中でがあるヘデラ種の白雪姫です。葉に白い斑が入って、気温が低くなると白い新芽が出てきます。白雪姫からさらに5品種新しいアイビーが生まれ、新しいタイプのアイビーです。

白雪姫の育て方は、乾いた環境を好むので、土が乾いてきたら鉢底から流れる位の水を与えます。土が常に湿った状態ですと、根腐れを起こしますので育て方に注意しましょう。置き場は、エアコンの風が当たらない明るい場所に置きます。屋外なら軒下が最適です。

肥料は年に2回、9月中旬から11月と3~4月に与えます。病気は特に心配いりませんが、葉水をしてあげてダニの発生を予防すると良いでしょう。

へデラ

アイビーの中で最もポピュラーな品種です。ウコギ科のキヅタ属に分類されるツル性の植物で、放っておくとどんどんツルを伸ばして成長します。葉の模様はさまざまあり、白い斑が入っていたり、ライトグリーンのカラーなどがあります。

とても強い性質なので、屋外でも越冬でき、青々とした色合いが一年中楽しめます。壁に這わせるとフェンスカバーとして楽しめたり、室内では水栽培をして育てることもできます。

ヘデラの育て方は、日当たりのよい場所を好みます。屋外なら直射日光を避けた明るい場所で育てます。特に夏の直射日光は葉焼けを起こすので、遮光率を高くして育てましょう。屋内では、直射日光を避けた日当たりのよい場所で育てます。

暑さにも寒さにも強い性質なので、室内でも外でも育てやすいでしょう。ベランダでの育て方は、気温が5度以下になったら室内へ取り込む育て方をします。

オカメヅタ

オカメヅタもアイビーの一種で、ヘデラ属になる植物です。とても強靭で青々とした育てやすい植物です。とても乾燥に強い性質なので、水やりは土が乾燥してから与える育て方です。常に土が湿っていると根腐れしますから注意しましょう。

乾燥する夏場は、ハダニが発生しやすくなります。葉水をたっぷり与えて、予防してあげましょう。春から秋にかけての育成期には、固形の緩効性肥料を2か月に1回ほど与えます。ただし、肥料を与えると大きく成長しますから、庭のスペースなどを考えて与えると良いでしょう。

植え付けや植え替えは、神経質にならなくても問題ありません。増やし方も簡単で、枝を切って土に挿すだけで、根が出て株が増えるお手軽な育て方です。

季節別アイビーの育て方

春になったら育成期間に入るので、土の表面が乾いたらたっぷり水を与える育て方です。乾燥しすぎると、葉が落ちるので注意しましょう。春からは、2か月に1回固形の肥料を与える育て方をします。

アイビーは明るい場所を好みますが、夏の直射日光は避けましょう。強い日差しに当たると葉焼けを起こして枯れてしまいます。夏になったら、直射日光の当たらない場所に移す育て方をします。

夏は鉢植えの場合水切れに注意して、乾いてきたらたっぷり与えましょう。夏の時期も2が月に1回肥料を与える育て方です。

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アイビーは秋までが生育期間です。水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与え、鉢底から出る位与える育て方をします。肥料は引き続き2か月に1回与えましょう。

アイビーは寒さに強く、屋外でも越冬できますが、霜に当たると枯れてしまいます。屋外で育てる時は、屋根の付いた場所に置く育て方をします。鉢植えでしたら、屋内に取り込んであゲル育て方をしましょう。

アイビーの水栽培での育て方

アイビーは、水栽培で簡単に増やせます。剪定した枝を利用して、枝の下の方の葉を取り除いて水にさします。直射日光の当たらない場所で管理して、根が生えてきたら土に植える育て方です。ガラス瓶を使って育てると根の育成が良くなり、どんどん増やす事ができるでしょう。

観葉植物用アイビーの鉢植えでの育て方

植え替え

アイビーは生育がとても旺盛なので、根の成長が早いです。鉢植えで育てると、根詰まりを起こすので、2年に1度は植え替えをする育て方をします。ひと回り大きな鉢を用意して枝を剪定します。鉢から取り出して、古い土を落として植え替えする育て方です。

植え替え時期は、4~5月と9月中旬~11月です。夏は暑さで根が弱るためさけた方が無難です。植え替えが終わったら、たっぷり水を与えて2週間後くらいに固形の肥料を与えます。ただし、5月に植え替えた場合は、9月中旬ごろまでは肥料は与えないようにしましょう。

枯れる

アイビーは、元気が無くなってくると葉が落ちます。やがて枯れてしまうので、水やりの量が適しているか見直します。水を与えすぎていると根腐れをおこし、葉が枯れることになるでしょう。

また、水を与える時は一か所に与えるのではなく、鉢の中にまんべんなく行き渡るようにします。数か所から水を注いで、鉢底から流れる位まで水を与えましょう。そして、室内で育てる時は換気も必要、最低でも1日1回は窓を開けて外の新鮮な空気を取り入れて育てます。

挿し木

アイビーは、挿し木で増やす事ができます。伸びすぎた枝を切り戻す時、茎を2~3節の長さで切ります。先端の新芽の部分は切落とし、用土を入れた鉢にぐらつかない程度挿します。根が出るまで1か月ほどかかり、半日影の場所で育てます。

挿し木のタイミングは、真夏以外の育成期間ならいつでも問題ありません。通気性を良くする、切り戻し作業を行った時にあわせて挿し木をしてみましょう。

挿し木のタイミングが悪いと、冬になっても大きく育たない場合があります。その時は、霜のあたらない場所で管理をして春になってから鉢植えする育て方をします。

アイビーの地植えでの育て方

アイビーを地植えで育てるには、ある程度温かくなってきてから土に植えると良いでしょう。温暖な地域では3月下旬から4月上旬、北の地域は5月上旬ごろ土に植える育て方をします。

アイビーを地植えする時は、一度地面を掘り起こして、腐葉土や細かい石を敷き詰めて軽く土をかけてから苗を植え付けます。ある程度成長した苗ですと、軽く根を崩してから植えます。苗のサイズが小さい場合は、苗の間隔を広めにして植えると大きく育つでしょう。

植える環境は、直射日光のあたらない明るい場所に植えましょう。霜のあたらない屋根があると一番良いでしょう。苗を植え付けた時はたっぷり水を与えますが、地植えの場合水やりはほとんど必要ありません。

場所別アイビーの育て方

室内

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室内での育て方は、直射日光をさけたレースカーテン越しの場所に置きます。エアコンの風が直接あたる場所は葉が痛むので、避けて置きましょう。特に斑入りのアイビーは、光が足りないと班が消えてしまうので注意します。

水やりは、春から秋まで土の表面が乾いたらたっぷり与えます。土全体に水が行き渡るように与えるのがポイントです。鉢底から水が流れて出るまで与え、受け皿には水をためないようにしましょう。

冬季は土が乾いてから2~3日後にたっぷり与えます。葉水は霧吹きで毎日行いましょう。

屋外

屋外での育て方は、直射日光のあたらない場所に植えてあげます。冬の時期でも北国でない限り越冬できますから心配ありません。耐寒温度は0~3度なので、鉢植えで屋外に出している場合は室内に取り込むと良いでしょう。

ベランダ

ベランダでの育て方は、風通しの良い直射日光にあたらない場所に置きます。真夏以外は、柔らかい日に当てて育てると丈夫に育つでしょう。水やりは、土が乾いてきたらたっぷりと与え、鉢底から水が流れるまで与えます。

葉水は毎日すると病害虫の予防になるでしょう。屋根のあるベランダなら、0度以下にならなければ越冬もできます。

アイビーを庭で育てると、グランドカバーや壁面緑化など簡単に作る事ができます。風通しの良い直射日光のあたらない場所に植えてあげると、グングン成長してツルを伸ばします。地植えしてしまえば、頻繁に水やりの必要もなく、手間なく綺麗に育てられます。

寄せ植えなどで楽しむ場合は、0度以下になったら屋内に取り込んであげましょう。屋内ではレースカーテン越しに置いて、土が乾いてから2~3日後にたっぷり水を与えます。温かくなったら屋外に出して、土が乾いたら水をたっぷり与えます。

病害虫

ハダニ

黄緑や赤い色をした0.5mm位の害虫です。葉の裏側で吸汁します。アイビーにハダニが吸汁した箇所は、白井斑点状になります。放置していると枯れてしまうので、見つけ次第駆除しましょう。

アブラムシ

アブラムシは2~4mm位の大きさで、葉や蕾に群生して吸汁します。見つけ次第駆除しない、アイビーが枯れてしまう事もあります。アブラムシは、スス病などのウイルスを媒介する恐れがあり、吸汁された傷からアイビーにウイルスが侵入してしまい発病します。

特にアイビーが小さい時は、吸汁されただけで枯れてしまうことがありますから、見つけ次第駆除する育て方をします。

カイガラムシ

3mm位の小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。アイビーに付着して吸汁して成長する害虫です。体からワックスを出して防衛して成長します。アイビーにカイガラムシが付着すると株が弱り、そのまま枯れてしまいます。見つけたら駆除してあげましょう、

アイビーは初心者向きの観葉植物

アイビーの育て方は簡単でした。とても強靭な性質なので、グングンとツルを伸ばして成長します。成長した部分は、定期的にカットしあげると増えすぎることもなく、綺麗な状態を保てるでしょう。

アイビーは挿し木にしたり、水栽培でも育てられました。屋内のインテリアとしても最適で、お部屋をおしゃれに飾れるでしょう。アイビーはさまざまな斑が楽しめるので、何種類か育てて、お庭をアレンジすると素敵です。

初心者でも簡単に育てられて、安い価格で手に入るアイビー、育て方も簡単で初めて植物を育てる人にもです。
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